2023年11月4日東京競馬場ではG2京王杯2歳ステークスが開催されます。
2歳王者挑戦へ向けての重要な1戦!
昨年は10番人気のオオバンブルマイと11番人気のフロムダスクの決着で馬連650倍、3連単200万円という大波乱を巻き起こしたレース。
今年も、この流れで特大馬券を狙いたい!
よってここは人気薄から人気薄への高配当決め打ち馬券!
一応、1番人気だけ押さえにはいれますが、他は全て人気薄の
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キサラギの本命はアスクワンタイムです!
この記事を読むと分かること
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目次
京王杯2歳ステークスとは
東京競馬場で行われる朝日杯2歳ステークスのステップレースです。
距離が1400mなので、同時期に開催されるサウジアラビアロイヤルカップや東京スポーツ杯2歳ステークス、デイリー杯と比べると朝日杯での成績はよくありません。
過去10年で朝日杯で連対した京王杯2歳ステークス出走馬は2頭だけ
2016年のモンドキャンノ 朝日杯2着
2019年のタイセイビジョン 朝日杯2着
朝日杯を勝った馬はいません。
勝馬のその後を見ると、このレースで勝つのはスプリント~マイル路線で活躍できるスピード馬。クラシックを見据えて中距離まで対応できそうな馬を選ぶと失敗します!
仕上がりが早く、2歳のこの時期から早いタイムに対応できる早熟馬がこのレースを制します。
東京芝1400mコースの特徴
スタートから最初のコーナーまで十分な距離があり、外枠の馬でも無理に気合をいれなくても前にいけるため、スタート後のペースは緩め。
1400という短距離の中に急坂が2ヶ所あるため、スピードもあがりにくく、差し馬がポジションを置いて行かれることも少ないです。
先行馬との差がそれほどないため、直線で差し、追い込みが届きやすいのですが開幕直後の東京競馬場は芝状態が絶好で、先行馬が止まらない!
昨年のように、差し馬があと一歩届かないケースが頻発します!
2022年の京王杯2歳ステークスプレイバック
スタートを決めたフロムダスクがそのまま先頭でレースを引っ張る。
2番手はスピードオブライト。4コーナーを回って差し馬が後ろから伸びてくるが、開幕週の東京は簡単に前が止まらない。
2頭の争いの中、内で進路をふさがれたオオバンブルマイが最後2ハロンでコースを外に変えてそのまま外から差し切った。
これは横山武騎手のファインプレー。一瞬の切れ味をうまく生かした騎乗でした。
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キサラギの予想※11/3更新
京王杯2歳ステークス2023の予想
- ◎アスクワンタイム
- 〇ミルテンベルク
- ▲タイガードラゴン
- △ジャスパーノワール
- △オーキッドロマンス
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出走予定馬と想定オッズ
2023年11月3日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
ミルテンベルク | 牡2 | 56.0 | モレイラ | 4.6 | 1人気 |
アスクワンタイム | 牡2 | 56.0 | 岩田望 | 8.7 | 5人気 |
オーキッドロマンス | 牡2 | 56.0 | 内田博 | 26.8 | 9人気 |
ゼルトザーム | 牡2 | 56.0 | 浜中 | 7.8 | 4人気 |
タイガードラゴン | 牡2 | 56.0 | 永野 | 4.6 | 2人気 |
バンドシェル | 牡2 | 56.0 | 菅原明 | 20.6 | 8人気 |
アグラード | 牡2 | 56.0 | 津村 | 11.4 | 6人気 |
コラソンビート | 牝2 | 55.0 | 横山武 | 4.7 | 3人気 |
