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日経賞2024予想を無料公開!今年はヒートオンビート筆頭か?

更新日:
日経賞2024無料予想のアイキャッチ画像

今回は2024年3月23日(土)中山11Rに開催される日経賞のデータや傾向から予想を行います。

・日経賞はどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい!

1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。

また、週末には追いきり情報も追加して、最終予想を更新中です。
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日経賞2024の概要

日経賞概要
  • 2024年3月23日(土)中山11R
  • 日経賞(GⅡ)4歳以上オープン(別定)
  • 芝2500m

日経賞といえば、1998年の第46回。勝ち馬はご存じテンジンショウグン。

12頭12番人気、単勝配当35,570円はエリザベス女王杯のサンドピアリスに次ぐ第2位の記録でした。

障害帰りの最低人気馬が3コーナーから馬群の外を抜群の手ごたえで回ってくる姿は、強烈なインパクトを残しました。

日経賞は天皇賞(春)を狙うトップランクの関東馬が始動戦に選ぶレースですが、今年はちょっと状況が違うようです。

日経賞コース情報

中山競馬場のコース見取り図
参照:JRA公式ページ

「日経賞の舞台はクセが強い」中山芝2500m

スタートは外回り3コーナー手前。すぐにコーナーを迎えるため、先行争いと各馬ポジションどりはコーナーで繰り広げられます。内枠のアドバンテージは大きく、外枠は有利なポジションを簡単には確保できません。

隊列が落ち着いたころに正面スタンド前に入り、歓声によって再びエキサイトする馬があらわれることも。スタンド前の直線を利用してポジションを押し上げ、修正を試みる馬などもおり、乱れることもあります。

2度目の3、4コーナーは内回りを通り、早めに流れが速くなります。全体的に落ち着かないコースのため、スタミナ勝負になりやすい舞台です。

日経賞出走予定馬の成績

馬番馬名性齢斤量騎手
1ヒートオンビート牡758.0石川
2マテンロウレオ牡557.0横山典
3ホウオウリアリティ牡657.0大野
4サザンナイツセ657.0津村
5マイネルウィルトス牡857.0横山武
6シュトルーヴェセ557.0鮫島駿
7ウインエアフォルク牡757.0
8アドマイヤハレー牡657.0丹内
9ボッケリーニ牡857.0浜中
10クロミナンス牡757.0戸崎圭

前走有馬記念のヒートオンビートは同距離の目黒記念を勝っており、格上の存在ですが、有馬記念は最下位16着敗退。必ずしも絶好調とはいえません。

冬の中山最終日のAJCCから多数参戦します。

このレースは不良馬場で行われ、勝ち時計は2.16.6もかかる特殊なレースで、適性の差が結果を左右しました。

ヒートオンビートを除けば、実績馬は見当たりません。

連覇を達成したタイトルホルダーが引退し、一気に難しくなりました。

勝ち馬は4番人気以内。基本は堅調

日経賞過去10年の傾向とデータ分析

次に日経賞の過去10年間のデータを紹介します。

日経賞人気別成績

人気 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3 3 0 4 30.0% 60.0% 60.0%
2番人気 2 1 2 5 20.0% 30.0% 50.0%
3番人気 2 0 1 7 20.0% 20.0% 30.0%
4番人気 3 1 2 4 30.0% 40.0% 60.0%
5番人気 0 2 0 8 0.0% 20.0% 20.0%
6番人気 0 0 3 7 0.0% 0.0% 30.0%
7番人気 0 2 1 7 0.0% 20.0% 30.0%
8番人気 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
9番人気 0 0 1 9 0.0% 0.0% 10.0%
10番人気以下 0 1 0 44 0.0% 2.2% 2.2%

勝ち馬はすべて4番人気以内と、難しいコースにもかかわらず、実力通りに決まることがほとんどです。難コースだからこそ、上手に立ち回って、最後に末脚を残せる馬は限られているともいえます。

複穴も5~7番人気ぐらいまでで、それこそテンジンショウグンのような大波乱はほぼなくなりました。しかし、今年はメンバー的にそうすんなり収まらない予感もあります。

日経賞過去三連単の配当

年度着順配当金
2019年①→⑦→④6,940円
2020年⑭→⑩→⑫33,160円
2021年④→⑦→②10,240円
2022年⑪→⑥→⑦4,080円
2023年②→⑥→⑤41,550円

過去5年の平均配当は19,194円です。

万馬券決着3回も最高で4万円台と比較的平穏といえます。

タイトルホルダー級がいれば、納得ですが、今年は不在。

やはり三連単も大きい配当が出るかもしれません。

日経賞年齢別成績

年齢 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
4歳 5 4 1 16 19.2% 34.6% 38.5%
5歳 3 2 3 25 9.1% 15.2% 24.2%
6歳 2 2 3 32 5.1% 10.3% 17.9%
7歳以上 0 2 3 32 0.0% 5.4% 13.5%

