三連単を買ってみたは良いけど当たらない。
そんな人は「状況に応じて買い方を工夫する」がおすすめです。
三連単は1着、2着、3着となる馬を着順通りに当てるシンプルな券種と言えど、「ボックス」「流し」「フォーメーション」と買い方の種類は多々あります。
状況に応じて買い方を工夫すれば低資金でも高配当が狙える一方、三連単の仕組みをあまり理解せずに賭けると損をするデメリットも…。
この記事では、競馬初心者の方でも三連単で稼ぐためのロードマップとして、三連単の基本やレースに応じた買い方について詳しく解説しています。
本記事の買い方を実践すれば、少ない資金であっても効率よく的中が目指せるので是非最後までご覧ください。
競馬で勝つ方法として、プロ馬券師の予想で勝負するという選択肢もあります。
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目次
競馬の三連単とは?
三連単とは、1着、2着、3着となる馬を着順通りに当てる馬券です。
的中難易度が他の券種と比べて高いとは言え、当たれば高額配当が期待できる人気の馬券。
実際にどのくらい当てるのが難しいのか、これまでの最高配当・平均配当、メリット・デメリットについて解説します。
三連単が当たる確率について
競馬の三連単が当たる確率を他の馬券と比較したものが以下になります。
単勝 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 | |
---|---|---|---|---|---|
18頭 | 5.5% | 0.65% | 0.32% | 0.12% | 0.02% |
15頭 | 6.6% | 0.95% | 0.47% | 0.21% | 0.03% |
10頭 | 10.0% | 2.22% | 1.11% | 0.83% | 0.13% |
8頭 | 12.5% | 3.57% | 1.78% | 1.78% | 0.29% |
三連単は全ての馬券の中で最も当たる確率が低い券種となります。
18頭レースで三連単を全通り買った場合「4896通り」あると聞けば、どれだけ難しい馬券なのか想像しやすいでしょう。
とは言え的中できれば、大きく稼げるのが三連単の魅力。
気になるのは実際にどれだけ稼げるのか。
平均配当やこれまでの最高配当額を見てみましょう。
平均配当・最高配当を他の馬券と比較
三連単の平均配当、これまでの過去最高配当を他の馬券と比較したものが以下の通りです。
券種 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 |
---|---|---|---|---|
平均配当 | 5,013円 | 10,005円 | 19,649円 | 143,186円 |
三連単が当たった場合の平均配当額が「143,186円」と、三連複と比較しても桁1つ違いがあります。
また三連単の日本競馬史上最高配当は2012年8月4日に新潟競馬場で行われた2歳新馬戦の「2983万2950円」です。
14番人気、12番人気、10番人気という着順でG1歴代最高配当となりました。
当てるのは至難の業ではありますが、100円が約3,000万円になる可能性があると考えれば夢があります。
三連単のメリット・デメリット
メリット
- 他の券種以上の高配当が狙える
- 戦略の幅が広い
- 買い方次第では低資金でも稼げる
・デメリット
- 最低限の資金は必要
- 予想が外れた時の損失が大きい
三連単のメリットは、当たれば大きな稼ぎとなるところ。
少ない資金では稼ぎにくいなどのデメリットもありますが、買い方次第では低資金でも十分に稼ぐことが可能な馬券として魅力も大きいのが特徴です。
まずは三連単の買い方にどのようなものがあるのか見てみましょう。
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三連単の買い方「ボックス」「流し」「フォーメーション」を解説
競馬の三連単に3つの投票方法があります。
三連単の買い方 | 特徴 |
---|---|
ボックス | 資金は必要だが的中率が上がる |
流し | 余分な買い目を絞れる |
フォーメーション | 少ない資金でも的中が狙える |
上記のように状況に応じて三連単の買い方を変えることで、コストを抑えながら的中が狙えます。
「ボックス」「流し」「フォーメーション」それぞれの特徴やおすすめの買い方について解説していきます。
ボックス
三連単ボックスは、選んだ馬の中から3頭が3着以内に入れば的中となる馬券の買い方です。