ゼルトザーム | 牡2 | 55.0 | 浜中 | 7.8 | 4人気 |
ロジリオン | 牡2 | 56.0 | 北村宏 | 29.3 | 10人気 |
アンバーニードル | 牡2 | 55.0 | 吉田豊 | 223.8 | 12人気 |
ジャスパーノワール | 牡2 | 56.0 | 田辺 | 12.3 | 7人気 |
タヤスロンドン | 牡2 | 56.0 | 江田照 | 72.7 | 11人気 |
過去10年の傾向をデータ分析
京王杯2歳ステークス2023の傾向
昨年は馬連650倍の大波乱!本命サイドは買えない波乱含みのレース
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
10,340円 | 33,470円 | 270,750円 | 65,910円 | 2,221,830円 |
過去10年で万馬券は1度だけですが、2022年10番人気のオオバンブルマイと11番人気のフロムダスクの組み合わせで650倍の大波乱となっています。3連単は220万円でした。
昨年の万馬券が影響し馬連配当平均も100倍以上ですが、現在3年連続で50倍以上の配当が続いているので、波乱が起きるとふんで予想するのは間違いではありません。
1番人気の連対率は40%!現在3年連続1番人気は連対外
京王杯2歳ステークスの1番人気連対率は40%。現在3年連続1番人気は連を外しています。
【京王杯2歳ステークス飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2022年 | ロンドンプラン | 牡2 | 55.0 ㎏ | 松山 | 小倉2歳ステークス(小倉) 1着 |
2021年 | コラリン | 牝2 | 54.0㎏ | ルメール | カンナステークス(中山) 1着 |
2020年 | リフレイム | 牝2 | 54.0㎏ | 木幡巧 | 2歳1勝クラス(東京) 1着 |
2015年 | シャドウアプローチ | 牡2 | 55.0㎏ | C・デムーロ | ききょうステークス(阪神) 1着 |
2014年 | ニシノラッシュ | 牡2 | 55.0㎏ | 田辺 | くるみステークス(東京) 1着 |
2013年 | モーリス | 牡2 | 55.0㎏ | ムーア | 新馬戦(京都) 1着 |
過去10年で6頭の1番人気馬が連を外しています。
1番人気で勝利した4頭は前走で重賞連対、もしくは特別戦を勝利した馬ですが、飛んだ馬もモーリス以外は同じ条件。
なかなか人気馬の見極めは難しいですが、新馬戦勝ちの1勝馬、特別戦以外の条件クラス勝ち上がりで1番人気に推されている馬は危険です。
新馬戦1番人気で勝った馬は前走大敗でも買わなきゃダメ!
【8番人気以下で連対した4頭】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|
2022年 | オオバンブルマイ | 牡2 | 55.0 ㎏ | 横山武 | 10人気 | 新馬戦(東京) 1着 |
2022年 | フロムダスク | 牡2 | 55.0 ㎏ | 戸崎圭 | 11人気 | カンナステークス(中山) 10着 |
2021年 | キングエルメス | 牡2 | 55.0 ㎏ | 坂井瑠 | 8番人気 | クローバーステークス(札幌) 5着 |
2020年 | ロードマックス | 牡2 | 55.0 ㎏ | 岩田望 | 9番人気 | 新潟2歳ステークス(新潟) 7着 |
2014年 | セカンドテーブル | 牡2 | 55.0 r㎏ | 戸崎圭 | 11番人気 | 小倉2歳ステークス(小倉) 7着 |
過去10年の京王杯2歳ステークスで超人気薄の8番人気以下で連対したのは5頭。昨年は二桁人気の10番、11番人気で決着し600倍以上の大波乱を引き起こしています。
5頭全てが新馬戦勝ちを決めた馬。オオバンブルマイは新馬戦で5番人気でしたが、他の馬は1番人気で勝った馬達。
穴馬を選ぶならば
新馬戦1番人気で勝利→特別戦、重賞で大敗の馬からです!
