フェアリーステークスの予想を無料公開！本命はキャットファイトの巻き返し！

2024年1月7日中山競馬場では3歳牝馬重賞G3フェアリーステークスが開催されます。

昨年は11番人気のキタウイングが優勝し、馬連は210倍の大波乱。
1番人気のヒップホップソウルが着外に沈んだのが波乱の原因。

しかし、春以降のクラシック路線ではヒップホップソウルの方が活躍しているので
フェアリーステークスは、馬の潜在能力、将来性で選ぶのではなく、あくまでも現時点の完成度、中山での適正で選ぶレースだと見ています。

そこで、キサラギが本命にするのはキャットファイト！

阪神JFの10着はこの馬本来の競馬ができなかった結果。前走とは違い外目の枠を引いた今回はかなり競馬がしやすくなるはず。相手は未勝利勝ちの1勝馬！

フェアリーステークスとは

中山競馬場1600ｍで行われる3歳牝馬限定重賞です。
創設は1984年、最初はテレビ東京賞3歳牝馬ステークスの名称でしたが
距離と名称を変更し現在のレース名になっています。

桜花賞まではまだ間隔があるので、着順と出走権は関係ありませんが
近年は、フェアリーステークスに出走した馬がクラシックで好走するケースが多く
今年の牝馬クラシック路線を占うためには必見の一戦でしょう。

過去10年の主な出走馬

スターズオンアースやヒップホップソウルなど
このレースで負けている馬が春以降力をつけてくるケースもありますので
出走馬は今後も要チェックです。

フェアリーステークス概要

開催日時	2024年1月7日　中山11レース
開催競馬場	中山競馬場
コース	芝1600メートル
レースグレード	G3
出走条件	3歳牝馬
負担重量	別定戦
賞金	1着3700万円

フェアリーステークス過去5年の優勝馬

近5年のフェアリーステークスの優勝馬を紹介します。

年度	馬名	斤量	騎手名	人気
2023年	キタウイング	55.0㎏	杉原	11人気
2022年	ライラック	54.0㎏	デムーロ	5人気
2021年	ファインルージュ	54.0㎏	ルメール	3人気
2020年	スマイルカナ	54.0㎏	柴田大	3人気
2019年	フィリアプーラ	54.0㎏	丸山元	3人気

フェアリーステークスのコース紹介

引用：JRA

・コースの特徴
中山1600ｍは最初のコーナーまでの直線が短いのに加えて
スタート直後から下り坂になっているので序盤でハイペースになりやすい。
スピード能力の高い馬ならばそのまま押し切れる可能性が高いが、最後の急坂で力尽き差し馬に交わされるケースも多い。

【主な中山1600のレース】

レース名	勝馬	2023年タイム
京成杯オータムハンデ	ソウルラッシュ	1:31:6
ダービー卿CT	インダストリア	1:33:2
ニュージーランドトロフィー	エエヤン	1:33:7
フェアリーステークス	キタウイング	1:34:3

2023年のフェアリーステークスプレイバック

昨年のフェアリーステークスプレイバック動画です。

着順	馬名	騎手	人気
1着	キタウイング	杉原	11人気
2着	メイクアスナッチ	戸崎圭	7人気
3着	スピードオブライト	石川	6人気

キサラギの予想※1/5更新

フェアリーステークス2024の予想

• ◎キャットファイト
• 〇ラヴズコール
• ▲ニシノティアモ
• △メイショウヨゾラ
• △カレンナオトメ
• △イフェイオン
• △メジャーデビュー

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フェアリーステークス出走予定馬と想定オッズ

2024年1月5日12時時点の出走予定馬

馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	オッズ（人気）
1	ラヴスコール	牝3	55	横山武	27.1 (11人気)
2	エリカリーシャン	牝3	55	横山和	37.2 (12人気)
3	マスクオールウィン	牝3	55	津村	15.0 (8人気)
4	メイショウヨゾラ	牝3	55	三浦	12.0 (5人気)
5	ティンク	牝3	55	佐々木	26.0 (10人気)
6	スティールブルー	牝3	55	ルメー	2.5 (1人気)
7	メジャーデビュー	牝3	55	丹内	74.2 (14人気)
8	カレンナオトメ	牝3	55	菅原明	37.9 (13人気)
9	キャットファイト	牝3	55	坂井	4.9 (2人気)
10	キャプテンネキ	牝3	55	ピーヒ	20.0 (9人気)
11	テリオスサラ	牝3	55	石橋脩	8.4 (4人気)
12	ジークルーネ	牝3	55	キング	12.4 (6人気)
13	イフェイオン	牝3	55	西村淳	8.0 (3人気)
14	ニシノティアモ	牝3	55	田辺	13.0 (7人気)

