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【ローズステークス2024 予想】本命は「クイーンズウォーク」!展開予想、過去の傾向

更新日:
ローズステークス

秋華賞トライアルとして位置づけられているG2・ローズステークス。

今年は阪神競馬場のリフレッシュ工事のため、左回りの中京2000mで行われます。

元々は秋華賞を狙うG1馬の叩き台のレースとして使われており、ダイワスカーレットやジェンティルドンナなど勝利する馬もいましたが、スティルインラブやアパパネのように、当レースで敗れて牝馬三冠を達成した馬もいます。

中京2000mという、牝馬にとってスタミナが必要なコースですが、当舞台で行われた2020~2022年のローズステークスでは、ある程度位置を取った馬が全て勝利しています。

今年出走する馬は、ホープフルS勝利馬でダービー5着のレガレイラ、チューリップ賞1着のスウィープフィート、クイーンC1着でオークス4着のクイーンズウォークなど、近年のローズSでは珍しく強力なメンバーが揃いそうです。

普段とは違う左回りの2000mで行われる当レース。

今年は一体どんなレースになるのでしょうか。


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ローズステークス2024の予想(本命・対抗・単穴・連下)

ローズステークスの予想印

◎クイーンズウォーク
◯カニキュル
▲レガレイラ
△サフィラ
△ハワイアンティアレ
△オーロラエックス

◎はクイーンズウォーク
左回りのクイーンCで豪快な勝ち方を見せた当馬。

ただ、桜花賞とオークスでは期待に応えることはできませんでした。

G1よりもG2に強いイメージのある中内田・川田コンビ。

ここは確実に勝ちに来ることでしょう。

問題はレガレイラの存在のみですが、オークスで先行競馬を見せることもできたため、位置取りの差で勝つ可能性は高いと思われます。

◯はカニキュル
紫苑ステークスでは4着のクリスマスパレードがレコードで勝利したように、フローラステークス組に妙味がありそうです。

レガレイラと同じNF天栄馬にもかかわらず、戸崎騎手が乗りに来ていることから、NF天栄サイドは

「レガレイラは負けるかもしれない」

くらいに思っているのかもしれません。

オッズにも妙味があり、後方からの競馬が確実なレガレイラより、こっちのほうが面白いかもしれません。

▲はレガレイラ
皐月賞・ダービーで上がり最速を記録しているように、牡馬を含めた3歳世代の中でも屈指の切れ者です。

ただ、課題はスタートの悪さ。

皐月賞の敗因は北村宏司騎手の騎乗にあるという声もありましたが、ルメール騎手でも3~4着が限界だったでしょう。

ダービーでも、シンエンペラーと同じくらいの位置につけていれば3着はあったと思いますが、それができないのがこの馬なのでしょう。

今回も中団より後ろに構え、末脚勝負に賭けるのではないでしょうか。

さらに、姉のサラキア、サリエラが当レースで2着になっているサフィラ、当レースにつよい池添騎手騎乗のハワイアンティアレ、1勝クラスを好タイムで勝利したオーロラエックスに△をつけました。

ローズステークス2024の買い目

単勝2(1点)
馬連流し2-1、3、13、14、15(5点)
3連複軸1頭流し2-1、3、13、14、15(10点)

出馬表

馬番馬名性齢斤量騎手
11カニキュル牝355戸崎圭太
22クイーンズウォーク牝355川田将雅
23オーロラエックス牝355松山弘平
34チェレスタ牝355西村淳也
35タガノエルピーダ牝355幸英明
46レディーヴァリュー牝355永島まなみ
7サンセットビュー牝355鮫島克駿
58ラビットアイ牝355横山典弘
9ラヴァンダ牝355岩田望来
610セキトバイースト牝355藤岡佑介
11フレミングフープ牝355Mデムーロ
712ザブライド牝355和田竜二
13ハワイアンティアレ牝355池添謙一
814サフィラ牝355北村友一
15レガレイラ牝355Cルメール

展開予想

先行馬が少ない今年のローズステークスですが、逃げるのは長島まなみ騎手のレディーヴァリューでしょうか。

ただ、レディーヴァリューは未勝利上がりで能力とスピードが足りない可能性もあるため

、横山典騎手のラビットアイが行くかもしれません。

それにチェレスタ、タガノエルピーダ、オーロラエックスあたりがついていき、今回は勝ちに来ると考えられる人気馬のクイーンズウォークも前につけるかもしれません。

あとは流動的になると思われますが、レガレイラはいつも通り後方でしょう。

ルメール騎手的にはクイーンズウォークをマークしてレースを進めたいところだと思われますが、非常にスタートの悪い馬であるため、差し届かずということもあるかもしれません。

ローズステークス2024年の想定馬・想定騎手

今年は中京芝2000mで行われるローズステークスは、オークス1、2着のチェルヴィニアとステレンボッシュこそ出走しないものの、G1馬で牡馬クラシックローテを歩んだレガレイラが、初の牝馬限定戦に出走を表明。

