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【函館記念2024予想】荒れるハンデ重賞の有力馬を公開 | 過去データ・追い切り情報

更新日:
函館記念

函館記念は、今年も函館開催の締めくくりとして7月14日(日)に開催されます。

昨年の覇者、ローシャムパークは、その後オールカマー1着、大阪杯2着、先日の宝塚記念5着と躍進。

今年は、巴賞からの連勝を狙うホウオウビスケッツや、菊花賞以来の出走となるトップナイフなどの注目馬たちが登録を予定しています。

2020年には三連単343万円の超高額配当が出るなど、荒れやすい重賞。

つまり、馬券の予想が難しいレースです。

GⅢ・函館記念 予想のポイント

■出走頭数が多い
過去10年のうち9回がフルゲートの16頭が出走

■夏競馬×ハンデ重賞で荒れる
過去10年で1番人気、2番人気どちらも複勝率がわずか30%。10番人気以下が8頭も馬券に絡んでいる。

■内枠、先行馬が有利
2〜4枠の連帯率が高い。先行馬の複勝率が42%とかなり高い。

■3歳馬は切り捨てでOK
過去10年で3歳馬の連対は0。逆に6・7歳といった年長馬の活躍が目立つ。

この記事では、過去のデータやトラックバイアスなどを詳しく解説した上で、予想のポイント、馬券に絡めたい有力馬・穴馬情報を紹介します。

函館記念攻略のヒントとして、ぜひご活用ください。

出走予定馬過去データ有力馬情報
追い切り評価予想(7/12更新)

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ランキング1

うまれぼ

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《的中実績》

12/8(日)
中山4R 3連単
1,088,680円的中!

《平均利益》

379,540円

ランキング2

競馬ミニッツ

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《的中実績》

12/8(日)
中山11R 3連単
633,000円的中!

《平均利益》

304,100円

ランキング3

トルル

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《的中実績》

12/8(日)
中京6R 3連単
433,050円的中!

《平均利益》

406,400円

ランキング4

トッカ

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《的中実績》

12/8(日)
京都6R 3連単
705,720円的中!

《平均利益》

310,240円

ランキング5

えぶり

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《的中実績》

12/8(日)
中山8R 3連単
180,780円的中!

《平均利益》

187,500円

函館記念2024 出馬表

馬番馬名性齢斤量騎手
1サヴォーナ牡457.5池添 謙一
2オニャンコポン牡557菱田 裕二
3エンパイアウエスト牝553横山 武史
4グランディアセ556三浦 皇成
5サンストックトン牡555藤岡 佑介
6リカンカブール牡558津村 明秀
7エミュー牝454鮫島 克駿
8プラチナトレジャー牡655永野 猛蔵
9アウスヴァールセ654古川 吉洋
10トップナイフ牡457.5横山 和生
11アケルナルスター牡556黛 弘人
12ホウオウビスケッツ牡457.5岩田 康誠
13デビットバローズ牡556武 豊
14ハヤヤッコ牡858.5浜中 俊
15チャックネイトセ658.5佐々木 大輔
16マイネルクリソーラ牡556丹内 祐次

【函館記念2024予想】過去10年のデータ傾向

まずは、函館記念の過去10年のデータからレースの傾向を見ていきます。

2014年から過去10回分のデータを精査し、的中への最短ルートを見つけ出しましょう。

枠番別成績:内側の枠が優勢

枠番着別度数勝率連対率複勝率
1枠1- 0- 3-15/195.3%5.3%21.1%
2枠2- 3- 0-15/2010.0%25.0%25.0%
3枠2- 3- 0-15/2010.0%25.0%25.0%
4枠2- 2- 2-14/2010.0%20.0%30.0%
5枠1- 1- 2-16/205.0%10.0%20.0%
6枠1- 0- 0-19/205.0%5.0%5.0%
7枠1- 1- 0-18/205.0%10.0%10.0%
8枠0- 0- 3-17/200.0%0.0%15.0%