過去10年の傾向をデータ分析

万馬券は2回！人気が割れる上、上位人気総崩れも珍しくない

【フェアリーステークス過去10年の配当傾向】

馬連平均配当	3連複平均配当	3連単平均配当	馬連最高配当	3連単最高配当
9,320円	26,090円	184,060円	32,220円	517,430円

万馬券は過去10年で2回。
昨年のキタウイングの万馬券は記憶に新しいですが、2015年も昨年同様11番人気のノットフォーマルが1着となり、ここでは300倍以上の馬連高配当となっています。

人気が分かれることが多く、万馬券ほど荒れなくても馬連の配当は高い傾向がありますね。1番人気が飛んで二桁着順の馬が普通に連に絡むレースなので、人気に惑わされずに高配当を狙いたい。

1番人気の勝率10％、連対率20％と不振！素質だけで人気になった馬は危険

1番人気信頼度

【フェアリーステークス飛んだ1番人気馬】

年度	馬名	騎手	単勝オッズ	前走
2023年	ヒップホップソウル	松山	4.1倍	ベゴニア賞（東京）　2着
2022年	スターズオンアース	石橋脩	4.3倍	赤松賞（東京）　3着
2021年	テンハッピーローズ	福永	2.6倍	アルテミスステークス（東京）　3着
2020年	アヌラーダプラ	ルメール	2.0倍	2歳1勝クラス（東京）　1着
2019年	アクアミラビリス	デムーロ	2.2倍	新馬戦（東京）　1着
2018年	テトラドラクマ	石橋脩	3.6倍	未勝利戦（東京）　1着
2016年	リセエンヌ	蛯名	5.7倍	サウジアラビアRC（東京）　4着
2015年	カービングパス	柴山	4.0倍	赤松賞（東京）　3着

過去10年の1番人気の成績は1勝2着1回。
勝率10％、連対率20％と惨憺たるものでした。

現在は6年連続で1番人気は馬券外！
2冠馬スターズオンアースが勝ち切れなかったり、ヒップホップソウルがこのレース人気で飛んでいるので馬の素質だけで軸を選んだら失敗するレース。

人気薄の台頭が当たり前のレース！前走重賞大敗馬は全て紐にしてもいいレベル

【フェアリーステークス8番人気以下の連対実績】

年度	馬名	性齢	騎手	人気	前走
2023年	キタウイング	牝2	杉原	11人気	阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神）　14着
2021年	ホウオウイクセル	牝2	丸田	8人気	未勝利戦（福島）　1着
2017年	ライジングリーズン	丸田	10人気	アルテミスステークス（東京）　13着
2016年	ダイワドレッサー	牝2	三浦	10人気	葉牡丹賞（中山）　9着
2015年	ノットフォーマル	黛	11人気	赤松賞（東京）　8着
2014年	ニシノアカツキ	ブノ	10人気	ベゴニア賞（東京）　11着

毎年のように人気薄が連対しているレースなので、今回はその中でも特に大穴
8番人気以下で連対した馬を見てみましょう。

前走で勝利していたのは、2021年のホウオウイクセルのみ、他の馬は前走で掲示板外。
二桁着順からの巻き返しが3頭もいます！

2023年のキタウイングや2017年のライジングリーズンなど、近5年では2頭重賞大敗からの巻き返し馬が連対どころか勝ちまで行っているので、今年も注目するのは阪神JFやアルテミスなどで大敗を喫した馬になりますね。

ほぼ枠順で差はないが好走例の多い7枠8枠は重視

【フェアリーステークス枠順別成績】

枠順	勝率	連対率
1枠	10.0%	10.0%
2枠	5.0%	20.0%
3枠	5.0%	5.0%
4枠	10.0%	20.0%
5枠	5.0%	15.0%
6枠	0.0%	0.0%
7枠	10.0%	10.3%
8枠	5.0%	20.0%

