今回は2024年3月30日（土）中山11Rに開催されるダービー卿CTのデータや傾向から予想を行います。
・ダービー卿CTはどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい！
1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。
また、週末には追いきり情報も追加して、最終予想を更新中です。
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目次
ダービー卿CT2024の概要
- 2024年3月30日（土）中山11R
- ダービー卿CT（GⅢ）4歳以上オープン（ハンデ）
- 芝1600m
競馬の本場イギリスからトップ騎手を招き、英国騎手招待競走が行われた際、ダービー卿CTは創設されました。
当時は第18代ダービー卿エドワード・ジョン・スタンリー伯爵の時代。現在の第19代といえば、2005年、2006年ジャパンCに出走した英国オークス馬ウィジャボードの馬主としても知られています。
初代ダービー卿が亡くなったのは織田信長が生まれる約30年前ですから、ダービー卿という称号の歴史がいかに深いかわかりますね。
ダービー卿CTコース情報
「2コーナーまでの入りがカギ」中山芝1600m
中山のマイル戦は周回コースから外れた2コーナー奥（1コーナーの横）から引き込まれたシュートにゲートが置かれます。
外回り2コーナーまでは距離も短く、進入角度もキツいため、外枠はここで大きく距離をロスだけでなく、ポジション争いでも遅れをとってしまいます。この約200mが明暗を分けるため、思わぬハイペースも発生しやすい舞台です。
ダービー卿CT出走馬の情報
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 1 | ダディーズビビッド | 牡6 | 三浦 | 栗東千田 |
| 1枠 | 2 | パラレルヴィジョン | 牡5 | 戸崎圭 | 美浦国枝 |
| 2枠 | 3 | ラインベック | セ7 | 石橋脩 | 栗東友道 |
| 2枠 | 4 | タイムトゥヘヴン | 牡6 | 北村友 | 美浦戸田 |
| 3枠 | 5 | アスクコンナモンダ | 牡5 | 岩田望 | 栗東中内田 |
| 3枠 | 6 | インダストリア | 牡5 | 石川 | 美浦宮田 |
| 4枠 | 7 | ディオ | 牡5 | 北村宏 | 栗東辻野 |
| 4枠 | 8 | アルナシーム | 牡5 | 横山和 | 栗東橋口 |
| 5枠 | 9 | セッション | 牡4 | 横山武 | 栗東斉藤崇 |
| 5枠 | 10 | エエヤン | 牡4 | Ｍデムーロ | 美浦伊藤大 |
| 6枠 | 11 | ニシノスーベニア | 牡5 | 大野 | 美浦上原博 |
| 6枠 | 12 | グランデマーレ | 牡7 | 田辺 | 栗東藤岡 |
| 7枠 | 13 | クルゼイロドスル | 牡4 | 津村 | 栗東高橋忠 |
| 7枠 | 14 | キミワクイーン | 牝5 | 菅原明 | 美浦奥村武 |
| 8枠 | 15 | レイベリング | 牡4 | 丹内 | 美浦鹿戸 |
| 8枠 | 16 | ドルチェモア | 牡4 | 内田博 | 美浦上原佑 |
前走東京新聞杯で重賞初勝利を飾ったサクラトゥジュール、京都金杯2着セッションなどマイル重賞で好走する馬がいる一方で、昨年の勝ち馬インダストリアや2年前の覇者タイムトゥヘヴン、同舞台重賞Vエエヤンなど実績はありつつも、近況冴えない馬など、今年の非常に横の比較が難しい一戦です。
■注目の重賞レース記事
過去10年の傾向とデータ分析
次にダービー卿CTの過去10年間のデータと傾向を紹介します。
人気別成績
| 人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 1 | 1 | 1 | 7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
| 2番人気 | 1 | 1 | 2 | 6 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
| 3番人気 | 2 | 1 | 0 | 7 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
| 4番人気 | 3 | 3 | 0 | 4 | 30.0% | 60.0% | 60.0% |
| 5番人気 | 2 | 0 | 3 | 5 | 20.0% | 20.0% | 50.0% |
| 6番人気 | 0 | 1 | 0 | 9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
| 7番人気 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
| 8番人気 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
| 9番人気 | 0 | 1 | 2 | 7 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
| 10番人気以下 | 1 | 2 | 0 | 66 | 1.4% | 4.3% | 4.3% |
