今回は2024年2月10日(土)に開催されるクイーンカップのデータや傾向から予想を行います。
・クイーンカップはどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい!
1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。
また、週末には追いきり情報も追加して、最終予想を更新中です。
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目次
クイーンカップ2024の概要
- 2024年2月10日(土)東京11R
- クイーンカップ(GⅢ)3歳(牝)オープン(別定)
- 芝1600m
クイーンカップは春のクラシックへ向けた大事な賞金加算のステージです。今年はサフィラが参戦。ここで実力を改めて示し、余裕をもって桜花賞へ進めるのか注目ですね。
クイーンカップとはどんなレースなのか。コース解説、過去のレース傾向などを紹介しながら、解説してきます。
クイーンカップは東京芝1600m
「実力査定にピッタリ!スタミナも必要な」東京芝1600m
スタート地点は東京競馬場の向正面に入ったあたり。レース中盤までコーナーがないマイル戦は枠順の有利不利が少なく、かつペースが極端に落ちにくいレイアウトです。
下級条件では最後の直線を意識し、前半スローもありますが、上級条件ではペースの落ち込みが少なく、一定のスピードで最後まで走れる力が試されます。
スピードとその持続力を兼ね合わせていないと攻略できない舞台のため、実力がストレートに反映されるコースでもあります。
このため、中距離に適性がないと、最後の直線でゴールまで踏ん張れないとされています。
マイルはギリギリといったイメージだと最後に止まってしまうので、予想する上では距離適性の範囲を意識したいですね。
出走馬一覧
※2/9(金)時点での情報となります。
枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 | 想定人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 1 | サクセスカラー | 牝3 | 55 | 田辺 | 美浦久保田 | 6 |
2枠 | 2 | サンセットビュー | 牝3 | 55 | 三浦 | 栗東新谷 | 11 |
3枠 | 3 | アルセナール | 牝3 | 55 | ルメール | 美浦木村 | 3 |
4枠 | 4 | サフィラ | 牝3 | 55 | 松山 | 栗東池添 | 1 |
4枠 | 5 | ガビーズシスター | 牝3 | 55 | キング | 美浦中野 | 10 |
5枠 | 6 | モリノレッドスター | 牝3 | 55 | 横山武 | 美浦鈴木伸 | 7 |
5枠 | 7 | コスモディナー | 牝3 | 55 | 松岡 | 美浦伊藤伸 | 8 |
6枠 | 8 | ルージュスエルテ | 牝3 | 55 | 横山和 | 美浦国枝 | 4 |
6枠 | 9 | カレンナオトメ | 牝3 | 55 | 菅原明 | 美浦小野 | 12 |
7枠 | 10 | ブライトアゲイン | 牝3 | 55 | 石橋脩 | 栗東森秀 | 13 |
7枠 | 11 | ルージュサリナス | 牝3 | 55 | キングスコ | 美浦木村 | 9 |
8枠 | 12 | テリオスサラ | 牝3 | 55 | 戸崎圭 | 美浦高柳瑞 | 5 |
8枠 | 13 | クイーンズウォーク | 牝3 | 55 | 川田 | 栗東中内田 | 2 |
阪神JF4着サフィラが参戦します。
2走前は同舞台アルテミスSでチェルヴィニアの2着に入った実績があります。この馬に2勝目をあげたルージュスエルテ、1戦1勝アルセナール、サクセスカラーら好素材が挑みます。
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過去10年の傾向とデータ分析
次にクイーンカップの過去10年間のデータと傾向を紹介します。
人気別成績
人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 4 | 1 | 2 | 3 | 40.0% | 50.0% | 70.0% |
2番人気 | 4 | 2 | 1 | 3 | 40.0% | 60.0% | 70.0% |
3番人気 | 1 | 2 | 2 | 5 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
4番人気 | 0 | 1 | 0 | 9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
5番人気 | 0 | 3 | 1 | 6 | 0.0% | 30.0% | 40.0% |
6番人気 | 1 | 0 | 1 | 8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
7番人気 | 0 | 1 | 2 | 7 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
8番人気 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
9番人気 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
10番人気~ | 0 | 0 | 1 | 59 | 0.0% | 0.0% | 1.7% |
人気の傾向は、1番人気4勝、2番人気4勝と上位人気の強さが目立ちます。
実力査定の東京芝1600m、かつ貴重な牝馬限定重賞とあって、ここに狙いを定めた実績馬がその力を発揮しやすい傾向があります。
残り2勝は3番人気と6番人気。
3着以内に範囲を広げても7番人気以内が強く、基本大穴狙いはしない方がいいでしょう。
過去三連単の配当
年度 | 1着 | 2着 | 3着 | 配当金額 |
---|---|---|---|---|
