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【日本テレビ盃2024 予想】本命は「ウシュバテソーロ」!展開予想、過去の傾向

更新日:
日本テレビ盃

2024年9月25日(水)、船橋競馬場で日本テレビ盃(JpnⅡ)が行われます。

国内では秋のJBC競争へのたたき台として位置付けられるこのレース。

近年は米国のブリーダーカップ出走を目指す馬の始動戦としても扱われています。

今年はG1級のメンバーが船橋に集結。注目は、昨年このレースを勝利してブリーダーズカップに挑戦したウシュバテソーロ。年内で引退することが予定されており、生で彼の雄姿が見られる機会はあとわずかです。

他にも昨年ブリーダーズカップ2着のデルマソトガケ。ダートで安定的な成績を残すウィリアムバローズ、22、23年の帝王賞を連覇したメイショウハリオと中央勢は豪華メンバーが名を連ねました。

実力通りの人気決着になるのか。それとも、地方勢の逆襲はあるのか。

今年も注目の1戦となりました。


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日本テレビ盃2024の予想(本命・対抗・単穴・連下)

オールカマーの予想印

◎ウシュバテソーロ
〇デルマソトガケ
▲ナニハサテオキ
△ウィリアムバローズ
△メイショウハリオ
△ギガキング

◎ウシュバテソーロ
実績は言わずもがな。夏負けだけが懸念点でしたが、調教の内容をみても昨年以上の調整内容を積んでいると言えます。

後はレースでデルマソトガケがどんなプランを打つかです。大逃げでもされない限りは、勝つのはウシュバテソーロでしょう。

〇デルマソトガケ
このメンバーであれば、楽に番手に付けることが出来るかと思われます。

進出のタイミングも自由に計れるでしょうし、ルメール騎手の手綱さばきに期待です。

流石に本番を見据えた調教内容ですが、その中でもしっかりと時計を出すところは出せています。

この状態で良いパフォーマンスを残せば、本番で本命に据える判断をしてもいいかもしれません。

▲ナニハサテオキ
オッズ的に面白いのがこの馬です。

デルマソトガケとウィリアムバローズの先行争いや、3角からのペースアップなどの展開で差し馬に流れが向く流れになるかと思われます。

十分なフットワークを持つ同馬の末脚が、直線で発揮されるでしょう。

夏に1度たたいたローテもプラスです。

日本テレビ盃2024の買い目

3連単フォーメーション4→7=2、9、11、13(8点)
3連複軸2頭流し4ー7ー2、9、11、13(4点)
ワイド流し9ー4、7(2点)

出馬表

枠番馬番馬名性齢斤量騎手
11ソルトゴールド牡556大畑慧悟
22ウィリアムバローズ牡657坂井瑠星
33ホウオウトゥルース騙856岡村健司
44ウシュバテソーロ牡758川田将雅
5キャッスルトップ牡657仲野光馬
56コラルノクターン牡756木間塚龍馬
7デルマソトガケ牡456C.ルメール
68ゴールドハイアー牡656石崎駿
9ナニハサテオキ牡556森泰斗
710マイネルヘリテージ牡556松戸政也
11ギガキング牡656吉原寛人
812シンコーマーチャン牡1056加藤聡一
13メイショウハリオ牡757浜中俊

展開予想

ウィリアムバローズとデルマソトガケが先手を争う形となるでしょう。

ウィリアムバローズが内枠を引いたことから、デルマソトガケに被されないように逃げると思われます。

後者が逃げ馬の外の番手に付け、良きタイミングで進出していく形になるかと思われます。

人気のウシュバテソーロはそれら先行馬を前に、内ラチ沿いで脚をじっくり溜め、差すタイミングを計っていくことになるでしょう。

日本テレビ盃2024年の注目馬情報

日本テレビ盃の注目馬情報を詳しく解説していきます。

【中央馬】ウシュバテソーロ

競走馬情報

性齢:牡7
所属:美浦 高木登
馬主:了徳寺健二ホールディングス
父:オルフェーヴル
主な勝ち鞍:23年ドバイワールドC

世界に誇る日本ダート界のトップホース。

昨年5着に終わったBCクラシックのリベンジへ、今秋も船橋から米国へと挑みます。

ここまでの過程も順調そのもの。昨年同様8月下旬から美浦ウッドでの乗り込みを開始。1週ごとに負荷が強まっていることから、過程に対し特に不安視するところはありません。

今年も秋初戦を日本テレビ盃に設定。昨年、同レースの舞台設定について陣営は、ウシュバテソーロにとって最適なレースではない旨のコメントを残しながらも、終わってみれば楽勝でした。

