2024年1月3日園田競馬場では重賞、新春賞が開催されます。
昨年は1番人気に支持されたタガノウィリアム、2番人気のクリノメガミエースと人気馬2頭が飛んで、33倍の高配当となったこのレース。
今年も園田の新春一発目はお年玉が期待できるレースになりそうです。
キサラギの本命はアラジンバローズ!
今年の夏まで中央のOPクラスで勝ち負けしていた馬
能力は完全上位なので、心配は疲れくらいでしょう。ツムタイザンとの一騎打ちになるレースだと思うので、1点にドカーンといって、穴2頭に少し流すレース!
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目次
新春賞とは
正式名称は「兵庫県知事賞典・新春」
1953年に創設されたアラブ馬の重賞でしたが、2005年からサラブレッド重賞に変更。
距離も園田のメインコース1870mでの競争となりました。
この10年では長い間園田のエースとして活躍したエイシンニシパが4連勝を含む5勝を挙げているレース。地方重賞にしては珍しいハンデ重賞なので、軽ハンデの人気薄馬の大駆けに期待できるます。
副賞として種付け権が贈呈される、HITスタリオンシリーズに指定されており
2021年はフェノーメノ、2022年はビッグアーサー、2023年はスマートファルコンの種付け権が贈呈されています。
新春賞概要
開催日時 | 2024年1月3日 園田11レース |
開催競馬場 | 園田競馬場 |
コース | ダート1870メートル |
レースグレード | 重賞1 |
出走条件 | 兵庫所属の4歳以上 |
負担重量 | ハンデ戦 |
賞金 | 1着1500万円 |
新春賞過去5年の優勝馬
近5年の新春賞の優勝馬を紹介します。
年度 | 馬名 | 性齢 | 騎手名 | 人気 |
---|---|---|---|---|
2023年 | アキュートガール | 牝4 | 笹田 | 5人気 |
2022年 | エイシンニシパ | 牡9 | 吉村 | 1人気 |
2021年 | エイシンニシパ | 牡8 | 吉村 | 1人気 |
2020年 | エイシンニシパ | 牡7 | 吉村 | 1人気 |
2019年 | エイシンニシパ | 牡6 | 吉村 | 1人気 |
新春賞のコース紹介
引用:園田競馬場コース 地方競馬情報サイト
・コースの特徴
園田1870mはコースを1周半するため、コーナーが6回。
スピードが上がりにくく、逃げ先行馬が有利にレースをすすめやすい。
直線も短いので、差し追い込み馬が勝利するためには、相当の能力差が条件となります。
同程度の能力ならば、逃げ先行が有利。
ただし、向こう正面で内側に馬群が寄ってくる傾向があるので
内枠で抜け出していない馬はここで失速する可能性あり。
2023年の新春賞プレイバック
着順 | 馬名 | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|
1着 | アキュートガール | 笹田 | 5人気 |
2着 | エイシンナセル | 吉村 | 5人気 |
3着 | クリノメガミエース | 吉原 | 2人気 |
馬連 3,370円
3連複 2,870円
3連単 20,070円
■注目の重賞レース記事
キサラギの予想※12/30更新
新春賞2023の予想
- ◎アラジンバローズ
- 〇ツムタイザン
- ▲ナムラタタ
- △エイシンビッグボス
◎アラジンバローズのイチ推し理由はこれ
- 今年の8月まで中央のOPクラスで好走→力は1枚上
- 前走で園田勝利を決めており2回目の今回はさらにいいレースができるはず
- 前走も中央でも58キロの経験はあるのでトップハンデでも問題なし!
新春賞出走予定馬と想定オッズ
2023年12月27日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
アラジンバローズ | セ7 | 58.0㎏ | 下原理 | – | – |
シェナキング | 牡6 | 54.0㎏ | 大山真 | – | – |
フーズサイド | 牡8 | 54.0㎏ | 松本大 | – | – |
エイシンダンシャク | 牡7 | 54.0㎏ | 大山龍 | – | – |
ナムラタタ | 牡5 | 55.0㎏ | 吉村 | – | – |
エイシンビッグボス | 牡6 | 55.0㎏ | 永井 | – | – |
ツムタイザン | 牡6 | 57.5㎏ | 杉浦 | – | – |
リバプールタウン | 牡9 | 54.0㎏ | 山本咲 | – | – |
アキュートガール | 牝5 | 54.0㎏ | 鴨宮 | – | – |
トリプルスリル | 牡5 | 54.0㎏ | 廣瀬 | – | – |
ベストオブラック | 牡6 | 55.0㎏ | 田野豊 | – | – |
過去10年の傾向をデータ分析
新春賞2023の傾向
万馬券は過去2回!軸が決めにくいので馬連ボックスがおすすめ
【新春賞過去10年の配当傾向】
近年波乱傾向★★☆☆☆
万馬券出現率 20%
馬連10倍以下 30%
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
3,610円 | 10,360円 | 64,730円 | 12,880円 | 279,970円 |
地方重賞の中ではかなり高配当が期待できるレース。
万馬券は過去2回で
2015年7番人気エーシンスパイシーと5番人気ニシノイーグルで決まった128倍と2018年3番人気マイタイザンと7番人気エイシンホクトセイの114倍の2回。
過去10年で3回の10倍以下の決着はあるものの、20倍以上の配当が多いレース。
波乱馬券の軸を決めるのが難しいならば、馬連5点ボックスで勝負!
