ジャパンカップ2023予想を無料公開！タイトルホルダーの逃げに期待

2023年11月26日東京競馬場ではG1ジャパンカップが開催されます。

昨年はヴェラアズールが豪脚で差し切り勝ち、初のG1制覇を成し遂げました。
今年のメンバーは昨年とは比較にならないほどハイレベル！

世界王者イクイノックスとダービー馬ドウデュース、そして最強3歳牝馬ダノンリバティの3強対決の様相が強い中、こういうときに怖いのが逃げ馬！

そう、タイトルホルダー！

想定人気は4～5番人気、これは4番人気のタップダンスシチーと同じくらい。ここはタイトルホルダーがあっと言わせる逃げ切り勝ちを決めると予想します。

キサラギの本命はタイトルホルダー

対抗は非常に難しい！
斤量で圧倒的に有利なリバティアイランドを上げたいところですが、後ろからイクイノックスを差すイメージがどうしても浮かばない、それならスターズオンアースの方が最後は有利なところから末脚を繰り出せるのでは？？

これは枠順が決まらなければ全く読めません。
これ、前残りワンツーで3着がイクイノックス、ダノンリバティ以外ならば3連単100マンいく馬券ですね。

以上のポイントがわかるようになっています！5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください！

ジャパンカップとは

東京2400ｍで行われる国際重賞のG1です。
世界レベルに追いつくために1981年に創設されました。

創設されて3年目でキョウエイプロミスが日本馬初の連対を果たし、翌年の第4回ジャパンカップでカツラギエースが日本馬初勝利を決めています。

日本馬のレベルが大幅にアップしたこと、世界の強豪馬の参戦がなかなか実現しないことから海外馬が勝ったのは2005年のアルカセットが最後、それ以降は全て日本馬が勝利しています。

強豪馬が揃うこと、東京競馬場がスピードが出る芝状態であることから、1989年の第9回ジャパンカップでホーリックスが記録した2分22秒2のタイムは世界レコードとして長い間破られることはありませんでしたが、それを破る記録が出たのもジャパンカップ。

2018年の第38回ジャパンカップでアーモンドアイが2分20秒6というとてつもない記録で走り抜け新たなレコードホルダーとなっています。

海外からの強豪を招聘するため、近年は賞金額を大幅にアップ。

世界の競馬賞金ランキング

2023年から優勝賞金を4億円から5億円に増加！
世界でも高額賞金レースとなっています。

東京芝2400ｍコースの特徴

日本ダービー・オークス・ジャパンカップと日本競馬のメインコースが東京2400ｍ。
欧州ダービーそして凱旋門賞と同様の距離です。

東京2400ｍのスタート地点は大観衆の目の前。大きな歓声にテンションが上がってしまう馬もいます。スタート後は下り坂となっているので、気合をつけた馬はスピードが上がりがち、ダービーやキセキのジャパンカップのように1000ｍ57秒台という超ハイペースになるケースも少なくありません。

もともと直線が長く差し追い込み有利な東京2400、ここを逃げ切る馬は相当な力差があるうまじゃなければ無理でしょう。

2022年のジャパンカッププレイバック

1000ｍ通過は1分01秒と平均的なペース。
ユニコーンライオンが単騎で4コーナーまでレースを引っ張り、二の足を使う作戦だったがやはり後方の差し馬の力が違いすぎる。

