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【ジャパンカップ2024 予想】出走予定馬・過去の傾向を公開

更新日:
ジャパンカップ

日本競馬の最高賞金を誇るG1・ジャパンカップ

これまでで印象的だったジャパンカップといえば、2020年のG1最多勝利牝馬アーモンドアイ、無敗の牡馬三冠馬コントレイル、無敗の牝馬三冠馬デアリングタクトが合間見えた世紀の一戦。

アーモンドアイが先行抜け出しで三冠馬2頭を置き去りにし、中央G1の9勝目を挙げたのでした。

【動画】2020年 ジャパンカップ

今年は、有馬記念で引退のドウデュース、牝馬二冠の3歳牝馬チェルヴィニア、そしてディープインパクト産駒の外国馬・オーギュストロダンが出走を予定しています。

実質現役最強馬決定戦である当レース。

今年は一体どんなレースになるのでしょうか。


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ジャパンカップ2024年の想定馬・想定騎手

想定出走馬、想定騎手に加え、一言ずつ解説していきます。

オーギュストロダン

競走馬情報

牡4 父:ディープインパクト
想定騎手:ムーア 前走:愛チャンピオンS2着

海外G1を6勝している強い外国馬が参戦。

19年間外国馬の勝利はありませんが、このオーギュストロダンは、ジャパンカップで何度も連対実績があるディープインパクト産駒。

これまでの外国馬は、ガリレオ産駒のように日本の軽い芝が苦手な馬が多かったため、スピード決着についていけずに連敗を続けました。

ディープインパクト産駒の時点で、これまでの外国馬とは違うと考えていいと考えた方がいいでしょう。

ドウデュース

競走馬情報

牡5 父:ハーツクライ
想定騎手:武豊 前走:天皇賞・秋1着

天皇賞・秋を、上がり32.5という驚異的な末脚を使い勝利。

この馬の切れ味は、ダービーを勝った東京2400mの舞台はうってつけで、ここでも勝ち負けでしょう。

ただ、当馬は種牡馬価値を高めるため、2000mの天皇賞に全力投球した可能性もあり、調子を維持できているかがポイントです。

ドウデュース

競走馬情報

牝4 父ドゥラメンテ
想定騎手:未定 前走:天皇賞・秋13着

天皇賞・秋で1番人気に推されたものの、13着と不可解な惨敗。

本当に終わったのか、仕上げきっていなかったのかはわからないところです。

この馬の注目は騎手起用。

もし川田騎手が降りてC.デムーロ騎手になるようなことがあれば、かなり勝負度は高いといえます。

チェルヴィニア

競走馬情報

牝3 父:ハービンジャー
想定騎手:ルメール 前走:秋華賞1着

秋華賞勝利からノータイムでここへの参戦を表明。

ルメール騎手騎乗も早々に決定し、NF天栄的にも相当やる気はありそうです。

ハービンジャー産駒最高傑作という声もあり、3歳牝馬有利の当舞台ならば、好走の可能性は非常に高いでしょう。

スターズオンアース

競走馬情報

牝5 父:ドゥラメンテ
想定騎手:未定 前走:ドバイシーマ8着

ドバイではルメール騎手が乗れなかったとはいえ、まさかの8着。

ブランクも非常に長く、今回は不安の方が大きいかもしれません。

ドゥレッツア

競走馬情報

牡4 父:ドゥラメンテ
想定騎手:未定 前走:英インターナショナル5着

天皇賞・春は大惨敗、海外戦でも力負けといったレースを見せてしまいました。

ただ、この秋NF天栄は絶好調。

去年のスターズオンアースのように、3着くらいに突っ込んでくるかもしれません。

ブローザホーン

競走馬情報

牡5 父:エピファネイア
想定騎手:菅原 前走:京都大賞典11着

今年の宝塚記念馬ですが、京都大賞典はまさかの11着。

故障ではないこの大惨敗は、さすがにジャパンカップで割り引かざるを得ません。

ジャパンカップ2024の基本情報

ジャパンカップは、東京芝2400mで行われる、現役最強レベルの中長距離馬が集まるG1レースです。

2023年は、リバティアイランドとの最強決定戦が話題となりましたが、史上最強馬のイクイノックスが先行からあっさり抜け出し、リバティアイランドに0.7秒差をつけるという、もはや世界で敵なしと言えるようなレースを披露しました。

