今回は2024年3月16日(土)中京11Rに開催されるファルコンステークスのデータや傾向から予想を行います。
・ファルコンステークスはどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい！
1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。
また、週末には追いきり情報も追加して、最終予想を更新中です。
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目次
ファルコンステークス2024の概要
- 2024年3月16日(土)中京11R
- ファルコンS(GⅢ)3歳オープン(馬齢)
- 芝1400m
クラシックが第一冠に向け加速していく一方、3歳マイル路線はNHKマイルCに向け、ここから出走権争いがはじまります。
1400mと距離が短いファルコンSはマイル路線を歩む馬とスプリントを目指す馬が交錯します。
スプリンターがオーバーペースを演出する場面も多く、難解な一戦です。
コース情報
「中京でもっともクセが少ない」中京芝1400m
2012年リニューアルオープンで新たに誕生した設定距離のひとつが芝1400mです。
スタートは2コーナー出口付近のシュート部分。最初の向正面直線部分は400m超と長く、比較的各馬、位置取りをとりやすいコースです。
コーナーが占める割合が少ない分、ペースが上がりやすい傾向もあります。
中京最大のポイントは残り1000mから400m過ぎまで続く下り坂です。
勢いよく駆けおりすぎると、最後の急坂をあがってから脚がなくなることも。
長い下り坂をいかにリズムよく進められるかにかかっています。
出走予定馬の情報
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ロジリオン | 牡3 | 57 | 三浦 |
| 1 | 2 | フェンダー | 牡3 | 57 | 西村 |
| 2 | 3 | サトミノキラリ | 牡3 | 57 | 横山 |
| 2 | 4 | クリスアーサー | 牡3 | 57 | 幸 英 |
| 3 | 5 | シュトラウス | 牡3 | 57 | 北村 |
| 3 | 6 | オーキッドロマンス | 牡3 | 57 | 内田 |
| 4 | 7 | ハクサンイーグル | 牡3 | 57 | 丸山 |
| 4 | 8 | キャプテンネキ | 牝3 | 55 | 松山 |
| 5 | 9 | ソンシ | 牡3 | 57 | 川田 |
| 5 | 10 | ヴァルドルチャ | 牡3 | 57 | 団野 |
| 6 | 11 | ナムラアトム | 牡3 | 57 | 浜中 |
| 6 | 12 | エンヤラヴフェイス | 牡3 | 57 | 菊沢 |
| 7 | 13 | エイムフォーエース | 牡3 | 57 | 本田 |
| 7 | 14 | アンクルクロス | 牡3 | 57 | 長岡 |
| 8 | 15 | ダノンマッキンリー | 牡3 | 57 | 北村 |
| 8 | 16 | タイキヴァンクール | 牡3 | 57 | 吉田 |
| 8 | 17 | ミルテンベルク | 牡3 | 57 | 藤岡 |
注目は東京スポーツ杯2歳Sを勝ったシュトラウスです。
つづくGⅠでは派手に折り合いを欠いてしまい、自滅。陣営はマイル路線を目指す一方で、適性距離を探っているようです。
京王杯2歳S2着、クロッカスS勝ち馬のロジリオン、同2着オーキッドロマンスなど多士済々。
今年も例年通りの激戦に期待が高まります。
※出走予定表はレース1週間前に公開予定です。
■注目の重賞レース記事
過去10年の傾向とデータ分析
次にファルコンステークスの過去10年間のデータと傾向を紹介します。
人気別成績
| 枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| １枠 | 1 | 1 | 2 | 6 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
| ２枠 | 0 | 1 | 2 | 7 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
| ３枠 | 1 | 1 | 1 | 8 | 9.1% | 18.2% | 27.3% |
| ４枠 | 0 | 1 | 2 | 10 | 0.0% | 7.7% | 23.1% |
| ５枠 | 1 | 1 | 1 | 10 | 7.7% | 15.4% | 23.1% |
| ６枠 | 1 | 3 | 1 | 11 | 6.3% | 25.0% | 31.3% |
| ７枠 | 2 | 1 | 1 | 15 | 10.5% | 15.8% | 21.1% |
| ８枠 | 4 | 1 | 0 | 15 | 20.0% | 25.0% | 25.0% |
1番人気はわずか1勝。2、3番人気5勝なので、上位人気総崩れはなさそうですが、中京の重賞らしく順調とはいえません。
下位人気馬が馬券に絡むケースも目立ちます。
クラシック戦線より各馬の戦力比較が難しいマイル戦では思わぬ伏兵台頭も考えられます。
人気の盲点を探すのも面白いですね。
過去三連単の配当
| 年度 | 組み合わせ | 配当額 |
|---|---|---|
| 2019年 | ⑮→⑬→④ | 24,470円 |
| 2020年 | ⑥→⑩→② | 58,750円 |