4歳が勝率19.2%と大きくリードしています。

その顔ぶれはアドマイヤデウス、シャケトラ、メイショウテッコン、ウインマリリン、タイトルホルダーとクラシック活躍馬もいれば、遅れてきた上がり馬的な存在もいます。

人気のデータと合わせれば、4番人気以内に支持された4歳馬を中心に考えましょう。

いないようなら、5歳以上もチャンスあり。この場合、5歳はわずかにリードしていますが、6歳も差がありません。

人気の4歳不在なら、5、6歳は互角

日経賞枠番別成績

枠番 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1枠 1 0 0 10 9.1% 9.1% 9.1%
2枠 1 1 3 10 6.7% 13.3% 33.3%
3枠 1 1 0 14 6.3% 12.5% 12.5%
4枠 0 3 3 10 0.0% 18.8% 37.5%
5枠 1 1 2 15 5.3% 10.5% 21.1%
6枠 2 4 1 12 10.5% 31.6% 36.8%
7枠 2 0 1 16 10.5% 10.5% 15.8%
8枠 2 0 0 18 10.0% 10.0% 10.0%

昨年の有馬記念公開抽選会で騎乗馬が8枠に入ったときのルメール騎手の落胆した表情が物語るように有馬記念の外枠は絶対不利といわれています。とはいえ、スターズオンアースは巧みに先行し、2着に入り、データを覆しました。

同舞台の日経賞は外枠の成績がいいから不思議です。なぜ、有馬記念と逆の傾向になるんでしょうか。

日経賞は15頭立て以上5回、残り5回はそれを下回り、9頭立ての年があるなど、頭数がそろいません。多頭数の有馬記念とでは、同じ外枠でもニュアンスが異なります。

頭数が少なければ、外枠も序盤のポジション争いで不利になりにくく、流れに乗りやすくなります。そうなれば、内枠よりストレスを受けにくい外枠の優位性が際立ってきます。これが日経賞と有馬記念の違いでしょう。

有馬記念と違い、外枠が優勢

日経賞脚質・展開予想

位置取り 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
逃げ 3 0 0 8 27.3% 27.3% 27.3%
先行 3 5 5 20 9.1% 24.2% 39.4%
中団 3 4 5 44 5.4% 12.5% 21.4%
後方 0 1 0 32 0.0% 3.0% 3.0%
まくり 1 0 0 1 50.0% 50.0% 50.0%

有馬記念との違いでいえば、ペースもそのひとつです。有馬記念は年によっては平均からハイペースになることもありますが、GⅠの前哨戦という立ち位置にある日経賞はほぼスローペースになります。

連覇したタイトルホルダーも次走を見据え、日経賞ではペースを落とした逃げでここをクリアしました。

逃げの3勝のうち2勝はタイトルホルダーなので、必ずしも逃げ有利とはいえませんが、先行できる馬の流れ込みが目立ちます。差しタイプは2、3着に終わるケースもあり、基本は先行を上位にとりましょう。

逃げ過信禁物も先行力が必要

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日経賞の重要な予想ポイント

日経賞の予想をする前に重要なポイントを押さえておきましょう!

ポイント① 前走AJCC5着以内

前走AJCCは着順がポイントです。

5着以内1-2-1-6、6着以下1-0-1-10と敗退組の巻き返しもみられますが、基本は上位好走馬。同格とはいえ、相手関係があがるため、好走が条件です。

前走AJCC5着以内
  • マイネルウィルトス

ポイント② 前走京都記念は消し

AJCCと同じ芝2200mのGⅡでも、前走京都記念は0-0-0-10と好走がありません。

平坦の京都と中山のちがい、適性の差がありそうです。

前走京都記念
  • マテンロウレオ

ポイント③ 関西所属騎手騎乗

関東圏のGⅡながら、土曜日に行われるためか、関西所属騎手が遠征して、活躍する場面が目立ちます。

関東6-2-6-83に対し、関西4-8-4-20と勝率では関西所属騎手が上。複勝率も高く、少数精鋭の関西所属騎手に注目しましょう。

なお、ルメール騎手が押し上げているイメージですが、ルメール騎手は0-0-0-2。

例年、ドバイワールドカップデーと重なる影響から、騎乗自体も少ないです。今年のドバイは翌週のため、その騎乗馬も注目です。

日経賞追い切りベスト3

日経賞の追い切りベスト3をご紹介します!

