今回は2024年3月2日(土)阪神11Rに開催されるチューリップ賞のデータや傾向から予想を行います。
・チューリップ賞はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい!
1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。
また、週末には追いきり情報も追加して、最終予想を更新中です。
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目次
チューリップ賞2024の概要
- 2024年3月2日(土)阪神11R
- チューリップ賞(GⅡ)3歳オープン(牝馬)(馬齢)
- 芝1600m
桜花賞の最有力トライアルレースは近年、過渡期を迎えています。
阪神JFからの直行ローテが目立ち、GⅠからGⅠへというローテが主流のなか、その立ち位置も難しくなっています。
今年もほぼ1勝馬という組み合わせになり、文字通り、桜花賞出走権をかけた戦いが繰り広げられます。
生涯一度の桜の舞台へ。乙女たちの儚き戦いが続きます。
チューリップ賞2024コース情報
舞台は桜花賞と同じ阪神芝1600m。
外回りを使用するコースは向正面半ばからスタートし、外回り3、4コーナーから最後の直線を迎えるシンプルなレイアウト。
3コーナーまではたっぷり400mあり、前半の先行争いは落ち着く傾向にあります。
持久力が必要なコース
4コーナーから直線にかけて下り坂になり、残り200m付近からゴール手前に急坂が待ち構えています。
最後の直線はAコースで473mもあり、西日本最大級を誇ります。
前半はスローから平均ペース。4コーナー手前からペースが上昇し、最後の急坂を駆けあがる持続力が試されます。
出走予定馬の情報
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 1 | ブルーアイドガール | 牝3 | 55 | 松山 | 栗東吉岡 |
1枠 | 2 | ラーンザロープス | 牝3 | 55 | 横山典 | 栗東武幸 |
2枠 | 3 | エポックヴィーナス | 牝3 | 55 | 和田竜 | 栗東新谷 |
2枠 | 4 | ワイドラトゥール | 牝3 | 55 | 北村友 | 栗東藤原 |
3枠 | 5 | ミラビリスマジック | 牝3 | 55 | 田辺 | 美浦国枝 |
3枠 | 6 | スウィープフィート | 牝3 | 55 | 武豊 | 栗東庄野 |
4枠 | 7 | フルレゾン | 牝3 | 55 | 鮫島駿 | 栗東池添 |
4枠 | 8 | セキトバイースト | 牝3 | 55 | 藤岡佑 | 栗東四位 |
5枠 | 9 | スティールブルー | 牝3 | 55 | 川田 | 美浦宗像 |
5枠 | 10 | ガルサブランカ | 牝3 | 55 | ルメール | 美浦木村 |
6枠 | 11 | ハワイアンティアレ | 牝3 | 55 | 西村淳 | 栗東松永幹 |
6枠 | 12 | ショウナンマヌエラ | 牝3 | 55 | 石橋脩 | 栗東高野 |
7枠 | 13 | エラトー | 牝3 | 55 | ムルザバエ | 栗東上村 |
7枠 | 14 | ラヴァンダ | 牝3 | 55 | 松若 | 栗東中村 |
8枠 | 15 | イツモニコニコ | 牝3 | 55 | 田中健 | 栗東浜田 |
8枠 | 16 | タガノエルピーダ | 牝3 | 55 | 団野 | 栗東斉藤崇 |
実績で目立つのは阪神JFを除外され、朝日杯FSに出走し、3着だったタガノエルピーダ、2戦2勝ミラビリスマジック、イクイノックスの妹ガルサブランカなど、実力比較の難しい組み合わせです。
■注目の重賞レース記事
過去10年の傾向とデータ分析
次にチューリップ賞の過去10年間のデータと傾向を紹介します。
人気別成績
人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 6 | 1 | 1 | 2 | 60.0% | 70.0% | 80.0% |
2番人気 | 1 | 1 | 5 | 3 | 10.0% | 20.0% | 70.0% |
3番人気 | 1 | 1 | 0 | 8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
4番人気 | 1 | 2 | 1 | 6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
5番人気 | 1 | 0 | 0 | 9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
6番人気 | 0 | 1 | 1 | 8 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
7番人気 | 1 | 2 | 1 | 6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
8番人気 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
9番人気 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
10番人気以下 | 0 | 1 | 1 | 47 | 0.0% | 2.0% | 4.1% |
以前は阪神JF上位馬が顔をそろえ、実績通り結果を残すレースだったことから、1番人気6勝、5番人気以内10勝(同着あり)と堅調なデータが残っています。
しかし、似た状況だった昨年は、7・6・2番人気で決着しており、そう平穏に収まるとは思えません。
過去三連単の配当
