皆さんは、「ガミる(トリガミ)」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。「トリガミ」とも言われ、競馬や競艇でよく使われる言葉です。
「ガミる(トリガミ)」は、的中したのにマイナス収支になってしまうことを言います。
例えば馬券を2000円購入して的中したのに払い戻しは1000円しかなかったときに、「ガミった」などと表現します。
競馬では出走馬の組み合わせによってオッズが異なり、払い戻しも組み合わせによって大きく異なるのでこのようなことが起こるのです。
「ガミる」ことを避けることは、回収率を上げるために非常に重要になってきます。
的中したのに損をしていては、折角の予想が台無しです。
そこで、今回はガミらないための馬券の買い方について紹介していきます。
「馬券が当たっても損している状態」を避けて、回収率アップを目指してくださいね。
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目次
ガミる(トリガミ)の語源
そもそも、「ガミる(トリガミ)」の語源が気になる方も多いのではないでしょうか。
通常の生活では聞きなじみのない言葉なので、違和感を感じる人もいるかもしれません。
実はことわざが語源だと言われていて、そのことわざが「粋が身を食う(すいがみをくう)」です。
このことわざは、芸者・遊女などの社会に詳しくてもてはやされ得意になっている人は、やがて深入りし身を滅ぼしてしまうという意味になっています。
馬券がいくら当たって得意になっていても、損をしていては身を滅ぼしてしまうということに繋がってきます。
「すいがみをくう」が「がみをくう」から、「ガミる」に変化し、現在では競馬用語として使われているのです。
また、「ガミる」と同じ意味で、「トリガミ」という言葉も使われます。
こちらの語源も「粋が身を食う」で意味も一緒ですが、「トリ」の部分は馬券を獲ったという意味です。
「馬券を獲ったけどガミった」ため、「トリガミ」といわれています。
ちなみに「ガミる(トリガミ)」は競馬だけでなく、競艇や競輪などでも使用されています。
ギャンブルをしている人にとっては共通の言葉です。
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ガミらないために今日からできる5つの対処法
競馬で大事なのは、「ガミる」ことを避けることです。
「ガミる」ことを避けることで、回収率アップに繋がるかもしれません。
そこで、ガミらないために意識するべき5つの方法を紹介します。
ガミならい方法を理解して、プラス収支目指して頑張ってくださいね。
対処法①:点数を絞る
競馬で「ガミる」一番の原因は、買い目が多いことです。
買い目が多いと「ガミる」可能性も高くなってしまう点には、注意するようにしてください。
例えば、3連単の馬券を100点購入したとします。
1点あたり最低金額の100円を賭けたとしても、投資金額は1万円となります。
的中したとしても、配当が1万円以上にならなければ、ガミってしまうということです。
3連単は高配当が期待できる馬券ではありますが、人気馬だけで決着すれば1万円を下回ることも珍しくありません。
逆に点数を絞って3連単を10点購入して馬券を当てれば、ガミってしまう可能性は低くなります。
配当で1000円を超えればいいということになるので、3連単の場合は「ガミる」ことを心配する必要はありません。
このように、点数を絞ることが、「ガミる」ことの予防策としては一番です。
対処法②:賭ける金額を均一にしない
「ガミる」ことを避けるためには、賭ける金額に変化をつけるということも有効です。
賭ける金額を均一にするのではなく、配当を考えながら賭け金を設定します。
たとえば、単勝の馬券を3点購入したとします。
単勝オッズはそれぞれ、2.7倍、5.0倍、8.8倍だったとして、それぞれ1000円ずつ購入した場合を考えてみてください。
5.0倍や8.8倍が的中すれば大きなプラス収支となりますが、2.7倍が的中すると「ガミる」ことになってしまいます。
賭ける金額を何も考えずに均一にしてしまうと、「ガミる」可能性を増やしてしまうのです。
そこで、賭ける金額をオッズを考慮して変更していきます。
2.7倍に1500円、5.0倍に1000円、8.8倍に500円を賭けてみるとどうでしょうか。
的中した場合の配当はそれぞれ4050円、5000円、4400円となります。
投資金は3000円なので、どの馬券ができ注してもプラス収支です。
このように、賭ける金額を均一にするのではなく、オッズを考慮して的中したときの金額が、投資金額を超えるように設定することで「ガミる」ことを避けることができます。
