2023年11月11日東京競馬場ではダート重賞武蔵野ステークスが開催されます。
昨年は、ギルテッドミラーとレモンポップのハイレベルなレース展開。
勝ったレモンポップはその後フェブラリーステークスを制し、先日南部杯も制してG1を2勝しています。
勝馬ギルテッドミラーは引退という残念な結果になりましたが、もしアクシデントがなければ三浦騎手が初G1を獲得できたかもしれません。
それほどレベルが高い武蔵野ステークス。
今年の注目は3歳馬のぺリエールでしょう。
春のユニコーンステークスを圧勝した後、海外遠征へ
海外では成績を残すことができませんでしたが、これから3歳の頂点を目指す馬。
ミックファイアとの初対決まで負けることはできないでしょう。
キサラギの本命はぺリエール!
荒れる武蔵野ステークスと見て、ここから紐荒れ馬券を狙います!
この記事を読むと分かること
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
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目次
武蔵野ステークスとは
東京ダート1600mで行われるG3重賞です。
正式名称は「東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス」
創設は1996年で2014年からは優勝馬にチャンピオンズカップの優先出走権が付与されるようになっています。
東京マイルのダート競争は、フェブラリーステークス、武蔵野ステークス、ユニコーンステークスと全てがハイレベルなレース。マイル戦ですが、スピードだけではなくスタミナも要求される過酷なレースです。
東京ダート1600mコースの特徴
東京ダート1600mのポイントは2つ!
1つはスタート直後は芝を走るということ、ここで芝のスピードがある馬、特に外枠の馬は芝コースを長く走れるので有利な展開にもっていけます。
もう1つは3コーナーにある下り坂!そしてスパイラルカーブ!
向こう正面の大ケヤキを過ぎた後、下り坂となりスピードを上げたままコーナーを回ることができるので、差し馬はここで差を詰めることができます。
逆に、この3コーナーである程度差を詰めておくことができなければ、逃げ馬が長い直線でも最後の坂を利用して逃げ切る可能性が高くなります。
2022年の武蔵野ステークスプレイバック
芝ではニュージーランドトロフィの勝利経験があるバスラットレオンが断トツのスピード。スタートから一気に他馬を突き放す展開。
4コーナーを回ったときの手応えは十分ありこのまま逃げ切ると思いきや、残り1ハロンで並んできたレモンポップ、そしてその外のギルテッドミラーが差し切り勝ち。ちょっと2頭のレベルが抜けてました。
バスラットレオンは東京ダートでは買わなければダメな馬ですね。
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キサラギの予想※11/9更新
武蔵野ステークス2023の予想
- ◎ぺリエール
- 〇ドライスタウト
- ▲ベルダーイメル
- △ペースセッティング
- △セキフウ
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出走予定馬と想定オッズ
2023年11月9日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
カテドラル | 牡7 | 57.0 | 団野 | 91.6 | 15人気 |
タイセイサムソン | 牡5 | 57.0 | 横山和 | 13.4 | 7人気 |
ドライスタウト | 牡4 | 57.0 | 横山武 | 5.4 | 2人気 |
レッドルゼル | 牡7 | 58.0 | 横山典 | – | – |
ぺリエール | 牡3 | 56.0 | ルメール | 2.7 | 1人気 |
ペースセッティング | 牡3 | 56.0 | 団野 | 10.4 | 5人気 |
セキフウ | 牡4 | 57.0 | 藤岡佑 | 15.5 | 8人気 |
ヘリオス | セ7 | 57.0 | 菅原明 | 27.7 | 9人気 |
ベルダーイメル | 牡6 | 57.0 | 柴田善 | 35.9 | 10人気 |
ヴァルツァーシャル | 牡4 | 57.0 | 三浦 | 46.4 | 11人気 |
マルモリスペシャル | 牡4 | 57.0 | 北村宏 | 73.0 | 12人気 |
ケイアイシェルビー | 牡5 | 57.0 | 藤懸 | 75.3 | 13人気 |
ライラボンド | 牡4 | 57.0 | 永野 | 89.4 | 14人気 |
メイショウウズマサ | 牡7 | 57.0 | 岩田康 | 122.1 | 16人気 |
過去10年の傾向をデータ分析
武蔵野ステークス2023の傾向
過去10年で万馬券3回!10倍以下の配当は昨年だけの波乱レース
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
6,280円 | 89,720円 | 476,600円 | 21,070円 | 2,353,630円 |
昨年は、ギルテッドミラーとレモンポップの一騎打ち!
