フィリーズレビュー2024予想を無料公開！過去の10年の傾向やデータを分析

今回は2024年2024年3月10日（日）に開催されるフィリーズレビューのデータや傾向から予想を行います。

・フィリーズレビューはどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい！

1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。

また、週末には追いきり情報も追加して、最終予想を更新中です。
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フィリーズレビュー2024の概要

暮れのGⅠから桜花賞へ。

牝馬クラシック路線は上位馬の直行ローテが目立ち、チューリップ賞もメンバーレベルの低下が進んでいます。

当然、フィリーズレビューもまたしかり。

しかし、今年は3勝馬、2勝馬が複数エントリーし、適性が1400mの実績馬が多く集まりました。

桜花賞まで中3週と詰まっていますが、レースレベルに期待を持てそうです。

コース情報

「ポイントは内回り」阪神芝1400m

舞台は桜花賞、チューリップ賞と同じ阪神ですが、距離が1400mと200m短く、3、4コーナーは外回りではなく、内回りを使用します。

最後の直線はAコースで外回り473.6mに対し、内回りは356.5mと約100m短いため、切れ味勝負になりにくい傾向があります。

それだけではありません。内回り1400mのゲートは外回り1600mより200mほど2コーナー寄りにあります。3コーナーまでの長さは内外回りの差を考慮すれば、ほぼ変わりません。前半の直線距離が変わらず、距離が短いとなれば、その分、前半の先行争いが激しくなってしまいます。

最後の急坂ではスタミナを問われやすく、この舞台は持続力勝負が大半です。

過去10年の傾向とデータ分析

次にフィリーズレビューの過去10年間のデータと傾向を紹介します。

フィリーズレビュー出走予定馬の情報

阪神JF3着コラソンビートは2歳時に重賞含む3勝をあげた実績上位馬です。対してファンタジーSを勝ったカルチャーデイやバウンシーステップ、シカゴスティングら2勝馬との力関係がカギになります。

阪神JFの着順が素直に力差なのか。この見極めもポイントですね。

人気別成績

人気	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1番人気	1	3	0	6	10.0%	40.0%	40.0%
2番人気	4	3	2	1	40.0%	70.0%	90.0%
3番人気	1	0	0	9	10.0%	10.0%	10.0%
4番人気	0	0	1	9	0.0%	0.0%	10.0%
5番人気	1	0	1	8	10.0%	10.0%	20.0%
6番人気	0	0	3	7	0.0%	0.0%	30.0%
7番人気	0	2	0	8	0.0%	20.0%	20.0%
8番人気	3	0	0	7	30.0%	30.0%	30.0%
9番人気	0	0	0	10	0.0%	0.0%	0.0%
10番人気以下	1	1	3	80	1.2%	2.4%	5.9%

1番人気1勝と、決まって混戦模様になるレースです。2番人気が4-3-2-1と安定しており、ここが連軸候補となりそうです。

ほかでは8番人気3勝など波乱決着も多く、馬券の難易度は極めて高いでしょう。

過去三連単の配当

年度	結果	払戻金
2019年（同着）	①→⑥→⑮	264,800円
2019年（同着）	⑥→①→⑮	154,980円
2020年	⑤→⑦→⑥	119,820円
2021年	⑤→⑧→⑬	109,810円
2022年	④→②→⑥	11,440円
2023年	⑫→⑮→⑨	103,380円

過去5年の平均配当は127,372円です。

19年波乱決着の同着のほかにも、三連単10万円超えは5回中4回もあり、一筋縄ではいきません。特に三連系は二桁人気馬まできっちり馬券に組み込みましょう。

キャリア別成績

キャリア	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1戦	0	0	0	5	0.0%	0.0%	0.0%
2戦	2	1	1	18	9.1%	13.6%	18.2%
3戦	4	1	1	31	10.8%	13.5%	16.2%
4戦	2	2	3	29	5.6%	11.1%	19.4%
5戦	2	3	2	26	6.1%	15.2%	21.2%
6戦	1	2	2	19	4.2%	12.5%	20.8%
7戦以上	0	0	1	16	0.0%	0.0%	5.9%

キャリア1戦は好走なし。

ゾーンとしては2、3戦を中心に6戦までと幅広く、経験が好走につながります。

流れが速く、多頭数でごちゃつきやすい競馬

枠番別成績

枠番	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
１枠	3	0	1	15	15.8%	15.8%	21.1%
２枠	0	1	0	19	0.0%	5.0%	5.0%
３枠	4	0	1	15	20.0%	20.0%	25.0%
４枠	0	2	2	16	0.0%	10.0%	20.0%
５枠	1	2	2	15	5.0%	15.0%	25.0%
６枠	1	1	0	18	5.0%	10.0%	10.0%
７枠	0	3	4	21	0.0%	10.7%	25.0%
８枠	2	0	0	26	7.1%	7.1%	7.1%

スプリント志向の馬も参戦する多頭数のトライアル戦は出走権を求め、自然と激しい流れになります。

ゴチャつきやすいレースで、内枠は不利かと思いきや、1枠、3枠を中心に内枠勢が優勢です。

ゴチャつきを巧く交わし、内枠特有の距離ロス軽減が最後に効いてきます。

外枠も好走しますが、外を回るロスが大きく、最後に足りないという場面が多くみられます。

内回りは最後の直線が短く、外を回ったロスを覆すために必要な距離が足りません。

権利を狙い、いかに巧く馬群をさばいてこられるか。やはり経験が大切になります。

脚質別成績・展開予想

前走位置取り	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
逃げ	1	3	0	19	4.3%	17.4%	17.4%
先行	4	1	7	53	6.2%	7.7%	18.5%
中団	4	2	2	46	7.4%	11.1%	14.8%
後方	2	3	1	27	6.1%	15.2%	18.2%