1枠の連対率こそ低いものの、2~4枠では連対率20.0%を超える高水準をマーク

勝ち馬について注目してみても、過去10年で7頭の勝ち馬が1~4枠と真ん中寄り内側が優勢となっています。

コーナーでいかにインを立ち回るかが重要で、距離ロスを強いられる8枠は一度も連対していません。

また、過去10年のうち9回がフルゲートの16頭が出走し、出走頭数が多いことも外枠不利の傾向に繋がっています。

函館競馬場の芝コースの1周距離は1626.6mで、ローカル場らしい小回りなコースとなので、内枠の馬を優勢と考えて評価を上げるのが良さそうです。

人気別成績:夏競馬らしい混戦模様

人気着別度数勝率連対率複勝率
1番人気  2-  1-  0-  7/ 1020.0%30.0%30.0%
2番人気  2-  0-  1-  7/ 1020.0%20.0%30.0%
3番人気  2-  0-  2-  6/ 1020.0%20.0%40.0%
4番人気  0-  1-  1-  8/ 100.0%10.0%20.0%
5番人気  2-  0-  0-  8/ 1020.0%20.0%20.0%
6番人気  0-  0-  0- 10/ 100.0%0.0%0.0%
7番人気  1-  1-  3-  5/ 1010.0%20.0%50.0%
8番人気  0-  1-  0-  9/ 100.0%10.0%10.0%
9番人気  0-  1-  1-  8/ 100.0%10.0%20.0%
10番人気  0-  1-  0-  9/ 100.0%10.0%10.0%
11番人気  0-  0-  0- 10/ 100.0%0.0%0.0%
12番人気  0-  0-  1-  9/ 100.0%0.0%10.0%
13番人気  0-  2-  1-  7/ 100.0%20.0%30.0%
14番人気  0-  2-  0-  8/ 100.0%20.0%20.0%
15番人気  1-  0-  0-  9/ 1010.0%10.0%10.0%
16番人気  0-  0-  0-  9/  90.0%0.0%0.0%

1番人気・2番人気が共に複勝率30.0%と低迷。

過去10年で二桁人気で馬券圏内に入ったのは8頭で、高確率で下位人気の馬が馬券に絡みます。

人気馬の不振の背景には、夏場は体調の変動が大きく、能力通りに走らないことが理由として挙げられるでしょう。

そういった意味では、昇級初戦のため人気薄となるエンパイアウエストあたりも面白い穴馬として浮上。

函館競馬場は他の競馬場に比べて時計が掛かりやすいのも、能力の低い馬にとっては好材料であり、高速決着で二桁着順が続いている過小評価の馬に注目です。

年齢別成績:ベテラン馬優勢

年齢着別度数勝率連対率複勝率
3歳  0-  0-  1-  2/  30.0%0.0%33.3%
4歳  2-  2-  2- 17/ 238.7%17.4%26.1%
5歳  3-  0-  5- 35/ 437.0%7.0%18.6%
6歳  4-  4-  2- 38/ 488.3%16.7%20.8%
7歳  1-  4-  0- 25/ 303.3%16.7%16.7%
8歳  0-  0-  0- 11/ 110.0%0.0%0.0%

サンプル数は圧倒的に少ないですが、過去10年で3歳馬の連対はゼロ。

この時期はまだ3歳馬と古馬との実力差は明白であり、たとえ斤量に恵まれたとしても上位に入るのは厳しいと言えるでしょう。

また、他の重賞と比べて特筆すべき点は、ベテラン勢の6歳馬・7歳馬が好走していることです。

6歳馬・7歳馬の連対率はいずれも16.7%で、4歳馬の連対率とほぼ変わらない数字になっています。

ただし、8歳馬になると過去10年で一度も馬券圏内に入っていません。

そのため、8歳馬ハヤヤッコについては割り引きが必要です。

脚質別成績:前残りが非常に多い

脚質着別度数勝率連対率複勝率
逃げ  2-  0-  1-  8/ 1118.2%18.2%27.3%
先行  5-  4-  5- 19/ 3315.2%27.3%42.4%
中団  2-  4-  2- 54/ 623.2%9.7%12.9%
後方  0-  1-  2- 47/ 500.0%2.0%6.0%
まくり  1-  1-  0-  1/  333.3%66.7%66.7%

