2024年2月4日東京競馬場ではマイルG3重賞東京新聞杯が開催されます。
昨年は、後のマイルチャンピオンシップ王者となるナミュールがこのレースでも2着と好走。現在は2年連続牝馬が連対しています。
過去10年のデータを見ても、このレースで好走する確率が高いのは牝馬!
優勝馬のトップローテーションはエリザベス女王杯、そして世代別では4歳が超有力。
今回はこの条件全てに該当するマスクトディーヴァが出走します。
これは罠かと思うくらい好走条件が揃っていますが、エリザベス女王杯のあの脚を見たらここで逆らうことはできないですね。
キサラギの本命は当然マスクトディーヴァ!牝馬のワンツーもあると見て狙っていきます。
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目次
東京新聞杯とは
1951年に創立され今年で72年の歴史を持つ格の高い重賞です。
安田記念や、ヴィクトリアマイルなど春のG1と同コースで開催されるので、G1王者を狙う強豪マイラーが集結するレースです。
最近では、リスグラシュー、スマートレイアーなど、ここを勝った牝馬が競馬界を代表する馬に成長していくケースも多く、出走してくる牝馬には特に注目したいレース。
昨年2着のナミュールは、春のG1では結果を出せませんでしたが、秋にはマイルチャンピオンシップを優勝しています。
東京新聞杯概要
開催日時 | 2024年2月4日 東京11レース |
開催競馬場 | 東京競馬場 |
コース | 芝1600メートル |
レースグレード | G3 |
出走条件 | 4歳以上(国際レース) |
負担重量 | 別定戦 |
賞金 | 1着4100万円 |
東京新聞杯過去5年の優勝馬
年度 | 馬名 | 性齢 | 騎手名 | 人気 |
---|---|---|---|---|
2023年 | ウインカーネリアン | 牡6 | 三浦皇 | 4人気 |
2022年 | イルーシヴパンサー | 牡4 | 田辺 | 4人気 |
2021年 | カラテ | 牡5 | 菅原明 | 5人気 |
2020年 | プリモシーン | 牝5 | デムーロ | 4人気 |
2019年 | インディチャンプ | 牡4 | 福永 | 1人気 |
東京新聞杯のコース紹介
引用:JRA公式サイト
・コースの特徴
東京マイルは、長い直線を生かした差しが有効であることだけではなく、道中に坂があり、息を入れることができず、一気に走りぬくスタミナも必要となるコースです。そのためマイル専用の馬よりも、中距離を得意とする馬が活躍!
2022年にこのレースで重賞初制覇したカラテは、その後2000mの新潟記念でも優勝しています。
・主な東京芝1600のレース
東京競馬場マイルコースでは、春のマイル王者決定戦のG12つに加えて3歳マイル王決定戦のNHKマイルも行われる代表的なマイルコースです。
レース名 | 勝馬 | 2023年タイム |
---|---|---|
安田記念 | ソングライン | 1:31:4 |
ヴィクトリアマイル | ソングライン | 1:32:2 |
富士ステークス | ナミュール | 1:31:4 |
・東京新聞杯の走破タイム
年度 | 勝馬 | タイム |
---|---|---|
2023年度 | ウインカーネリアン | 1:31:8 |
東京マイルのG1安田記念がトップの走破タイムなのは当然ですが、昨年の走破タイムはヴィクトリアマイルよりも早いレベルの高いレース。
かつては波乱が多い重賞の1つでしたが、このタイムで走り切るにはかなりスピードがある馬じゃなければここで連対するのは難しいでしょう。
2023年の東京新聞杯プレイバック
着順 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|
1着 | ウインカーネリアン | 牡6 | 三浦 | 4人気 |
2着 | ナミュール | 牝4 | 横山武 | 2人気 |
3着 | プレサージュリフト | 牝4 | ルメール | 6人気 |
馬券種類 | 配当 |
---|---|
単勝 | 950円 |
馬連 | 2,360円 |
3連複 | 8,120円 |
3連単 | 45,900円 |
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- ◎マスクトディーヴァ
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東京新聞杯出走予定馬と想定オッズ
2024年1月15日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
ウインカーネリアン | 牡7 | 57.0㎏ | 三浦 | – | – |
ウンブライル | 牝4 | 55.0㎏ | 未定 | – | – |
カルロヴェローチェ | 牡4 | 57.0㎏ | 菅原 | – | – |
コナコースト | 牝4 | 55.0㎏ | 鮫島駿 | – | – |
サウンドビバーチェ | 牝5 | 55.0㎏ | 未定 | – | – |
ジャスティンカフェ | 牡6 | 57.0㎏ | 坂井瑠 | – | – |
ダノンタッチダウン | 牡4 | 57.0㎏ | 北村友 | – | – |
トゥードジボン | 牡5 | 57.0㎏ | 藤岡佑 | – | – |
ホウオウビスケッツ | 牡4 | 57.0㎏ | 丸田 | – | – |
マスクトディーヴァ | 牝4 | 55.0㎏ | 岩田望 | – | – |
マテンロウオリオン | 牡5 | 57.0㎏ | 未定 | – | – |
マテンロウスカイ | セ5 | 57.0㎏ | 横山典 | – | – |
ライトクオンタム | 牝4 | 55.0㎏ | 未定 | – | – |
ラヴェル | 牝4 | 55.0㎏ | 坂井瑠 | – | – |
過去10年の傾向をデータ分析
東京新聞杯2023の傾向
過去10年で万馬券2回だが20倍前後の馬連配当が多い!
