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【東京大賞典2024 予想】出走予定馬・過去の傾向を公開

更新日:
東京大賞典

中央・地方を含めた日本競馬における、年度最後のG1・東京大賞典。

年末のダート頂上決戦として、毎年、中央と地方のスターホースたちが熱い戦いを繰り広げています。

近年の日本のダート馬は、ウシュバテソーロのドバイワールドカップ制覇、フォーエバーヤングのBCクラシック3着など、世界との差が縮まっています。

世界一のダート馬となったウシュバテソーロの出世レースといえば、この東京大賞典でした。

ウシュバテソーロは、ここを勝利し、翌年の川崎記念も勝利し、見事ドバイワールドカップ制覇を飾ったのです。

2024年は、去年の覇者でドバイワールドカップ馬のウシュバテソーロ、BCクラシック3着と世界レベルの力を見せたフォーエバーヤング、チャンピオンズカップ2着のウィルソンテソーロ、東京ダービー圧勝のラムジェットなど、東京大賞典史上、最高のメンバーが揃いそうです。

去年は同馬主の馬同士のマッチレースとなった当レース。

今年は一体どんなドラマが待っているのでしょうか。


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東京大賞典2024年の想定馬・想定騎手・予想オッズ

メンバー的に、歴代で一番盛り上がる東京大賞典になるかもしれません。

想定出走馬、想定騎手、予想オッズに加え、一言ずつ解説していきます。

ウシュバテソーロ

競走馬情報

牡7 父:オルフェーヴル
想定騎手:菅原 前走:BCクラシック10着

昨年の覇者である日本最強ダート馬は、当レースが日本最終戦となりそうです。

この後は、菅原騎手でサウジカップからドバイワールドカップが予定されています。

ウィルソンテソーロと同馬主ですが、今後はウィルソンテソーロ中心に考えているようで、早々に川田騎手から菅原騎手にスイッチすることを発表。

つまり、馬主的には「ウィルソンテソーロの方が現在の力は上」と考えているのでしょう。

ただ、多少力は衰えたとはいえ、東京大賞典は連覇の多い舞台。

美浦のホープである菅原騎手が、この馬の末脚を引き出せるか注目です。

ウィルソンテソーロ(未定)

競走馬情報

牡5 父:キタサンブラック
想定騎手:川田 前走:チャンピオンズ2着

まだ出走すると明言していませんが、出走すると踏んだうえでの川田騎手への完全スイッチだと考えられます。

この馬が出走してくれば、確実に過去最高の東京大賞典になることは間違いないでしょう。

フォーエバーヤング

競走馬情報

牡3 父:リアルスティール
想定騎手:坂井 前走:BCクラシック3着

ジャパンダートクラシックで1着、世界のダート馬が集まるBCクラシックで3着と、世界レベルの馬であることを証明しました。

テソーロ2頭は強いですが、ここは試金石となりそうです。

ラムジェット

競走馬情報

牡3 父:マジェスティックウォリアー
想定騎手:三浦 前走:JDC4着

チャンスがあったチャンピオンズカップは無念の回避。

三浦騎手の異常ともいえるG1運のなさが発揮された形となりました。

例年のレベルであれば、この馬が勝つチャンスは十分にあります。

ただ、今年は史上最高ともいえるメンバーが揃ってしまい、勝つのは非常に厳しそうです。

もしウィルソンテソーロが出走してこなければ、馬券の紐にはちょうど良さそうです。

デルマソトガケ

競走馬情報

牡4 父:マインドユアビスケッツ
想定騎手:ルメール 前走:BCクラシック13着

古馬になってからパッとしないレースが続いています。

早熟だった可能性も否定できず、今年のメンバーに対抗するには相当な変わり身が必要でしょう。

ノットゥルノ

競走馬情報

牡5 父:ハーツクライ
想定騎手:武豊 前走:JBCクラシック5着

2022年は2着とこの舞台では実績がありますが、いかんせん非常にムラのある馬です。

ただ、今年のメンバーは強いとはいえ逃げ馬がいないため、逃げの天才である武豊騎手鞍上であればチャンスはあります。

武豊騎手のことですから、逃げなければチャンスはゼロということは十分認識しているでしょう。

そのため、名古屋グランプリのように超大逃げを打つかもしれません。

ですが、気分のムラが激しい馬であるため、そもそも逃げてくれない可能性もあります。

東京大賞典2024年の基本情報

年末のダート頂上決戦として開催されるG1・東京大賞典。

2023年は、ほぼ最後方からレースを進めたウシュバテソーロが、意表を突いて逃げたウィルソンテソーロをゴール直前で差し切り、東京大賞典連覇を達成しました。

ウィルソンテソーロは人気薄ながら、チャンピオンズカップがまぐれでなかったことを証明した形となりました。

3着は3歳牡馬のドゥラエレーデで、2、3着がチャンピオンズカップと同じ面子となりました。

この東京大賞典は、当然ながら中央馬優勢で、1番人気が非常に強いレースです。

ただ、稀に地方馬が2、3着に突っ込んでくることがあるため、地方馬を完全無視というわけにはいきません。

東京大賞典で馬券に絡む地方馬には、ある共通点があります。

それについては、下記の過去10年の傾向をご覧下さい。

東京大賞典ってどんなレース?

