2023年11月11日京都競馬場ではG2重賞デイリー杯2歳ステークスが開催されます。
昨年は3番人気のオールパルフェが逃げ切り勝ち、断トツの1番人気だったダノンタッチダウンは2着という結果。
2019年から調子を上げている関東からの遠征馬がようやく勝利を掴みました。
関東勢活躍の流れは今年も続くと見ています。
その中でキサラギが本命にするのは、ダノンキラウェア!
相手を関東馬にして、点数を絞った馬券で勝負します!
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
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目次
デイリー杯2歳ステークスとは
京都競馬場1600mコースで開催される2歳重賞。東の京王杯2歳ステークス、東京スポーツ杯2歳ステークスと同様G2競走となっており、2歳限定戦の中では格上のレースです。
中山競馬場で行われていた朝日杯3歳ステークスが、2014年からは朝日杯フューチュリティステークスとなり阪神競馬場で行われることになったので、現在は西高東低の2歳戦。
とは言え、デイリー杯2歳ステークスの結果が本番に繋がることはそれほど多くなく、過去10年でデイリー杯から2歳王者になったのは2018年のアドマイヤマーズ1頭だけ、2着は昨年のダノンタッチダウンを含めて4頭。現在は2年連続デイリー杯出走組が朝日杯2着という結果に終わっています。
京都芝1600mコースの特徴
マイルチャンピオンシップも行われる京都1600戦。
やはりここでも淀の坂がポイントになります。序盤はペースが落ち着くことが多いですが、坂の上り下りで一気に展開が変わるのが京都の特徴。
差し馬は下りのスピードを生かしたいところですが、オーバーペースになると最終コーナーで大きく外に膨れてしまうリスクがあります。
かと言って、スピードを抑えすぎると先行馬に届かない可能性があるので、騎手の判断が非常に重要になります!
2022年のデイリー杯2歳ステークスプレイバック
オールパルフェが逃げる完全なスローペース。
直線に入ってもオールパルフェ以下先行勢の脚色は衰えず
そのまま前の馬で決まりそうな中、1頭だけ後方から追い込んだのが
ダノンダッチダウン。
上り最速、上りタイム2位の馬と1秒違う末脚で一気に追い込むがオールパルフェには届かず。しかし、出走メンバーの中では1頭だけレベルが違う素質を感じさせる走りでした。
この後、ダノンタッチダウンは朝日杯2着、オールパルフェはこの勝利を最後に連対すらしていません。
■注目の重賞レース記事
キサラギの予想※11/9更新
デイリー杯2歳ステークス2023の予想
- ◎ダノンキラウェア
- 〇カンティアーモ
- ▲フルレゾン
- △エンヤラヴフェイス
- △クリーンエア
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出走予定馬と想定オッズ
2023年11月9日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
エンヤラヴフェイス | 牡2 | 56.0 | 幸 | 20.1 | 7人気 |
ジューンブレア | 牝2 | 55.0 | 岩田望 | 29.9 | 9人気 |
ダノンキラウェア | 牡2 | 56.0 | 川田 | 1.9 | 1人気 |
ナムラエイハブ | 牡2 | 55.0 | 浜中 | 11.1 | 5人気 |
テイエムチュララン | 牡2 | 56.0 | 太宰 | 90.5 | 11人気 |
メイショウサチダケ | 牡2 | 56.0 | 和田 | 24.2 | 8人気 |
ナムラフッカー | 牡2 | 56.0 | 松山 | 33.6 | 10人気 |
クリーンエア | 牡2 | 56.0 | 大野 | 13.6 | 6人気 |
ジャンタルマンタル | 牡2 | 56.0 | 鮫島駿 | 6.1 | 3人気 |
カンティアーモ | 牝2 | 55.0 | マーカンド | 6.6 | 4人気 |
過去10年の傾向をデータ分析
デイリー杯2歳ステークス2023の傾向
過去10年で万馬券は1度あるが基本的に人気サイドの固い決着!
