「中央競馬と地方競馬は何が違うの?」
「中央競馬と地方競馬で勝ちやすい方はどっち?」
競馬の予想を始めたばかりの人や、競馬をこれから始めようと考えている人の中には、「中央競馬」と「地方競馬」の違いが分からないという人も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、当てやすく勝ちやすいのは「地方競馬」です。
中央競馬と地方競馬には、以下の6つの違いによっても勝ちやすさは変わってきます。
- 主催者が違う
- 開催する競馬場(コース)が違う
- 開催レースの規模や知名度が違う
- 所属騎手や調教師が違う
- レースの開催日程が違う
- 馬券を購入できるアプリが違う
この記事では、中央競馬と地方競馬の明確な違いのほかに、勝ちやすい開催レースの種類といった役に立つ情報を解説していきます。
この記事の内容を理解することで、今日から始める競馬予想の勝率がUPするでしょう。
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目次
中央競馬に比べて「地方競馬」が当てやすい理由
中央競馬と地方競馬では、大勢が購入して馬券が売れる中央競馬の方が、オッズ下落が少なくて勝てるイメージを持っている人も多いかも知れません。
しかし多くのベテランがいる中央競馬より、専門的な知識を持っている人が少ない地方競馬の方が勝ちやすいという見方もできます。
特に「今から競馬を始めようかと考えている」「まだ競馬を始めたばかり」という競馬初心者は、競馬場の特性・騎手の特徴・馬の素質などを知り尽くしている人が大勢いる中央競馬より、地方競馬の方がおすすめです。
それでは、地方競馬の方が勝ちやすい理由について見てみましょう。
プロの馬券師が少ない
中央競馬には、馬券を的中させることで生計を立てているプロ馬券師が大勢います。プロ馬券師の中には、年間回収率は100%を大きく超えている人も多くいるのも実情です。
もともとの馬券で控除率によって約25%も取られる上に、回収率100%を超える馬券師が多くいると、その分だけ平均より勝たなければ、プラスにはならないということになります。
その点に関しては、中央競馬より圧倒的に売り上げが少ない地方競馬のプロの馬券師は、中央競馬に比べると少ないです。
したがって地方競馬の方が勝てる確率は高いといえるでしょう。
地方競馬に特化した情報が少ない
中央競馬の情報は、テレビ・YouTube・新聞・専門予想紙・予想サイトなど、各メディアが競うように情報発信を行います。
そのため多くの情報が得やすく、自分だけが知っている情報という武器が使いづらいです。
地方競馬の特定の場に絞って馬券を購入していると、地方競馬の情報発信は少ないため、極わずかな人しか気付けない、ポイントなどが見えてくるかもしれません。
特別な情報だけでなくとも、以下の情報を知っているだけでかなり予想に有利となります。
- 特定の競馬場のジョッキーに癖を把握している
- 天候によって変わる競馬場の特性が分かる
- 出走する馬の走り方をずっと見てきた
本当に勝ちたいなら、どこか特定の地方競馬に特化して「騎手・馬・競馬場」情報をしっかり整理して、予想に役立てることがおすすめです!
地方競馬の予想新聞については、別記事で詳しく解説していますので、こちらをご覧ください。
競馬初心者でも予想がしやすい
地方競馬は中央競馬より当てやすい特徴があります。
その理由は以下の通りです。
- 出走頭数が少ない
- 馬の実力差がハッキリしている
- 騎手の実力差も離れている
- 先行馬有利なので展開が読みやすい
当てやすいから勝ちやすいかと言えば、そうではありませんが、初心者でも中央競馬より予想がやりやすいことは間違いありません。
普段中央競馬を購入していて、当たらないと悩んでいる人にも、地方競馬で的中させて調子を回復させる手もあります!
