2024年4月6日（土）中山11Rに開催されるニュージーランドTのデータや傾向から予想を行います。
・ニュージーランドTはどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい！
1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。
また、週末には追いきり情報も追加して、最終予想を更新中です。
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目次
ニュージーランドT2024の概要
- 2024年4月6日（土）中山11R
- ニュージーランドT（GⅡ）3歳オープン（馬齢）
- 芝1600m
NHKマイルCトライアルはふたつ。このレースとアーリントンCがあり、こちらはGⅡで来週のアーリントンCはGⅢ格で行われています。
昨年は、3着だったシャンパンカラーがこのレースからNHKマイルCを制し、113.00で基準値をクリアしました。
ニュージーランドTのコース情報
「序盤のポジション争いが難しい」中山芝1600m
中山のマイル戦は周回コースから外れた2コーナー奥（1コーナーの横）から引き込まれたシュートにゲートが置かれます。
外回り2コーナーまでは距離も短く、進入角度もキツいため、外枠はここで大きく距離をロスだけでなく、ポジション争いでも遅れをとってしまいます。この約200mが明暗を分けるため、思わぬハイペースも発生しやすい舞台です。
ニュージーランドTの出走馬の成績
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | カズミクラーシュ | 牡3 | 菅原明 | 栗東吉岡 |
| 1 | 2 | ドリーミングアップ | 牡3 | 吉田豊 | 美浦高橋文 |
| 2 | 3 | ボンドガール | 牝3 | 武豊 | 美浦手塚 |
| 2 | 4 | ユキノロイヤル | 牡3 | 石橋脩 | 美浦小野 |
| 3 | 5 | ルージュスエルテ | 牝3 | 横山和 | 美浦国枝 |
| 3 | 6 | エンヤラヴフェイス | 牡3 | 北村宏 | 栗東森田 |
| 4 | 7 | エコロブルーム | 牡3 | 横山武 | 美浦加藤征 |
| 4 | 8 | クリーンエア | 牡3 | 松岡 | 美浦上原博 |
| 5 | 9 | デビッドテソーロ | 牡3 | 原 | 美浦小手川 |
| 5 | 10 | エイムフォーエース | 牡3 | 森泰斗 | 地方山下貴 |
| 6 | 11 | キャプテンシー | 牡3 | M.デムーロ | 栗東松永幹 |
| 6 | 12 | シャインズオンユー | 牡3 | 石川 | 美浦青木 |
| 7 | 13 | ブライトマン | 牡3 | 三浦 | 美浦蛯名正 |
| 7 | 14 | オーサムストローク | 牡3 | 田辺 | 美浦伊藤圭 |
| 8 | 15 | スパークリシャール | 牡3 | 浜中 | 美浦小島 |
| 8 | 16 | サトミノキラリ | 牡3 | 内田博 | 美浦鈴木伸 |
参照：ネット競馬
今年は同週桜花賞の賞金水準が高く、重賞2着だけでは出走できるかわからない状況にあります。そこで目標を切りかえる牝馬が出走しそうで、ボンドガールの名前もあります。
桜花賞出走ならそちらへ向かうでしょうが、去就に注目ですね。
牡馬勢はシンザン記念2着エコロブルーム、ジュニアCを勝ったキャプテンシーあたりが中心になります。
■注目の重賞レース記事
過去10年の傾向とデータ分析
次にニュージーランドTの過去10年間のデータと傾向を紹介します。
ニュージーランドTの人気別成績
| 人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 1 | 3 | 0 | 6 | 10.0% | 40.0% | 40.0% |
| 2番人気 | 5 | 0 | 2 | 3 | 50.0% | 50.0% | 70.0% |
| 3番人気 | 1 | 2 | 0 | 7 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
| 4番人気 | 1 | 1 | 0 | 8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
| 5番人気 | 0 | 2 | 1 | 7 | 0.0% | 20.0% | 30.0% |
| 6番人気 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
| 7番人気 | 1 | 0 | 2 | 7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
| 8番人気 | 0 | 1 | 1 | 8 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
| 9番人気 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
| 10番人気以下 | 1 | 1 | 2 | 57 | 1.6% | 3.3% | 6.6% |
1番人気は1勝止まりですが、2番人気は5勝。4番人気以内8勝ですから、アタマは上位人気から選びたいところです。
ただ、2、3着は偏りがなく、正直、どこからでも入れる一戦。相手候補は手広くとり、思わぬ配当を手にできるかもしれません。
ニュージーランドTの過去三連単の配当