| 2021年 | ①→④→⑬ | 6,600円 |
| 2022年 | ①→③→⑭ | 239,540円 |
| 2023年 | ⑥→②→④ | 832,950円 |
過去5年の平均配当は232,462円です。特に直近2年は三連単10万円超え連発と波乱傾向です。
二桁人気馬も馬券に絡んでくるレースなので、三連系は特に間口を広くいきましょう。絞りすぎるのは禁物です。
キャリア別成績
| キャリア | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2戦 | 0 | 1 | 1 | 4 | 0.0% | 16.7% | 33.3% |
| 3戦 | 1 | 1 | 0 | 11 | 7.7% | 15.4% | 15.4% |
| 4戦 | 3 | 2 | 1 | 29 | 8.6% | 14.3% | 17.1% |
| 5戦 | 1 | 3 | 4 | 33 | 2.4% | 9.8% | 19.5% |
| 6戦 | 4 | 1 | 1 | 17 | 17.4% | 21.7% | 26.1% |
| 7戦 | 1 | 2 | 1 | 23 | 3.7% | 11.1% | 14.8% |
| 8戦 | 0 | 0 | 2 | 12 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
| 9戦以上 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
キャリア3～5戦も好成績ですが、6戦が4勝と目立っています。
3歳重賞のなかでは珍しく、経験を積むほどに好走確率があがっていきます。
ハイペースになりやすい舞台ですし、厳しい流れに耐えるだけの体力を実戦で培ってきた馬が狙いです。
枠番別成績
| 枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| １枠 | 3 | 0 | 2 | 12 | 17.6% | 17.6% | 29.4% |
| ２枠 | 0 | 3 | 1 | 15 | 0.0% | 15.8% | 21.1% |
| ３枠 | 2 | 2 | 3 | 13 | 10.0% | 20.0% | 35.0% |
| ４枠 | 1 | 1 | 2 | 16 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
| ５枠 | 2 | 2 | 0 | 16 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
| ６枠 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| ７枠 | 1 | 2 | 2 | 20 | 4.0% | 12.0% | 20.0% |
| ８枠 | 1 | 0 | 0 | 24 | 4.0% | 4.0% | 4.0% |
1枠の勝率は17.6%と高く、3枠まで広げても、内枠に好走ゾーンがあるようです。
厳しい流れの消耗戦では、インを通り、体力を温存できる内枠はプラスに働きます。
また、そういった流れのレースはタテ長になりやすく、馬群で進路を失うリスクも低いようです。
脚質別成績・展開予想
| 位置取り | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 1 | 0 | 0 | 9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
| 先行 | 3 | 6 | 3 | 26 | 7.9% | 23.7% | 31.6% |
| 中団 | 4 | 3 | 6 | 59 | 5.6% | 9.7% | 18.1% |
| 後方 | 2 | 1 | 1 | 42 | 4.3% | 6.5% | 8.7% |
ハイペースが定番のため、逃げ馬は苦戦傾向です。
それでも中団より先行の成績がよく、基本的にスピードがないと通用しません。溜めて終いを伸ばすより、スピードを活かし、好位から粘り込むイメージの馬を選びましょう。
もちろん、中団、後方の差しが決まる年もあり、当日の馬場状態と脚質傾向はチェックしてください。
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- 東京新聞杯：2,418,720円
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ファルコンステークスの重要な予想ポイント
ファルコンステークスの予想をする前に重要なポイントを押さえておきましょう！
ポイント① 前走クロッカスS好走
同じ左回り、芝1400mのクロッカスSからここに出走した馬は3-1-0-19。1、2着馬に限ると、2-1-0-3とさらに好走確率が上がります。
親和性が高く、素直に好走馬を買いましょう。
- ロジリオン
- オーキッドロマンス
ポイント② 前走マイル戦出走
1400m重賞はハイペースになりやすい影響から、前走マイル戦を経験した馬が好走します。
スピードも要求されるマイル戦で少し長い距離を走ったことが、最後の底力勝負で強みとなります。このレースも前走マイル戦出走は5-5-7-45で、前走1400mより高確率です。
- ヴァルドルチャ
- キャプテンネキ
- サトミノキラリ
- シュトラウス
- タイキヴァンクール