先行馬の複勝率は驚異の42.4%で、先行した馬のおよそ半分が馬券圏内に入っています。

逃げ馬も複勝率27.3%。

逃げという極端な脚質にも関わらず好走率が高い点は見逃せません。

また、サンプル数は少ないですが「まくり」を選択した馬の成績が良く、勝負所で積極的に動ける馬は評価が上がってきます。

終いに賭ける馬にとってはかなり厳しいコースなので、差し馬の中でも3コーナーから4コーナーで器用に立ち回れる馬を狙いましょう。

斤量別成績:斤量53kg以下の軽ハンデの勝ち馬なし

斤量着別度数勝率連対率複勝率
~49kg  0-  0-  0-  1/  10.0%0.0%0.0%
49.5~51kg  0-  0-  0-  3/  30.0%0.0%0.0%
51.5~53kg  0-  2-  1-  9/ 120.0%16.7%25.0%
53.5~55kg  4-  3-  7- 52/ 666.1%10.6%21.2%
55.5~57kg  6-  3-  1- 51/ 619.8%14.8%16.4%
57.5~59kg  0-  2-  1- 13/ 160.0%12.5%18.8%

斤量53kg以下の軽ハンデの馬は過去10年で一度も勝利しておらず、勝ち馬の斤量は53.5~57kgという範囲に収まっています。

なかでも、55.5~57kgの活躍が顕著で毎年のように複勝圏内を確保。

その一方で、斤量が57kgを超えると一度も勝ち馬が出ていません。

ハンデは軽すぎず、重すぎずの斤量53.5~57kgの馬が主力を形成しています。

【函館記念2024予想】データから導かれる注目の有力馬

過去10年のデータから導き出される函館記念2024における注目の有力馬を3頭紹介します。

サヴォーナ

サヴォーナ

参照元:日刊スポーツ

G1・天皇賞(春)以来のレースとなるサヴォーナ。

G2・2着2回と重賞での実績は、出走メンバーの中でも頭ひとつ抜けています。

3歳時には菊花賞で5着に入るなど、長距離のイメージが強い競走馬ですが、2歳時には2000m戦での勝利経験もあります。

長距離適性が高い点はタフな洋芝で行われる函館記念ではプラス材料で、持ち味発揮で初の重賞Vなるか。

デビットバローズ

デビットバローズ

参照元:JRA

前走オープンクラスの巴賞で1番人気に支持されていたものの惜しくも2着。

勝ち馬のホウオウビスケッツは経済コースをスルスルと回っての逃げ切り勝ちであり、展開の利を活かしての結果で、巻き返しは十分可能です。

過去10年の脚質別成績でも先行馬が圧倒的な成績を残していましたが、この馬の武器は2~3番手で折り合えるレースセンス。

2走前にはG3・新潟記念で4着に入るなど、重賞級の実力馬であることは間違いありません。

名手・武豊騎手のエスコートにも注目です。

ホウオウビスケッツ

ホウオウビスケッツ

参照元:東スポ競馬

前走で鮮やかな逃げ切り勝ちを収めているので、今回も逃げる可能性が高いでしょう。

また、G2・スプリングSで2着、G3・東京新聞杯で3着と重賞での実績も光ります。

前走で馬体重をマイナス6kgと大きく減らしましたが、そこから馬体が減っていなければ今回も勝ち負けになりそうです。

【函館記念2024予想】激走が予想されれる穴馬

過去10年のデータから導き出される函館記念2024における要警戒の穴馬を3頭紹介します。

サンストックトン

サンストックトン

参照元:東スポ競馬

前走のOP・巴賞では、後方から上がり最速タイムの末脚で追い込むものの、前残りの展開に泣いて6着。

スタートを決めるも行き脚がつかず、後方に位置したことが敗因となります。

