中山大障害2023予想を無料公開！マイネルレオーネから高配当を狙う

2023年12月23日(土)中山競馬場では暮の障害グランプリ中山大障害が開催されます。

昨年は5番人気のニシノディジーが圧勝し、G1初勝利！
1番人気だったオチュウジョウサンが着外に沈み、世代交代完了と思われましたが、その後のニシノディジーは、重賞では全くいいところなし。

今年は連覇をかけて出走しますが、現在3連敗中。

しかし、前走、前々走は苦手な重馬場だったことを考えると、ここは復活の可能性はあるのではないか？と考えています。

東京ハイジャンプが大荒れ、秋陽ステークスの1人気テーオーソクラテスが引退と、軸になる馬がいない中、キサラギは本命ニシノディジーから高配当を狙います。

以上のポイントがわかるようになっています！5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください！

中山大障害とは

障害G1レースは2つ、どちらも中山競馬場で行われます。
春の中山グランドジャンプと年末の中山大障害！この2つのレースを同年で制した馬が障害G1年間完全制覇となります。

今年の中山グランドジャンプの覇者はイロゴトシ。障害レース初重賞挑戦でG1制覇は昨年の中山大障害優勝馬ニシノディジーと同じです。

障害には昨年引退した絶対王者オチュウジョウサンがいましたが、オジュウチョウサンでも中山大障害を制したのは過去2度だけ、中山ＧＪは7連覇していますが中山大障害は3勝。それほど勝つのが難しいのが中山大障害ということになるでしょう。

2022年の中山大障害プレイバック

着順	馬名	騎手	人気
1着	ニシノディジー	五十嵐	5人気
2着	ゼノヴァース	森一	2人気
3着	マイネルレオーネ	植野	6人気

キサラギの予想※12/22更新

中山大障害2023の予想

• ◎マイネルレオーネ
• 〇マイネルグロン
• ▲エコロデュエル
• △ニシノディジー
• △マイネルヴァッサー

最終予想は枠順確定後に公開いたします！

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出走予定馬と想定オッズ

2023年12月20日12時時点の出走予定馬

馬名	性齢	斤量	騎手	単勝オッズ	人気
ニシノディジー	牡7	63.0	五十嵐	6.1	2人気
ジューンベロシティ	牡5	63.0	西谷誠	6.7	3人気
エコロデュエル	牡4	63.0	草野	7.4	4人気
ビレッジイーグル	牡6	63.0	大江原	16.9	6人気
マイネルグロン	牡5	63.0	石神	2.0	1人気
ネビーイーム	牡5	63.0	小牧加	21.1	9人気
ダイシンクローバー	セ7	63.0	高田	14.4	5人気
マイネルレオーネ	牡11	63.0	平沢	19.4	8人気
ハーツシンフォニー	セ6	63.0	簑島	98.5	10人気
ヤップヤップヤップ	牡7	63.0	江田勇	18.4	7人気
マイネルヴァッサー	牡10	63.0	小野寺	101.6	11人気
ギガバッケン	セ8	63.0	上野	108.6	12人気

過去10年の傾向をデータ分析

万馬券2回、絶対的本命がいない今年は波乱要素十分あり

【過去10年の馬券配当傾向】

馬連平均配当	3連複平均配当	3連単平均配当	馬連最高配当	3連単最高配当
5,940円	9,020円	67,070円	18,480円	221,810円

過去10年の馬連平均配当は59倍。
人気同士の決着が多く、配当が低めな障害重賞の中ではかなり高配当が期待できるレース。
万馬券も過去10年に2度出ており
2021年、オジュウチョウサンが2人気で出走し優勝、1人気だったタガノエスプレッソが着外に沈み、2着には10番人気のブラゾンダムールが入り馬連180倍の大波乱。

2013年は1番人気のバアゼルリバーだけではなく、上位人気が全て連を外し、5番人気のアポロマーベリックと8番人気のハッピーティアの決着となり馬連は170倍の大波乱となっています。

過去10年で10倍以下の固い決着は2回ありますが、どちらもオジュウチョウサン絡みの馬券、その他の8年は40倍以上の馬連になっていることが多く、今年も高配当を十分狙えるレースです。

