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【天皇賞・秋2024 予想】本命は「リバティアイランド」!展開予想、過去の傾向

更新日:
天皇賞・秋

これまで多くの名馬が勝利してきた天皇賞・秋

近年の天皇賞・秋といえば、2008年のウオッカとダイワスカーレットの超接戦が印象に残っている方は多いでしょう。

【動画】2008年 天皇賞・秋

今年は、3冠牝馬リバティアイランド、有馬記念馬のドウデュース、皐月賞馬のジャスティンミラノ、大阪杯馬のベラジオオペラなど、好メンバーが揃いそうです。

毎年熱いレースが繰り広げられる当レース。

今年は一体どんなレースになるのでしょうか。


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天皇賞・秋2024の予想(本命・対抗・単穴・連下)

2024年の天皇賞・秋を予想していきます。

天皇賞・秋の予想印

◎リバティアイランド
◯ダノンベルーガ
▲レーベンスティール
△ソールオリエンス
△ジャスティンパレス
△ドウデュース

◎はリバティアイランド
かなり悩みましたが、この馬のベストは2000mと判断しました。

ドバイでは外からいい脚で上がってきましたが、途中で脚がなくなり3着。

その止まり方は、明らかに距離に限界があるような止まり方でした。

「いや、リバティアイランドはオークスで強い勝ち方をしてるじゃないか」

と思われる人もいるかと思われますが、明らかにマイラーだったアパパネですらオークスを勝利しています(アーモンドアイは例外)。

この2000mであれば、最後まで止まらずに伸びきれるのではないでしょうか。

◯はダノンベルーガ
この馬のベストはこの天皇賞・秋の舞台。

ただ、この馬は右トモに幼い頃から古傷を負っており、パドックでもおかしな歩様をしています。

そんな当馬ですが、堀調教師いわく

「右トモの状態は今回は良い」

とのこと。

調教に関しては相変わらずの辛口でしたが、右トモの調子が良くなれば、この馬はG1級の走りを披露できると考えられます。

なので、パドックで歩様を確認してから買うのもいいかもしれません。

もし去年のジャパンカップと比較してスムーズに歩けていたならば、「買い」です。

スムーズでなければ、ワイドは買わずに、馬連と3連複のみでいいかもしれません。

▲はレーベンスティール
秋G1で無敵の強さを誇っているルメール騎手ですが、今回は馬の能力が他の馬と比較して劣っている印象です。

ただ、ルメール騎手がこの馬で天皇賞・秋に参戦するということは、それなりに勝機はあるのでしょう。

正直、切れ味勝負ではリバティアイランドやドウデュース、ましてやジャスティンパレスやソールオリエンスにも劣ります。

そのため、後方ではなくかなり前めにつけるのではないでしょうか。

これは余談ですが、この馬に2000mは短いような気がします。

来年の天皇賞・春でぜひとも見たい馬です。

天皇賞・秋2024の買い目

ワイド12 – 10(1点)
馬連流し12 – 6、7、10、11、14(5点)
3連複軸1頭流し12 – 6、7、10、11、14(10点)

出馬表

馬番馬名性齢斤量騎手
11ベラジオオペラ牡458横山和生
22マテンロウスカイセ558横山典弘
3ステラヴェローチェ牡658佐々木大輔
34タスティエーラ牡458松山弘平
5ノースブリッジ牡658岩田康誠
46ソールオリエンス牡458横山武史
7ドウデュース牡558武豊
58キングズパレス牡558A.シュタルケ
9ホウオウビスケッツ牡458岩田望来
610ダノンベルーガ牡558C.デムーロ
11ジャスティンパレス牡558坂井瑠星
712リバティアイランド牝456川田将雅
13シルトホルン牡458大野拓弥
814レーベンスティール牡458C.ルメール
15ニシノレヴナントセ458田辺裕信