外から伸びたシャフリヤールが逃げ馬を交わして先頭に立つが、最後の100mで一瞬の切れ味を生かしたヴェラアズールが馬群を切り裂いてゴールを先頭で駆け抜けました。

キサラギの予想※11/24更新

ジャパンカップ2023の予想

• ◎タイトルホルダー
• 〇イクイノックス
• ▲リバティアイランド
• △ドウデュース
• △パンサラッサ

馬券のフォーメーションはキサラギポイントのところに書いてあります！

今回は馬連8点プラスタイトルホルダーの単勝で勝ちを狙います！

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出走予定馬と想定オッズ

2023年11月24日19時時点の出走予定馬

馬名	性齢	斤量	騎手	単勝オッズ	人気
イクイノックス	牡4	58.0	ルメール	1.5	1人気
タイトルホルダー	牡5	58.0	横山和	13.2	4人気
ドウデュース	牡4	58.0	戸崎圭	13.2	3人気
リバティアイランド	牝3	54.0	川田	3.8	2人気
スターズオンアース	牝4	56.0	ビューイック	17.3	5人気
ダノンベルーガ	牡4	58.0	モレイラ	30.1	7人気
パンサラッサ	牡6	58.0	吉田豊	28.1	6人気
ディープボンド	牡6	58.0	和田竜	38.3	5人気
イレジン	セ6	58.0	ヴェロン	95.1	9人気
インプレス	牡4	58.0	三浦	428.7	13人気
ショウナンバシット	牡3	56.0	デムーロ	335.1	12人気
ウインエアフォルク	牡6	58.0	藤田菜	176.9	11人気
クリノメガミエース	牝4	56.0	吉村智	495.9	14人気
フォワードアゲン	セ6	58.0	黛	553.9	15人気
スタッドリー	牡5	58.0	マーカンド	559.8	16人気
トラストケンシン	牡8	58.0	荻野極	594.8	17人気
チェスナットコート	牡9	58.0	田中学	755.3	18人気

過去10年の傾向をデータ分析

過去10年で万馬券1回！現在は3年連続10倍以下の固い決着が続く

【過去10年の馬券配当傾向】

馬連平均配当	3連複平均配当	3連単平均配当	馬連最高配当	3連単最高配当
2,640円	10,620円	45,540円	10,160円	224,580円

過去10年間の馬連平均配当は26倍ですが、現在は3年連続馬連配当10倍以下の固い決着となっています。万馬券は1度だけで、2015年の4番人気ショウナンパンドラと7番人気のラストインパクトで決まった10,160円。3連単の最高配当はこの年ではなく、2013年の22万円、3着に11番人気のトーセンジョーダンが入った年です。

今年のメンバーを見ると、イクイノックス、タイトルホルダー、ドウデュースなどの人気上位勢が総崩れとなることはほぼ考えられないため、10倍以下の決着になると予想しています。

1番人気の連対率は60％！力は横並び、ここ目標の馬が強い

ジャパンカップの1番人気連対率は60％です。

【ジャパンカップ飛んだ1番人気馬】

年度	馬名	性齢	斤量	騎手	前走
2019年	レイデオロ	牡5	58.0㎏	ヴューイック	オールカマー（中山）　4着
2017年	キタサンブラック	牡4	58.0㎏	武豊	天皇賞秋（東京）　1着
2015年	ラブリーデイ	牡5	58.0㎏	川田	天皇賞秋（東京）　1着
2014年	ジェンティルドンナ	牝4	56.0㎏	ムーア	天皇賞秋（東京）　2着

1番人気の連対率は60％ですが、前走で天皇賞秋を圧勝したラブリーデイやキタサンブラックが絶対的な人気の中、連を外しています。

ジャパンカップクラスになると、上位人気馬の力はほぼ1線。ここを目標に仕上げて一世一代の走りができる馬に負けてしまうということ。

このレースは人気がどうのこうのというレースではありません。

人気薄で好走する馬はG1大敗馬の巻き返しか3歳牝馬

【5番人気以下で連対した4頭】

年度	馬名	性齢	斤量	騎手	人気	前走
2019年	カレンブーケドール	牝3	53.0㎏	津村	5人気	秋華賞（阪神）　2着
2018年	キセキ	牡4	57.0㎏	川田	4人気	天皇賞秋（東京）　3着
2017年	シュヴァルグラン	牡5	57.0㎏	ボウマン	5番人気	京都大賞典（京都）　3着
2016年	サウンズオブアース	牡5	57.0㎏	北村宏	5番人気	毎日王冠（東京）　3着
2015年	ショウナンパンドラ	牝4	55.0㎏	池添	4番人気	天皇賞秋（東京）　4着
2015年	ラストインパクト	牡5	57.0㎏	ムーア	7番人気	天皇賞秋（東京）　12着
2014年	エピファネイア	牡4	57.0㎏	スミヨン	4番人気	天皇賞秋（東京）　6着
2013年	デニムアンドルビー	牝3	55.0㎏	浜中	7番人気	エリザベス女王杯（京都）　5着

過去10年のジャパンカップで4番人気以下で連対したのは8頭。
ポイントは

・3歳牝馬　2頭
・天皇賞秋負け　4頭
・他レース負け　2頭

このうち前走で掲示板を外していたのは、2014年のエピファネイアと2015年のラストインパクトの2頭だけです。エピファネイアは前年の菊花賞馬で、前走の天皇賞秋が海外からの帰国後初戦だったことを考えれば買えますが、ラストインパクトはよほどのことがないと紐に入れるのも難しい！