1、2番人気1勝止まりも、5番人気以内が9勝と混戦のわりに上位人気馬が勝つといった感じです。
もちろん、9番人気や10番人気以下の激走もありますが、近年はイメージほど荒れないレースになりつつあります。
過去三連単の配当
| 年度 | 組み合わせ | 払戻金 |
|---|---|---|
| 2019年 | ②→⑫→⑬ | 59,280円 |
| 2020年 | ④→⑤→⑥ | 419,280円 |
| 2021年 | ⑨→⑪→② | 26,010円 |
| 2022年 | ③→①→⑩ | 552,340円 |
| 2023年 | ⑧→④→⑯ | 29,210円 |
過去5年の平均配当は217,224円です。
近年は荒れなくなったとはいえ、三連単はすべて万馬券で、ガチガチ決着はありません。たまたまでしょうが、20、22年と偶数年に大きな配当が出現しているのは気になります。
年齢別成績
| 年齢 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ４歳 | 4 | 3 | 1 | 29 | 10.8% | 18.9% | 21.6% |
| ５歳 | 5 | 3 | 8 | 26 | 11.9% | 19.0% | 38.1% |
| ６歳 | 0 | 4 | 0 | 34 | 0.0% | 10.5% | 10.5% |
| ７歳以上 | 1 | 0 | 1 | 40 | 2.4% | 2.4% | 4.8% |
年齢別では4、5歳がほかを圧倒しています。
スピードと持続力の総合力が問われるマイル戦では、やはり主力世代が中心ですね。
軸は4、5歳の5番人気以内が最適です。ただ、6歳が2着に4頭も入っており、4、5歳に絞るのはキケンです。
枠番別成績
| 枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| １枠 | 2 | 1 | 1 | 16 | 10.0% | 15.0% | 20.0% |
| ２枠 | 3 | 2 | 1 | 14 | 15.0% | 25.0% | 30.0% |
| ３枠 | 0 | 2 | 2 | 16 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
| ４枠 | 1 | 0 | 1 | 18 | 5.0% | 5.0% | 10.0% |
| ５枠 | 4 | 1 | 2 | 13 | 20.0% | 25.0% | 35.0% |
| ６枠 | 0 | 2 | 0 | 18 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
| ７枠 | 0 | 1 | 1 | 18 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
| ８枠 | 0 | 1 | 2 | 16 | 0.0% | 5.3% | 15.8% |
序盤のポジション争いを優位に運べる内枠は好成績。先行するために脚を使わされてしまう外枠は基本的には厳しいコースです。
ところが、最多勝は5枠の4勝と真ん中枠の活躍も顕著です。内外から挟まれる危険性もはらんでいますが、真ん中はどちらの出方も観察しながら、ポジションを探れる利点が大きいようです。
特に自在型が真ん中に入った場合は注意しましょう。
脚質・展開予想
| 位置取り | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 1 | 0 | 0 | 10 | 9.1% | 9.1% | 9.1% |
| 先行 | 2 | 4 | 1 | 30 | 5.4% | 16.2% | 18.9% |
| 中団 | 5 | 4 | 8 | 43 | 8.3% | 15.0% | 28.3% |
| 後方 | 2 | 2 | 1 | 46 | 3.9% | 7.8% | 9.8% |
位置取りの成績をとると、逃げ先行より中団が優勢という結果が出ました。トリッキーな中山マイルの重賞はしばしばハイペースを誘発します。
先行争いが激化し、息の入らないペースを演出した結果、最後の直線で差し馬の台頭を招くというケースが目立ちます。
スピード任せにどこまでというタイプより、道中でひと呼吸溜められる馬を選びましょう。
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- 東京新聞杯：2,418,720円
- 共同通信杯：2,750,750円
直近の調査では2レース合計、5,169,470円の的中でした！
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ダービー卿CTの重要な予想ポイント
ダービー卿CTの予想をする前に重要なポイントを押さえておきましょう！
ポイント① 前走GⅢ2～5着
前走GⅢ組が質量ともに目立ちます。ただし、勝った馬0-0-0-3とハンデ戦らしく斤量を課されるため、連勝は難しいようです。
反面、2～5着の惜敗なら2-2-0-9。6着以下2-1-3-46は絞りにくいので、まずは2～5着に注目です。
- アスクコンナモンダ
- アルナシーム
- キミワクイーン
- セッション
ポイント② 前走3勝クラス
前走3勝クラスは4-1-1-9と目立ちます。ハンデ戦で昇級初戦の場合、総じてハンデは低く設定されます。
該当馬すべて前走より斤量が減っており、2～2.5キロ減は3-1-1-0。