テンが遅く先行が難しい点は不安材料ですが、前走から距離延長となっているので、前走よりはペースが遅く流れに乗れるはず。

直近9走での上がり3ハロンタイムは全て3位以内をマーク。確実に末脚を使える点は、大きな評価ポイントとなるでしょう。

エンパイアウエスト

エンパイアウエスト

参照元:東スポ競馬

2勝クラス・3勝クラスを連勝し、ここにきて本格化を見せているエンパイアウエスト。

前走のパールSでは、2番手からスムーズに抜け出すレース巧者ぶりを見せました。

2000m戦を滅法得意としていて、2000m戦では8戦中7戦で掲示板内を確保。

夏競馬に強い牝馬であることも評価できるポイントで、初重賞挑戦でも激走が期待できる一頭ではないでしょうか。

アウスヴァール

アウスヴァール

参照元:netkeiba

久々の重賞挑戦となった前走のG3・鳴尾記念では13着と大敗。

しかし、レース序盤から2番手につけた先行力は高く評価できます。

4走前の難波Sでは鮮やかな逃げ切り勝利を決めていて、人気薄の立場を利用してハナに立つ可能性も十分考えられます。

前走の鳴尾記念と比較すると出走メンバーの力は明らかに落ちるので、大敗後の激走に要警戒です。

【函館記念2024予想】馬場状態・トラックバイアス

函館競馬場 芝2000m

函館記念が開催される日は、第1回函館競馬の最終週です。

内ラチ沿いにある程度の傷みが出る可能性こそありますが、AコースからBコースへと使用コースが変更になり、柵の移動によって傷みがカバーされた状態となるでしょう。

そのため、過去10年の枠番別成績が示すデータと同じトラックバイアスであり、1~4枠が優勢であることは間違いありません。

また、芝のクッション性も良く、スピードの出しやすい馬場状態で、逃げ・先行勢の前残りに警戒しなければいけません。

前に行けるテンの速さが重要となり、内側の枠に入った逃げ・先行勢に注目です。

展開予想

逃げる可能性が高いのは、アウスヴァール、ホウオウビスケッツの2頭。

ホウオウビスケッツは前走の巴賞で逃げ切っているが、警戒されているため楽に逃げられるかどうか。

リカンカブール、チャックネイト、サヴォーナといった有力馬は、逃げ馬を見る形で好位置をキープしたい展開となります。

最初のコーナーまでの距離は約470mと、小回りコースにしてはスタートから十分な直線距離があるため、ある程度の先行力があれば番手につけることは可能です。

小回りコースを意識して、前を行く有力馬同士の決着になることが濃厚か。

ただし先頭争いが激化して極端なハイペースとなれば、10番人気以下の大穴が大外から差してくる可能性があるので、高配当を狙うなら人気薄の差し馬にも注目です。

函館記念の血統情報

過去10年の函館記念では、キングカメハメハ系が【1-2-1-17】で複勝率19.0%をマーク。

函館競馬場はパワーを要する洋芝コースのため、サンデーサイレンス系の切れ味よりも、キングカメハメハ系のパワーが重要です。

意外にもディープインパクト産駒での過去10年の勝ち馬は出ておらず、このことからも瞬発力が必要とされないことがわかります。

芝よりもダートをこなせるようなパワー系の種牡馬や洋芝適性の高い欧州血統を狙うのがいいでしょう。

【函館記念2024予想】1週前追い切り評価ベスト3

1週前追い切りで好気配を漂わせている注目の3頭を紹介します。

第1位:サヴォーナ

サヴォーナ

参照元:Yahooニュース

1週前追い切り

栗東坂路 53.1-37.9-24.1-11.8

G2で2着2回と圧倒的な実績から有力視されているサヴォーナ。

1週前追い切りでは強い負荷がかけられ、ラスト1ハロンは圧巻の11秒台をマークしました。

