今回は2024年2月18日(日)に開催されるフェブラリーステークスのデータや傾向から予想を行います。
・フェブラリーステークスはどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい！
1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。
また、週末には追いきり情報も追加して、最終予想を更新中です。
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目次
フェブラリーステークス2024の概要
- 2024年2月18日(日)東京11R
- フェブラリーS（GⅠ）4歳以上オープン（定量）
- ダート1600m
JRA・GⅠ開幕戦フェブラリーSは地方から交流GⅠ勝ち馬イグナイター、ミックファイアに昨年6着スピーディキックが登録しました。
翌週にサウジカップデーがあり、JRA賞最優秀ダートホースを受賞したレモンポップの名こそありませんが、地方勢との激突は見どころですね。
コース情報
冬のダート王者決定戦の舞台は、芝スタートの変則コースです。
変則はそこだけではありません。
他場のダートコースは基本的に時計がかかりますが、東京ダート1600mは芝のマイル戦と同じくコーナー2回のシンプルなレイアウト。
最後の直線は501.6mもあり、スピード勝負になります。
上がりタイムも他場では記録されない時計が計時され、コース巧者が多い舞台です。
特に地方勢は地元とはまったく違うスピードへの対応が問われます。
決着タイムは昨年1.35.6、重馬場だった2年前は1.33.8でした。芝並みの時計が求められます。
出走予定馬
2024/02/15 出走馬発表後の最新情報
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 | 予想オッズ | 想定人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 1 | イグナイター | 牡6 | 58 | 西村淳 | 地方新子雅 | 29.9 | 10 |
| 1枠 | 2 | シャンパンカラー | 牡4 | 58 | 内田博 | 美浦田中剛 | 44.7 | 13 |
| 2枠 | 3 | ミックファイア | 牡4 | 58 | 矢野貴 | 地方渡辺和 | 42.5 | 12 |
| 2枠 | 4 | ドゥラエレーデ | 牡4 | 58 | ムルザバエ | 栗東池添 | 8.7 | 4 |
| 3枠 | 5 | オメガギネス | 牡4 | 58 | ルメール | 美浦大和田 | 2.9 | 1 |
| 3枠 | 6 | カラテ | 牡8 | 58 | 菅原明 | 栗東辻野 | 66.3 | 15 |
| 4枠 | 7 | ガイアフォース | 牡5 | 58 | 長岡 | 栗東杉山晴 | 14.5 | 6 |
| 4枠 | 8 | セキフウ | 牡5 | 58 | 武豊 | 栗東武幸 | 26.7 | 7 |
| 5枠 | 9 | ペプチドナイル | 牡6 | 58 | 藤岡佑 | 栗東武英 | 31.5 | 11 |
| 5枠 | 10 | タガノビューティー | 牡7 | 58 | 石橋脩 | 栗東西園正 | 28.6 | 9 |
| 6枠 | 11 | キングズソード | 牡5 | 58 | 岩田望 | 栗東寺島 | 11.5 | 5 |
| 6枠 | 12 | スピーディキック | 牝5 | 56 | 御神本 | 地方藤原智 | 102.8 | 16 |
| 7枠 | 13 | レッドルゼル | 牡8 | 58 | 北村友 | 栗東安田隆 | 7.9 | 3 |
| 7枠 | 14 | ウィルソンテソーロ | 牡5 | 58 | 松山 | 美浦小手川 | 4.1 | 2 |
| 8枠 | 15 | ドンフランキー | 牡5 | 58 | 池添 | 栗東斉藤崇 | 26.7 | 8 |
| 8枠 | 16 | アルファマム | 牝5 | 56 | キング | 栗東佐々木 | 50 | 14 |
中央勢は根岸Sを勝ったエンペラーワケア、ウィリアムバローズの登録がありません。
今回は、チャンピオンズC、東京大賞典2着ウィルソンテソーロ、JBCクラシック覇者キングズソードが目立ちますが、やや手薄な印象があります。
ダートGⅠは年間2レースしかなく、例年出走に必要な賞金水準は高くなりますが、今年はそうではありません。