さらに、チューリップ賞1着のスウィープフィート、クイーンC勝利馬のクイーンズウォークなど、近年では珍しく牝馬の一線級が揃いそうです。

想定出走馬、想定騎手に加え、一言ずつ解説していきます。

【有力】レガレイラ

競走馬情報

牝3 父:スワーヴリチャード
想定騎手:ルメール 前走:ダービー5着

ローテが注目されていた当馬ですが、ローズSからの始動となりました。

同じNF天栄馬であるステレンボッシュ、チェルヴィニアとの使い分けもあると思われますが、当レースに出てくる時点で、ある程度勝ちに来ると考えられます。

ダービーも皐月賞も脚を余しており、牝馬同士ならば力の差を見せつけてもおかしくありません。

クイーンズウォーク

競走馬情報

牝3 父:キズナ
想定騎手:川田 前走:オークス4着

距離適性が分かりかねる馬ではありますが、2400mより2000mの方が良い可能性が高いでしょう。

左回りのクイーンCも勝利しており、この中京芝2000mに替わるのはプラスだと考えられます。

騎手も近5年で3勝の川田騎手で、好走必至です。

スウィープフィート

競走馬情報

牝3 父:スワーヴリチャード
想定騎手:武豊 前走:オークス6着

チューリップ賞を勝利し、その差し脚は魅力です。

ただ、先行有利の中京2000mであることと、強力な同型であるレガレイラもいるため、多少苦戦するかもしれません。

タガノエルピーダ

競走馬情報

牝3 父:キズナ
想定騎手:団野 前走:オークス11着

朝日杯3着、忘れな草賞を勝利という実績を持つこの馬。

ちょっと相手が強いため、ここでも苦しい可能性は高いです。

カニキュル

競走馬情報

牝3 父:エピファネイア
想定騎手:戸崎 前走:1勝クラス(東京1800m)1着

後述しますが、近年の当レースは1勝クラス上がりの馬の成績が良い傾向にあります。

しかし、それは強力な実績馬が揃わなかったときの話です。

今年はレガレイラ参戦の時点で、近年には珍しく明らかにメンバーが揃いました。

好走の可能性はありますが、勝利までは苦しいかもしれません。

サフィラ

競走馬情報

牝3 父:ハーツクライ
想定騎手:北村友 前走:オークス13着

サロミナ一族の当馬。

同じ一族のサリエラやサラキアが2着に来ていますが、この馬が良くなるのはまだ先のような印象があります。

ローズステークス2024年の基本情報

ローズステークスは、3歳牝馬クラシックの最終戦である秋華賞のトライアルレースです。

普段は阪神芝1800mで行なわれていますが、今年は阪神競馬場のリフレッシュ工事のため、中京芝2000mで行われます。

2023年は、7番人気だったマスクトディーヴァが1勝クラス上がりながらレコードタイムで圧勝。

2着も後にエリザベス女王杯を勝利するブレイディヴェーグで、非常にレベルの高い1戦となりました。

以前の当レースは、オークス馬や桜花馬が秋華賞のための叩きとして利用していました。

しかし、最近そういったG1馬は秋華賞に直行するため、近年は1勝クラス上がりの馬の勝利が目立ちます。

当レースを勝利した名馬は多くおり、最強牝馬論争で必ず話に挙がるダイワスカーレットやジェンティルドンナも、このレースと秋華賞を連勝しています。

ローズステークスってどんなレース?