2019年 | ⑨ | ⑥ | ④ | 4,850円 |
2020年 | ① | ⑨ | ⑤ | 119,180円 |
2021年 | ⑥ | ⑨ | ② | 14,760円 |
2022年 | ⑬ | ⑨ | ② | 4,940円 |
2023年 | ⑨ | ⑦ | ③ | 20,710円 |
過去5年の平均配当は32,888円と三連単としては決して高くはありません。
20年は11万馬券がでましたが、4,000円台が2回あり、大きく荒れることはありません。
枠番別成績
枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 1 | 3 | 2 | 12 | 5.6% | 22.2% | 33.3% |
2枠 | 0 | 0 | 2 | 16 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
3枠 | 5 | 0 | 1 | 12 | 27.8% | 27.8% | 33.3% |
4枠 | 0 | 1 | 2 | 16 | 0.0% | 5.3% | 15.8% |
5枠 | 1 | 2 | 1 | 15 | 5.3% | 15.8% | 21.1% |
6枠 | 0 | 3 | 1 | 15 | 0.0% | 15.8% | 21.1% |
7枠 | 1 | 1 | 1 | 16 | 5.3% | 10.5% | 15.8% |
8枠 | 2 | 0 | 0 | 18 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
冬の東京芝はDコースを使用します。内柵が9m外側に出されるため、コーナーが大回りになります。外を回った際の距離ロスは大きく、内側を走る馬のアドバンテージが高いのが特徴です。
このレースも3枠が5-0-1-12と勝率で大きくリードしています。ただ、2枠が目立たず、1枠も複勝率こそ高いのものの、勝ち馬は1頭。外枠と比べれば、内枠優勢ですが、3枠以外は極端ではありません。
前走クラス別成績
前走クラス | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
新馬 | 1 | 2 | 1 | 17 | 4.8% | 14.3% | 19.0% |
未勝利 | 1 | 1 | 1 | 20 | 4.3% | 8.7% | 13.0% |
1勝クラス | 3 | 1 | 0 | 39 | 7.0% | 9.3% | 9.3% |
OP/L | 0 | 0 | 0 | 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
G3 | 2 | 3 | 4 | 22 | 6.5% | 16.1% | 29.0% |
G2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
G1 | 3 | 3 | 4 | 12 | 13.6% | 27.3% | 45.5% |
前走GⅠが勝率、複勝率とも抜けています。
すべて阪神JFで3着以内だった馬は3-2-0-2と抜けています。
残るは6着以下0-1-4-10で、サフィラの前走4着は出走がありません。
2走前アルテミスS2着と合わせて考えれば、やはり凡走は考えにくいですね。
脚質別成績
前走位置取り | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 0 | 0 | 0 | 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
先行 | 3 | 3 | 2 | 43 | 5.9% | 11.8% | 15.7% |
中団 | 4 | 7 | 6 | 42 | 6.8% | 18.6% | 28.8% |
後方 | 3 | 0 | 2 | 26 | 9.7% | 9.7% | 16.1% |
東京マイルはスピードと持続力が問われ、総合力を試されます。重賞に関係なく、逃げ切りが決まりにくい舞台で、前走逃げたスピード型は0-0-0-9とすべて着外に敗れました。
前走先行より、中団または後方に控え、末脚比べに挑んだ馬が優位です。一旦、控えて、前半でスタミナを温存した経験が問われます。
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クイーンカップの重要な予想ポイント
クイーンカップの予想をする前に重要なポイントを押さえておきましょう!
ポイント① 前走マイル以上の新馬勝ち
前走新馬の1戦1勝馬は距離と競馬場に注目です。
東京芝マイル1-0-0-3、京都マイル0-2-0-0、京都芝1800m0-0-1-0がその内訳で、中山マイルだと0-0-0-6。
最後の直線が長い競馬場のマイル以上で決め手比べを制した馬が狙いです。
- アルセナール
※登録馬次第で追加あり
ポイント②関西馬の意欲を買う
牝馬クラシック戦線の初戦は関西で行われる桜花賞です。
そのため、主要トライアルは関西に集まっており、関西馬は2月に関東遠征を敢行しなくても問題ありません。
それでもあえて遠征してくるのは、桜花賞から逆算した計画的ローテともとれます。
関西馬は4-5-9-26(関東馬6-5-7-89)、勝率は関西馬10.5%に対し、関東馬は5.6%。地元のトライアルではなく、真冬の東京を選ぶ関西馬は買いです。
特に前走2着以内の関西馬は4-3-1-11。
6着以下0-0-2-10なので、好走後に転戦していく意欲を買いましょう。
- クイーンズウォーク
- ブライトアゲイン
※登録馬次第で追加あり
ポイント③前走中山の新馬・未勝利は消し
上がり速い東京と正反対に位置するのが中山です。
重賞はフェアリーSがあり好走馬も出ないこともないですが、前走1勝クラスに限定すると、1-1-0-22、新馬・未勝利0-0-1-15。
前走下級条件の中山は疑ってかかりましょう。
- サクセスカラー
- モリノレッドスター
- ガビーズシスター
クイーンC追い切りベスト3
クイーンCの追い切りベスト3をご紹介します!