同馬にとって条件は大きな障壁になりません。今春海外遠征での強敵たちとの善戦ぶりからも、能力の衰えも感じさせません。

追い込み脚質ではありますが、超スローペースになった昨年の東京大賞典も4角7番手と後方から直線で豪脚をみせて勝利。展開の不利もこの馬には関係ありません。

粒ぞろいのメンバー構成となった今回ですが、勝利の確率は極めて高いでしょう。

【中央馬】デルマソトガケ

競走馬情報

性齢:牡4
所属:栗東 音無秀孝
馬主:浅沼廣幸
父:マインドユアビスケッツ
主な勝ち鞍:23年UAEダービー

昨年のブリーダーズカップクラシック2着馬。大偉業まであと1歩の健闘をみせました。

今春も果敢に海外に挑戦。サウジC5着、ドバイワールドC6着とともに結果は出せませんでしたが、ともに敗因は明確です。

前者は過去にパンサラッサが勝利しているように、ワンターンで高いスピード力を維持出来る馬が結果を出しやすいレース。その中で勝ち馬との着差がわずかの5着は、惜しい結果と言えます。

後者は度外視可能のレース内容でした。レース前に突如の鞍上乗り替わり。ゲート内ではテンションが上がってしまい、体力を消耗。スタートはまずまずだったにも関わらず、控える競馬を選択してしまう判断ミス。

先行して持ち味のスタミナを生かす競馬が得意な同馬。4つのコーナーがあるレース、鞍上がルメール騎手に戻る点など、今回はどれをとっても条件は好転します。

また、マインドユアビスケッツ産駒は基本情報として揉まれ弱い部分があります。

今回はメンバー構成をみても、先行馬がそこまで多くありません。楽に位置を取ることが出来そうで、この馬にとっては自分の競馬がしやすいと言えます。

能力的には勝ち負けを期待していい1頭です。

【中央馬】ウィリアムバローズ

競走馬情報

性齢:牡6
所属:栗東 上村洋行
馬主:猪熊広次
父:ミッキーアイル
主な勝ち鞍:24年東海S

ダートで14戦11連対と安定的な実績を誇る同馬。

先行力が武器で、今回のメンバー構成から楽にハナを切ることが出来る馬です。

大きな懸念点は左回り。

実績を見てもわかる通り、キャリア18戦の内、3着以内はすべて右回りでした。

前走の映像を見てもわかる通り、左回りになると直線でなかなか手前を替えられず、最後の一段階での伸びをみせることが出来ませんでした。

続けての左回りのレース選択で、前走の経験が生き、かつ調教での状態が良ければ巻き返す可能性は出てきます。

今後の状態に注目したい1頭です。

【中央馬】メイショウハリオ

競走馬情報

性齢:牡7
所属:栗東 岡田稲男
馬主:松本好雄
父:パイロ
主な勝ち鞍:23年帝王賞

帝王賞連覇に加え、船橋で行われた23年かしわ記念も勝利するなど、輝かしい実績を誇る馬です。

それだけに、今回はとにかく状態の良し悪しが最大のポイントになります。

今春は初の海外遠征でサウジアラビアに遠征しましたが、すくみ(筋肉の硬直)の影響で歩様を乱し、サウジCを出走回避に。国内復帰戦で3連覇を目指して出走した帝王賞では、直線で本来の末脚をみせることが出来ず、9着に敗れました。

年齢とともにズブさも出てきている点、たたいて上昇する同馬の特徴として、休み明けというのもポイントになってくるでしょう。

昨春のような状態に戻っているのか。調教をみて、調子を判断したい馬です。

【地方馬】ナニハサテオキ

競走馬情報

性齢:牡5
所属:浦和 平山真希
馬主:(株)目黒牧場
父:ジャングルポケット
主な勝ち鞍:24年フリオーソレジェンドC

今回、地方勢からピックアップしたいのはこの馬。

地方競馬移籍後、11戦11連対と驚異の砂適性をみせているナニハサテオキ。

一番の魅力はフットワークの良さ。前走の映像を見てもらえれば分かる通り、直線での脚の上がり方、回転は、いい意味で他馬とは全く異なる動きでした。

川崎移籍後は1400m~1600m戦を中心に使われていましたが、特徴としてスタートや二の脚がゆっくりな点があることから、距離1800mは条件が向く舞台だと考えられます。

近走は2走前のマイル戦でやはり出遅れ、テンでレースの流れに乗りきることが出来ずに2着に敗れました。

一方前走のフリオーソレジェンドCは出遅れたものの、距離延長で流れがぴたりと合いました。3角~4角のスパイラルカーブで加速し、直線でもスピードは加速。見事勝利し、同舞台への高い適正を感じさせました。

たたき2戦目である今回。強敵たちが休み明け初戦を迎える馬が多いことからも、この馬が馬券圏内に入ってくる可能性は十分にあります。

日本テレビ盃2024年 基本情報

近年では米国ブリーダーズカップに挑む中央勢の始動戦として使われることも多くなりました。

国内では1着馬にJBCクラシックへの優先出走権が付与されることから、ダート界でも実力馬が多く始動戦に位置づけているこのレース。

近10年で中央勢8勝、地方勢2勝と一見中央勢優勢のレースも思えますが、19年から5年連続で地方勢が馬券圏内に好走しています。

前述の通り、中央勢が夏休み明けとして使うことが多い一戦ですから、実力通りに決まるとは考え辛い戦いになります。

日本テレビ盃ってどんなレース?