実質的な1人気の連対率は非常に低い!園田金盃好走組は危険
【新春賞飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 騎手 | 単勝オッズ | 前走 |
---|---|---|---|---|
2022年 | タガノウィリアム | 下原理 | 2.7倍 | 園田金盃(園田) 4着 |
2018年 | ミッレミリア | 大山 | 3.6倍 | 園田金盃(園田) 2着 |
2017年 | バズーカ | 木村健 | 2.5倍 | 園田金盃(園田) 1着 |
2015年 | ハルイチバン | 田中学 | 3.3倍 | 園田金盃(園田) 2着 |
2014年 | ホクセツサンデー | 木村健 | 2.1倍 | 園田金盃(園田) 2着 |
過去10年で1番人気の連対率は50%。
しかし、そのうち4回がエイシンニシパなので
エイシンニシパ以外の1番人気で連対したのは2016年のエーシンクリアだけです!
1番人気の連対率は実質的にかなり低くなるので
ここは上位人気でも1番人気以外を軸にするのがベスト!
エイシンニシパ以外ならば3番人気の勝率が高かったので
人気サイドから軸にするなら3番人気馬一択ですね。
近年は重賞組より特別戦勝利馬の勢いが優勢!乗り替わりに注目
【新春賞5番人気以下の連対実績】
年度 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2022年 | エイシンナセル | 牡11 | 吉村 | 5人気 | ヤマトポーク特別(園田) 1着 |
2021年 | エイシンガネーシャ | 牡5 | 廣瀬 | 5人気 | A-1競走(園田) 1着 |
2018年 | エイシンホクトセイ | 牡7 | 笹田 | 7人気 | 摂津盃(園田) 5着 |
2015年 | ニシノイーグル | 牡7 | 杉浦 | 5人気 | 園田金盃(園田) 8着 |
2015年 | エーシンスパイシー | 牝5 | 松浦 | 7人気 | 兵庫クイーンカップ(園田) 4着 |
園田で重賞クラス大敗からの巻き返しが多かったですが
近年は特別戦勝利馬がその勢いで連対する傾向になっています。
園田金盃組が多数出走しますが、そこでの狙い目は掲示板外に敗れた馬。
ここで前走からの乗り替わりがあればさらにアツいです!
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外枠重視だが吉村レべルの騎手が1枠なら要注意
【新春賞枠順別成績】
枠順 | 勝数 |
---|---|
1枠 | 2勝 |
2枠 | 1勝 |
3枠 | 0勝 |
4枠 | 1勝 |
5枠 | 1勝 |
6枠 | 1勝 |
7枠 | 3勝 |
8枠 | 1勝 |
7枠がリードしていますが、近年の勢いは1枠と8枠。
複勝率が高いのは5枠なので、人気薄ワイドを狙うなら5枠の馬がおすすめ。
基本的には外枠から流したいが、吉村レベルの騎手が1枠ならばそちらの方が有力になる
可能性あり。
軽ハンデ馬の連対率は低い!狙い目は55~57㎏台の実績馬
【新春賞ハンデ別成績】
ハンデ | 勝数 | 連対数 |
---|---|---|
52.0㎏以下 | 1勝 | 0回 |
53.0㎏ | 0勝 | 1回 |
54.0㎏ | 1勝 | 2回 |
55.0㎏ | 1勝 | 2回 |
56.0㎏ | 1勝 | 0回 |
57.0㎏ | 4勝 | 3回 |
58.0㎏ | 1勝 | 1回 |
58.5㎏以上 | 0勝 | 0回 |
ハンデ戦でも、実績のある重ハンデ馬が好走しています。
ただし、57キロ台を背負って勝利したのはエイシンニシパ以外では
2014年のニシノイーグルのみ。
実質的には55~56㎏で出走している馬が狙い目。
新春賞2024の注目馬3頭
- アラジンバローズ
- ツムタイザン
- ナムラタタ
注目馬1頭目:アラジンバローズ
前走 | 近江米特別(園田) 1着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 下原理 |
脚質 | 先行 |
今年の秋に中央から園田へ転厩。
転厩後は佐賀、名古屋と転戦し、前走で園田初経験。
圧倒的人気でしたが、差のない競馬で1着を確保。
派手な勝ち方ではありませんが、園田で初戦勝利したのは大きい。
今回は秋3戦の疲れがどれくらい出ているかどうかだけが心配です。
今年の夏は、中央でオープン戦好走をしていた馬。
キングズソードに0.3秒差に詰め寄った実績もあります。
完全にこのメンバーなら抜けた存在。
キサラギの本命馬です!