展開予想

逃げるのはホウオウビスケッツで間違いないでしょう。

それも、去年のジャックドールのような変な逃げになるかもしれません。

なぜなら、岩田望来騎手が父のように絶妙なペースで逃げられるとは思えないからです。

これに父が乗るノースブリッジがついていき、岩田親子が引っ張っていく展開となるでしょう。

そして、これに横山典弘、和生親子がついていく展開になるのではないでしょうか。

また、レーベンスティールも切れ味勝負では分が悪そうなため、ルメール騎手が先行競馬を選ぶ可能性が高いです。

天皇賞・秋2024年の想定馬・想定騎手

想定出走馬、想定騎手に加え、一言ずつ解説していきます。

リバティアイランド

競走馬情報

牝4 父:ドゥラメンテ
想定騎手:川田 前走:ドバイシーマ3着

3冠牝馬はここから始動。

ドバイシーマが案外だったのは気がかりですが、力に衰えがなければここでも主役を張ることができるでしょう。

ドウデュース

競走馬情報

牡5 父:ハーツクライ
想定騎手:武豊 前走:宝塚記念6着

宝塚記念はまさかの敗戦。

近年では珍しい叩き良化型の馬なので、ここではなく狙いはジャパンカップか有馬記念ではないでしょうか。

【有力】ジャスティンミラノ

競走馬情報

牡3 父:キズナ
想定騎手:戸崎 前走:ダービー2着

ダービー2着からの直行参戦。

全く同じローテでエフフォーリアが勝利しており、余程の状態落ちがなければここでも好走は必至でしょう。

ジャスティンパレス

競走馬情報

牡5 父:ディープインパクト
想定騎手:坂井 前走:宝塚記念10着

去年の2着馬ですが、今年はいいところがありません。

天皇賞・秋はリピーターが多いのは追い風ですが、差しが苦手な坂井騎手というのは気がかりです。

ベラジオオペラ

競走馬情報

牡4 父:ロードカナロア
想定騎手:横山和 前走:宝塚記念3着

ロードカナロア産駒ですが、2200mまで走る偉い馬です。

当レースはパンサラッサが来ているように、ロードカナロア産駒の成績は悪くありません。

ここも人気しなさそうなため、狙い目の馬かもしれませんね。

【穴】ソールオリエンス

競走馬情報

牡4 父:キタサンブラック
想定騎手:横山武 前走:宝塚記念2着

不振が続いていましたが、宝塚記念は2着と久々の好走。

当馬は実は左回りの方が得意という説もあり、キタサンブラック産駒の3連覇も期待できそうです。

ダノンベルーガ

競走馬情報

牡5 父:ハーツクライ
想定騎手:未定 前走:ドバイターフ3着

ドバイと天皇賞・秋だけ走る馬。

調子落ちがなければ、また3着に来てもおかしくはありません。

天皇賞・秋2024の基本情報

天皇賞・秋は、マイラーも中長距離馬も集まる、最もメンバーの揃うG1です。

2023年は、最強馬のイクイノックスがあっさり先行し、あっさり後続を退けるという、異次元のレースを披露しました。

また、タイムは1:55:2という驚愕のレコードタイムで、世界最強馬の名を欲しいままにしたレースでした。

近年はアーモンドアイ、イクイノックスという歴代最強クラスの馬が無双していたため、1番人気の成績が極めて優秀です。

ただ、2018年より前は、10番人気のステファノスや13番人気のレインボーラインが来るなど、紐が荒れることもありました。

この天皇賞・秋ですが、最近は連覇が目立っており、2019年、2020年のアーモンドアイ、2022年、2023年のイクイノックスが、シンボリクリスエス以来の連覇を達成しています。

ただ、今年はイクイノックス、アーモンドアイ級の馬は不在なため、多少傾向が変化する可能性もあります。

天皇賞・秋ってどんなレース?

非常に伝統あるG1である天皇賞・秋。

当レースの歴史は非常に古く、何と創設は1938年です。

当時から春と秋が存在し、1983年までは現在は存在しないコースである東京芝3200mで行われていました。

1984年のグレード制導入後、ジャパンカップも創設されたことで、芝2000mに変更。

現在行われている条件となりました。

また、天覧競馬が行われることもあり、2005年と2012年、2023年の3度行われています。

当レースは、芝2000mという形態から、マイラーから中長距離馬が集まるレースであり、メンバー的には全G1で一番と言われています。

ダイワメジャー、カンパニー、ジャスタウェイ、モーリス、アーモンドアイといったマイル寄りの馬が勝利することもあれば、スーパークリーク、テイエムオペラオー、キタサンブラックといった長距離寄りの馬が勝利することもあり、非常に面白いレースが毎年繰り広げられます。