例年9月下旬に行われるレースで、JpnⅡに格付けされる古馬重賞。

左回りの船橋競馬場で行われる、ダート1800mが舞台。コースの詳細は以下の通りです。

スタンド左手からスタート。コーナーを4つ回ります。内回りと外回りの2種類のコース形態がある船橋ですが、同レースは外回りを使用します。

特徴はスパイラルカーブが採用されている点(コーナー入口の角度が緩やかで、出口が急)。速いスピードを維持してコーナーを走れる馬に向くコースと言えます。

直線もゴールまで300m以上の長さがあり、能力が高い馬が台頭しやすいコース形態です。

日本テレビ盃2024年 予想に必要なデータ・過去の傾向

ここでは、日本テレビ盃の過去の傾向など、予想に欠かせないデータを紹介していきます。

人気別成績

過去10年の人気別着順は以下の通りです。

1着2着3着4着
以下
連対率複勝率
1番人気502350%70%
2番人気123430%60%
3番人気161270%80%
4番人気111720%30%
5番人気111720%30%
6番人気以下102621.5%4.6%

表からも分かる通り、3番人気以内の複勝率、連対率が高く、人気馬を軸にする選択を取るべきでしょう。

一方で1番人気は近5年で[2003]。20年から3年連続で馬券圏外(20年アナザートゥルース、21年クリソベリル、22年ペイシャエス)と敗れ、いずれも中央馬が敗れました。

また、4年連続で5番人気以下の馬が馬券圏内へと健闘しました。

(21年5番人気メイショウダジン、22年7番人気1着フィールドセンス、23年5番人気2着テンカハル、6番人気3着スワーヴアラミス)。

馬券としては穴馬の台頭が目立つレースと言えるでしょう。

枠順別成績

過去10年の枠順別着順は以下の通りです。

枠順1着2着3着4着
以下
連対率複勝率
1枠020625%25%
2枠012611%33%
3枠001100%9%
4枠230741%41%
5枠1121113%26%
6枠2021511%21%
7枠2121515%25%
8枠3211425%30%

スタート直後に長い直線が控えていることから、各馬は比較的取りたい位置を選べるので、枠による差はそこまで大きく見られません。

それでも4枠の馬券圏内率の高さは光ります。要チェックすべきポイントです。

またダートレースらしく、内枠は包まれてしまうとスピードに乗り切れないことから勝率は低いです。外枠は逆にそれを避けてレース選択が出来るという点から、1着の数は真ん中から外枠が多いです。

それぞれポイントは覚えておきましょう。

年齢別成績

過去10年の年齢別着順は以下の通りです。

年齢1着2着3着4着
以下
連対率複勝率
3歳110722.2%22.2%
4歳2321029.4%41.2%
5歳321835.7%42.9%
6歳2221916.0%24.0%
7歳1121610.0%20.0%
8歳1131112.5%31.3%
9歳以下000140.0%0.0%

ダート重賞らしく、幅広い年齢の馬が台頭する結果となっています。

充実期の4、5歳馬が走るのはもちろん、見逃せないのは6歳以上のベテラン勢の台頭。

今年1番人気が予想されるウシュバテソーロは7歳馬と高齢ですが、過去の結果をみても可能性は0%ではないということからも、安心して買うことが出来るのではないでしょうか。

一方で、対抗勢力となるのは前述の通り4、5歳馬。

ウシュバテソーロに土をつける可能性があるのは、この辺りとみて予想を組み立てましょう。

日本テレビ盃 予想ポイント

出走予定馬、過去のデータを踏まえ、現時点での予想ポイントをお知らせします。

ポイント①鉄板軸はやはりこの馬

やはり軸は中央勢。その中でも、ウシュバテソーロ、デルマソトガケの2頭は馬券に欠かせません。

能力で言えば段違いはウシュバテソーロです。正直馬券圏外はもちろん、連対を外す未来は想像しづらいです。軸はこの馬でいいでしょう。

デルマソトガケは状態が良く、レースでもスムーズに先行し、後方勢を大きく離して先行する。言わば今年のドバイワールドCのローレルリバーのようなレース運びをすれば、勝つ未来もあると思います。他馬との比較でも、対抗評価はこの馬です。

また、この2頭が明らかに調教で動きが悪ければ話は別になります。

しっかりと動向をチェックしていきたいです。

ポイント②波乱の可能性は地方馬か

勝ち負けは前述の2頭でしょう。

面白いのは3着に突っ込んでくる可能性がある、末脚を持った馬です。

ここで地方からナニハサテオキを挙げたいと思います。

前走のレース運びを見ても、今が絶好調。調教で動きを維持しているようなら、この馬が3着に突っ込んでくる可能性は十分にあります。

レースの特性的にここをメイチで使う馬はいません。状態が良ければそれだけでアドバンテージになります。たたき2戦目の今回、前走以上のパフォーマンスを発揮すれば、中央勢を飲み込む期待は持てます。

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  • 11月17日 東京10R 977,280円的中
  • 11月10日 京都10R 621,520円的中
  • 11月03日 東京11R 925,080円的中
  • 10月27日 京都02R 1,109,040円的中
  • 10月22日 浦和07R 809,800円的中

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