日経新春杯の予想を無料公開！本命は4歳馬サトノグランツ

2024年1月14日京都競馬場では牝馬重賞、G2日経新春杯が開催されます。

昨年は1番人気のロバートソンキーが飛んで、80倍の高配当！
しかし、舞台は再び京都競馬場に戻ります。

京都の日経新春杯は順当な結果が多く、ハンデ戦とは言え、手堅く稼げるレースの一つ。明け4歳馬が断然強いレースなので、ここは人気になってもサトノグランツ本命で勝負します。

日経新春杯とは

1954年に創設された古馬ハンデ戦！
2006年からは外国馬、2020年からは地方所属馬の出走も可能となっています。

優勝馬にはオーストラリアG1コーフィールドカップへの優先出走権が与えられます。

京都2400の長距離コースですが、開催時期やハンデ戦ということから、ここで春のG1の主役級が出走することは少なく、G2やG3に強い馬がタイトルを獲得することが多い。

所謂G2番長といった馬のためのレースですね。

日経新春杯概要

開催日時	2024年1月14日　京都11レース
開催競馬場	京都競馬場
コース	芝2400メートル
レースグレード	G2
出走条件	4歳以上（国際レース）
負担重量	ハンデ戦
賞金	1着5700万円

日経新春杯過去5年の優勝馬

年度	馬名	性齢	騎手名	人気
2023年	ヴェルドライゼンデ	牡6	イーガン	2人気
2022年	ヨーホーレイク	牡4	川田	3人気
2021年	ショウリュウイグゾ	牡5	団野	7人気
2020年	モズベッロ	牡4	池添	2人気
2019年	グローリーヴェイズ	牡4	デムーロ	1人気

日経新春杯のコース紹介

引用：JRA（京都競馬場コース）

・コースの特徴
外回りコースを使用する京都2400ｍ。
やはりポイントは3コーナー付近からの坂の上り下り。
どこで馬をトップスピードにもっていくか、ジョッキーの腕で決まるコース。
下り坂でオーバーペースになると4コーナーで大きなロスとなるリスクがあり。

・主な京都2400のレース

レース名	勝馬	2023年タイム
日経新春杯	モズベッロ	2:26:9
京都大賞典	プラダリア	2:25:3

京都2400で行われるレースは、日経新春杯と京都大賞典のG2レース2つ。
昨年は日経新春杯が中京2200で行われたため、京都大賞典のみでした。

2018～2020年の京都開催では、全て良馬場でも1分26秒台と遅いタイム。
上り34秒台の決め手勝負となっていますが、全体的にスローな流れなので
先行馬で最後の末脚を繰り出せる馬が好走しています。

今年も好走条件として、道中は先行できる、上り34秒台の末脚を持っている
この2つは必須条項になるでしょうね。

2020年の日経新春杯プレイバック

京都で開催された2020年ののレースプレイバック動画です。

着順	馬名	性齢	騎手	人気
1着	モズベッロ	牡4	池添	2人気
2着	レッドレオン	牡5	北村友	5人気
3着	エーティーラッセン	牝5	藤懸	11人気

キサラギの予想※1/12更新

日経新春杯2024の予想

• ◎サトノグランツ
• 〇サヴォーナ
• ▲ブローザホーン
• △ハーツコンチェルト
• △ヒンドゥタイムズ
• △ナイママ

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日経新春杯出走予定馬と想定オッズ

2024年1月12日12時時点の出走予定馬

馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	単勝オッズ	人気
1	リレーションシップ	牡7	54	高田	180.8	13人気
2	ナイママ	牡8	53	和田竜	306.7	14人気
3	インプレス	牡5	56	角田河	68.8	12人気
4	リビアングラス	牡4	54	田口	11.6	5人気
5	レッドバリエンテ	牡5	55	西村淳	14.7	6人気
6	ディアスティマ	牡7	57.5	北村友	20.1	7人気
7	ハーツコンチェルト	牡4	55	松山	5.1	3人気
8	ブローザホーン	牡5	57	菅原明	5.6	4人気
9	カレンルシェルブル	牡6	57	武豊	21.0	8人気
10	ハーツイストワール	牡8	57	田辺	24.5	9人気
11	ヒンドゥタイムズ	セ8	58	Ａルメート	31.9	11人気
12	シンリョクカ	牝4	53	木幡初	28.9	10人気
13	サヴォーナ	牡4	56	池添	4.5	2人気
14	サトノグランツ	牡4	57.5	川田	3.6	1人気

過去10年の傾向をデータ分析

過去10年で万馬券は1度あるが比較的順当なハンデ戦

【日経新春杯過去10年の配当傾向】

馬連平均配当	3連複平均配当	3連単平均配当	馬連最高配当	3連単最高配当
2,240円	9,490円	45,090円	10,150円	200,130円

過去10年で万馬券は1回。
2015年6番人気のアドマイヤデウスと10番人気のフーラブライドで決着した100倍！
馬連の平均配当は22倍ですが、10倍以下の配当が5回もあり、ハンデ戦でも順当な結果が多いレースです。

1番人気の連対率は70％と高いが有馬記念組には注意

【日経新春杯で連対した1番人気馬】

年度	馬名	騎手	単勝オッズ	前走
2020年	レッドジェニアル	武豊	3.6倍	菊花賞（京都）　6着
2015年	サトノノブレス	池添	4.0倍	有馬記念（中山）　11着
2011年	ローズキングダム	武豊	2.0倍	有馬記念（中山）　中止