ポイント③ 馬体重500キロ以上の大型馬
後半に下り坂から急坂、そこから平坦というレイアウトの中京は瞬発力勝負になりにくく、パワー型が台頭する競馬場です。
特に春の中京は雨の影響も受けやすく、大型馬が活躍します。このレースも当日馬体重500キロ以上は2-1-1-6と高確率です。
ファルコンステークス追い切りベスト3
ファルコンステークスの追い切りベスト3をご紹介します！
第3位 サトミノキラリ
- 美浦ウッド 82.0-65.8-51.0-36.9-23.6-11.4
この中間は坂路で心肺機能を強化しつつ、ウッドで丁寧に乗り込まれています。
2週前からラスト11.6を出し、1週前は11.2と末脚に磨きをかけてきましたね。
最終追い切りは雨で重くなったウッドで行われ、馬なりでラスト2ハロン12.2-11.4、全体時計も5ハロン65.8と負荷をかけている印象です。
併せ馬も競り勝ち、闘争心も感じられます。
第2位 ロジリオン
- 美浦ウッド 80.0-64.4-50.3-36.9-23.6-11.3
2月中旬から乗られ、ピッチをあげたのは1週前でした。
ウッドで5ハロン66.8、ラスト2ハロン12.7-11.9とさすがのギアチェンジを披露しました。
最終追い切りは古馬と3頭併せを敢行。馬なりで圧倒しました。
ラスト2ハロン12.3-11.3と明らかに1週前よりワンランク上の調教を消化しました。
第1位 ソンシ
- 栗東ウッド 86.1-68.9-52.8-37.4-22.9-11.1
前走後は2月下旬から坂路入り。3月に入り、ウッドで2本時計を出しました。
とはいえ、ラスト2ハロンは11.8-11.1と出色の時計を出しました。
ゆったりと入り、一気に加速するという実戦を想定した内容は圧巻の一言です。仕上がり万全。重賞タイトルを狙います。
ファルコンステークスの有力馬
いよいよレース目前！
データ分析を行った結果から、ファルコンステークス2024の有力馬をご紹介します。
シュトラウス
サウジアラビアRC3着、東京スポーツ杯2歳S1着と世代屈指の成績をあげ、GⅠでは2番人気に支持されました。
しかし、大外枠からまともに引っかかり、自滅。10着に敗れました。
母ブルーメンブラットの血統がもつ気難しい面が露呈してしまいました。
これが1400mへの距離短縮で解消されるかどうかがポイントです。
2走前は馬群のインに入れて、強引に折り合っており、今回も同じような手にでられるでしょうか。
危うさを内包する馬だけに、人気で嫌いたいところでもあります。
気性面の解消は想像以上に難しく、思い切って消しの手に出てもいいかもしれません。
ロジリオン
3戦目に東京で未勝利脱出後は、京王杯2歳Sでコラソンビートの2着に入り、続くクロッカスSで2勝目をあげました。
ここまで3戦はすべて左回りの1400mですし、ファルコンSへの適性を感じます。
ただし、勝ったクロッカスSは前半600m35.2、後半600m33.8と東京らしいスローの瞬発力勝負でした。
1200m経由も参戦するファルコンSはハイペースになる年が多く、逆の流れへの対応力を求められます。
未知なるペースで前走のように流れに中団あたりで流れに乗れるでしょうか。戸惑うようなら、大敗もあるかもしれません。
ソンシ
川田将雅騎手×中内田充正厩舎というだけで人気に推される一頭です。
ここまで3戦2勝。敗れた万両賞も2着と崩れていません。2着の万両賞は前半600m33.8-35.5、勝った前走は同35.3-33.8。
ロジリオンと同じくハイペースへの対応力が試されます。
2走前に経験している分、ソンシの方が可能性を感じます。
とはいえ、スローを経験したあとのハイペースだと流れに乗り損ねる公算も高く、過剰人気と踏み、嫌ってもいいかもしれません。
楚木の激推し穴馬
ファルコンステークスの穴馬になるであろう注目馬をご紹介いたします。
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ミルテンベルク
デビュー2戦目の小倉2歳Sで2番人気2着の実績馬がその後、5、17、4着。
GⅠでは壁にはね返されましたが、それ以外は大きく負けてはいません。
3走前の京王杯2歳Sは0.7差5着。上位馬とは決め手の差を感じる内容でしたが、当時は距離延長をみすえ、やや位置取りも中途半端でした。
前走は1200mに戻し、後方から差す競馬で4着。末脚を伸ばす競馬を経験したことが次に活きそうです。
今度は1400mに戻り、前走で覚えた後半がんばる走り方を武器に積極策から押しきりを狙ってくるでしょう。
ファルコンステークス2024最終予想
ファルコンステークス2024最終予想はこちらです。
◎オーキッドロマンス
〇サトミノキラリ
▲ソンシ
△ロジリオン、クリスアーサー、タイキヴァンクール、ナムラアトム
以上がファルコンステークス2024の予想となります。
ぜひ、参考にしていただき、ファルコンステークスを勝ち切りましょう！
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■最近の的中情報
- 10月20日 東京11R 1,001,760円的中
- 10月19日 佐賀07R 952,320円的中
- 10月16日 門別02R 355,120円的中
- 10月13日 東京11R 866,470円的中
- 10月12日 新潟08R 1,266,200円的中
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