2023年11月18日東京競馬場ではG2東京スポーツ杯2歳ステークスが開催されます。
昨年の優勝馬ガストリックはこの後、活躍していませんが、4着のドゥラエレーデがホープフルステークスを制覇。
過去10年でクラシック制覇した馬が多数出ている出世レースは、今年も新馬戦を勝った1勝馬が強い!
キサラギの本命はミカエルパシャ。
スピードの違いで逃げると思いますが、先行したときにどんな競馬をするのかも楽しみ。新馬とは違う勝ち方ができれば来年のクラシックも見えてきます!
この記事を読むと分かること
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
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目次
東京スポーツ杯2歳ステークスとは
東京競馬場芝1800mで行われる2歳限定重賞です。
朝日杯を目指す馬というよりも、来年のクラシックを目指す馬が集結するレース。
過去10年で、多数の馬がここに出走して、クラシックを勝っています。
2021年 イクイノックス 皐月賞2着 ダービー2着
2020年 ダノンザキッド ホープフルステークス
2020年 タイトルホルダー 菊花賞
2019年 コントレイル クラシック3冠
2018年 ヴェロックス 皐月賞2着
2017年 ワグネリアン 日本ダービー
2016年 スワーヴリチャード日本ダービー2着
2014年 サトノクラウン 日本ダービー3着
2013年 イスラボニータ 皐月賞
2013年 ワンアンドオンリー 日本ダービー
2015年以外は毎年このレースの出走馬が2歳G1優勝、もしくはクラシック連対を果たしています。
2013年は皐月賞イスラボニータ、日本ダービーワンアンドオンリーと2頭もクラシックウィナーが出ているレース。
現在、2歳戦の中では最重要の位置づけとなっています。
東京芝1800mコースの特徴
長い直線がクローズアップされる東京コース。しかしこのコースはスタートから最初のコーナーまで100mしかないので、内枠の先行馬が絶対的に有利!
長い脚を使える馬よりも、一瞬のキレを武器にするマイラーが人気となるので、最後に先行勢が粘りこむケースが多いのもポイント!
2022年の東京スポーツ杯2歳ステークスプレイバック
■注目の重賞レース記事
キサラギの予想※11/17更新
東京スポーツ杯2歳ステークス2023の予想
- ◎ミカエルパシャ
- 〇フォルラニーニ
- ▲シャンパンマーク
- △サークルオブジョイ
- △ファーヴェント
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出走予定馬と想定オッズ
2023年11月17日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
ガイアメンテ | 牡2 | 55.0 | マーカンド | 11.1 | 6人気 |
サークルオブジョイ | 牡2 | 55.0 | 北村友 | 34.7 | 9人気 |
シャンパンマーク | 牡2 | 55.0 | 戸崎圭 | 5.8 | 3人気 |
シュバルツクーゲル | 牡2 | 55.0 | 西村淳 | 29.2 | 8人気 |
ショウナンラプンタ | 牡2 | 55.0 | 鮫島駿 | 19.4 | 7人気 |
ファーヴェント | 牡2 | 55.0 | 横山武 | 6.8 | 4人気 |
フォルラニーニ | 牡2 | 55.0 | ルメール | 4.0 | 2人気 |
ミカエルパシャ | 牡2 | 55.0 | 松山 | 9.2 | 5人気 |
テリオスルル | 牝2 | 55.0 | 三浦 | 35.1 | 10人気 |
シュトラウス | 牡2 | 55.0 | モレイラ | 2.9 | 1人気 |
過去10年の傾向をデータ分析
東京スポーツ杯2歳ステークス2023の傾向
万馬券は過去1回だけ上位人気総崩れほとんどなく本命サイドで決まる
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
3,710円 | 8,920円 | 75,840円 | 65,910円 | 593,030円 |
過去10年で万馬券は1回ですが、240倍の大波乱となっています。8番人気のニシノディジーと7番人気のアガラスで決まった年ですが、1~3番人気全てが連を外したのはこの年だけなので、決して波乱が多いレースではありません。
特に近年は、クラシックの主役となる馬が出走することが多く、上位人気馬は大きく崩れることはそうそうありません。
1番人気の連対率は50%!早熟の1番人気をどう見極めるか
東京スポーツ杯2歳ステークスの1番人気連対率は50%。
【東京スポーツ杯2歳ステークス飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2022年 | ハーツコンチェルト | 牡2 | 55.0㎏ | 松山 | 新馬戦(中京) 1着 |
2018年 | ルヴォルグ | 牡2 | 55.0㎏ | ムーア | 新馬戦(東京) 1着 |
2016年 | ムーヴザワールド | 牡2 | 55.0㎏ | ルメール | 新馬戦(阪神) 1着 |
2015年 | ロスカボス | 牡2 | 55.0㎏ | C・デムーロ | 野路菊ステークス(阪神) 1着 |
2013年 | サトノアラジン | 牡2 | 55.0㎏ | 戸崎圭 | 新馬戦(新潟) 1着 |
1番人気の連対率は50%!