当たりやすいというメリットはありますが、頭数を増やせば増やすほど資金が必要になるというデメリットもあります。
- 3頭:6点(600円)
- 4頭:24点(2,400円)
- 5頭:60点(6,000円)
- 6頭:120点(12,000円)
- 7頭:210点(21,000円)
配当額によっては的中したとしてもトリガミになってしまう可能性が少なからずある点を考慮して購入すると良いでしょう。
またボックス買いについて詳しくは以下の記事をご確認ください。
おすすめは中穴を混ぜた4頭ボックス
三連単をボックス買いする際のおすすめは「中穴を混ぜた4頭ボックス」です。
堅い馬ばかりをボックスに入れてしまうと、予想が当たっても配当金が少なく結果的にマイナスになってしまうことが多々あります。
中穴を混ぜることで、少ない資金であっても高額配当が狙えます(4頭ボックスの場合24点)。
「本命3頭、穴1頭」「本命2頭、穴2頭」など是非試してみてください。
流し
三連単の流しは、1~3着のうち1頭または2頭を軸馬として固定し、相手の馬を選んで組み合わせる買い方です。
種類として
- 三連単 軸1頭ながし(1着固定or2着固定)
- 三連単 軸2頭ながし
上記2種類の投票方法があります。
上記画像の場合、1着が「5番」、2~3着に「3番、7番、10番、14番」が来れば的中です。
ボックスと比べると余分な買い目を絞れるので、少ない点数で高配当が狙えるのが魅力的。
三連単のながしは的中率と配当のバランスが良い賭け方とも言えます。
おすすめは軸2頭ながし
軸2頭ながしは、1着となる馬、2着となる馬は固定で、3着となる相手馬を複数選択する買い方です。
軸1頭ながしよりも、少ない点数で購入できるので低資金で高額配当を狙いたい方におすすめ。
また的中時にトリガミと可能性も少ないのが特徴。
フォーメーション
三連単のフォーメーションは、1着または2着となる馬を固定し、相手馬を数頭ピックアップして1着2着3着を予想する馬券の買い方です。
ボックスや流しよりも点数を絞って購入できるというメリットがあり、「最強の買い方」とも言われています。
ただし、点数が少なるため的中難易度が高いのが欠点でもあります。
競馬中級者~上級者の方であれば誰もが使う買い方なので、是非使ってみてはいかがでしょうか。
おすすめは30点の「1-3-6」
三連単 フォーメーションのおすすめは30点の「1-3-6」。
1着にくるのが濃厚な本命馬がいるときに使ってみましょう。
2着以降は低資金でも手広く買えるので、穴狙いも可能となります。
フォーメーションの詳しい実践方法や最強の買い方については以下の記事で解説していますので、是非ご確認ください。
状況に応じた三連単の買い方講座
三連単の買い方はわかったけど、どの買い方で投票したら良いのか正直迷ってしまいますよね。
ここではレースの傾向や状況に応じた三連単の買い方について解説します。
- 混戦が予想されるレース
- 明確な本命馬が絞れているレース
- 新馬戦などの情報が少ないレース
それぞれの状況に応じて「ボックス」「フォーメーション」「流し」を使い分けるだけなので、初心者の方でもすぐに実践可能な買い方となります。
是非お試ください。
混戦が予想されるレースの場合
混戦が予想されるレースは「ボックス」で購入しましょう。
参照元:JRA
混戦が予想できるレースでは本命馬2~3頭と穴馬を含めたボックスがおすすめです。
仮に三連単4頭ボックスで「8番、7番、11番、15番」を購入していた場合、払戻金43,380円の的中です。
明確な本命馬が絞れている場合
1着濃厚な本命馬が絞れている場合は「フォーメーション」で投票しましょう。
2着3着がどうなるかわからないようなレースで使ってみましょう。
新馬戦などの情報が少ないレースの場合
新馬戦などの馬の情報が少ないレースの場合、予想の難易度はあがります。
そこで活用できるのが、「流し」または「ボックス」です。
点数こそ増えてしまい購入金額が高くなってしまうデメリットはありますが、競馬は当たらなければ意味がありません。
フォーメーションよりも的中率が上がる流し、ボックスで購入すると良いでしょう。
三連単のまとめ
三連単は「ボックス」「流し」「フォーメーション」と複数の買い方がある券種です。
全部で4896通りあり当たる確率が低いとは、言え買い方次第では高額配当が狙えるのが魅力的。
- 混戦が予想できるレース
- 本命馬が絞れているレース
- レース情報がほとんどないレース
など状況に応じて三連単の買い方を使い分けて、収益UPを狙っていきましょう。