情報さえ手に入れば勝ちやすい
地方競馬のデメリットは、中央競馬に比べ「テレビ」「YouTube」「新聞」「専門予想紙」などが発信する情報が少ないことです。しかし競馬初心者の方でも予想自体はしやすいというメリットがあります。
つまり…。
地方競馬にも特化した予想公開サイトさえ見つけることができれば初心者でも稼げる可能性が高いということ。
一般的な人は新聞やメディアで得られる情報しか知らないため、地方競馬にも特化した予想サイトを使えばその辺の競馬ファンよりもより精度の高い予想情報を手に入れることが可能です。
▼地方競馬予想や情報収集におすすめのサイト5選
回収率を重要視するのであれば「トッカ」、的中率を上げたいのであれば「えぶり」を使うと良いでしょう。
ここでは詳しく話しませんが、「よく当たる地方競馬予想おすすめサイトランキング」内で詳しく解説していますので是非使ってみると良いでしょう。
それでは中央競馬と地方競馬の違いについてさらに詳しく解説していきます。
■注目の重賞レース記事
中央競馬と地方競馬6つの違い
日本には競馬が楽しめる公営ギャンブルとして、「中央競馬」と「地方競馬」という2つの形態の団体が存在します。
日本特有スタイルの「ばんえい競馬」という特殊なものが地方競馬にはありますが、その他のルールでは、両者に大きな違いはありません。
今まではメジャーな存在の中央競馬に対して、地方競馬に関してよく知らないという人は多かったです。
今インターネット投票の普及によって、手軽に購入できるようになった地方競馬に興味を持ち始める人が急増中!今後は地方競馬にも要注目です。
開催レースの主催者が違う
中央競馬の主催者はJRA(日本中央競馬会)で、全国に10ヶ所ある中央競馬を開催可能な競馬場をすべて統括し運営しています。
一方で地方競馬の主催者は、開催競馬場がある各地方自治体です。
JRAのように、1つの団体が全国に点在する競馬場を運営するスタイルではなく、各地方自治体が基本的には独立して運営していますが、地方競馬全国協会(NAR)によって連携はされています。
NARよりJRAの方が規模は圧倒的に大きく、大リーグで例えるとメジャーリーグとマイナーリーグの関係性に近いかも知れません。収益も安定しているJRAに比べて、赤字経営で閉鎖する競馬場もあったNARですが、近年は売り上げが伸びて順調に回復しているようです。
開催する競馬場(コース)が違う
中央競馬と地方競馬では、開催される競馬場が異なる点も違いだと言えるでしょう。
中央競馬の開催場(全10か所) | ||||
---|---|---|---|---|
函館競馬 | 札幌競馬 | 福島競馬 | 新潟競馬 | 中山競馬 |
▶︎函館競艇場の特徴を見に行く | ▶︎札幌競艇場の特徴を見に行く | ▶︎福島競艇場の特徴を見に行く | ▶︎新潟競艇場の特徴を見に行く | ▶︎新潟競艇場の特徴を見に行く |
東京競馬 | 中京競馬 | 京都競馬 | 阪神競馬 | 小倉競馬 |
▶︎東京競艇場の特徴を見に行く | ▶︎中京競艇場の特徴を見に行く | ▶︎京都競艇場の特徴を見に行く | ▶︎阪神競艇場の特徴を見に行く | ▶︎小倉競艇場の特徴を見に行く |
地方競馬の開催場(全17か所) | ||||
---|---|---|---|---|
帯広競馬 | 門別競馬 | 盛岡競馬 | 水沢競馬 | 浦和競馬 |
船橋競馬 | 大井競馬 | 川崎競馬 | 金沢競馬 | 笠松競馬 |
名古屋競馬 | 園田競馬 | 姫路競馬 | 高知競馬 | 佐賀競馬 |
札幌競馬場・中京競馬場は中央競馬と共通開催 |
※中京と札幌競馬場は中央競馬は開催していますが、地方競馬の開催は長らく行っていませんので、地方競馬の開催場は実質15会場だと言えます。
中央競馬の開催場には芝とダートのコースが設置されていますが、地方競馬ではダートが主流で芝コースは盛岡競馬場だけとなっています。これは芝コースの維持費が高いことに加えて、地方競馬では競馬場自体が狭いため設置が難しいという理由からです。
さらに地方競馬はコースが短く、コーナーが中央競馬に比べると急という特徴もあります。そのため地方競馬では、追い上げが効きづらく先行馬が有利です。
以下の記事では全国15箇所の地方競馬場のコース特徴や予想する上でおすすめの競馬場についてまとめていますので、詳しく知りたい人はご覧ください。
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開催レースの規模や知名度が違う