勝率と連対率を見ると
若干3枠以内の内枠が好走しているケースが多いですが
それほどの差はありません。

勝率は低いですが、7枠、8枠の連対率は高いので
外枠は紐として押さえておくべき！

1勝馬か重賞大敗馬かローテで選ぶならばこの2パターン

【フェアリーステークスローテ別成績】

ランク		前走		勝ち数
S	未勝利戦	3勝
A	赤松賞	2勝
B	新馬戦	1勝
B	阪神JF	1勝
B	アルテミスステークス	1勝
B	ひいらぎ賞	1勝
B	京都2歳ステークス	1勝

赤松賞で好走した馬が人気上位になることが多いですが、赤松賞からの出走馬の勝率は20％しかありません。新馬戦勝ち馬1勝、未勝利戦勝ち馬3勝と1勝馬が4勝しているので、重視するのは1勝馬。

そしてアルテミスや阪神JF、京都2歳など重賞を大敗している馬。

この2パターンの中から軸候補を決定します。

フェアリーステークス2024の注目馬3頭

• スティールブルー
• ニシノティアモ
• キャットファイト

注目馬1頭目：スティールブルー

前走	アルテミスステークス（東京）　3着
人気	１人気
騎手	ルメール
脚質	先行

前走はアルテミスステークス3着。

3着ですが、上位2頭とは切れ味が全く違い。決めてに欠けるのが不安材料。

新潟での新馬戦は32秒台の脚を使っていたので、東京の緩くて長い坂は苦手な恐れあり。坂が苦手ならばさらに急坂の中山では失速する可能性大。

ルメール騎手は年明けスロースターターなので、1月、2月の人気馬はあまり買いたくないというのもあり。

注目馬2頭目：ニシノティアモ

前走	未勝利戦（東京）　1着
人気	7人気
騎手	田辺
脚質	先行

東京での未勝利戦は前残りで展開が向いたこともありますが、新馬戦、未勝利戦ともに先行集団についていけるスピードはあり、番手でしっかりポジションをキープすることもできる馬。

大外枠になりましたが、フェアリーステークスの8枠は連対率が高く、枠順の不利はなさそう。ドゥラメンテ産駒なのでパワータイプで坂は苦にしないと思うので、ここは評価を上げておきたい！

注目馬3頭目：キャットファイト

前走	阪神JF（阪神）10着
人気	2人気
騎手	坂井瑠
脚質	先行

阪神JFでは4番人気に支持されたものの、スタートから前に行くことができず、全く見せ場なしの10着。

タイム的には前々走のアスター賞の方が早いタイムなので、内枠で馬に包まれて走る気をなくしてしまった可能性があります。敗因がそれであれば、今回の6枠は絶好のポジション。

決め手があるので、控えて後ろからの競馬もできますが、スタートさえ決めれば今回は前で競馬すると思います。2番人気ですが、1番人気のスティールブルーよりもこちらが軸！

キサラギの本命馬です！

過去データではわからないキサラギの分析

フェアリーステークス危険な人気馬：スティールブルー

ルメール騎手騎乗で人気が上がっていますが、この時期のルメール騎手はいつもよりは怖くない

アルテミスステークス3着であれば、阪神JF出走ではなく、ここで賞金積み重ねておきたいというのが少し弱気な感じ。確かにアルテミスステークスよりもメンバーは落ちますが、マイルで0.6差は上位馬とかなり力の差があるのではないかと思っています。

フェアリーステークス特注穴馬指名：メイショウヨゾラ

今回のフェアリーステークスは重賞大敗馬のキャットファイトを軸にするので、相手は1勝馬。

その中でも未知の力があるのがメイショウヨゾラ。前走未勝利戦では逃げ切り勝ち。

他の先行馬が崩れる中、上り2位のタイムでかなり余裕がある勝ち方だったと見ています。新馬戦でも直線で壁がなければ、もっと着順は上だったはず。

今回は鞍上が三浦騎手に戻りますが、新馬戦のような直線はさすがに繰りかえすことはないでしょう。

2024年フェアリーステークスまとめ

重賞大敗馬がキャットファイトのみ。

阪神JFのメンバーから数段相手は弱くなっているので、ここは勝ち切ることができるはず。相手は1勝馬だと睨んでいるので、1勝馬は全て薄く流して高配当を狙います。

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