このように、天皇賞・秋は、全G1の中でも最もメンバーが揃うレースと言っても過言ではありません。

天皇賞・秋2024年予想に必要なデータ

ここでは、天皇賞・秋の過去の傾向など、予想に必要なデータを紹介します。

天皇賞・秋 過去10年の結果

すべて東京芝2000m

馬名騎手血統
23良1イクノイックス牡4C.ルメール1キタサンブラック
2ジャスティンパレス牡4横山武史6ディープインパクト
3プログノーシス牡6川田将雅3ディープインパクト
22良1イクノイックス牡3C.ルメール1キタサンブラック
2パンサラッサ牡5吉田豊7ロードカナロア
3ダノンベルーガ牡3川田将雅4ハーツクライ
21良1エフフォーリア牡3横山武史3エピファネイア
2コントレイル牡4福永祐一1ディープインパクト
3グランアレグリア牝5C.ルメール2ディープインパクト
20良1アーモンドアイ牝5C.ルメール1ロードカナロア
2フィエールマン牡5福永祐一5ディープインパクト
3クロノジェネシス牡4北村友一2バゴ
19良1アーモンドアイ牝4C.ルメール1ロードカナロア
2ダノンプレミアム牡4川田将雅3ディープインパクト
3アエロリット牝5戸崎圭太6クロフネ
18良1レイデオロ牡4C.ルメール2キングカメハメハ
2サングレーザー牡4J.モレイラ4ディープインパクト
3キセキ牡4川田将雅6ルーラーシップ
17不1キタサンブラック牡5武豊1ブラックタイド
2サトノクラウン牡5M.デムーロ2Marju
3レインボーライン牡4岩田康誠13ステイゴールド
16良1モーリス牡5R.ムーア1スクリーンヒーロー
2リアルスティール牡4M.デムーロ7ディープインパクト
3ステファノス牡5川田将雅6ディープインパクト
15良1ラブリーデイ牡5浜中俊1キングカメハメハ
2ステファノス牡4戸崎圭太10ディープインパクト
3イスラボニータ牡4蛯名正義6フジキセキ
14良1スピルバーグ牡5北村宏司5ディープインパクト
2ジェンティルドンナ牝5戸崎圭太2ディープインパクト
3イスラボニータ牡3C.ルメール1フジキセキ

天皇賞・秋 過去の傾向

天皇賞・秋の過去10年の傾向を見ていきましょう。

1番人気が圧倒的に強く高配当は期待できない

天皇賞・秋は1番人気が圧倒的に強く、7-1-1-1と驚異的な強さを誇っています。

唯一期待を裏切ったのは、2018年のスワーヴリチャードで、ゲートのアクシデントでスタート直後でレースを止めてしまった例です。

そのため、天皇賞・秋に関しては、連系の馬券を購入するのであれば、あまり考えずに1番人気を軸にしてもいいのかもしれません。

ただ、2番人気の成績は1-2-2-5で普通ですが、3番人気は1-1-1-7で複勝率30%と微妙です。

なぜか6番人気が強く、0-1-4-5と、複勝率50%を誇ります。

よって、3連系を購入するのであれば、6番人気を入れてもいいかもしれません。

ちなみに、近5年の3連単配当は、1万円以下が4度と極めて低配当が続いています。

しかし、その期間はアーモンドアイ、イクイノックスという歴代最強クラスの名馬が存在したことが、低配当の理由であるといえそうです。

6歳馬以上の入着は過去10年でゼロ

天皇賞・秋は、過去10年で6歳以上の馬は一切馬券に絡んでいません。

よって、もしプログノーシスが出てくるのであれば、かなり気になるデータとなります。

勝率・複勝率が高いのは3歳で、出走数は少ないですが2-0-2-7と好成績です。

特に、ここ5年は3歳馬が2勝もしており、今年はダービーから直行のジャスティンミラノに期待が集まります。

近年はG1からの直行組の天下

近年はG1からの直行組ばかりが馬券に絡んでいます。

天皇賞・秋の最も重要なステップレースである毎日王冠を経由した馬は、2019年のアエロリット以来3着以内に入っていません。

ただ、G2・札幌記念組だけは話が別です。

2022年のパンサラッサ、2023年のプログノーシスなど、2年連続で馬券に絡んでいます。

よって、前走G1組、札幌記念組以外は評価を下げる必要があるでしょう。

リピーターが多い

当レースはリピーターの多いレースです。

2013年2着、2017年2着のジェンティルドンナ、2014年3着、2015年3着のイスラボニータ、2015年2着2016年3着のステファノス、2019年1着、2020年1着のアーモンドアイ、2022年1着、2023年1着のイクイノックスなど、リピーターが非常に多いです。

よって、予想をする際は、去年の着順もチェックすることをお勧めします。

ルメール騎手が圧倒しているが盲信は禁物

天皇賞・秋は、過去10年でルメール騎手が5勝、3着2回と、圧倒的な強さを見せています。

ただ、この数字には少しからくりがあります。

どういうことかと言うと、アーモンドアイ、イクイノックスという歴代最強クラスの馬が4度も勝利していることです。

強い馬に乗ってちゃんと結果を出すルメール騎手もさすがですが、2014年のイスラボニータ。2020年のグランアレグリアなど、明らかに距離の長い馬に関しては3着まで持ってくるのがやっとです。

また、2017年のソウルスターリングのように、明らかに急激に力の落ちた馬ならば、ルメール騎手でも持ってくることはできません。

よって、ルメール騎手というだけで飛び付くのではなく、きちんと馬を見て判断するのがいいでしょう。

ルメール騎手より川田騎手が狙い目?

実は、天皇賞・秋に最も強いと言える騎手は、ルメール騎手よりも川田騎手です。

川田騎手は、天皇賞・秋を勝利したことはありませんが、過去10年で複勝率は50%と、優秀な成績を収めています。

しかも、その中で1番人気はゼロ。

6番人気を2度も3着に持ってくるなど、極端な人気薄でなければ外せません。

よって、本当の天皇賞・秋に強い騎手は、ルメール騎手でなく川田騎手なのかもしれません。

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