データから見たら穴候補は、前走G1で掲示板内の馬と3歳牝馬の2パターンです。

完全に内枠有利！東京競馬場でも外枠は過去の実績なし

【枠番別勝利数】

枠番	勝利数
1枠	4勝
2枠	2勝
3枠	2勝
4枠	1勝
5枠	0勝
6枠	0勝
7枠	1勝
8枠	0勝

3枠以内の馬が8勝と圧倒的に優勢。
7枠、8枠が1勝しかできてないのも東京競馬場にしては意外な結果ですね。

ちなみに、11年前の2012年は8枠2頭で決まっています。ジェンティルドンナとオルフェーヴルの2頭なので、ここまで力が抜けている場合は枠順不問。力が拮抗しているのであれば内枠重視でいいでしょう。

天皇賞秋と京都大賞典の2大ローテ！ここからJC馬が生まれる

【ローテーション別勝利数】

ランク	前走レース	勝利数
SS	天皇賞秋	6勝
A	京都大賞典	3勝
B	秋華賞	1勝

天皇賞秋が6勝と断然トップ！
今年も有力馬のほとんどが天皇賞出走組ですね。

天皇賞秋とJCを連勝できたのは過去10年でアーモンドアイ1頭。他の馬は秋天からの巻き返しで優勝しています。京都大賞典からの出走は昨年のヴェラアズールを筆頭に3頭。

そのうち2頭が京都大賞典優勝馬、シュヴァルグランは3着でした。データからは天皇賞秋出走馬は着順不問（掲示板以内）、京都大賞典は3着以内が連対条件となります。

Road to Japancup

ジャパンカップの前哨戦から有力馬を探し出します！

2023年10月29日　天皇賞秋

過去10年で天皇賞秋からは6頭のJC馬が出ています！

【2023年天皇賞秋結果】

着順	馬名	性齢	騎手
1着	イクイノックス	牡4	ルメール
2着	ジャスティンパレス	牡4	横山武
3着	プログノーシス	牡5	川田

2023年10月9日　京都大賞典

京都大賞典からは3頭のJC馬が出ています。昨年の優勝馬ヴェラアズールも京都大賞典1着からの連勝でした。

【2023年京都大賞典結果】

着順	馬名	性齢	騎手
1着	プラダリア	牡4	池添
2着	ボッケリーニ	牡7	浜中
3着	ディープボンド	牡6	和田

2023年10月15日　秋華賞

過去10年で優勝馬はアーモンドアイ1頭だけですが、2019年のカレンブーケドールは5番人気で2着。有利な斤量で出走できるので人気薄でも軽視できないレース。

過去10年の勝馬
2018年　アーモンドアイ

【2023年秋華賞結果】

着順	馬名	性齢	騎手
1着	ダノンリバティ	牝3	川田
2着	マスクトディーヴァ	牝3	岩田望
3着	ハーパー	牝3	ルメール

ジャパンカップ2023の注目馬3頭

• イクイノックス
• ドウデュース
• タイトルホルダー

注目馬1頭目：イクイノックス

前走	宝塚記念（阪神）　1着
人気	1人気
騎手	ルメール
脚質	差し

現在、天皇賞秋の結果が出ていませんが、まず大崩れしていることはないでしょう。
現時点で世界ランキングトップの馬、日本の代表としてジャパンカップでは負けられません。まだ海外の馬の出走が発表されていないので、断言はできませんが、この馬が日本で敗れることはないと思っています。

しかし、タイトルホルダーが逃げた場合は追いつくことができないかも。。。

キサラギの本命馬です。

注目馬2頭目：ドウデュース

前走	ドバイターフ（メイダン）　中止
人気	2人気
騎手	武豊
脚質	差し

天皇賞秋の結果にもよりますが、今のイクイノックスと真っ向勝負できる馬はこの馬をおいていません。問題は、ジャパンカップでのダービー馬の不振・・・

同じ東京2400の勝馬ですが、ダービー馬はことごとくJCで敗れています。
三冠馬のシンボリルドルフ、ディープインパクト、コントレイルを除くと、過去42年のJCの歴史の中で勝利したダービー馬は、トウカイテイオー、ジャングルポケット、ウォッカの3頭しかいません。

ドウデュースがこの3頭に続くとができるか？
ダービー馬の呪いに飲み込まれるか？

非常に楽しみなレースです。
後は、武豊騎手が間に合うかどうかですね。
天皇賞秋は戸崎騎手に乗り替わりになりましたが、この馬は武騎手とのコンビがやはり魅力。
間に合うようなら買い目に入れます。