牡馬の勝率100%、牝馬で買えるのは前走重賞1着馬のみ
【牡・牝別成績】
性齢 | 1着回数 | 2着回数 |
---|---|---|
2歳牡馬 | 10回 | 8回 |
2歳牝馬 | 0回 | 2回 |
過去10年で牡馬が全て勝利。牝馬の勝利は一度もありません。
連対した牝馬は2頭。2016年のレーヌミノルと2018年のアウィルアウェイ。
どちらも1番人気で前走勝利しています。牝馬には同じ距離でアルテミスステークス、ファンタジーステークスが用意されているので、わざわざ牡馬に挑戦するのであれば、このくらいの力がなければ勝負にならないということでしょう。
昨年は新馬戦勝ちのオオバンブルマイが勝ったが基本はローカル2歳重賞出走馬から
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
S | 小倉2歳ステークス | 3勝 |
S | 新馬戦 | 3勝 |
S | 函館2歳ステークス | 2勝 |
B | ききょうステークス | 1勝 |
B | クローバー賞 | 1勝 |
新馬戦勝ちの馬が3勝しています。2015年のボールライトニング以来、1勝馬の勝利はありませんでしたが、昨年オオバンブルマイが7年ぶりに勝利を決めて波乱を起こしています。
近年主流になっているのは小倉2歳ステークス出走馬と函館2歳ステークスの出走馬。夏デビューし、仕上がりの早いスピードタイプの馬が多く、芝の状態のいい東京で先行してスピードで押し切る形が増えています。
京王杯2歳ステークス2023の注目馬3頭
- アスクワンタイム
- オーキッドロマンス
- ゼルトザーム
注目馬1頭目:アスクワンタイム
前走 | 小倉2歳ステークス(小倉) 1着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 岩田望 |
脚質 | 差し |
新馬戦では2着に敗れたものの、勝ち馬のクリノハレルヤが強すぎました。
新馬戦から3戦全てで上り最速を記録。
小倉の短い直線で差し切り勝ちを決めているので、直線が長い東京ならさらに持ち味が発揮できるか?ただし一瞬のキレはトップクラスだが、長く脚が使えるかどうかは未知数。
距離延長に関しては、兄のファンタジストがマイルまでこなしているので、ギリギリこなせるのではないかと思っています。
キサラギの本命馬です。
注目馬2頭目:オーキッドロマンス
前走 | カンナステークス(中山) 1着k |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 内田博 |
脚質 | 先行 |
新馬戦ではサウジアラビアロイヤルカップを制したコンバデカーブスに競り負け。
未勝利戦を2戦し、3戦目でようやく勝ち上がり。
距離をスプリントにしてからは連勝しているので、ここでマイルに戻して好走できるかどうかは疑問です。
注目馬3頭目:ゼルトザーム
前走 | 函館2歳ステークス(函館) 2着 |
---|---|
人気 | 5人気 |
騎手 | 浜中 |
脚質 | 差し |
2戦目で芝を使って函館2歳ステークスを制覇。
10番人気と評価は低かったですが、重馬場は走る!
ヘニーヒューズ産駒なので本質的にはダート向き。
しかしスピードのあるダート馬は2歳戦でマイル重賞までは活躍することが多いので
ここでも見限ることはできません。
重馬場ならさらに期待は高まります。
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:コラソンビート
2歳牝馬ならば同日に京都でファンタジーステークスがある。輸送を嫌うのであれば先週のアルテミスステークスがあった。それでも敢えて牡馬にぶつけてくる理由がイマイチわかりません。
斤量を見てもわかる通り、この時期の牡牝にはそれほど差がなく、斤量差も1㎏。厩舎の期待はかなり高いので、ここで勝つようなら、ボンドガールの強敵になりますが、新馬→未勝利→ダリア賞というローテもよくわからないので、ここでは買いたくない。
キサラギの特注穴馬指名:ジャスパーノワール
新潟の未勝利戦で逃げて圧勝。左回りの東京も得意そうです。ただし、未勝利戦4馬身差以上つけていますが、裏開催の新潟未勝利なのでメンバーのレベルはかなり低かった。そのレベルだから勝てたのか?本当にここでも通用する強さなのかは今回走ってみなければわからない。
田辺騎手が前に行ったときの連対率は非常に高いので、前走と同じように先行策を取るなら面白い。後ろからいったらダメだと思います。
2023年京王杯2歳ステークスまとめ
小倉2歳王者アスクワンタイムが兄のビアンフェと同じローテを進むなら
ここは通過点。問題は距離ですね~。
個人的に期待しているのはゼルトザーム。芝ダート兼用の可能性が高く、ここで上位を獲得して朝日杯か全日本2歳優駿にいくのか楽しみです。
最終予想は枠順確定後に公開いたします。