ハイペースの消耗戦になり、最後にスタミナを問う流れでは、一気に逃げ切るのは至難の業です。

前走で先行、差しなど溜めて最後に末脚を繰り出す経験がここで活かされます。

スピード任せというタイプではなく、前半で折り合い、最後に爆発させるタイプを選びましょう。

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フィリーズレビューの重要な予想ポイント

フィリーズレビューの予想をする前に重要なポイントを押さえておきましょう！

ポイント① 前走阪神JF5～9着

暮れの阪神JF上位馬は基本、直行かチューリップ賞に向かいやすく、わざわざ200mの距離短縮を挟んでしまうフィリーズレビューは嫌われます。

今年は3着コラソンビートがいますが、同馬も含め、阪神JFで距離の壁を感じた馬が向かいやすいのがフィリーズレビューです。

阪神JF5～9着は0-4-0-2-3。勝ち馬こそ出していませんが、好走確率が高く、計算できます。

ポイント② 前走馬体増、中3週以上

繊細な牝馬、それもまだまだ大人になっていない3歳牝馬とあって、クラシック出走に向け調整が難しい。

トライアルも馬体増がよく、5-4-3-52。複勝回収値は130と高く、穴は馬体増から出る。

とりわけ間隔にある程度ゆとりをもたせた中3週以上4-4-1-38。中9～24週1-3-1-10の複勝回収値は438もある。

フィリーズレビュー追い切りベスト3

フィリーズレビューの追い切りベスト3をご紹介します！

第3位 レディマリオン

2月中旬に帰厩。坂路で順調に乗り込まれました。2週前、1週前としっかりゴールまで上昇ラップを描き、心肺機能を強化しています。最終追い切りはさらに時計を詰め、坂路4ハロン51.9を計時。ラストは12.4-11.9と脚力を見せつけました。未勝利を勝ったばかりですが、最後のバテ比べなら見劣りません。

第2位 カルチャーデイ

暮れのGⅠは大敗しましたが、当時は坂路主体で心肺機能を鍛えた反面、テンションが上がりやすい面がありました。今回も基本は坂路調教ですが、最終追い切りは栗東ウッドで4ハロン追い。短い距離でも一気に走らないよう、じわりとギアチェンジを試し、終い11.9-11.2と鋭く伸びました。距離短縮でリズムを取り戻せれば、チャンスありです。

第1位 コラソンビート

2月中旬に美浦へ帰厩し、その後、早めに栗東へ入厩しました。栗東の坂路でじっくり乗り込み、心肺機能を鍛えてきました。1週前は終い11.9とさすがの脚力を披露。最終追い切りは単走で51.7と強度ある調教をクリアしました。1週前ほどの反応はありませんが、じっくり負荷をかけてきた成果が出ています。前日輸送ではテンションが上がってしまうため、今回は栗東から当日輸送で挑むなど打てる手を打ってきた印象です。

フィリーズレビューの有力馬

いよいよレース目前！
データ分析を行った結果から、フィリーズレビュー2024の有力馬をご紹介します。

コラソンビート

新馬戦でボンドガールに敗れたあと、未勝利、ダリア賞、京王杯2歳Sと3連勝を決めました。特に京王杯は1.20.6のレコード決着を中団から33.2の決め手で差してきました。負かしたロジリオン、オーキッドロマンスは次走クロッカスS1、2着、ファルコンSでも上位人気候補です。前走阪神JFではアスコリピチェーノと競り合いを演じ、最後に力尽きたように1400m替わりは歓迎。相手関係が楽になるここを突破し、桜花賞でリベンジを果たしたいところです。

シカゴスティング

前走阪神JF5着はコラソンビートと0秒6差。ちょっと差をつけられたともとれますが、こちらは前後半800m46.4-46.2を逃げて粘ったもので、スピードなら互角以上です。ファンタジーSでは控えて3着と距離短縮で条件好転する一頭です。好位で溜められれば、コラソンビート逆転も可能でしょう。

バウンシーステップ

マイル戦の新馬4着後は一貫して1400mに出走し、2、1、3、1着。距離適性は決して上位に見劣りません。前走つわぶき賞では後半600m11.7-11.1-11.5と坂を上がってもペースが落ち込まないラップを差し切りV。内容も申し分ありません。決め手上位でハイペース向きといえます。母バウンシーチューンはキャリア5戦でフローラSを制した完成度の高さが特徴でした。本馬も母と同じくトライアルを制し、本番出走を叶えたいです。

楚木の激推し穴馬

フィリーズレビューの穴馬になるであろう注目馬をご紹介いたします。

高配当を狙うためにも、ぜひチェックして下さい。

カルチャーデイ

デビューから連勝でファンタジーSを制しましたが、阪神JFは16着と大きく着順を落としました。敗因は明確で、レース中の不利によって、馬のテンションが一気に上がってしまい、最後はガス欠になってしまいました。父はスプリンターのファインニードルのため、マイルへの距離延長もマイナスでした。1400mに戻れば、スムーズに流れに乗れ、強気な競馬で挑めます。

フィリーズレビュー2024最終予想

◎コラソンビート
〇シカゴスティング
▲カルチャーデイ
△ジューンブレア、ドナベティ、バウンシーステップ

以上がフィリーズレビュー2024の予想となります。
ぜひ、参考にしていただき、フィリーズレビューを勝ち切りましょう！

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