| 年度 | 1着 | 2着 | 3着 | 三連単配当 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年 | ① | ③ | ④ | 29,230円 |
| 2020年 | ⑪ | ⑭ | ⑯ | 34,500円 |
| 2021年 | ⑥ | ⑮ | ② | 26,790円 |
| 2022年 | ⑥ | ① | ⑦ | 16,090円 |
| 2023年 | ⑤ | ⑮ | ⑥ | 88,850円 |
過去5年の平均配当は39,092円です。勢力図が定まっていない3歳マイル戦線は本番まで混戦模様の年が多く、実力拮抗のレースが続きます。
その分、馬券妙味ありと狙う人もいるため、オッズは割れてしまいます。結果的に思ったほどオッズが伸びず、そこまで大きな配当にならない。そんなケースが多い重賞です。
ニュージーランドTの枠番別成績
| 枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| １枠 | 1 | 1 | 1 | 13 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
| ２枠 | 0 | 2 | 2 | 15 | 0.0% | 10.5% | 21.1% |
| ３枠 | 5 | 0 | 2 | 12 | 26.3% | 26.3% | 36.8% |
| ４枠 | 1 | 1 | 0 | 17 | 5.3% | 10.5% | 10.5% |
| ５枠 | 0 | 2 | 0 | 16 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
| ６枠 | 2 | 0 | 2 | 16 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
| ７枠 | 1 | 1 | 0 | 18 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
| ８枠 | 0 | 3 | 3 | 14 | 0.0% | 15.0% | 30.0% |
キャリア別では、2、3戦の最少キャリアに好走ゾーンがありそうですが、4～6戦あたりも複勝率なら負けていません。計画的に駒を進めたマイル路線特化型と中距離からの転戦組がここで交錯し、互角の勝負を演じていることがわかります。
ニュージーランドTのキャリア別成績
| キャリア | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1戦 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 2戦 | 1 | 0 | 1 | 3 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
| 3戦 | 2 | 2 | 1 | 12 | 11.8% | 23.5% | 29.4% |
| 4戦 | 1 | 3 | 2 | 22 | 3.6% | 14.3% | 21.4% |
| 5戦 | 0 | 3 | 1 | 22 | 0.0% | 11.5% | 15.4% |
| 6戦 | 3 | 2 | 3 | 26 | 8.8% | 14.7% | 23.5% |
| 7戦 | 1 | 0 | 1 | 11 | 7.7% | 7.7% | 15.4% |
| 8戦 | 1 | 0 | 1 | 12 | 7.1% | 7.1% | 14.3% |
| 9戦 | 1 | 0 | 0 | 8 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
キャリアが浅い3歳勢にとって中山マイルのポジション争いは難局のひとつ。
枠順によるアシストは欠かせません。3枠5勝など1～3枠に好走ゾーンがあります。2コーナーで外に振られる心配がない内枠に対し、外枠は若干不利のようです。
しかし、8枠の複勝率は30.0%とまずまず。外から被せるように進み、ギリギリ、ポジションを確保する馬も好走できます。
ニュージーランドTの脚質別成績
| 位置取り | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 3 | 1 | 0 | 7 | 27.3% | 36.4% | 36.4% |
| 先行 | 3 | 1 | 5 | 31 | 7.5% | 10.0% | 22.5% |
| 中団 | 4 | 6 | 4 | 49 | 6.3% | 15.9% | 22.2% |
| 後方 | 0 | 2 | 1 | 33 | 0.0% | 5.6% | 8.3% |
| まくり | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
古馬のレースとは異なり、まだまだ手探りな3歳戦。特にトライアルではスローペースの発生確率が高い傾向にあります。
逃げ馬は3勝しており、粘り込みを味方につけたいところですね。先行、中団はほぼ互角で、やはり、しっかり末脚勝負に対応できる馬なら、挽回もあります。
ニュージーランドTの重要な予想ポイント
ニュージーランドTの予想をする前に重要なポイントを押さえておきましょう！
ポイント① キャリア2、3戦かつ前走GⅢ出走
- エコロブルーム
- ボンドガール
- ルージュスエルテ
好走ゾーンのひとつ、キャリア2、3戦について詳しくみていきましょう。
クラス別では前走GⅢが1-2-2-4と馬券圏内確実。