中央競馬と地方競馬では開催されるレースの規模が違います。
開催レース | 代表的な開催レース | ||
中央競馬 | GⅠ・GⅡ・GⅢ・JGⅠ・JGⅡ | 皐月賞・天皇賞・オークス・日本ダービー・有馬記念など | |
地方競馬 | GⅠ・JpnⅠ・JpnⅡ・JpnⅢ・GDJ・3SS・DS・SSS・3YO・未来・BG1・BG2・BG3・H1・H2・H3・M1・M2・M3・SⅠ・SⅡ・SⅢ・SPⅠ・SPⅡ・SPⅢ・重賞Ⅰ・重賞Ⅱ重賞Ⅲ | 東京大賞典・名古屋大賞典・全日本2歳優駿など |
日本中が盛り上がるG1競走を筆頭に、地方競馬のレースとは比べ物にならないほど、中央競馬のレースでは大きな賞金が出るため、強い馬のほとんどは中央競馬に集まります。
他にも以下の様な違いもあり、すべてにおいて中央競馬と地方競馬ではレベルが違うといえます。
- 売上
- 賞金
- 競走馬のレベル
- マスコミでの取り上げられ方
ただし、過去にはオグリキャップやイナリワンなど、地方競馬出身で中央競馬のG1タイトルを獲った名馬も複数頭存在します。
地方競馬のレベルについては、別記事で詳しく解説していますので、こちらをご覧ください。
所属騎手や調教師が違う
騎手や調教師など競走馬に関わる人も、中央競馬と地方競馬では違います。
これはそれぞれの団体に所属するには、JRAにはJRAのNARにはNARのそれぞれの固有の免許が必要だからです。
競走馬もジョッキーも所属していなくても、条件を満たせば出場できるレースはありますが、常にJRAのレースに出るためには専用の免許が必要になります。
そのため地方競馬でデビューした騎手が、途中からJRAの試験を受け中央競馬で活躍する騎手もいます。有名な騎手は先駆けの安藤勝己騎手を始め岩田康成騎手・戸崎圭太騎手などが代表的です。
開催日や時間が違う
中央競馬と地方競馬では開催日時が違います。これは馬券を購入する側として、一番大きな違いかもしれません。
基本的に土日の日中しか開催しない中央競馬に対して、地方競馬では平日開催やナイター開催など、中央競馬と同時刻の開催を避けてレースが開かれます。
地方競馬ではたとえ大きな大会でも、中央競馬と時間が被らないように平日に開催されるものが多いです。
購入者にとったら嬉しいことで、土日は中央競馬を楽しんで、平日も日中からナイターまで競馬を楽しむ事が可能となります。
馬券を購入できるアプリが違う
サービス名 | 購入できるレース |
---|---|
即PAT | 中央競馬・月、金以外の地方競馬の一部 |
A-PAT | 全ての地方競馬 |
楽天競馬 | 全ての地方競馬 |
SPAT4 | 全ての地方競馬 |
オッズパーク | 一部の地方競馬 |
ご覧の様に代表的なネット購入の方法を比較すると即PAT以外は中央競馬の馬券をネットから購入することができません。
スマホから購入するなら即PATは必須ですね。
使用可能になるまで時間がかかりますが、A-PATもあると中央・地方どちらのレースにもいつでも参加できるのでおすすめです。
中央競馬と地方競馬のネット購入が可能な即PATの使い方は以下の記事で詳しく解説していますので、こちらをご覧ください。
まとめ
今回は中央競馬と地方競馬の違いについて解説してきました。
中央競馬と地方競馬には6つの違いがあり、競馬予想に慣れていない人は地方競馬から初めてみるのが良いでしょう。
今までは規模の大きさから中央競馬にばかり注目が集まっていましたが、最近では地方競馬も身近な存在になってきたため需要が増加中です。
今のところ地方競馬に突出して予想している人は少ないため、特に競馬初心者の人が勝ちを目指すなら地方競馬の方をおすすめします!
この記事を読むことで、中央競馬と地方競馬の理解が深まり、馬券購入のお役に立てると幸いです。
地方競馬の勝率を上げるために、活用できる地方競馬に特化した競馬予想サイトも併せてご活用ください。
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- 11月17日 東京10R 977,280円的中
- 11月10日 京都10R 621,520円的中
- 11月03日 東京11R 925,080円的中
- 10月27日 京都02R 1,109,040円的中
- 10月22日 浦和07R 809,800円的中
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