前走は勝った馬も負けた馬も芝1800mを使っています。
ここがポイント。
距離延長で挑戦してくる馬はまず消してOKでしょう。
そして2013年のサトノアラジン以外は、この後全く活躍していないので
早熟馬をどう見極めるかがポイント。
このレースは早熟馬が勝てるレースではなく、来年のクラシック主役になる馬が勝つレースです。
穴で狙う馬も前走は連対していることが条件!新馬戦ならローカルは厳しい
【5番人気以下で連対した4頭】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|
2022年 | ガストリック | 牡2 | 55.0 ㎏ | 三浦 | 5人気 | 新馬戦(東京) 1着 |
2020年 | タイトルホルダー | 牡2 | 55.0 ㎏ | 戸崎圭 | 5人気 | 新馬戦(中山) 1着 |
2018年 | ニシノディジー | 牡2 | 55.0 ㎏ | 勝浦 | 8番人気 | 札幌2歳ステークス(札幌) 1着 |
2018年 | アガラス | 牡2 | 55.0 ㎏ | 岩田望 | 7番人気 | コスモス賞(札幌) 2着 |
過去10年で5番人気以下の人気薄が連対したのは4回しかありません。
新馬戦の勝利馬2頭、札幌の2歳オープン2頭の計4頭。
新馬戦勝利の1勝馬は、どちらも中央の東京か中山競馬場での勝利。
ローカル競馬場、西の競馬場で勝った馬で人気薄の馬が連対したことはありません。
1番人気が西なら軸候補!東ならば2番人気以下を軸に
【東・西別成績】
東西別 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|
関東馬 | 9.8% | 21.3% |
関西馬 | 8.0% | 12.0% |
東西対決は、西4勝、東6勝でほぼ互角ですが
連対率を見ると、西の馬が優勢です。
東の馬で6勝中5勝が2番人気以下
1番人気で勝ったのは2021年のイクイノックスだけです。
西の馬が1番人気ならば軸
東の馬が1番人気ならば、2番人気以下から軸を探す!
これが東スポ杯の勝利フォーメーション。
新馬戦勝ち馬からだが前走2番人気以下が好走条件
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
S | 新馬戦 | 5勝 |
B | いちょうステークス | 1勝 |
B | 野路菊ステークス | 1勝 |
B | 札幌2歳ステークス | 1勝 |
B | 萩ステークス | 1勝 |
B | サウジアラビアRC | 1勝 |
新馬戦勝ちの1勝馬が断然!
現在は2019年のコントレイルから2022年のガストリックまで
4年連続で新馬戦勝ちの馬が勝利しています。
あと1頭は2014年のサトノクラウン。
新馬戦勝ちの5頭のうち、新馬戦で1番人気だったのは2020年のコントレイル1頭だけで、他の馬は2番人気3頭、4番人気1頭って感じでした。
イクイノックスも新馬では2番人気、ちなみに1番人気は2歳女王のサークルオブライフでした。
他路線組は札幌、阪神のオープン組でしょう。
未勝利戦勝ち馬は、勝利はないものの連対は2回あります。
今年も軸候補は新馬戦の勝利馬です。
東京スポーツ杯2歳ステークス2023の有力馬3頭
- ガイアメンテ
- ミカエルパシャ
- ファーヴェント
注目馬1頭目:ガイアメンテ
前走 | 札幌2歳ステークス(札幌) 6着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 武豊 |
脚質 | 先行 |
札幌2歳ステークスではあおってゲートをスムーズに出れずに後方からの競馬。4コーナーでは4番手にまで上がったが、先頭からは絶望的な距離。今回も人気になるとは思いますが、出遅れだけでなく、最後は内のマーゴットソラーレに抜かれているのもいただけない。人気になるようなら消しでいきます。
札幌2歳ステークス着外からの巻き返しは過去10年で1度もありません。
注目馬2頭目:ミカエルパシャ
前走 | 新馬戦(中京) 1着k |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 松山 |
脚質 | 先行 |
新馬戦は2番人気でしたが、スタートから他の馬を寄せ付けないスピードがあり、そのまま逃げ切り。ノーステッキで直線は2着の馬をさらに引き離す強さを見せました。
左回りもスムーズで、東京競馬場でもスピードを生かした競馬ができるでしょう。極端なハイペースにならなければ大崩れしないと思うので、キサラギはこの馬を本命にします。
注目馬3頭目:ファーヴェント
前走 | 新馬戦(新潟) 2着 |
---|---|
人気 | 3人気 |
騎手 | 未定 |
脚質 | 差し |
新馬戦では終始馬ごみの中にいて、最後の直線でようやく進路ができてから一気の末脚。初戦から競馬を覚えている馬だなという印象でした。
スピードの絶対値ではミカエルパシャの方が上ですが、ハイペースになって前に届く展開になったらこの馬が最後には抜き去る可能性はあり、しかし、ミカエルパシャのスピードには追い付けないと見ました!
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:シュトラウス
前走はサウジアラビアロイヤルカップで3着。出遅れが敗因の一つですが、同じく出遅れたボンドガールには2馬身差をつけられているので、ここで1番人気は少し信頼できませんね。
新馬戦を不良馬場で圧勝しているので、出遅れなければという期待も込めてこの人気になっていると思いますが、東の1番人気そして距離延長馬が不振ということで、ここは買っても押さえまで。
キサラギの特注穴馬指名:サークルオブジョイ
阪神での新馬戦勝ちスローペースの決め手勝負の争いになっていますが、1800の持ちタイムは1番。出遅れた後のリカバリーが早く、かなりスピード能力が高いと思われます。今回は内枠発走なので出遅れたら致命傷になる可能性がありますが、スタートがよければ先行して持前のスピードを生かすことができそう。
2023年東京スポーツ杯2歳ステークスまとめ
毎年クラシック馬を輩出している東京スポーツ杯2歳ステークス。
今年も期待の馬が揃っていますが、やはりミカエルパシャのスピードは非凡。
ここは通過点と見ています。