1番人気の連対率40％！前走で勝利していない1番人気馬は危険

中山大障害の1番人気馬連対率は40％、勝率は20％です。

【中山大障害過去10年で飛んだ1番人気馬】

年度	馬名	性齢	斤量	騎手	単勝オッズ	前走
2022年	オジュウチョウサン	牡11	63.0㎏	石神	2.4倍	東京ハイジャンプ　9着
2021年	タガノエスプレッソ	牡9	63.0㎏	平沢	2.0倍	京都ジャンプステークス　2着
2019年	シンキングダンサー	牡6	63.0㎏	石神	2.4倍	秋陽ジャンプ（東京）　1着
2018年	アップトゥデイト	牡8	63.0㎏	白浜	1.4倍	秋陽ジャンプ（東京）　1着
2015年	サナシオン	牡6	63.0㎏	西谷誠	1.7倍	イルミネーションJS（中山）　1着
2013年	バアゼルリバー	牡7	63.0㎏	小坂	2.5倍	東京ハイジャンプステークス（東京）　2着

中山大障害で飛んだ1番人気馬は6頭。
単勝1倍台の馬が2頭も飛んでいることに注目！

オチュウジョウサン世代の馬が1番人気に支持されることが多く、実績があっても8歳以上の高齢馬が人気になってる場合は注意が必要。

勝利したのは過去10年で2頭しかおらず、どちらも前哨戦の東京ハイジャンプを勝利している馬です。

前走で勝利していない馬が1番人気になってるときは要注意。

過去10年で9頭の人気薄連対しているものの人気薄同士の決着は1度だけ

4番人気以下で連対した人気薄馬は9頭です。

【4番人気以下で連対した9頭】

年度	馬名	性齢	斤量	騎手	人気	前走
2022年	ニシノディジー	牡6	63.0㎏	五十嵐	5人気	秋陽ジャンプ（東京）　2着
2021年	ブラゾンダムール	牡6	63.0㎏	西谷誠	10人気	イルミネーションJS（中山）　5着
2020年	ケンホファボルト	牡7	63.0㎏	熊沢	9人気	秋陽ジャンプ（東京）3着
2019年	ブライトクォーツ	牡5	63.0㎏	熊沢	6人気	イルミネーションJS（中山）4着
2018年	タイセイドリーム	牡8	63.0㎏	平沢	5人気	東京ハイジャンプ（東京）3着
2015年	エイコーンパス	牡6	63.0㎏	高田	5人気	障害未勝利（京都）1着
2014年	レッドキングダム	牡5	63.0㎏	北沢	4人気	イルミネーションJS（中山）1着
2013年	アポロマーベリック	牡4	63.0㎏	五十嵐	5人気	秋陽ジャンプ（東京）　中止
2013年	ハッピーティア	牝5	61.0㎏	五十嵐	5人気	イルミネーションJS（中山）3着

過去10年で4番人気以下の馬が連対したのは9頭。
人気薄馬が連に絡まなかったのは2017年と2016年の2年だけです。

毎年のように、紐荒れ馬券が出ているので、本命サイドの馬券だけで勝負するのは厳しい。人気薄同士の決着も過去10年に1度しかないので、狙うのは人気馬から人気薄への紐荒れ馬券です。

前走の着順よりも人気を重視！3番人気以下の馬は勝利ゼロ

【前走人気別勝利数】

前走人気	勝利数
1番人気	6勝
2番人気	1勝
3番人気	3勝
4番人気以下	0勝

前走で人気上位だった馬が中山大障害で好走する傾向あり。
前走で4番人気以下だった馬の勝利は一度もありません。

前走1番人気だった馬が6勝とトップなのは当然ですが、その次は2番人気ではなく
3番人気の馬が好走していることに注意！

前走東京競馬場の馬は勝率7割と圧倒的！

【ローテーション別勝利数】

ランク	前走レース	勝利数
S	東京ハイジャンプ	5勝
A	秋陽ジャンプステークス	2勝
B	イルミネーションJS	1勝
B	中山グランドジャンプ	1勝
B	小倉サマージャンプ	1勝