実力通りに決まり馬連あ6倍と固い決着でした。まあ、あの2頭で600円もつくのは高配当と言っていいと思っています。
基本的に武蔵野ステークスは荒れるレースと思っていいです。
過去10年で10倍以下の配当は2022年だけ、万馬券が3回!そして3連単で200万馬券も出ているレースです。
1番人気の連対率40%!勝利馬は全て東京競馬場1~2番人気で前走勝利
【武蔵野ステークス飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2021年 | タガノビューティ | 牡4 | 56.0 ㎏ | 石橋脩 | 欅ステークス(東京) 1着 |
2020年 | タイムフライヤー | 牡5 | 57.0㎏ | ルメール | エルムステークス(札幌) 1着 |
2019年 | エアアルマス | 牡4 | 56.0㎏ | 川田 | 太秦ステークス(京都) 1着 |
2017年 | サンライズノヴァ | 牡3 | 56.0㎏ | 戸崎圭 | 帝王賞(大井) 6着 |
2016年 | モーニン | 牡4 | 59.0㎏ | 戸崎圭 | 日本テレビ盃(船橋) 4着 |
2015年 | モーニン | 牡3 | 55.0㎏ | 川田 | 秋嶺ステークス(東京) 1着 |
武蔵野ステークスの1番人気馬連対率は40%!勝率は20%しかありません。
過去のデータを見るとオープンクラスまで連勝してきた馬がダートの層の厚い重賞の壁を乗り越えられずに敗退というのが多い!
2016年のモーニンはその年のフェブラリーステークス優勝馬ですが、斤量59㎏はさすがに厳しかったということでしょう。
また1番人気で連対した馬はいずれも前走東京競馬場で1~2番人気で勝ち切っています。
過去10年で7頭の人気薄馬が連対!前走好走しているのに人気薄の馬を狙う
過去10年武蔵野ステークスで5番人気以下の人気薄が連対したのは9頭です。
【5番人気以下で連対した9頭】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|
2020年 | ソリストサンダー | 牡5 | 56.0 ㎏ | 北村宏 | 11人気 | 福島民友カップ(福島) 3着 |
2019年 | ワンダーリーデル | 牡6 | 56.0 ㎏ | 横山典 | 9人気 | グリーンチャンネルカップ(東京) 3着 |
2019年 | タイムフライヤー | 牡4 | 56.0 ㎏ | 藤岡佑 | 8人気 | シリウスステークス(中京) 4着 |
2018年 | クインズサターン | 牡5 | 56.0㎏ | 四位 | 7番人気 | シリウスステークス(中京) 9着 |
2017年 | サンライズソア | 牡3 | 55.0 ㎏ | 吉田豊 | 8番人気 | ブラジルカップ(東京) 3着 |
2016年 | タガノトネール | セ6 | 53.0 r㎏ | 田辺 | 8番人気 | サマーチャンピオン(佐賀) 3着 |
2014年 | ワイドバッハ | 牡5 | 56.0 r㎏ | 武豊 | 7番人気 | エルコンドルパサーメモリー(東京) 1着 |
7番人気以下で連対し波乱の主役となった馬は過去10年で7頭もいます!
前走大敗からの巻き返しは2018年のクインズサターンのみで、他は全て掲示板内。
クインズサターンも前走はシリウスステークス9着と大敗していましたが、その年のマーチステークス、アンタレスステークス、平安ステークスのダート1800重賞は全て3着以内の実績馬でした。
オープン3着以内で人気の盲点となっている馬もいるので、前走の着順は悪くないのに
ここで人気を落としている馬には要注意です。
基本的に外枠有利だが、近年は中枠の馬が好走
【枠番別勝利数】
枠番 | 勝利数 |
---|---|
1枠 | 0勝 |
2枠 | 1勝 |
3枠 | 2勝 |
4枠 | 1勝 |
5枠 | 0勝 |
6枠 | 4勝 |
7枠 | 1勝 |
8枠 | 1勝 |
外枠の馬は芝コースを長く走れるので先行馬は有利!
6枠より外の馬が勝率60%と優勢です。
ただし近年を見ると7枠、8枠の馬は不振。
4枠~6枠の中枠の馬が好走しているケースが続いているので
参考にしてください。
同じコース開催のグリーンチャンネルC組に注目!