注目馬2頭目:ツムタイザン
前走 | 園田金盃(園田) 2着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 杉浦 |
脚質 | 先行 |
2歳時から重賞で活躍していましたが、本格化したのは
2023年になってからでしょう。ラッキードリームと差のない競馬ができるようになり
前走の園田金盃では、兵庫ダービー馬スマイルミーシャとほぼ同着の2着。ラッキードリームには先着しています。
充実度はナンバー1の馬。アラジンバローズは強敵ですが、どこまで食い下がることができるか楽しみです。
注目馬3頭目:ナムラタタ
前走 | 揖保川特別(園田)1着 |
---|---|
人気 | 5人気 |
騎手 | 吉村 |
脚質 | 差し |
前走は特別戦勝利。
これといった実績はありませんが
やはり鞍上が怖い。
ここ数戦56㎏で走っていたのが、今回1㎏減になるのは完全にアドバンテージ。
2強とは力の差があるものの、騎手レベル別格のエースがどんな競馬を仕掛けてくるのか?
新春賞2024の注目騎手2人
注目騎手1人目:吉村智洋騎手
名前 | 吉村智洋 |
---|---|
所属 | 園田 |
年齢 | 39歳 |
2023年度成績 | 333勝(全国リーディング1位) |
主な獲得タイトル | 2023年 兵庫ダービー 2023年 園田金盃 |
2023年は牝馬スマイルミーシャでの兵庫ダービー制覇。
昨年に続いて2年連続の全国リーディング1位と順調な年でした。
年間300勝超えは吉村騎手と笹川翼騎手の2人だけ、そして2位の笹川騎手に20勝以上差をつける圧倒的な勝利。
今年も園田競馬はこのエースを中心に回っていくことは間違いありません。
注目騎手1人目:下原理騎手
名前 | 下原理 |
---|---|
所属 | 園田 |
年齢 | 46歳 |
2023年度成績 | 193勝(全国リーディング7位) |
主な獲得タイトル | 2008年佐賀記念 2018年 2022年姫山菊花賞 |
兵庫のベテランジョッキー!
2023年のリーディングは吉村騎手に次いでの2位。全国リーディングでも7位と活躍しています。新人離れした騎乗でデビュー当時から期待されていましたが、当時は岩田騎手、小牧太騎手といったJRA移籍組がリーディング上位を独占しており、なかなか上位に上がることができませんでしたが、2人が移籍した後はリーディング上位を継続。
2016年には兵庫リーディングを初獲得し、さらに今後も期待されるジョッキー。重賞レースは特に強いので注目しなければならない騎手の一人です。
過去データではわからないキサラギの分析
新春賞危険な人気馬:トリプルスリル
前走、アラジンバローズと0.4差の実績があり3番人気に支持されていますが、差し脚が生かせるのは
やはり稍重以上かと思っています。ポジションが2強と被り、最後の決め手勝負になったらさすがに太刀打ちができない。
新春賞特注穴馬指名:エイシンビッグボス
前走の園田金盃大敗で人気を落としていますが、このレースの敗因がわからない以上。1戦だけで評価を下げたくない馬。
その前では姫山菊花賞でラッキードリームと0.2秒差の2着という実績もあるので、吉村騎手のナムラタタかこの馬が2強を崩せる存在と見ています。
2024年新春賞まとめ
園田金盃からの馬が多数出走するので、そこからのハンデの変化が非常に重要なレース。好走した馬は、ここで一気にハンデが重くなる可能性があるので、狙うなら園田金盃の負け組と特別戦勝ち馬でしょう。
2強で決まる可能性が高いですが、穴馬に挙げた2頭はかなりおすすめなので3連複なら絶対に紐に入れてください。