浅いキャリアで重賞に挑戦するような厩舎期待馬は素直に味方につけましょう。
ポイント② 前走ファルコンS大敗はキケン
- サトミノキラリ
- エイムフォーエース
同じマイル路線のファルコンS組は3-1-3-22と出走頭数も充実しています。
9着以内であれば好走する確率は高く、マークしたいところですが、10着以下だと0-0-0-11と好走がありません。
さすがに大敗してしまった馬が短期間に巻き返すのは簡単ではないようです。
ポイント③ 2枠に入った先行馬
- 枠順は4/5（金）に確定
好走ゾーンに2枠をあげましたが、具体的にどんな馬が入ったときに買いなのか、掘り下げてみました。
結果、前走逃げた馬1-0-0-1、同先行2-0-1-3。逃げ先行3-0-1-4に対し、中団後方は2-0-1-8。中団で競馬をした馬はギリギリOKです。
ニュージーランドT追い切りベスト3
ニュージーランドTの追い切りベスト3をご紹介します！
第3位 スパークリシャール
- 美浦ウッド 83.3-67.4-52.1-37.6-23.9-11.6
前走から2週間後に調教再開。まずは坂路主体で息を作り、1週前からウッドへ。
その週はじっくり折り合い重視でリラックスさせ、最終追い切りにかけました。
今週は古馬OPフィールシンパシーを相手にラスト3ハロンからペースを上げ、2ハロン12.3-11.6としっかり加速ラップを描きました。
鞍上とのリズムを感じさせる走りに成長をうかがわせます。
第2位 エコロブルーム
- 美浦坂路 52.9-38.7-25.3-12.6
馬場の乾きが遅い美浦の坂路は今週、重発表とタフな状態でした。
そんななか、馬なりで52秒台は評価できます。古馬OPオセアダイナスティと併せ、ゴール前仕掛ける相手に馬なりで併入しました。
急坂のマイル戦では苦しくなるラスト200mは心肺機能がモノをいいます。
今週のタフなコンディションで調教した成果が活かされそうです。
第1位 ルージュスエルテ
- 美浦坂路 51.8-37.3-24.7-12.4
3月半ばから坂路のみでじっくり乗り込まれています。
心肺機能が問われるマイル戦を想定した調教メニューは好感をもてます。
2、1週前に52秒台を出し、今週は古馬2勝クラスと併せ馬を敢行。
一杯に追う相手に対し、馬なりで煽るような走りをみせ、最後は1馬身先着。
全体時計は51.8と圧巻です。重い坂路を苦にしない走りは牝馬とは思えません。
ニュージーランドTの有力馬
いよいよレース目前！
データ分析を行った結果から、ニュージーランドT2024の有力馬をご紹介します。
キャプテンシー
デビューから5戦して2-3-0-0と崩れていません。
初勝利まで4戦を要しましたが、阪神の未勝利戦を逃げて1馬身半差と快勝すると、つづくジュニアCも勝ち、オープンでも結果を残しました。
そのジュニアCは前後半800m46.2-46.3と精緻なラップを描き、逃げ切ったようにポテンシャルはかなりのものです。
2ハロン目からすべて11秒台でまとめたマイラー資質の高さで3連勝を目指します。
エコロブルーム
10月の新馬こそ道悪の影響もあり、最後は伸びを欠きましたが、良馬場の2戦目は好位から上がり33.2の決め手を繰り出し、4馬身差圧勝。力の違いを見せつけました。
3戦目シンザン記念は前後半800m46.4-48.1のハイペース。好位から運び、一旦、先頭に立った場面もあり、強い競馬をしました。
今回は自ら先手を奪えるような組み合わせですし、ペースもこの馬向きになりそうです。
展開を味方に権利をとりたいところです。
ルージュスエルテ
2、3戦目は1400mを逃げ切って連勝。スピードタイプかと思われましたが、クイーンCでは出遅れて後方からの競馬を強いられました。
万事休すかと思いきや、後方からクイーンズウォークに次ぐ33.5の決め手を発揮し、大外を伸びてきました。
まだまだつかみどころがない印象ですが、極端な競馬でも結果を残せるのはポテンシャルの高さがあればこそ。
どういった競馬をするか分かりませんが、牡馬相手でも決して見劣りません。
楚木の激推し穴馬
ニュージーランドTの穴馬になるであろう注目馬をご紹介いたします。
高配当を狙うためにも、ぜひチェックして下さい。
ユキノロイヤル
これまで5戦2勝。東京0-0-1-2に対し、中山2-0-0-0のコース巧者。
未勝利、1勝クラスはともに今回と同じマイル戦ですし、ここで走らなければいつ走るといった感じです。
どちらもダッシュ力でポジションをしっかりとり、ラストにひと伸びするという当舞台では理想的な内容でした。
間隔を詰まっており、相手は強くなりますが、立ち回りの巧さで先に抜け出します。
ニュージーランドT2024最終予想
ニュージーランドT2024最終予想はこちらです。
◎ユキノロイヤル
〇ルージュスエルテ
▲エコロブルーム
△スパークリシャール
△ボンドガール
△エンヤラヴフェイス
△キャプテンシー
以上がニュージーランドT2024の予想となります。
ぜひ、参考にしていただき、ニュージーランドTを勝ち切りましょう！
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■最近の的中情報
- 11月17日 東京10R 977,280円的中
- 11月10日 京都10R 621,520円的中
- 11月03日 東京11R 925,080円的中
- 10月27日 京都02R 1,109,040円的中
- 10月22日 浦和07R 809,800円的中
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