ローズステークスは、9月中旬に阪神競馬場芝1800m(今年は中京芝2000m)で行われる、3歳限定のG2レースです。

当レースの創設は1983年で、当時は秋華賞が存在しなかったため、エリザベス女王杯のステップレースとして施行されることとなりました。

最初は、秋華賞の舞台である京都芝2000mでしたが、1996年の秋華賞創設により阪神芝2000mに変更され、2007年から阪神芝1800mの施行となっています。

京都2000m時代の当レースも、初の三冠牝馬であるメジロラモーヌ、女傑ヒシアマゾンなど、数々の名馬を輩出しています。

秋華賞創設後のローズステークスは、G1馬が秋華賞のステップとして8分の出来で出てくることが多いレースでした。

ただ、最近の強い馬はローズステークスを挟まず秋華賞に直行するため、すでに実績のある馬は当レースに出てこない傾向にあります。

ローズステークス2024年予想に必要なデータ

ここでは、ローズステークスの過去の傾向など、予想に必要なデータを紹介します。

中京芝2000mの傾向

重賞ならば、中日新聞杯、愛知杯、金鯱賞が行われる中京芝2000m。

今年のローズSは、この舞台で開催されます。

内寄りの枠が有利で、最後の直線は、急坂があり、ラスト1Fはほぼ平坦。

2020~2022年は、京都競馬場改修のため、今年と同じ中京2000mで開催され、ある程度先行した馬がそれぞれ勝利しています

ローズステークス 過去10年の結果

2020~2022年は中京2000m、他すべて阪神芝1800m

馬名騎手血統
23良1マスクトディーヴァ牝3岩田望来7ルーラーシップ
2ブレイディヴェーグ牝3C.ルメール1ロードカナロア
3マラキナイア牝3川田将雅5ジャスタウェイ
22良1アートハウス牝3川田将雅1スクリーンヒーロー
2サリエラ牝3C.ルメール2ディープインパクト
3エグランタイン牝3池添謙一7キズナ
21良1アンドヴァラナウト牝3福永祐一4キングカメハメハ
2エイシンヒテン牝3松若風馬12エイシンヒカリ
3アールドヴィーヴル牝3松山弘平1キングカメハメハ
20良1リアアメリア牝3川田将雅3ディープインパクト
2ムジカ牝3秋山真一郎14エピファネイア
3オーマイダーリン牝3和田竜二11ディープインパクト
19良1ダノンファンタジー牝3川田将雅1ディープインパクト
2ビーチサンバ牝3福永祐一6クロフネ
3ウィクトーリア牝3戸崎圭太2ヴィクトワールピサ
18良1カンタービレ牝3C.ルメール5ディープインパクト
2サラキア牝3池添謙一2ディープインパクト
3ラテュロス牝3秋山真一郎13ディープインパクト
17良1ラビットラン牝3和田竜二8tapit
2カワキタエンカ牝3横山典弘6ディープインパクト
3リスグラシュー牝3武豊3ハーツクライ
16重1シンハライト牝3池添謙一1ディープインパクト
2クロコスミア牝3岩田康誠11ステイゴールド
3カイザーバル牝3四位洋文6エンパイアメーカー
15良1タッチングスピーチ牝3C.ルメール7ディープインパクト
2ミッキークイーン牝3浜中俊1ディープインパクト
3トーセンビクトリー牝3武豊2キングカメハメハ
14良1ヌーヴォレコルト牝3岩田康誠2ハーツクライ
2タガノエトワール牝3小牧太15キングカメハメハ
3リラヴァティ牝3松山弘平9ゼンノロブロイ

ローズステークス 過去の傾向

ローズステークスの過去10年の傾向を見ていきましょう。

1番人気はある程度結果を出す

過去10年の当レースは、1番人気馬が3勝を挙げており、複勝率は60%と安定しています。

当レースで1番人気となるのは、基本的にシンハライトやミッキークイーン、ダノンファンタジーといったG1を勝っている馬が中心。

明らかに実績があり、強いと考えられる1番人気は、ここでも結果を出す可能性は高いです。

意外と荒れがち

3歳トライアルの当レースですが、このローズステークスは過去10年で3連単10万以上が6回と、意外と荒れることの多いレースです。

特に、今年と同じ中京芝2000m開催だった2020年は、3連単110万超えと大荒れでした。

そのため、思ってもみない馬が来ることもあるので、3連系馬券を狙う人には注意が必要です。

オークス馬は強いが近年出てこない

シンハライトやミッキークイーン、デニムアンドルビーのように、オークス馬が出てくれば強いですが、近年は直行で秋華賞に向かうことが多いため、そもそも出てくることが少ないです。

今年のオークス馬であるチェルヴィニアは直行で秋華賞、桜花賞馬のステレンボッシュも直行で、直行ローテの定番化を感じさせます。

逃げ馬の勝利はないが軽視禁物

過去10年で逃げ馬の勝利はありませんが、複勝率は40%と軽視できません。

しかも、その逃げ馬は人気のない馬が多く、逃げると思われる人気のない馬はチェックが必要です。

ディープインパクト系に注目

当レースは阪神1800mということもあり、ディープインパクト産駒が非常に強いレースでした。

それは孫の代になっても同じで、過去3年でも、ディープインパクト系のエイシンヒカリ産駒のエイシンヒテン、キズナ産駒のマラキナイアなど、今後もディープインパクト系を無視することはできません。

近年は2勝馬より1勝馬が圧倒的

これは近年になって変わってきた傾向ですが、前走G1や2勝クラスの馬よりも、1勝クラスの馬のほうが成績が良い傾向があります。

去年の1着マスクトディーヴァ、2着のブレイディヴェーグも、共に前走1勝クラスの馬でした。

そもそも、最近は強いG1馬が出てくることが少ないため、そういった傾向になっているのでしょう。

強い前走1勝クラス馬を見極めるのはなかなか大変であるため、そういった理由から、当レースが荒れる傾向にあるのかもしれません。

近年は川田騎手が圧倒的

過去5年は、川田騎手が3勝3着1回と圧倒しています。

基本的にトップジョッキーが来ることが多く、若手騎手の出番はあまりない傾向にあります。

その中でも、池添騎手と和田竜二騎手は穴を持ってくることがあるので注意が必要です。

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