イクイノックスのジャパンカップにおけるレーティングは、日本史上最高の135。

これは、2023年の世界最高レーティングで、まさに世界最強馬というレースでした。

近年は、アーモンドアイ、イクイノックス、コントレイルといった競馬史に残る名馬が出走していたため、人気通りのレースが続いています。

ただ、5番人気のシュヴァルグランが1番人気のキタサンブラックを破るというレースもあったため、注意は必要です。

ジャパンカップってどんなレース?

ジャパンカップは、

「日本の調教馬を世界レベルにする」

というテーマで、1981年に創設されました。

かつては、現在のチャンピオンズカップの前身であるジャパンカップダートが土曜日、ジャパンカップが日曜日という形態で開催されていました。

最初の3回は外国馬に圧倒されましたが、4回目でカツラギエースが勝利。

シンボリルドルフが勝った後、その後5連続で外国馬に勝たれてしまいますが、1992年にトウカイテイオーが勝利。

現在は、2006年のディープインパクト以来、19年連続で日本馬が勝利しています。

近年のジャパンカップは牝馬の活躍が目立っており、過去15年で7勝も挙げています。

よって、牝馬の強い馬が出てきたならば、逆らわないほうがいいかもしれません。

ジャパンカップ2024年予想に必要なデータ

ここでは、ジャパンカップの過去の傾向など、予想に必要なデータを紹介します。

ジャパンカップ 過去10年の結果

すべて東京芝2400m

馬名騎手血統
23良1イクノイックス牡4C.ルメール1キタサンブラック
2リバティアイランド牝3川田将雅2ドゥラメンテ
3スターズオンアース牝4W.ビュイック5ドゥラメンテ
22良1ヴェラアズール牡5R.ムーア3エイシンフラッシュ
2シャフリヤール牡4C.デムーロ1ディープインパクト
3ヴェルトライゼンデ牡5D.レーン4ドリームジャーニー
21良1コントレイル牡4福永祐一1ディープインパクト
2オーソリティ牡4C.ルメール3オルフェーヴル
3シャフリヤール牡3川田将雅2ディープインパクト
20良1アーモンドアイ牝5C.ルメール1ロードカナロア
2コントレイル牡3福永祐一2ディープインパクト
3デアリングタクト牝3松山弘平3エピファネイア
19重1スワーヴリチャード牡5O.マーフィー3ハーツクライ
2カレンブーケドール牝3津村明秀5ディープインパクト
3ワグネリアン牡4川田将雅2ディープインパクト
18良1アーモンドアイ牝3C.ルメール1ロードカナロア
2キセキ牡4川田将雅4ルーラーシップ
3スワーヴリチャード牡4M.デムーロ2ハーツクライ
17良1シュヴァルグラン牡5H.ボウマン5ハーツクライ
2レイデオロ牡3C.ルメール2キングカメハメハ
3キタサンブラック牡5武豊1ブラックタイド
16良1キタサンブラック牡4武豊1ブラックタイド
2サウンズオブアース牡5M.デムーロ5ネオユニヴァース
3シュヴァルグラン牡4福永祐一6ハーツクライ
15良1ショウナンパンドラ牝4池添謙一4ディープインパクト
2ラストインパクト牡5R.ムーア7ディープインパクト
3ラブリーデイ牡5川田将雅1キングカメハメハ
14良1エピファネイア牡4C.スミヨン4シンボリクリスエス
2ジャスタウェイ牡5福永祐一3ハーツクライ
3スピルバーグ牡5北村宏司6ディープインパクト