何も考えずに均一の金額を賭けるのは簡単ですが、緩急をつけて配当を計算しながら賭ける金額を設定してみてください。
対処法③:単勝や複勝の1点買いをする
「ガミる」ことを手っ取り早く避けるには、単勝や複勝の1点買いがおすすめです。
単勝や複勝の1点買いなら、競馬初心者の方でも「ガミる」ことはありません。
1.0倍を切ることはないので、2点以上買わなければ損をしない計算になります。
単勝や複勝1買いのメリットは、「ガミる」ことを防げるだけではありません。
3連単などの高配当が期待できる馬券とは違い、的中率を上げることも可能です。
1点買いなら外れ馬券を買っていないことになるので、長期的に見ても有益な買い方です。
複勝1点買いなら的中率がさらに上がるので、競馬初心者の方でも楽しめるかもしれません。
高配当こそ期待はできませんが、的中させることができれば着実に資金を増やすことが可能です。
単勝や複勝馬券を使ったコロガシも、「ガミる」ことを避けるのに有効です。
コロガシは前のレースで的中した金額をそのまま次のレースで投資する賭け方なので、連続で的中させることで高配当もできます。
ただし、コロガシは一度馬券が外れてしまえば、それまでの利益を全て失ってしまう賭け方です。
リスクがある点には注意をしながら、コロガシを活用してください。
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圧倒的1番人気には賭けない
競馬で「ガミる」のを避けるためには、圧倒的1番人気に注意が必要です。
単勝オッズ1倍台の圧倒的1番人気がいると、その馬を絡めたほとんどの馬券の配当が低くなります。
そのため、1番人気を絡めた馬券を多く買っていると、「ガミる」原因になってしまいます。
かの有名な菊花賞での「ディープインパクト」のように、単勝オッズが1.0倍となってしまう場合が分かりやすいでしょう。
単勝ですら元返しとなってしまうので、馬連や3連単でもガミってしまう可能性は十分あります。
過去に「ディープインパクト」が勝利した菊花賞では、馬連の払い戻しが1290円で、3連単の払い戻しが7090円でした。
つまり、馬連は13点以上、3連単は71点以上賭けているとガミってしまう計算になります。
3連単の場合は71点以上購入することは珍しくないので、「ガミる」可能性の高いレースだったと言えるかもしれません。
馬券が外れてしまうリスクやガミってしまうリスクを比較し、自分の予想を信じて馬券を買うようしてください。
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競馬のプロの予想を頼る
筆者としてはこれが一番ガミらない方法と考えます。
大きな的中を狙おうとするほど、オッズを計算していくのは大変です。
そこで、ガミらないように予想を組み立ててくれている競馬予想のプロを頼るのが一番です!
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競馬で勝つ方法はシンプルで単純。
勝っている人の予想で勝負すればいいのです。
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■最近の的中情報
- 12月08日 中山04R 1,088,680円的中
- 12月01日 京都07R 908,050円的中
- 11月24日 東京03R 827,650円的中
- 11月17日 東京10R 977,280円的中
- 11月10日 京都10R 621,520円的中
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まとめ
競馬予想や競艇予想では馬券が的中したのに損をしてしまうことを、「ガミる」と言います。
「ガミる」の語源は、「粋が身を食う(すいがみをくう)」ということわざです。
このことわざは芸者・遊女などの社会に詳しくてもてはやされ得意になっている人は、やがて深入りし身を滅ぼしてしまうという意味で、「すいがみをくう」が「ガミる」へと変化しました。
「ガミる」ことを避けるためには、購入する馬券の買い目を減らすことが大切です。
点数が多ければ多いほど、的中したときの配当が大きくなければいけません。
点数が増えて投資金が2万円や3万円などになってしまうと、人気馬で決着した際にガミってしまうのです。
また、「ガミる」ことを避けるために、賭ける金額を均一にしないことも重要です。
オッズから払い戻しを計算し、ガミらないような金額を設定します。
ガミらない賭け方を徹底することにより、回収率アップに繋がるかもしれません。
ガミらないことを意識して、年間トータルで勝てるように頑張ってみてくださいね。