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
S | グリーンチャンネルカップ | 3勝 |
A | 南部杯 | 2勝 |
B | ジャパンダートダービー | 1勝 |
B | ブラジルカップ | 1勝 |
B | エルコンドルパサーメモリー | 1勝 |
B | 白山大賞典 | 1勝 |
B | サマーチャンピオン | 1勝 |
東京ダート1600mの同じ舞台で走るグリーンチャンネルカップ組が圧倒的に好走ケースが多いです。昨年は日本ダービーを逃げたデシエルトがダート転向初戦で、ギルテッドミラーを寄せ付けずに圧勝!しかしその後故障で出走することができませんでした。
結果はグリーンチャンネルカップ2着のギルテッドミラーがレモンポップに競り勝ち!やはりこのレースはレベルが高いです。
今年の勝馬オメガギネスは出走微妙ですが、3着の3歳馬ぺリエールが出走予定なので注目しなければなりませんね。
武蔵野ステークス2023の注目馬3頭
- ぺリエール
- カテドラル
- ドライスタウト
注目馬1頭目:ぺリエール
前走 | グリーンチャンネルカップ(東京) 3着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | ルメール |
脚質 | 先行 |
春のユニコーンステークスの強さは圧巻!
あの時点でJRAの3歳馬ではミトノオー、デルマソトガケ、ユティタムに並んで四天王と思われていました。デルマソトガケ以外のJRA馬が地方馬、古馬勢の前に敗れ、後の期待はこのぺリエールだけでしょう。
このレースを勝てば、チャンピオンズカップでミックファイアと初対決があり得る。何としても賞金を加算しておきたいところです。
前走は初の古馬の壁に苦しみましたが、2戦目のここは通過点と思って大丈夫!
キサラギの本命馬です。
注目馬2頭目:カテドラル
前走 | 小倉記念(小倉) 11着k |
---|---|
人気 | 7人気 |
騎手 | 団野 |
脚質 | 差し |
前々走平安ステーク薄で敗れましたが、小倉記念を挟んで再度ダート挑戦。平安ステークスでは出遅れもありましたが、勝ち馬と3.2秒差の11着と大敗。明らかにダートは走らないのではないか?と素人目には映りましたが、もう一度ダートに挑戦してくるというのは陣営はよほど自信があるのか??
しかし、近走の成績を見ると軸にするのは無謀すぎ。6枠より外で出走できるのであれば紐として買うのはいいかなと思っています。
注目馬3頭目:ドライスタウト
前走 | オーバルスプリント(浦和) 1着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 横山武 |
脚質 | 先行 |
前走は地方の強豪スマイルウィを退けて格の違いを見せつけました。
派手な勝ち方ではないけど強い勝ち方でしたね。
今回は相手が1つ下のぺリエール。
今年の3歳は本当に怪物揃いなのか、この馬が教えてくれるでしょう。
ぺリエールが並みの力であれば、圧勝する可能性もあり。
私は3歳はぺリエールを含めて怪物揃いの黄金世代とみていますので、ドライスタウトは〇までの評価。
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:ステラヴェローチェ
今回が初ダート。バゴ産駒は短距離ダートならば実績はあるので、ダートをこなすとは思いますが芝よりもダートの方がいいかは微妙。かなりメンバーが揃った武蔵野ステークスでの初ダートはかなり厳しいと思います。
4番人気くらいに支持されていますが、この馬を買うならもっと人気薄を買った方がいいというのが私の結論です。
キサラギの特注穴馬指名:ベルダーイメル
前走、グリーンチャンネルCでは2着。ぺリエールに先着していながら今回も人気ないですよね~
前々走でリステッド競争を勝ち、前回はオープンで2着。6歳馬ですが、かなりの晩成馬の可能性あり。
ダートは7歳、8歳でも強い馬がいるので、ここからが勝負の馬でしょう。
この人気で買えるのは今回が最後だと思います。柴田善騎手の最年長重賞記録更新もあるので、ここは買っておくべき。
2023年武蔵野ステークスまとめ
荒れる武蔵野ステークスが昨年は2強対決で結果もガチガチ。
しかし、今年のメンバーは波乱含みですね~
キサラギがいまのところ本命にしているぺリエール。
東京1600mユニコーンステークスの勝馬です。
その年にユニコーンを勝ったサンライズノヴァは1番人気で12着、ノンコノユメは2番人気で1着。さてどちらのパターンになるのか?
相手筆頭はドライスタウト。
これからチャンピオンズカップ、東京大賞典と3歳馬と古馬が対決するレースが目白押し。
その中で3歳馬たちが本当に強いのか?ぺリエールが3歳馬の試金石になりますね。
もし、ぺリエールが勝つようなら、今年、来年のダート重賞は全て現3歳世代軸にします。