過去10年で飛んだ1番人気は3頭。
1番人気連対率は70％とハンデ戦ではまあまあの成績。

2011年のローズキングダムは有馬記念の前にJCを勝っている馬。
トップハンデでしたが58キロと走れないハンデでもなかったのに
ここで沈んでいます。

前走、有馬記念の馬が多く出走しますが、過去10年で有馬記念からの馬が連対したのは2022年のステラヴェローチェ1頭だけ、これは中京開催の2200m戦でした。

京都2400ｍ戦では有馬記念組の好走ケースはほぼないので、ローテから見たら消しの1番手でいいと思います。

人気薄の馬券期待度低い！狙うなら内枠の先行馬

【日経新春杯7番人気以下の連対実績】

年度	馬名	騎手	人気	前走
2015年	フーラブライド	酒井	10人気	愛知杯（中京）　6着
2013年	カポーティスター	高倉	10人気	北野特別（京都）　1着

順当な結果が多い日経新春杯では1番人気～5番人気くらいで決まるケースが非常に多く
穴馬となるのは7番人気以下の超人気薄馬です。

過去10年を見ても人気薄が連対したのは2回しかなく
どちらも内枠の先行馬でした。

また2頭とも連対はしていませんが、前年度に芝2400メートルの重賞レースを2回以上使っており、この距離の重賞の流れにはちょうど慣れてきた頃だった可能性があります。

55～56㎏の実績馬が強い！52㎏軽ハンデの一発に注意

【日経新春杯ハンデ別成績】

ハンデ	勝率	連対率
51㎏以下	0.0%	0.0%
52.0㎏	11.8%	11.8%
53.0㎏	0.0%	6.7%
54.0㎏	4.2%	12.5%
55.0㎏	13.8%	20.7%
56.0㎏	3.4%	20.7%
56.5㎏	50.0%	50.0%
57.0㎏	0.0%	0.0%
57.5㎏	0.0%	0.0%
58.0㎏	0.0%	0.0%
58.5㎏以上	100.0%	100.0%

58.5㎏以上で出走したのは
2012年のトゥザグローリーのみなので
100％の連対率は参考外。
56.5㎏も同じく1頭だけのデータ。

基本的には55～56㎏のハンデ馬が好走するケースが多いが
52キロの軽ハンデ馬の一発もあるので、先行タイプの軽ハンデ人気薄馬は注意。

明け4歳馬が1枚抜けた存在感！続くのは5歳馬！ベテラン馬は穴としてねらう

【日経新春杯世代別成績】

年齢	勝率	連対率
4歳	24.2%	36.4%
5歳	3.0%	15.2%
6歳	2.8%	8.3%
7歳以上	0.0%	0.0%

明け4歳馬が勝率、連対率ともに
他世代を大きくリードしています。

続くのが5歳馬。
6歳馬は人気薄を紐で押さえるくらい。
実質的に4歳か5歳馬を軸にするのが無難です。

日経新春杯2024の注目馬3頭

• サトノグランツ
• ハーツコンチェルト
• ヒンドゥタイムズ

注目馬1頭目：サトノグランツ

前走	菊花賞（京都）　10着
人気	1人気
騎手	川田
脚質	先行

神戸新聞杯を制し、菊花賞に挑んだものの10着と大敗。さすがに3000mを超える距離は厳しかったのではないかと思います。春の京都新聞杯そして秋の神戸新聞杯と2つの中距離G2を制していますが、2400mのダービーでも大敗しているので、距離をこなせるかどうかでしょう。

京都の馬場は荒れ気味なので、末脚脅威のハーツコンチェルトよりも前でレースを進めそうなこちらの方をキサラギの本命にします。

注目馬2頭目：ハーツコンチェルト

前走	菊花賞（京都）　6着
人気	3人気
騎手	松山
脚質	差し

菊花賞ではサトノグランツに先着しましたが、ハンデは2.5㎏差があるので、それを生かせればってとこでしょう。距離適性はハーツコンチェルトの方が高いかなと思いますが、京都のコース適正と能力はサトノグランツだと思うので、今回は▲にしておきます。

4歳同士で決まるレースではないと予想しています。

注目馬3頭目：ヒンドゥタイムズ

前走	京都大賞典（京都）4着
人気	11人気
騎手	ルメートル
脚質	差し

8歳になりましたがまだまだ走れる馬！

京都大賞典では重馬場で差のない4着。スピード競馬になると追走で一杯になりそうなので、今の京都コースには条件ピッタリ。前走で体重を戻してきているので、あまり変動がなければ〇にしたいところですが、毎年固い決着の日経新春杯ならば△にしておくのが無難かもしれませんね。

過去データではわからないキサラギの分析

日経新春杯危険な人気馬：ハーツイストワール

距離適性に関してはサトノグランツよりも上の可能性はありますが、好走しているのが全て左回りコース。春からのレースを見据えての出走かと思っています。ここは勝負所ではなく、あくまでも叩きと見て今回は軽視。

調教で3歳馬のアーバンシックに迫られていたのも微妙。アーバンシックが怪物の可能性もありますが・・

日経新春杯特注穴馬指名：ナイママ

二桁着順が続いていますが、激走するならここ。

久しぶりの軽い斤量、前走も軽ハンデでしたがダートでした。内枠出走で時計がかかりそうな馬場であれば、一発があるかってとこです。ただ、毎年固い決着の日経新春杯なので過度の期待はしないであくまでもワイドで1点押さえる感じ。

2024年日経新春杯まとめ

４歳馬２頭が人気。人気上位が簡単に崩れないレースなのでサトノグランツでいいと思います。

明け４歳で57.5は重いかなと思いますが、それだけ強いと見込まれてる証拠。57までは経験済みなので、ここは問題ないでしょう。さて4歳2頭はいいとして、ハーツイストワールをどう扱うか最終予想まで悩みます。

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