芝路線から転戦するカラテ、ガイアフォース、シャンパンカラーや短距離主戦のドンフランキーなど伏兵にもチャンスがあります。
■注目の重賞レース記事
過去10年の傾向とデータ分析
次にフェブラリーステークスの過去10年間のデータと傾向を紹介します。
人気別成績
| 人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| １番人気 | 5 | 2 | 2 | 1 | 50.0% | 70.0% | 90.0% |
| ２番人気 | 3 | 2 | 0 | 5 | 30.0% | 50.0% | 50.0% |
| ３番人気 | 0 | 1 | 2 | 7 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
| ４番人気 | 1 | 0 | 2 | 7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
| ５番人気 | 0 | 3 | 0 | 7 | 0.0% | 30.0% | 30.0% |
| ６番人気 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
| ７番人気 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
| ８番人気 | 0 | 0 | 2 | 8 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
| ９番人気 | 0 | 1 | 0 | 9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
| 10番人気以下 | 1 | 1 | 0 | 66 | 1.5% | 2.9% | 2.9% |
1番人気5勝、2番人気3勝と例年、堅い決着が目立ちます。
2、3着も大半は5番人気以内、6番人気以下の伏兵は好走こそありますが目立ちません。
ただ、今年は例年以上の大混戦のため、伏兵であっても好走する可能性は高そうです。
過去三連単の配当
| 年度 | 組み合わせ | 払戻金 |
|---|---|---|
| 2019年 | ⑥→③→② | 6,620円 |
| 2020年 | ⑫→⑮→⑨ | 464,920円 |
| 2021年 | ③→⑩→⑦ | 101,710円 |
| 2022年 | ⑥→⑮→⑪ | 76,940円 |
| 2023年 | ⑦→⑮→⑥ | 7,700円 |
過去5年の平均配当は131,578円です。
10万超え2本と波乱の年がある一方で、4ケタ決着も2回と極端な配当が特徴。
上位人気だけで決まる年は少なく、馬券の組み立ては慎重に進めましょう。
年齢別成績
| 年齢 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ４歳 | 4 | 1 | 1 | 19 | 16.0% | 20.0% | 24.0% |
| ５歳 | 4 | 4 | 4 | 24 | 11.1% | 22.2% | 33.3% |
| ６歳 | 2 | 1 | 3 | 27 | 6.1% | 9.1% | 18.2% |
| ７歳以上 | 0 | 4 | 2 | 58 | 0.0% | 6.3% | 9.4% |
スピード勝負の舞台らしくベテラン勢が強いダート戦であっても、このレースは4・5歳が強い傾向があります。
基本はこの2世代中心ですが、やはり今年は例年とは違うかもしれません。
枠番別成績
| 枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| １枠 | 0 | 0 | 0 | 19 | 0% | 0% | 0% |
| ２枠 | 3 | 0 | 2 | 14 | 15.8% | 15.8% | 26.3% |
| ３枠 | 1 | 1 | 2 | 16 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
| ４枠 | 2 | 1 | 1 | 16 | 10.0% | 15.0% | 20.0% |
| ５枠 | 0 | 2 | 3 | 15 | 0.0% | 10.0% | 25.0% |
| ６枠 | 2 | 0 | 2 | 16 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