力強い脚捌きは洋芝適性の高さを示していて、状態・実績共に心配はありません。

前走天皇賞(春)からの疲れも見せていないので、初の重賞Vへ向けて視界良好です。

第2位:ハヤヤッコ

ハヤヤッコ

参照元:ウマニティ

1週前追い切り

美浦W 87.1-67.9-52.8-38.2-24.6-11.6

今年で8歳を迎えるハヤヤッコですが、入念な乗り込みが続けられていて、陣営の勝負気配が感じ取れます。

オープン馬のレッドランメルトに1馬身遅れたものの、調教で走らないタイプであり気配は悪くありません。

一杯に追って高い負荷をかけられているのは好印象で、最後にハミを取って前進気勢を見せていました。

夏場でもカイバ食いに不安は見られず、一昨年の覇者として好走が期待できそうです。

第3位:リカンカブール

リカンカブール
1週前追い切り

栗東坂路 52.8-38.4-24.7-12.0

大阪杯で16着と大敗したリカンカブールは、その後休養に入り立て直しが図られました。

1週前追いきりでは迫力十分な動きで52秒台をマーク。

3か月ぶりの実戦へ向けて入念に乗り込まれてきました。

2走前には中山金杯で重賞初Vを達成。器用なタイプなので、小回りの舞台適性はピッタリです。

大阪杯では大外枠に泣いた形になりますが、敗因がハッキリしている分、巻き返しの可能性は大きいと言えるでしょう。

【函館記念2024予想】おすすめの買い目

予想印

◎ ①サヴォーナ
○ ⑬デビットバローズ
▲ ⑮チャックネイト
△ ③エンパイアウエスト
△ ⑥リカンカブール

ワイド①=⑬ ①=⑮ ⑬=⑮3点
馬連①=③⑥⑬⑮4点
3連単①⑬⇒①③⑥⑬⑮⇒①③⑥⑩⑫⑬⑮40点

本命は、G2で2着2回の実績を評価してサヴォーナ。

斤量は57.5kgとなりましたが、前走の天皇賞(春)では58kgを背負って6着なのでむしろ恵まれたか。

昨年の京成杯4着以来、1年半ぶりとなる2000m戦となりますが、地力の高さで押し切る可能性は高いと言えます。

対抗は、函館競馬場での初レースとなった前走の巴賞で2着と好走しているデビットバローズ。

2走前のG3・新潟大賞典で4着と善戦しましたが、このレースの2着馬キングズパレスは次走の七夕賞で2着、3着馬のヨーホーレイクは次走の鳴尾記念を勝利するなど、非常にハイレベルな一戦となっていました。

初の函館競馬場となった前走でも洋芝へ難なく対応し、函館での続戦でさらにパフォーマンスを上げることが予想されます。

単穴は、年明けのAJCCで重賞初制覇を飾ったチャックネイト。

前走の天皇賞・春ではデビュー以来、初めて掲示板を外しましたが、2周目の坂の下りで加速できずに追いどおしとなり、本来の実力が出し切れていないのは明白です。

函館も3歳時に勝ったことがある舞台であり、過去10年で連対率16.7%と好成績を残している6歳馬として押さえておきたいところです。

連下は、条件戦を連勝してのオープンクラス初戦となるエンパイアウエスト、大阪杯16着からの巻き返しを狙うリカンカブールです。

エンパイアウエストは春2連勝と勢いに乗っている中で、最軽量ハンデの内枠という絶好の条件が揃いました。

2020年から2022年に3年連続で函館リーディングを獲得した横山武史騎手との初コンビにも注目です。

また、リカンカブールも全5勝は直線が短いコースで挙げたもので、小回りを滅法得意としています。前走の大阪杯での大敗は大歓声で入れ込んでしまったことが原因であり、平常心でレースに臨めれば逆転は必至です。

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