【東京新聞杯過去10年の配当傾向】
近年波乱傾向★★☆☆☆
万馬券出現率20%
馬連10倍以下0%
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
7,090円 | 19,450円 | 111,420円 | 26,740円 | 353,160円 |
過去10年で万馬券は2回。
2015年3番人気ヴァンセンヌと9番人気アルフレードで決まったときと、2021年5番人気カラテと12番人気カテドラルで決まった2回です。
この2回の大波乱を除くと、馬連の配当は20~30倍前後の決着が多いです。3連単は波乱が多く万馬券にならなかったのは2022年の1度だけなので、このレースで高配当を狙うには3着の人気薄ピックアップが重要!
1番人気の連対率30%と超不安定!牝馬の人気馬は信頼できる
【過去10年で飛んだ1番人気馬】
開催年 | 1番人気馬 | 騎手名 | 斤量 | 単勝オッズ | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2021年 | ヴァンドギャルド | 福永 | 57.0kg | 2.7 | マイルチャンピオンシップ(京都)6着 |
2020年 | レッドヴェイロン | ルメール | 56.0kg | 2.9 | キャピタルステークス(東京)2着 |
2018年 | ダイワギャグニー | 横山典 | 56.0kg | 4.2 | 中山金杯(中山)5着 |
2017年 | エアスピネル | 武豊 | 57.0kg | 1.8 | 京都金杯(京都)1着 |
2016年 | ダッシングブレイズ | 浜中 | 56.0kg | 3.0 | リゲルステークス(京都)1着 |
2015年 | フルーキー | 岩田康 | 56.0kg | 4.2 | 京都金杯(京都)4着 |
2014年 | コディーノ | リスボリ | 56.0kg | 4.2 | 天皇賞秋(東京)5着 |
過去10年の東京新聞杯で1番人気の連対率は30%!7頭もの馬が飛んでいるので、信頼するには不安すぎます。
ここまで1番人気の連対率が低いのに、馬連配当がそれほど高くないのは、1番人気が飛んだ時でも他の人気馬が連に絡むことが多いこと、とはいえ2番人気の連対率は20%と1番人気馬よりも低いので、狙い目は3~4番人気の馬になりますね。
東京新聞杯で1番人気に支持されて飛んだ馬は全て牡馬!牝馬で人気の馬は崩れることが少ないです。
5~6番人気の中穴馬が好走多し!狙うのは4枠以内の人気薄馬
開催年 | 枠番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 5枠 | カラテ | 牡5 | 56.0kg | 菅原明 | 5人気 |
2021 | 2枠 | カテドラル | 牡5 | 56.0kg | 田辺裕 | 12人気 |
2020 | 6枠 | シャドウディーヴァ | 牝4 | 54.0kg | 岩田康 | 6人気 |
2019 | 4枠 | レッドオルガ | 牝5 | 54.0kg | 北村友 | 6人気 |
2018 | 2枠 | サトノアレス | 牡4 | 57.0kg | 柴山雄 | 5人気 |
2017 | 5枠 | プロディガルサン | 牡4 | 56.0kg | 田辺裕 | 5人気 |
2016 | 4枠 | スマートレイアー | 牝6 | 55.0kg | 吉田隼 | 5人気 |
2016 | 3枠 | エキストラエンド | 牡7 | 57.0kg | 岩田康 | 6人気 |
2015 | 7枠 | アルフレード | 牡6 | 56.0kg | 柴山雄 | 9人気 |
2014 | 4枠 | ホエールキャプチャ | 牝6 | 57.0kg | 蛯名正 | 8人気 |
過去10年の東京新聞杯で5番人気以下で連対した馬は10頭。かなり人気薄の実績があるレースです。12番人気のカテドラルが連対したことはありますが、他は5~6番人気のレンジが一番多いので、それがそこまでの波乱にならない原因でしょう。
人気薄で好走する馬は内枠が有力、4枠以内の馬が半数以上を占めているので、穴候補にするなら4枠以内の5~6番人気の馬になります。
牝馬の勝率、連対率ともに高いレース!軸は牝馬がおすすめ
【東京新聞杯牡・牝別成績】
性別 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|