第3位 マイネルウィルトス

最終追い切り
  • 栗東坂路 52.1-38.2-24.8-12.5

2月下旬に帰厩。2週前まで坂路で乗り込まれ、1週前はウッドへ。

5ハロン65.2、ラスト3ハロン35.7と折り合いと終いを伸ばす調教でしっかり息をつくりました。

スタミナを強化した今週は前走と同じく坂路で最終調整を行いました。

馬なりで4ハロン52.1、ラスト2ハロン24.8とリズムを整えつつ、心肺機能を鍛えました。

第2位 クロミナンス

最終追い切り
  • 美浦ウッド 65.9-50.8-36.4-23.4-11.5

3月上旬から週末は坂路、週中はウッドで乗り込まれてきました。

2週前はウッドでラスト2ハロン24.1、1週前には23.6と終いを伸ばす調教で瞬発力を鍛えてきました。

最終追い切りは5ハロン66秒をきり、ラスト3ハロンは36.4と反応の良さは目を見張るものがありました。

7歳ですが、まだまだ活力十分です。

第1位 アドマイヤハレー

最終追い切り
  • 美浦ウッド 65.4-50.5-36.4-23.4-11.4

2月下旬に帰厩。

前半は坂路で乗り込まれ、2週前からウッドコースに入りました。

その間も週末には坂路入りするなど意欲的です。

2週前はウッドで終い2ハロン24.0、ラスト1ハロン11.6を出し、1週前も23.9-11.3と瞬発力を鍛え、上手にギアチェンジできるよう末脚強化を図ってきました。

最終追い切りはウッドで5ハロン65秒台とかなり速い時計を出しました。

前走時は5ハロン67.8ですから、今回は相当気合を感じます。ラストも12.0-11.4とハイレベルな加速を披露しており、充実しています。

日経賞の有力馬

いよいよレース目前!
データ分析を行った結果から、日経賞2024の有力馬をご紹介します。

ボッケリーニ

大阪杯出走かと思われたが、日経賞に回ってきました。

8歳ですが、昨秋から重賞3戦連続2着とまだまだお盛んです。

日経賞は不良馬場だった昨年2着、その前年、稍重2着とレース適性を感じます。

22年AJCCからGⅠ以外はすべて3着以内と崩れておらず、ここは昨年の鳴尾記念以来となる重賞4勝目のチャンスです。

反面、年齢とともに勝ち切れなくなっているのも確か。連軸向きですが、単勝勝負はほかの馬でもいいかもしれません。

マイネルウィルトス

前走AJCCは不良馬場のなか逃げて5着。

馬場を考えれば、平均ペースのスタミナ勝負を演出しました。

切れ味比べより上がりが適度にかかった方がいいタイプなので、作戦は納得できましたが、ちょっと馬場が悪すぎたかもしれません。

その前はGⅡ2、3着で実績は十分です。

2500mの重賞は【0-3-0-0】と凡走はありませんが、すべてアルゼンチン共和国杯と目黒記念と東京なのは気になります。

広いコースで積極的な立ち回りから粘る競馬が得意ですし、中山はイメージほど競馬しにくいようです。

ヒートオンビート

昨春目黒記念で重賞初制覇。アルゼンチン共和国杯3着とこちらも2500m重賞では負けません。

中山も22年日経賞3着と実績があります。昨年は不良馬場に泣きましたが、馬場が悪化しなければ、安定してくるでしょう。

反面、勝ち味に遅いタイプでもあり、勝ち切るには作戦面でのひと工夫が必要です。

末脚にかけず、積極的に好位につけ、流れに乗じて仕掛ける競馬がよさそうです。

楚木の激推し穴馬

日経賞の穴馬になるであろう注目馬をご紹介いたします。

高配当を狙うためにも、ぜひチェックして下さい。

アドマイヤハレー

6歳にしてオープン入りと遅咲きですが、その分、これまで強敵相手に戦った経験もあります。

昨年1月には大阪杯でも人気の一角を担うだろうローシャムパークの3着など、実力は折り紙付きです。

前走AJCCははじめての重賞挑戦でしたが、12着と最下位。

ですが、不良馬場だった一戦で、正直なところノーカウントとしたいですね。

2走前は同じ中山の迎春Sを+10キロで快勝。勝ち時計も悪くなく、ラスト5ハロン11.8-11.9-11.9-11.7-11.9と持続力がなければ乗り切れない流れを早めに動く形で押し切りました。

極端に悪くならなければ変わり身がありそうです。

日経賞2024最終予想

日経賞2024最終予想はこちらです。

◎ヒートオンビート
〇アドマイヤハレー
▲ボッケリーニ
△マイネルウィルトス
△クロミナンス
△シュトルーヴェ

以上が日経賞2024の予想となります。
ぜひ、参考にしていただき、日経賞を勝ち切りましょう!

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