昇級馬は斤量に注目です。もう一点、3勝クラスを関西圏で突破した馬の成績が特によく、前走阪神の3勝クラス1着は2-0-0-1です。
- レイベリング
ポイント③ 前走より斤量減
ポイント②でも触れましたが、斤量はハンデ戦を読み解く上で欠かせないファクターです。
-斤量増1-2-0-27、増減なし2-5-5-44に対し、斤量減は7-3-5-58と単勝は斤量減に絞ってもよさそうです。
- クルゼイロドスル
- ドルチェモア
- ニシノスーベニア
- ラインベック
- レイベリング
ダービー卿CT追い切りベスト3
ダービー卿CTの追い切りベスト3をご紹介します！
第3位 アスクコンナモンダ
- 栗東ウッド 82.5-67.9-52.7-37.1-22.8-11.4
3月上旬から坂路で調教開始。しっかり心肺機能を鍛えつつ、2週前からウッドへ。
終い2ハロン11秒台を出し、最終追い切りでは古馬1勝クラスを相手に併せ馬。
両馬一杯に追われ、最終的には2馬身ほど先着しました。
ラスト2ハロン11.4-11.4と持続力を感じさせる時計も評価できます。
第2位 ラインベック
- 栗東坂路 51.7-37.6-24.8-12.5
前走後は1週間ほど馬場入りを休み、すぐに調教再開。
坂路中心の調教で心肺機能を鍛えてきました。
1週前は終い重点でラスト11.9を計時しましたが、最終追い切りは心肺機能を高めることを意図とし、前半からしっかり負荷をかける形で、粘り強く走らせました。
間隔が詰まっても一杯に追ってきたように馬は元気いっぱいです。
さすがに終いまでペースアップこそしませんが、その分、中山向きの持久力を感じます。
第1位 セッション
- 栗東坂路 51.5-37.8-24.7-12.6
3月上旬に帰厩。当初はウッドで時計を出し、折り合いと終いを伸ばす瞬発力を鍛えることを重点に調教を進めてきました。
1週前はウッドで5ハロン65.2、ラスト2ハロン11.5-11.4とスタミナ強化をアピール。
最終追い切りは坂路で未勝利馬と併せ馬。終い重点で追われると、食い下がる僚馬に半馬身先着しました。
4ハロン51.5と全体時計が速く、ここにきて心肺機能を補い、中山マイル攻略を目指します。
ダービー卿CTの有力馬
いよいよレース目前！
データ分析を行った結果から、ダービー卿CT2024の有力馬をご紹介します。
ディオ
デビュー以来、18戦で4着以下がわずか3回の堅実派。
2年前のアーリントンC5着以降はすべて3着以内で、クラスの壁を感じません。
特に昨秋から3連勝と昇級をまったく苦にしておらず、充実期に入った印象です。
前走東風Sは前後半800m45.9-47.5のハイペースを好位4番手から抜け出しました。
ハイペースに強いスピード型です。
今回はマークされる立場になりますが、強気な競馬でアドバンテージをとっていきたいです
パラレルヴィジョン
デビュー3戦目神戸新聞杯で1番人気に支持されるほどの好素材。
一貫して中距離を歩み、昨秋はダートにも挑戦しました。
少し迷走気味の臨戦ですが、前走ニューイヤーSでオープンV。
ようやくマイル戦という自分の居場所を見つけた印象です。
中距離時代は折り合い面の難しさを抱えていましたが、マイル戦の流れでそれも解消しました。
前走は前後半800m46.1-46.2という均衡のとれたハイレベルな一戦。
マイラーとしての潜在能力の高さを感じさせます。
クルゼイロドスル
未勝利直後のデイリー杯2歳S2番人気5着、ジュニアC勝ちと早くから素質の片鱗をみせてきました。
NHKマイルC取消後は、使われながら実戦勘を取り戻し、昨秋から準オープン2、2、1着と軌道に乗ってきました。
東京のマイル戦だった前走節分Sでは前後半800m46.8-45.7のスローペースを上がり33.4の末脚で差し切りました。
やや軽さがないというか、鈍さを感じる部分もあっただけに、高速上がりに対応したのは、馬の変化を感じます。
楚木の激推し穴馬
ダービー卿CTの穴馬になるであろう注目馬をご紹介いたします。
高配当を狙うためにも、ぜひチェックして下さい。
グランデマーレ
7歳ながらまだ16戦。若い頃からケガがちで、長期休養が多く、なかなか順調に使えないながら、5勝をあげるなど能力は一級品です。
昨秋も1400mのオープン2、1着。休みが長い分、消耗していないという強みがあります。
勝つときは鮮やかで、前走オーロCも好位から後続を寄せつけず、1馬身1/4差の快勝でした。
中山マイルは2年前のニューイヤーC2着がある舞台。
流れに乗れるスピードと粘りはこの舞台向きといえるでしょう。
ダービー卿CT2024最終予想
ダービー卿CT2024最終予想はこちらです。
◎レイベリング
〇ラインベック
▲グランデマーレ
△アスクコンナモンダ
△セッション
△ディオ
△パラレルヴィジョン
★グランデマーレ
以上がダービー卿CT2024の予想となります。
ぜひ、参考にしていただき、ダービー卿CTを勝ち切りましょう！
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■最近の的中情報
- 11月17日 東京10R 977,280円的中
- 11月10日 京都10R 621,520円的中
- 11月03日 東京11R 925,080円的中
- 10月27日 京都02R 1,109,040円的中
- 10月22日 浦和07R 809,800円的中
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