| ７枠 | 2 | 2 | 0 | 16 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
| ８枠 | 0 | 4 | 0 | 16 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
芝スタートからダートコースに進入しますが、内枠の特に1枠はダートコースの内ラチに向かう形になり、序盤で流れに乗りにくいようです。そのため、1枠は全滅です。
かつては2枠も苦戦していましたが、進入角度が改善されてからは好転しています。
距離ロスなく、位置を奪いやすい2枠と4・6・7枠が目立ちますが、1枠全滅以外は極端な傾向はありません。
前走位置取り別成績
| 前走位置取り | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 1 | 1 | 1 | 14 | 5.9% | 11.8% | 17.6% |
| 先行 | 3 | 1 | 4 | 39 | 6.4% | 8.5% | 17.0% |
| 中団 | 5 | 3 | 3 | 48 | 8.5% | 13.6% | 18.6% |
| 後方 | 1 | 5 | 2 | 24 | 3.1% | 18.8% | 25.0% |
スピード勝負の舞台ですが、前走逃げていた組はやや苦しい傾向にあります。
前走で好位か中団で溜める競馬を経験してきた馬や後方に控え、末脚にかけた馬の好走が目立っています。
スピード任せに一気に走り切れる舞台というより、流れに乗りつつ、脚を最後まで溜められるタイプを選びましょう。
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- 東京新聞杯：2,418,720円
- 共同通信杯：2,750,750円
直近の調査では2レース合計、5,169,470円の的中でした！
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フェブラリーステークスの重要な予想ポイント
フェブラリーステークスの予想をする前に重要なポイントを押さえておきましょう！
ポイント① 前走地方は着順不問
前走地方出走は0-4-2-38。
時計がかかる地方経由でスピード勝負に対応するのは難しいようです。
また、地方所属馬は0-0-0-8と近年は苦戦中です。
前走地方は9着以内であれば、着順は関係ありません。
むしろ、地方のダートに対応できずに敗れた馬が中央に戻り、反転するケースがあります。
JRA所属馬なら、地方交流敗退は気にしないようにしましょう。
- ウィルソンテソーロ
- ドゥラエレーデ
- キングズソード
- サンライズホーク（除外対象）
- セキフウ
- ドンフランキー
- レディバグ（除外対象）
ポイント② 520キロ以上の4歳馬
ダートは大型馬が強いです。
ここも例外ではなく、500キロ以上は8-6-8-68。
とりわけ520キロ以上は5-4-4-37です。
できれば当日の馬体重発表まで馬券は待ちましょう。
- ワールズコライド（前走538キロ）除外対象
ポイント③ 前走距離短縮の4歳馬
前走距離では、同距離は0-0-1-7、延長4-3-3-61、短縮6-7-6-60と前走でマイルより長い距離を経験した馬が優勢です。
なかでも4歳に限ると、3-1-1-8と確率が上昇します。
- オメガギネス（除外対象）
- ドゥラエレーデ
- ミックファイア
フェブラリーS追い切りベスト3
フェブラリーSの追い切りベスト3をご紹介します！
第3位 シャンパンカラー
- 美浦ウッド 66.5-51.8-37.4-24.3-11.9
年明けから坂路、ウッド併用で入念に乗り込んでいます。
2週前はウッドで5ハロン66.2、ラスト1ハロン11.4。一週前はウッド5ハロン64.0、ラスト1ハロン11.1を叩き出すなど、仕上がり良好です。
最終追い切りはウッドで長めからリラックスさせ、ゴールまで見事な上昇ラップを描きました。
第2位 オメガギネス
- 美浦ウッド 65.6-51.3-37.4-23.6-11.3
年始からウッドと坂路併用できっちり調整されました。
一週前は早めにペースを速め、持続力強化を図り、最終追い切りは併せ馬で終い重点の調教を消化し、瞬発力を鍛えました。