年度 | 組み合わせ | 払戻金 |
---|---|---|
2019年 | ①→⑬→⑦ | 10,890円 |
2020年 | ⑬→①→④ | 13,180円 |
2021年(同着) | ①→⑤→② | 2,710円 |
2021年(同着) | ⑤→①→② | 6,990円 |
2022年 | ⑥→①→③ | 258,360円 |
2023年 | ⑨→⑬→⑰ | 155,330円 |
過去5年の平均配当は74,577円です。三連単をみても、直近の22、23年は10万円以上と波乱傾向ですね。
実績上位馬が桜花賞前に出走するケースが減り、着実にレース傾向は変わりつつあります。
キャリア別成績
キャリア | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1戦 | 0 | 2 | 1 | 6 | 0.0% | 22.2% | 33.3% |
2戦 | 2 | 3 | 1 | 18 | 8.3% | 20.8% | 25.0% |
3戦 | 5 | 3 | 2 | 21 | 16.1% | 25.8% | 32.3% |
4戦 | 4 | 1 | 5 | 31 | 9.8% | 12.2% | 24.4% |
5戦以上 | 0 | 0 | 1 | 32 | 0.0% | 0.0% | 3.0% |
キャリア別では、1戦1勝馬は勝てず、勝率では3戦が勝率16.1%と際立っています。
4戦も4勝と悪くなく、ある程度、キャリアを重ね、レースに慣れてきた馬たちが結果を残すようです。
枠番別成績
枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 2 | 3 | 0 | 8 | 15.4% | 38.5% | 38.5% |
2枠 | 0 | 0 | 2 | 12 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
3枠 | 1 | 0 | 2 | 12 | 6.7% | 6.7% | 20.0% |
4枠 | 1 | 1 | 1 | 14 | 5.9% | 11.8% | 17.6% |
5枠 | 3 | 1 | 1 | 14 | 15.8% | 21.1% | 26.3% |
6枠 | 1 | 1 | 0 | 17 | 5.3% | 10.5% | 10.5% |
7枠 | 2 | 1 | 0 | 17 | 10.0% | 15.0% | 15.0% |
8枠 | 1 | 2 | 4 | 15 | 4.5% | 13.6% | 31.8% |
芝の状態がいい春開催前半の重賞らしく、距離ロスを軽減できる1枠は目立っています。
シンプルなコースレイアウトのため、外枠の馬が内に入るなど横の動きをとりにくく、1枠のアドバンテージを感じます。
一方で、真ん中の5枠3勝など外よりの枠も上々です。スローペースで一団で進む展開では、内枠は馬群のなかで揉まれる危険性もあります。
繊細さを残す3歳牝馬にとって、このストレスは想像以上に大きく、力を出し切れないケースもあります。
真ん中の枠は内外の出方をみながら、位置取りを決められる利点がありますし、外目の枠は距離ロスこそ避けられないものの、不利を受けにくいというメリットを獲得できます。
前走位置取り成績
前走位置取り | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 1 | 0 | 2 | 8 | 9.1% | 9.1% | 27.3% |
先行 | 2 | 2 | 2 | 42 | 4.2% | 8.3% | 12.5% |
中団 | 4 | 4 | 4 | 38 | 8.0% | 16.0% | 24.0% |
後方 | 4 | 3 | 2 | 21 | 13.3% | 23.3% | 30.0% |
最後の直線が長い阪神外回りは決め手を要求される舞台です。まだ体力がつききっていない3歳牝馬にとって、この舞台は体力的にキツいともいえます。
これらを反映したのが前走位置取り別成績です。
前走後方だった馬の成績がよく、あえて控え、前半は体力を温存し、終いにかけた経験が活きます。
スローであっても先行有利とはいえず、むしろ瞬発力に秀でたタイプに向く舞台といえます。
溜める競馬で結果を残してきた決め手鋭いタイプを選びましょう。
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チューリップ賞の重要な予想ポイント
チューリップ賞の予想をする前に重要なポイントを押さえておきましょう!
ポイント① キャリア3戦、前走マイル戦出走
キャリア3戦馬の取捨選択は、前走距離に注目。
前走マイル戦だと5-3-2-12、それ以外は0-0-0-9。1400m0-0-0-6など有力馬に当てはまるデータがあるので、注意が必要です。
- エポックヴィーナス
- ショウナンマヌエラ
- スティールブルー
- フルレゾン
ポイント② 前走GⅠ3~4着以内
トライアルレースであっても、格は重要です。前走GⅠは8-1-5-11で、4着以内だと8-1-5-5。
6着以下0-0-0-6と好走が条件です。
- タガノエルピーダ
ポイント③ 前走掲示板のノーザンファーム生産馬
クラシックといえば、ノーザンファームは欠かせません。
上位馬は直行ローテを選びがちですが、だからこそ、その下に位置する馬たちに着実に権利を獲らせるのも戦略のひとつです。
前走1着3-0-2-15もいいですが、2着~5着に負けた馬は3-1-6-8。
惜敗馬たちも権利を獲得し、きっちりクラシックに出走させる。これもノーザンファームの底力です。
- ガルサブランカ
- スティールブルー
チューリップ賞追い切りベスト3
チューリップ賞の追い切りベスト3をご紹介します!
