2023年12月3日中京競馬場で、G1チャンピオンズカップが開催されます。
昨年はジュンライトボルトが3連勝でG1初制覇!このレースは名前通りに強い馬が勝つレース。
過去10年の勝馬を見ても、ペルシャザール、ホッコータルマエ、サウンドトゥルー、ゴールドドリーム、ルヴァンスレーヴ、クリソベリル、チュウワウイザード、テーオーケインズとその年のダート界の代表馬が確実に勝利しているレースです。
2016年のサンビスタは例外といっていいでしょう。まあ、有馬記念のダイユウサクとか必ず例外はあるものです。
その流れであれば、筆頭に挙げられるのはミックファイアなんですが、初の古馬対決で1番人気はさすがに怖い。層の厚いダートなので、そんなに簡単に古馬が負けるとは思えません。
レモンポップもフェブラリーステークス、南部杯と今年G12勝していますが、ミックファイアが途中からまくってくる展開でペースを上げると最後の直線で2頭まとめて飲み込まれる展開になるのではないかとも思っています。
そこでキサラギの本命はテーオーケインズ。
JBCの3着は、ピークアウトを感じてしまいましたが、逆にこのムラ馬が3着に残していると考えると、叩きのJBCよりも調子が上向きになった今回で一変する可能性は非常に高い!
かつて帝王賞で10万馬券を出している馬。万馬券を出している馬は不思議と何度も波乱に絡む傾向があります。
ミック、レモン、パンサラッサがこければ、超高配当になりそうな今年のチャンピオンズカップキサラギの本命はテーオーケインズです!
この記事を読むと分かること
以上のポイントがわかるようになっています!5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください!
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目次
チャンピオンズカップとは
以前は芝2400mのジャパンカップの前日に、東京競馬場ダート2100mのジャパンカップダートで開催されていましたが、2014年からは中京競馬場に場所を移動し、チャンピオンズカップと名前を変えてレースが行われています。
ジャパンカップダートから引き続き国際競争として開催されていますが、チャンピオンズカップに変わってからの9年間で外国馬の勝利はありません。
暮れの東京大賞典が2022年のダート馬の最終戦になりますが、1800mで開催されるチャンピオンズカップは東京大賞典を狙う中距離馬とフェブラリーステークスを狙うマイル馬が激突する本当の王者決定戦といっても過言ではないでしょう。
中京ダート1800mコースの特徴
直線は東京競馬場に次ぐ長さの410m。
東京競馬場のように差し、追い込みが有利なイメージはありますが、直線コースに坂がなく平坦。
そして、コース途中に坂がありペースが上がりにくいため、先行馬が粘りこむケースが多いです。
2022年のチャンピオンズカッププレイバック
大外から一気にハナを叩いたのは人気薄のレッドソルダードでした。先行有利な中京1800では、ここでどうしても前のポジションを取っておきたい!
直線までレッドソルダードがレースを引っ張り、バテたところを満を持して2番手のクラウンプラウドが先頭に立つ、しかし物凄い勢いでジュンライトボルトが先行馬をまとめて交わして優勝!
■注目の重賞レース記事
キサラギの予想※12/1更新
チャンピオンズカップ2023の予想
- ◎アイコンテーラー
- 〇レモンポップ
- ▲ノットゥルノ
- △セラフィックコール
- △テーオーケインズ
- △グロリアムンディ
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---|---|---|---|---|---|
実績調査 | 9勝6敗 | ||||
合計投資金額 | 8,000円 | ||||
的中率 | 86% | ||||
回収率 | 362% | ||||
平均回収金額 | +3,620円 | ||||
合計収支金額 | +50,680円 |
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出走予定馬と想定オッズ
2023年11月15日12時時点の出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
テーオーケインズ | 牡6 | 58.0 | 松山 | – | – |
クラウンプライド | 牡4 | 58.0 | 川田 | – | – |
グロリアムンディ | 牡5 | 58.0 | ルメール | – | – |
ジオグリフ | 牡4 | 58.0 | ビューイック | – | – |
メイクアリープ | 牡4 | 58.0 | 幸 | – | – |
ハギノアレグリアス | 牡6 | 58.0 | 岩田望 | – | – |
メイショウハリオ | 牡6 | 58.0 | 浜中 | – | – |
レモンポップ | 牡5 | 58.0 | 坂井瑠 | – | – |
セラフィックコール | 牡3 | 57.0 | デムーロ | – | – |
アイコンテーラー | 牝5 | 56.0 | モレイラ | – | – |
アーテルアストレア | 牝4 | 56.0 | 横山武 | – | – |
ドゥラエレーデ | 牡3 | 57.0 | ムルザバエ | – | – |
ノットゥルノ | 牡4 | 58.0 | 松若 | – | – |
ウィルソンテソーロ | 牡4 | 58.0 | 原 | – | – |
ケイアイシェルビー | 牡5 | 58.0 | 藤懸 | – | – |
過去10年の傾向をデータ分析
チャンピオンズカップ2023の傾向
過去10年で万馬券1回!最多レンジは40倍以上の波乱含み
【過去10年の馬券配当傾向】
馬連平均配当 | 3連複平均配当 | 3連単平均配当 | 馬連最高配当 | 3連単最高配当 |
---|---|---|---|---|
4,030円 | 15,470円 | 103,540円 | 11,040円 | 318,430円 |
過去10年で万馬券は1回。
2015年の12番人気のサンビスタと3番人気のノンコノユメで決まったレースです。
過去10年の結果を見ても人気サイドで決まるのは少ないレースで、馬連10倍以下の配当だったのは2019年と2021年の2回だけ、40倍台以上のレースが5回あるので、このレースは中穴狙いが正解!