ジャパンカップ 過去の傾向

ジャパンカップの過去10年の傾向を見ていきましょう。

過去5年で3連単配当3000円以下が4度もある固いレース

ジャパンカップは、過去10年において、3連単10万円以上を記録した年は1度もなく、固いレースであるといえます。

加えて、過去5年であれば、3連単配当3000円以下が4度もあります。

よって、過去5年のジャパンカップでは、ほとんどの人がトリガミとなっているのです。

ただ、3000円以下となった4度に関しては、G1を9勝したアーモンドアイ、無敗の三冠馬コントレイル、史上最強馬イクイノックスという名馬がいた年です。

出否は未定ですが、もしリバティアイランドが天皇賞・秋で強い勝ち方を見せることがあれば、今回も固いレースになる可能性が高くなるでしょう

単勝1倍台の勝率は100%

過去10年で単勝1倍台の馬は3-0-0-0と、勝率100%です。

今年のメンバーだと、リバティアイランド次第ですが、1倍台の馬は出てこないと考えられます。

もしリバティアイランドが1倍台になったのならば、もう逆らわない方が無難です。

単勝2.9倍より低いオッズの馬は複勝率100%

単勝2倍台の馬は、1-1-2-0です。

つまり、単勝1倍台と合わせると、複勝率100%ということになります。

さらに、単勝3倍台は、1-3-2-1。

過去10年で、単勝3.9倍より低いオッズの馬は、1度しか着外になっていないことがわかります。

同じG1でも、1番人気があっさり負ける宝塚記念とは、全く別次元のG1であると言ってもいいでしょう。

あからさまな内枠有利で外枠は相当キツい

ジャパンカップは、過去10年で明らかな内有利の傾向です。

日本ダービーもそうですが、基本的に東京芝2400mは内有利です。

そして、1番の複勝率は70%、2番の複勝率は50%と、驚きの確率となっています。

ただ、1番、2番に入った馬は、やたらと人気馬が多かったのは事実です。

過去10年で1番で馬券に絡んだ馬は、ジャスタウェイ、ラブリーデイ、キタサンブラック、シュヴァルグラン、アーモンドアイ、カレンブーケドール、リバティアイランド。

2番で馬券に絡んだ馬は、レイデオロ、ワグネリアン、アーモンドアイ、コントレイル、イクイノックス。

アーモンドアイがジャパンカップで、1、2の馬番しか引いていないのは、策略なのか偶然なのか…真相は誰にもわかりません。

追い込みしかできない馬は苦しい

逃げはキセキやキタサンブラックのように、G1馬レベルならば来ますが、追い込みは全く来ません。

アーモンドアイもジャパンカップでは先行しかしませんでした。

よって、先行、ある程度の位置での差しが有利なのは間違いありません。

ソールオリエンスやブローザホーンのような馬は、少し苦しいかもしれませんね。

6歳以上は馬券にならない

過去10年では、6歳以上は馬券に絡んでいません。

過去15年まで広げれば、ジャガーメイルやトーセンジョーダンが高齢で3着に入っていますが、両方G1勝利の実績がありました。

よく連対する3歳牝馬

3歳牝馬は、勝ったのはアーモンドアイとジェンティルドンナくらいですが、出てくれば必ず印を付けなければなりません。

デアリングタクトやリバティアイランド、G1未勝利のカレンブーケドールですら馬券に入っています。

おそらく、斤量差が大きいのでしょう。

G1を2勝した3歳牝馬チェルヴィニアは、普通に考えれば勝負になると考えられます。

そもそも、勝機があるかヤケクソでなければ秋華賞からジャパンカップというローテは、なかなか選べないでしょう。

ルメール騎手、川田騎手、外国人騎手だけを狙う

ジャパンカップは騎手が重要です。

過去10年では、ルメール騎手と短期免許の外国人騎手が7勝を挙げています。

川田騎手も過去10年で5度馬券に絡んでいるように、健闘しています。

よって、ジャパンカップにおいては騎手は非常に重要事項であることを認識しましょう。

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