第3位 サフィラ
- 栗東坂路 55.3-40.8-26.9-13.0
1月中旬から坂路で時計を計時。一週前は坂路4ハロン54.5、ラスト11.9と反応の良さをみせる。
最終追い切りは輸送を考慮し、馬なりで4ハロン55.3とセーブ気味の内容。
桜花賞を見据えた計画的な調教でした。
第2位 アルセナール
- 美浦ウッド 68.1-53.5-38.7-24.4-11.6
1月中旬からウッドで5本計時。一週前は5ハロン67.4、ラスト1ハロン11.9。
最終追い切りはさらに終いの時計を詰め馬なりで折り合いをつけて、ラストは12.8-11.6と軽く促し、見事なギアチェンジを披露。
瞬発力を強化しました。
第1位 テリオスサラ
- 美浦ウッド 66.6-51.8-36.8-24.0-11.9
1月下旬から坂路で乗り込み、2月に入ってウッドで3本計時。
最終追い切りはじっくり折り合いをつけて進み、後半3ハロンは12.8-12.1-11.9と加速ラップで体力アップをアピール。
意欲的な調教を消化しました。
クイーンCの有力馬
いよいよレース目前!
データ分析を行った結果から、クイーンC2024の有力馬をご紹介します。
サフィラ
阪神JF4着は実績最上位。2走前同舞台アルテミスSではチェルヴィニアの2着。
1.33.9、上がり600m33.4とパフォーマンスは申し分ありません。
3歳牝馬にとって厳しい東京マイル重賞は中距離向きに優位です。
母サロミナの産駒はサラキア、サリオス、サリエラと中距離活躍馬がズラリ。
桜花賞へ向けてここは負けられない一戦です。
クイーンズウォーク
2戦1勝。デビュー戦こそ逃げ切り勝ちを許しましたが、2戦目阪神マイルの未勝利戦では、上がり33.7の決め手を発揮し、2馬身差の圧勝。
好位に控え、直線で仕掛けられると突き抜けました。
レースのラスト600m34.4、400mは11.4-11.2。瞬発力は上位です。
前半、行きたがる素振りもあり、距離短縮は歓迎でしょう。
アルセナール
1戦1勝。初戦は東京芝マイル戦で前後半800m48.5-47.6のスローペースを差し切りました。
上がり600m34.2は記録自体、強調できませんが、ラスト400mは11.3-11.4。
ここにも出走するモリノレッドスターが完全に抜け出したところ、ゴール前100mを切ってから、目が覚めるような末脚を繰り出しました。
前半は馬群の外目でストレスをかけず気分よく走らせた結果のため、重賞で馬群に入った際など課題はありますが、早期から走れる血統だけにチャンスはあります。
楚木の激推し穴馬
クイーンCの穴馬になるであろう注目馬をご紹介いたします。
高配当を狙うためにも、ぜひチェックして下さい。
テリオスサラ
フェアリーSはスタートで遅れ後方から競馬し、7着と不完全燃焼に。
調教も意欲的で、このレースに賭ける陣営の執念も感じます。
この舞台は昨秋、赤松賞2着。
2番手からレース上がり33.9を粘りました。
レースラップは11.5-11.1-11.3と優秀で、今の東京の高速馬場も苦にしません。
再度の先行策で見直しましょう。
父ロジャーバローズは2.22.6でダービーを勝っており、速い馬場は得意でした。
コスモディナー
阪神JF9着馬。初の関西圏輸送で-22キロと大きく体を減らしてしまいました。
コスモス賞2着、クローバー賞1着といった戦歴から中距離もこなせるマイラータイプとみます。
先行力もあり、テリオスサラと同じく瞬発力勝負を避け、積極策で差しタイプの上位人気馬をかく乱できれば、穴の資格ありです。
クイーンC2024最終予想
◎⑫テリオスサラ
〇④サフィラ
▲③アルセナール
△⑬クイーンズウォーク
△⑦コスモディナー
△⑧ルージュサリナス
以上がクイーンC2024の予想となります。
ぜひ、参考にしていただき、クイーンCを勝ち切りましょう!
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■最近の的中情報
- 11月17日 東京10R 977,280円的中
- 11月10日 京都10R 621,520円的中
- 11月03日 東京11R 925,080円的中
- 10月27日 京都02R 1,109,040円的中
- 10月22日 浦和07R 809,800円的中
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