注目馬3頭目：タイトルホルダー

前走	オールカマー（中山）　1着
人気	3人気
騎手	横山和
脚質	先行

強豪がひしめくオールカマーでは見事な復活の逃げ切り勝ち！
距離が延びたらさらに楽しみですが、問題は東京との相性。

タイトルホルダーの東京での成績は2戦2着1回。
2着は2歳の東京スポーツ杯、今回はダービー以来2年ぶりの東京競馬場です。

ここを逃げ切るならば、カツラギエースや敗れはしたもののキセキのような超ハイペースで引っ張るか、タップダンスシチーのようにスローに持ち込んで二の足で突き放すか。

海外馬の出方がわからないので、ペースを読むことが非常に難解。スローに持ち込んでイクイノックスに早仕掛けをさせる策が成功すれば、頭も見えてきます。

ジャパンカップを逃げ切った馬は2頭。
1984年のカツラギエースと2003年のタップダンスシチー。

カツラギエースは、その年の3冠馬シンボリルドルフ、前年の3冠馬ミスターシービーを抑えきっての逃げ切り！
タップダンスシチーは天皇賞秋を連覇したシンボリクリスエスとその年の2冠馬ネオユニヴァースに勝っています。

どちらのレースも4コーナーで先頭と番手の馬がワンツーの前残り。
タイトルホルダーが残る展開であれば、パンサラッサも絶対に買わなければならないです。

キサラギはタイトルホルダーの逃げに賭けます！

過去データではわからないキサラギの分析

危険な人気馬：スターズオンアース

普通に戦ったら、リバティアイランドとどっちが上かというほどの力だと思います。昨年の秋華賞を見たらこの馬が現役ナンバー１牝馬だと思っています。しかし、フルゲートの大外枠は悪すぎる。
ハイペース必至ですが、東京競馬場の緩い坂では、一気に先頭と後ろが入れ替わる中京競馬場のような展開にはならない。
今回はビューイックで怖い存在ですが、少しでも不安があるなら切っておかなければ勝てないレース。

キサラギの特注穴馬指名：パンサラッサ

タイトルホルダー◎ならば、パンサラッサとの前残りは絶対に押さえておかなければダメ。
海外G1を2勝している馬ですよ！実力がないなんて言わせない。
そして、パンサラッサだけが沈んでタイトルホルダーだけが残る姿も想像できない。

ジャパンカップのキサラギポイント

予想印◎はタイトルホルダーで決まりですが、今回のJCは馬券の買い方にちょっと工夫が必要。

何らかのアクシデントがない限り、イクイノックスが2着以下になることは到底考えられません。
レコードの反動とかあるけど、怪物なので関係なさそう。

それでもタイトルホルダーを本命にするのは、1着になる可能性が少なからずあるから

唯一、イクイノックスが負ける可能性があるとしたら、先行する2頭に届かないこと。
しかし、その場合同じペースで逃げるパンサが沈んでタイトルだけ残ることも考えにくい。

つまり、タイトルホルダーが馬連に絡むときは、パンサと一緒の大波乱逃げ残り馬券か、イクイノックスの末脚に1頭が辛うじて残る馬券だけだと思っています。

だから基本は馬連3点買い、プラスダノンリバティとの馬連

3-1.2.8

押さえで

1-8

今回、リバティとイクイノックスが1着、2着はないと考えているので
後はイクイノックスからの馬連

全て外人騎手へ流します。

1-9.10.15.17

合計馬連8点とタイトルホルダーの単勝で勝負します！

ジャパンカップ最終追切情報

11月22日、23日に行われた最終追切。人気馬3頭の調子落ちをチェック。

上位3頭の追切タイム。

3頭とも、ウッドコースを馬なりでの最終調教。タイトルホルダーもイクイノックスも馬なりでラスト11.3秒と絶好の仕上がりですが、ちょっとリバティが圧巻すぎますね。

なんか先週のエルトンを思い出す感じの猛時計。このレベルで上積みなんて期待できませんが、リバティは3歳牝馬なので、秋華賞よりも成長している可能性はありますね。そしたらヤバいことになりそう。

ドウデュースもパンサラッサも馬なりで仕上げてくる中、人気上位の中で唯一スターズオンアースだけ、強めに追ってます。これは天皇賞秋回避でレース間隔が空いたので、この調教になったんでしょう。

でも、強めに追ったわりには最後1ハロンが11.4と、いつもより切れがないかなって感じ。

2023年ジャパンカップまとめ

イクイノックスとリバティアイランドの一騎打ちとの見方が強いですが、後ろの馬がけん制しあえば前を行く2頭が残ってしまう可能性はあります。タイトルホルダーが5番人気で買えるレースなんて古馬になってからは初めてじゃないでしょうか。

まず、パンサラッサとタイトルホルダーの馬券をもっていれば、4コーナーまではドキドキしながら見れます。
直線半ばまでドキドキが続けば、マジでワンツーあります。

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