東京ハイジャンプが5勝、秋陽ジャンプが2勝。
優勝馬のうち7頭が前走で東京競馬場のレースに出走しています。

中山グランドジャンプからの勝馬は2018年の二ホンピロバロンだけで、中山GJ3着、障害転向後連対率100％と相当の力がある馬じゃなければ勝てないので参考外。

小倉サマージャンプからの勝馬もG1馬アップトゥデイトだけなので、ローテーションから重視するのは、東京コースの2レース、秋陽ジャンプと東京ハイジャンプだけでいいでしょう。

中山大障害2023の注目馬3頭

• ニシノディジー
• マイネルグロン
• マイネルレオーネ

注目馬1頭目：ニシノディジー

前走	東京ハイジャンプ（東京）　11着
人気	2人気
騎手	五十嵐
脚質	先行

昨年の中山大障害では圧勝し、オチュウジョウサンに引導を渡した馬。
今後の障害はこの馬を中心に動くかと思っていましたが、その後は3着が1回あるものの
前走、前々走ではほぼレースにも参加ができない状態。

精神的な面だけではなく、飛越が低くなっているのは年齢の問題かも
2歳時から活躍していた馬なので、7歳になった現在どれだけ余力があるのかですね。

やはり実績があるので人気の一角となっていますが、今回は消しで勝負します。

注目馬2頭目：マイネルグロン

前走	東京ハイジャンプ（東京）　1着
人気	1人気
騎手	石神
脚質	先行

障害OPを連勝後東京ハイジャンプ優勝で初重賞制覇。
飛越もスピードもあり、ここで1番人気になるのは当然ですね。

問題は斤量63㎏でも、近走同様に楽に先行することができるかどうか
先行策を取るようになってからは順調ですが、差しのときは不安定でした。

今回の枠順にもよりますが、◎にするのは微妙か
押さえなくてはならないのは確かです。

注目馬3頭目：マイネルレオーネ

前走	京都ジャンプステークス（京都）6着
人気	5人気
騎手	平沢
脚質	差し

昨年の中山大障害3着馬。昨年は中山グランドジャンプでも3着と好走しています。
今回は平沢騎手引退レースの騎乗馬なので話題にはなっていますが、秋2走目で前走よりも状態はいいでしょう。

障害転向してから、中山では3戦して1勝3着2回と3着以下の成績なし。
前走、前々走と負けてはいるものの、上りの脚は昨年とほぼ変わらないタイムを出しているので、年齢による衰えもそこまで大きくはないと見ました。

向正面からまくって先行グループに追いつくことができれば、最後の直線では先頭に立てるはず。
引退レースで大障害優勝はできすぎのストーリーですが、上位人気馬が全て不安のため、あり得ないストーリーではありません。キサラギの本命馬です。

過去データではわからないキサラギの分析

危険な人気馬：ジューンベロシティ

重賞を連勝後、東京ハイジャンプではマイネルグロンに全くかなわなかった前走。
まず、距離の問題で4000を超える中山大障害で好走できるかは非常に疑問。
中山グランドジャンプでの大敗もいつものように末脚を使えず、上りタイムが遅かった。
距離の不安と中山との相性の悪さもあり今回は消し！来たらしかたないってこと。

キサラギの特注穴馬指名：マイネルレオーネ

平沢騎手引退レース。
しかし、それ以上に穴馬としての魅力はあります。
中山巧者で1勝3着2回の複勝率100％。マイネルの人気薄の方。
まあ、マイネルヴァッサーもいるので一応押さえますが、3着以内には十分入る力がある馬。
◎でワイド流しがベスト

2023年中山大障害まとめ

マイネルグロンが1番人気ですが、大障害は初。ジューンベロシティは中山では好走実績がないと上位人気馬には不安があります。11歳と高齢で厳しいのはわかりますが、それでも重賞で好走を続けている中山巧者のマイネルレオーネならば平沢騎手の花道を飾ってくれるのでは？

障害レースって結構ドラマチックな展開があるので、引退レースで重賞初制覇を果たした三津谷騎手のようなこともあると思います。

平沢騎手鞍上の中山では1勝3着2回。その2回は障害G1。ここは平沢騎手の最後の騎乗に夢を託します。

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