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
2,660円 | 4,710円 | 26,720円 | 10,840円 | 94,030円 |
過去10年で万馬券は1回!2019年の3番人気レッドベルジュールと7番人気ウイングレイテストで決まったときです。
その他の年を見ると、固い決着が多く馬連10倍以下の配当になった年が4回。京都競馬場の代替開催の阪神コースのときは3年中2年が10倍以下の配当でした。
今年は京都に戻ってきたので、傾向が変わるかどうか?ですが、基本的にデイリー杯は紛れがないレース。西の主力馬が出走するので、輸送による疲れ等も考えられず、実力通りに終わることが多いです。
今回も極端な波乱が起きることは考えにくく、人気馬同士の決着の可能性が一番高いと見ています。
1番人気の連対率60%新潟2歳ステークスからの人気馬は危険
デイリー杯2歳ステークスの1番人気連対率は60%です。
【デイリー杯2歳ステークス飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2019年 | ペールエール | 牡2 | 55.0 ㎏ | デムーロ | 新潟2歳ステークス(新潟) 2着 |
2017年 | フロンティア | 牡2 | 55.0㎏ | 岩田康 | 新潟2歳ステークス(新潟) 1着 |
2016年 | タイセイスターリー | 牡2 | 55.0㎏ | 川田 | 新馬戦(京都) 1着 |
2014年 | ナヴィオン | 牡2 | 55.0㎏ | 福永 | ききょうステークス(阪神) 1着 |
過去10年で連対できなかった1番人気馬は4頭しかいません。
2歳戦で連対率60%はまあまあ、軸候補にするには十分な成績です。
新潟2歳ステークスで好走した馬が人気になって飛ぶパターンが一番多いです。
2021年は新潟2歳ステークス優勝馬のセリフォスがデイリー杯を制していますが、それは阪神コースでした。
京都コースで開催されたデイリー杯で新潟2歳ステークスからの出走馬は連対実績ゼロ。最高着順でも2019年ペールエールの3着なので、人気になっているようなら消しも考えた方がいいでしょう。
新馬戦1番人気で勝った馬は前走大敗でも買わなきゃダメ!
【4番人気以下で連対した4頭】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|
2019年 | ウイングレイテスト | 牡2 | 55.0 ㎏ | 松岡 | 7人気 | 未勝利戦(福島) 1着 |
2018年 | メイショウショウブ | 牝2 | 55.0 ㎏ | 池添 | 6人気 | 未勝利戦(京都) 1着 |
2017年 | ジャンダルム | 牡2 | 55.0 ㎏ | アッゼニ | 5番人気 | 新馬戦(阪神) 1着 |
2017年 | カツジ | 牡2 | 55.0 ㎏ | 松山 | 4番人気 | 新馬戦(京都) 1着 |
2016年 | ボンセルヴィーソ | 牡2 | 55.0 r㎏ | 松山 | 8番人気 | 未勝利戦(京都) 1着 |
2014年 | タガノエスプレッソ | 牡2 | 55.0 r㎏ | 岩田康 | 5番人気 | 未勝利戦(京都) 1着 |
過去10年のデイリー杯2歳ステークスで超人気薄の8番人気以下で連対したのは5頭。昨年は二桁人気の10番、11番人気で決着し600倍以上の大波乱を引き起こしています。
5頭全てが新馬戦勝ちを決めた馬。オオバンブルマイは新馬戦で5番人気でしたが、他の馬は1番人気で勝った馬達。
穴馬を選ぶならば
新馬戦1番人気で勝利→特別戦、重賞で大敗の馬からです!
2019年から関東馬が活躍!西征の素質馬を狙え
【関東馬最上位成績】
年度 | 馬名 | 騎手名 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2022年 | オールパルフェ | 大野 | 3人気 | 1着 |
2021年 | ソネットフレーズ | ルメール | 2人気 | 2着 |
2020年 | ビゾンテノブファロ | 原 | 8人気 | 4着 |
2019年 | ウイングレイテスト | 松岡 | 7人気 | 2着 |
東京では京王杯2歳ステークス、東京スポーツ杯などの2歳戦が用意されているのでデイリー杯出走馬はほぼ関西馬だけでした。
しかし2019年のウイングレイテスト以降、毎年関東馬が出走するようになっており、その連対率は80%以上!2020年8人気のビゾンテノブファロでさえ掲示板に入っています。
今年はまだ注目の関東馬の出走が発表されていませんが、過去のデータを見ると今年も関西馬軸で関東馬に流すのが面白そう。
前走勝利が絶対条件!1勝馬が強いレース
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
S | 新馬戦 | 5勝 |
A | 未勝利戦 | 2勝 |
B | 小倉2歳ステークス | 1勝 |
B | ききょうステークス | 1勝 |
B | 中京2歳ステークス | 1勝 |
新馬戦と未勝利戦で7勝。
1勝馬が非常に強いレースです。
新馬勝ち>未勝利勝ちというイメージがありますが、昨年のオールパルフェは新馬戦で負けた相手がノッキングポイント。
新馬で負けたからといってそれだけで評価を下げるのは間違いです。
新馬負けで次戦の未勝利を勝ち上がった馬は新馬勝ちと同じくらいの評価にするのが正解です。
他のレースからの出走馬も、勝ち切っていることが条件!