東京大賞典の前身は、1955年に創設された「秋の按」。

そこから1964年に東京大賞典という名称になり、当時はなんと大井のダート3000mで開催されていました。

ちなみに、1988年はのちに天皇賞・春、宝塚記念を勝つイナリワンが、大井ダート3000m時代の東京大賞典を勝利しています。

そこから2800mに短縮され、1995年より中央馬も出走できるようになり、1998年、ようやく現在と同じ条件となりました。

最近は、日本の強いダート馬はBCクラシックに出走することが増えてきたため、ウシュバテソーロのようにBCクラシックから当レースに臨む馬が増加しています。

ただ、相変わらずチャンピオンズカップ、JBCクラシックから臨戦してくる馬が強い傾向も変わっていません。

当レースは連覇が非常に多く、オメガパフュームは2018年から2021年までの東京大賞典を4連覇。

近年でも、ホッコータルマエ、スマートファルコン、ウシュバテソーロが連覇を果たしています。

東京大賞典2024年予想に必要なデータ

ここでは、東京大賞典の過去の傾向など、予想に必要なデータを紹介します。

東京大賞典 過去10年の結果

全て大井ダ2000m

馬名騎手血統
23良1ウシュバテソーロ牡6川田将雅1オルフェーヴル
2ウィルソンテソーロ牡4原優介6キタサンブラック
3ドゥラエレーデ牡3B.ムルバザエフ4ドゥラメンテ
22良1ウシュバテソーロ牡5横山和生2オルフェーヴル
2ノットゥルノ牡3武豊3ハーツクライ
3メイショウハリオ牡5浜中俊1パイロ
21良1オメガパフューム牡6M.デムーロ1スウェプトオーヴァーボード
2クリンチャー牡7川田将雅3ディープスカイ
3ウェスタールンドセ9藤岡佑介7ネオユニヴァース
20良1オメガパフューム牡5M.デムーロ1スウェプトオーヴァーボード
2カジノフォンテン牡4張田昴9カジノドライヴ
3ウェスタールンドセ8藤岡佑介3ネオユニヴァース
19稍1オメガパフューム牡4M.デムーロ2スウェプトオーヴァーボード
2ノンコノユメ牡7真島大輔5トワイニング
3モジアナフレイバー牡4繁田健一4バトルプラン
18良1オメガパフューム牡3M.デムーロ3スウェプトオーヴァーボード
2ゴールドドリーム牡5C.ルメール1ゴールドアリュール
3ケイティブレイブ牡5福永祐一2アドマイヤマックス
17良1コパノリッキー牡7田辺裕信3ゴールドアリュール
2サウンドトゥルーセ7大野拓弥2フレンチデピュティ
3ケイティブレイブ牡4福永祐一1アドマイヤマックス
16重1アポロケンタッキー牡4内田博幸5Langfuhr
2アウォーディー牡6武豊1ジャングルポケット
3サウンドトゥルーセ6大野拓弥2フレンチデピュティ
15良1サウンドトゥルーセ5大野拓弥3フレンチデピュティ
2ホッコータルマエ牡6幸英明1キングカメハメハ
3ワンダーアキュート牡9和田竜二6カリズマティック
14重1ホッコータルマエ牡5幸英明1キングカメハメハ
2コパノリッキー牡4田辺裕信2ゴールドアリュール
3サミットストーン牡6石崎駿8ロージズインメイ

東京大賞典 過去の傾向

東京大賞典の過去10年の傾向を見ていきましょう。

過去10年で1番人気が飛んだのは1度だけ

当レースは1番人気が非常に強く、過去10年の成績は4-3-2-1です。

着外に飛んだのは2019年のゴールドドリームのみでした。

つまり、1番人気の複勝率は90%。

1番人気は、絶対に馬券に組み込む必要があります。

ただ、今年は強い馬が多く、どの馬が一番人気になるか分からないくらいメンバーが揃っています。

もしウィルソンテソーロが出走してきたら、フォーエバーヤング、ウシュバテソーロの3頭のどれかが一番人気になるかと思われますが、どの馬かと問われれば答えるのは難しいです。

勝つのは3番人気以内だが紐で来る人気薄には注意

東京大賞典を勝利する馬は、基本的に3番人気以内の馬となっています。

2016年のアポロケンタッキーのみが5番人気でした。

2023年のウィルソンテソーロは惜しかったですが、頭は3番人気以内と固定するのがいいでしょう。

騎手ではなく馬を見る!

当レースでの騎手買いはお勧めしません。

過去10年での最多勝利騎手はM.デムーロ騎手ですが、全てオメガパフュームによるもので、オメガパフュームの東京大賞典との相性が凄まじかった結果であると言えます。

ルメール騎手が乗ってきたら買いというわけでもなく、むしろ過去10年で唯一1番人気を飛ばしたのはルメール騎手です。

よって、騎手ではなく馬を見て予想するのがいいでしょう。

紐でたまに来る地方馬にはある共通点が

過去10年で、地方馬が馬券に絡んだことは4回あります。

2014年3着のサミットストーン、2019年2着のノンコノユメ(元中央G1馬)、2019年3着のモジアナフレイバー、2020年2着のカジノフォンテンなどがいます。

中央馬と地方馬の差が相当あるのは、競馬ファンであれば自明の理です。

そう考えると、過去10年で3レースも地方馬が馬券に絡んだというのは、意外と多いと思うのではないでしょうか。

この4頭については、共通点があります。

ノンコノユメ、モジアナフレイバー、カジノフォンテンは、大井の地方重賞・勝島王冠からの参戦でした。

残るサミットストーンは、前走では地方交流Jpn2の浦和記念で、中央馬を破って勝利しています。

よって、前走重賞勝ち馬、勝島王冠から参戦した地方馬は、少し注目しておいたほうがいいかもしれません。

ただ、今年はメンバーがあまりにも強すぎるため、負け覚悟で地方馬を応援したい人以外は、無闇に地方馬から入らない方がいいかもしれません。

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  • 12月08日 中山04R 1,088,680円的中
  • 12月01日 京都07R 908,050円的中
  • 11月24日 東京03R 827,650円的中
  • 11月17日 東京10R 977,280円的中
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