第3位 スウィープフィート
- 栗東坂路 54.0-39.5-24.9-12.2
前走後はすぐに乗り込み開始。坂路で順調に調整されてきました。
一週前は坂路でラスト2ハロン24.3、12.4-11.9としっかり負荷をかけました。
最終追い切りは坂路で僚馬シカゴスティング(来週フィリーズレビュー出走予定)と併せ馬を行い、馬なりで1馬身先着しました。
ラスト2ハロン24.9、12.7-12.2と終いまでしっかり反応。
心肺機能強化を感じました。
第2位 スティールブルー
- 栗東ウッド 82.3-66.4-51.6-36.5-22.9-11.2
2週前に栗東入厩。坂路併用で乗り込まれ、一週前はウッドで5ハロン69.2、ラスト2ハロン12.2-11.7と折り合いと瞬発力重点の調教を消化しました。
25日(日)にはウッド5ハロン65.3と強めの調教で負荷をかけ、スタミナ強化を図りました。
最終追い切りは川田将雅騎手がまたがり、ウッド単走、馬なりで終いの反応を確かめました。
ラスト2ハロン11.7-11.2と上々の時計を出し、栗東留学の成果を感じさせます。
第1位 タガノエルピーダ
- 栗東坂路 51.3-37.9-24.8-12.4
2月初旬に帰厩。坂路中心に調教されてきました。
二週前は坂路4ハロン53.0、一週前も同52.8と調教のペースを上げ、最終追い切りは併せ馬を行い、ゴール前で仕掛けられ、1馬身半先着しました。
4ハロン51.3は自己ベストで、着実に心肺機能を磨いてきました。
キャリア2戦で牡馬相手にGⅠ3着。高いポテンシャルがいよいよ春に向けて全開となったようです。
チューリップ賞の有力馬
いよいよレース目前!
データ分析を行った結果から、チューリップ賞2024の有力馬をご紹介します。
ガルサブランカ
世界ナンバー1イクイノックスの妹としてデビュー前から話題になっていた一頭です。
新馬戦は新潟マイルでラスト600m32.8の瞬発力を披露しました。
2戦目のベゴニア賞は前後半800m50.6-46.4の超スローペース。
最後の400m10.7-11.2と究極の瞬発力勝負になり、位置取りの差で2着に敗れましたが、好位から上がり33.2を記録したことは評価できます。
この2走で経験した瞬発力比べが阪神外回りでも活きそうです。
タガノエルピーダ
キャリア2戦で挑んだGⅠ3着は牡馬相手だっただけに価値が高いです。
ジャンタルマンタルと0.2差。4コーナーで外に振られたことを考えると、スムーズなら、追い込んだ2着エコロヴァルツとのクビ差はなかったかもしれません。
母タガノレヴェントンの産駒は高速ダート、障害、長距離と幅広い適性を示しています。父の良さを引き出すようです。
父キズナは3歳春に強い牝馬が多く、楽しみです。賞金加算必須な立場ですし、まずはここに全力投球です。
スウィープフィート
阪神JF7着、エルフィンS2着。
実力的には桜花賞出走馬と比べても引けをとりません。なにより魅力は血統です。
母ビジュートウショウの母スイープトウショウといえば、宝塚記念などGⅠ3勝の名牝。
祖母は2004年チューリップ賞を勝っており、孫も続きたいですね。
父スワーヴリチャードは昨年の2歳新種牡馬チャンピオン。
早期に活躍でき、牝馬はマイル前後で活躍します。
重賞ではコラソンビート、レガレイラと牝馬が目立っており、その傾向に続きたいところです。
楚木の激推し穴馬
チューリップ賞の穴馬になるであろう注目馬をご紹介いたします。
高配当を狙うためにも、ぜひチェックして下さい。
ラーンザロープス
キャリア4戦で1勝と目立たない戦績ですが、前走シンザン記念は見直すべきレースです。
前後半800m46.4-48.1のハイペースになり、ノーブルロジャーが豪快に大外から差し切りました。
ラーンザロープスは好位4番手という流れ的に厳しい位置取りから粘りました。
追い込んだ3着ウォーターリヒトは次走きさらぎ賞2着と好走しており、レースレベルも低くありません。
牡馬相手のハイペースを経験したことで、牝馬限定戦のここでは楽に流れに乗れるでしょう。
ワイドラトゥール
3戦2勝。前走は芝1400m紅梅Sを勝ちました。
紅梅S勝ちはチューリップ賞と相性がよくなく、距離延長が嫌われがちですが、この馬は新馬をマイル戦で勝っており、その不安はありません。
母ワイドサファイアは全2勝をマイル戦であげています。
兄ワイドファラオもかしわ記念を勝ったダートのマイラー。
むしろ距離延長で血統面の良さを出しそうです
チューリップ賞2024最終予想
チューリップ賞2024最終予想はこちら
◎タガノエルピーダ
〇スウィープフィート
▲ラーンザロープス
△スティールブルー、ガルサブランカ、ワイドラトゥール
以上がチューリップ賞2024の予想となります。
ぜひ、参考にしていただき、チューリップ賞を勝ち切りましょう!
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■最近の的中情報
- 11月17日 東京10R 977,280円的中
- 11月10日 京都10R 621,520円的中
- 11月03日 東京11R 925,080円的中
- 10月27日 京都02R 1,109,040円的中
- 10月22日 浦和07R 809,800円的中
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