牡馬 | 4.70% | 9.40% | 15.70% |
牝馬 | 19.00% | 38.10% | 47.60% |
牝馬の好走が多いことに注目!勝率、連対率、複勝率全てが牡馬を遥に上回っています。人気の牝馬が崩れることも少ないので、今年注目のマスクトディーヴァはこのデータからは鉄板級の軸になりますね。
【東京新聞杯過去10年で連対した牝馬】
年 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 人気 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
2023 | ナミュール | 牝4 | 56.0kg | 2人気 | 横山武 |
2022 | ファインルージュ | 牝4 | 55.0kg | 1人気 | ルメー |
2020 | プリモシーン | 牝5 | 56.0kg | 4人気 | Mデム |
2020 | シャドウディーヴァ | 牝4 | 54.0kg | 6人気 | 岩田康 |
2019 | レッドオルガ | 牝5 | 54.0kg | 6人気 | 北村友 |
2018 | リスグラシュー | 牝4 | 55.0kg | 3人気 | 武豊 |
2016 | スマートレイアー | 牝6 | 55.0kg | 5人気 | 吉田隼 |
2014 | ホエールキャプチャ | 牝6 | 57.0kg | 8人気 | 蛯名正 |
過去に連対した牝馬を見ると2014年、2016年は6歳のベテラン馬が好走していますが、近年は4歳、5歳牝馬が中心となっています。
前走はエリザベス女王杯出走馬がトップ!秋華賞組も出て来たら有力
前走レース | 勝利数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
エリザベス | 3勝 | 50.00% | 66.70% | 83.30% |
マイルCS | 2勝 | 14.30% | 14.30% | 21.40% |
元町S | 2勝 | 66.70% | 66.70% | 66.70% |
京都金杯 | 1勝 | 2.90% | 8.80% | 17.60% |
若潮S | 1勝 | 50.00% | 50.00% | 50.00% |
ノベンバー | 1勝 | 100.00% | 100.00% | 100.00% |
キャピタル | 0勝 | 0.00% | 16.70% | 16.70% |
ニューイヤ | 0勝 | 0.00% | 5.90% | 11.80% |
ターコイズ | 0勝 | 0.00% | 20.00% | 20.00% |
常総S | 0勝 | 0.00% | 100.00% | 100.00% |
秋華賞 | 0勝 | 0.00% | 100.00% | 100.00% |
菊花賞 | 0勝 | 0.00% | 100.00% | 100.00% |
阪神カップ | 0勝 | 0.00% | 0.00% | 37.50% |
中山金杯 | 0勝 | 0.00% | 0.00% | 25.00% |
牝馬が優勢の東京新聞杯らしく前走の1位はエリザベス女王杯からの出走馬です。出走回数は少ないですが、秋華賞からの出走馬も好走しているので、ここで狙うのは牝馬ということになりますね。
エリザベス女王杯から出走のマスクトディーヴァに有利なデータばかり出ているので逆に怖くなるくらいです。
2024年東京新聞杯まとめ
現役最強馬のコラムにも掲載した通り、当サイトでは現役最強馬はダノンリバティと判断しています。それをエリザベス女王杯で追い詰めたマスクトディーヴァは強いことには違いありません。
ここは抜けた人気になる可能性が高いですが、それでもマスクトディーヴァが連を外すことはアクシデントがない限り考えられません。
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■最近の的中情報
- 12月08日 中山04R 1,088,680円的中
- 12月01日 京都07R 908,050円的中
- 11月24日 東京03R 827,650円的中
- 11月17日 東京10R 977,280円的中
- 11月10日 京都10R 621,520円的中
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