最後までびっしり併せて闘志をかき立てました。さらにラップに緩急があり、メリハリのついた調教で万全の状態です。
第1位 ドゥラエレーデ
- 栗東坂路 49.1-36.4-24.4-12.6
1月下旬から坂路で3本、ウッド2本を消化しました。ウッドではペースチェンジを試し、坂路では心肺機能を鍛えました。
最終追い切りはムルザバエフ騎手が手綱をとり、テンから突っ込んで入り、最後までしっかり走らせました。
心肺機能を高め、馬の闘志を引き出す調教は出走馬のなかでも目立つものがあります。
フェブラリーSの有力馬
いよいよレース目前！
データ分析を行った結果から、フェブラリーS2024の有力馬をご紹介します。
ウィルソンテソーロ
昨年暮れはチャンピオンズC、東京大賞典連続2着。
人気薄で追い込んだ2走前がフロックでなかったことを前走、逃げて証明しました。
逃げ差し自在の幅広い脚質は混戦で強みになるでしょう。
先着を許したのはレモンポップとウシュバテソーロ。
今回、相手関係は楽になったといっていいでしょう。
東京コースは条件戦時代に2勝あげており、コース適性も感じます。
松山弘平騎手に乗り替わって、あと一歩を克服できるか注目です。
ドゥラエレーデ
ウィルソンテソーロと同じローテを歩み、こちらは連続3着でした。
当然、その結果は冷静に受け止めたいところですが、2戦とも2番手から競馬を進める安定感は見逃せません。
ダートでの走りにセンスを感じさせます。
芝からダートの矛先を変え、成績安定もダート適性の高さゆえです。
ムルザバエフ騎手が乗ると1-0-2-0。外国人騎手騎乗1-1-2-1、日本人騎手騎乗1-1-0-3＋競走中止1。
腕っぷしの強い外国人騎手にびっしり追われて良さが出るタイプなだけに、ムルザバエフ騎手の継続騎乗は追い風です。
オメガギネス
今回、唯一の前哨戦好走馬。登録段階では抽選対象でしたが、上位馬回避で出走枠が巡ってきました。
ルメール騎手を確保しており、さらに中間の調整も出走前提で進められており、陣営の揺るぎない信念と自信を感じさせます。
デビューから5戦、連対を外していない好素材です。2着2回はいずれも重賞ですから、実績、経験とも申し分ありません。
東京コースは2走前グリーンチャンネルCで不良馬場ながら1.34.3の好時計勝ち。
時計勝負も対応できるでしょう。
楚木の激推し穴馬
フェブラリーSの穴馬になるであろう注目馬をご紹介いたします。
高配当を狙うためにも、ぜひチェックして下さい。
イグナイター
園田の雄は実績面で申し分ありません。昨年はさきたま杯、マイルCS南部杯2着、そしてJBCスプリントを快勝しました。
前走JBCスプリントは中央勢相手でも、2番手で流れに乗るスピードをみせ、中央勢の末脚に屈することなく、大井の直線を押し切りました。
2走前は東京と似た盛岡ダート1600mを1.35.8で走り、2着でした。
レモンポップ不在なら、当然、出番があって不思議はありません。
シャンパンカラー
昨年のNHKマイルCの勝ち馬。ダート初出走のハンデは承知も、年明けから意欲的な調教を消化しており、フェブラリーS参戦の本気度を感じさせます。
NHKマイルCは稍重で1.33.8を記録。芝ではこのぐらいの時計がベストのようです。
であれば、親和性がある東京ダート1600mで通用してもいいでしょう。
砂を被らない位置でレースを運べれば、一発も。
フェブラリーS2024最終予想
◎ドゥラエレーデ
〇ウィルソンテソーロ
▲オメガギネス
△イグナイター、スピーディキック、ドンフランキー
★シャンパンカラー
以上がフェブラリーS2024の予想となります。
ぜひ、参考にしていただき、フェブラリーSを勝ち切りましょう！
今週の重賞レースの予想ならここ！
- 東京新聞杯：2,418,720円
- 共同通信杯：2,750,750円
直近の調査では2レース合計、5,169,470円の的中でした！
今週開催のG2【スプリングS】も予想を公開予定！
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■最近の的中情報
- 11月17日 東京10R 977,280円的中
- 11月10日 京都10R 621,520円的中
- 11月03日 東京11R 925,080円的中
- 10月27日 京都02R 1,109,040円的中
- 10月22日 浦和07R 809,800円的中
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