過去10年の勝馬全てが前走勝利しています。
デイリー杯2歳ステークス2023の注目馬3頭
- エンヤラヴフェイス
- ジューンブレア
- ダノンキラウェア
注目馬1頭目:エンヤラヴフェイス
前走 | 新潟2歳ステークス(新潟) 7着 |
---|---|
人気 | 6人気 |
騎手 | 菱田 |
脚質 | 差し |
新馬戦とは違い、テンの速さについて行けなかった新潟2歳ステークスは後方からの競馬。さらに他馬との接触もあり完全に走る気をなくしていましたね。
まだ気性面が幼いので、すぐに立て直すことは難しいですが、外枠でもまれずに競馬ができるのであれば、前走よりも好走できると見ています。
今回は最大評価でも押さえまでにしておきます。
注目馬2頭目:ジューンブレア
前走 | 新馬戦(中山) 1着k |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 武豊 |
脚質 | 先行 |
新馬戦はセンスの良さを感じさせる中段からの差し切り勝ち。4番手から上り最速のキレを出せるのは魅力。牝馬特有のキレがある走りをする馬。
問題は父がアメリカンファラオで、ダート色が強いということ。カフェファラオのローテを見ると、芝、ダート兼用もできそうな感じだが、芝重賞での実績なし。
2歳戦ではスピード能力だけで芝、ダートどちらも走れる馬が多く出てくるが、このメンバーの中で通用するかどうかは疑問。
これも押さえまでですね。
注目馬3頭目:ダノンキラウェア
前走 | 新馬戦(新潟) 1着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 川田 |
脚質 | 先行 |
2023年のダノンはこの馬か?
2歳戦~3歳クラシック路線まで強さを誇る中内田厩舎軍団で
新馬→2歳重賞は師が能力を認めた証拠。
新潟の新馬戦はそれほどレベルが高いメンバーではなかったので
初めて強い馬とぶつかるこのレースが試金石となるでしょう。
鞍上が川田騎手継続ならば、間違いなく1番人気。
キサラギの本命馬です。
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:ジャンタルマンタル
前走は新馬戦でデビュー勝ち、2着だったキープカルムも未勝利で勝ち上がり、レースレベルは低くないと思いますが、血統から見ても、中距離以上が向いている馬かと見ています。今回は1400、1600を勝った馬が多数出ており、流れが早くなるので道中おいて行かれる可能性が高い。時計がかかる馬場になれば上位争いできるでしょうが、早いタイムの決着ならば消しでいいかと見ています。
キサラギの特注穴馬指名:カンティアーモ
穴馬候補は東から遠征している2頭、カンティアーモとクリーンエアです。本番前の2歳戦は大野騎手は結構買い時ですが、今回はマーカンド騎手がカンティアーモに乗るので、思い切った騎乗を期待するならこっちのほう。まあ、どちらも穴馬候補なので印はカンティアーモが上ですが、クリーンエアも当然紐にいれておきます。
2023年デイリー杯2歳ステークスまとめ
2歳戦では圧倒的な実績を持つ中内田厩舎のダノンキラウェアが本命!
初戦では左回り、今回は右回りと一抹の不安はありますが、関西の競馬場は全て右周りなのでここは計算通りでしょう。
相手は東から遠征の2頭!ダノンが圧倒的な1番人気になるので、点数は少なめで馬連4点勝負。
最終予想は枠順確定後に公開いたします。