1番人気の連対率は50%!JBCクラシック好走馬の調子落ちに注意
チャンピオンズカップの1番人気連対率は50%。
【チャンピオンズカップ飛んだ1番人気馬】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
2022年 | テーオーケインズ | 牡5 | 57.0 ㎏ | 松山 | JBCクラシック(盛岡) 1着 |
2020年 | クリソリベル | 牡4 | 57.0㎏ | 川田 | JBCクラシック(大井) 1着 |
2015年 | コパノリッキー | 牡5 | 57.0㎏ | 武豊 | JBCクラシック(大井) 1着 |
2014年 | コパノリッキー | 牡4 | 57.0㎏ | 田辺 | JBCクラシック(盛岡) 1着 |
2013年 | ホッコータルマエ | 牡3 | 55.0㎏ | ルメール | JCBクラシック(金沢) 1着 |
1番人気馬の連対率は50%
過去10年で1番人気の馬が5頭連を外しています。
コパノリッキーが2年連続で1番人気で飛んでいるので全4頭。
全ての馬が前走でJBCクラシック1着でした。
1番人気で連対した馬で前走がJBCクラシックだったのは2頭。
優勝していたのは2016年のアウォーディーだけです。
JBCクラシックから出走し、勝利する馬は多いですが
前走でメイチで仕上げている可能性があり、間隔がそれほどないここでは
調子落ちしている可能性があります。
前走重賞大敗馬の巻き返しに注意、JBC、南部杯組
【8番人気以下で連対した4頭】
年度 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|
2018年 | ウエスタールンド | セ6 | 57.0 ㎏ | 藤岡佑 | 8人気 | 武蔵野ステークス(東京) 7着 |
2017年 | ゴールドドリーム | 牡4 | 57.0 ㎏ | ムーア | 8人気 | 南部杯(盛岡) 5着 |
2016年 | サウンドトゥルー | セ6 | 57.0 ㎏ | 大野 | 6番人気 | JCBクラシック(川崎) 3着 |
2015年 | サンビスタ | 牝6 | 55.0㎏ | デムーロ | 12番人気 | JCBレディースクラシック(大井) 2着 |
2014年 | ナムラビクター | 牡5 | 57.0㎏ | 小牧太 | 8番人気 | みやこステークス(京都) 3着 |
2013年 | ワンダーアキュート | 牡7 | 57.0㎏ | 武豊 | 6番人気 | JBCクラシック(金沢) 2着 |
過去10年で5番人気以下の馬が連対したのは6頭です。
前走は地方交流重賞G1が4頭、中央のダート重賞が2頭。
中央のダート重賞からの2頭のうち、ゴールドドリームはその年のフェブラリーステークス優勝馬でした。
今年もJBCからの出走馬が多くなるので、穴として期待できるのはJBCで力が発揮できなかった馬と、レディースクラシックからの出走馬でしょう。
メインは5歳と6歳!3歳&4歳馬は上位人気なら押さえる
【世代別成績】
性齢 | 1着回数 | 2着回数 |
---|---|---|
3歳馬 | 2勝 | 4回 |
4歳馬 | 2勝 | 2回 |
5歳馬 | 4勝 | 6回 |
6歳馬 | 2勝 | 6回 |
7歳以上 | 0勝 | 2回 |
世代別では5歳馬の実績が高いです。
過去10年で4勝を挙げており、その4勝は全て1番人気じゃないってところもいいですね。
続くは6歳世代、勝利数はありませんが連対数が6回。3歳、4歳が注目されるところ思わぬ盲点で穴馬になる可能性があります。3番人気以下の6歳馬は穴候補で押さえるべき!
3歳&4歳世代は人気上位ならば押さえ、人気薄は消しでいきましょう。
JBCクラシックからの馬が断然!前走重賞以外の馬は勝利ゼロ
【ローテーション別勝利数】
ランク | 前走レース | 勝利数 |
---|---|---|
SS | JBCクラシック | 4勝 |
A | マイルチャンピオンシップ南部杯 | 2勝 |
B | 武蔵野ステークス | 1勝 |
B | JBCレディースクラシック | 1勝 |
B | シリウスステークス | 1勝 |
B | 日本テレビ盃 | 1勝 |
JBCクラシックからの出走馬が断然トップ。
この時期でダートトップ馬はJBCか海外遠征中なので当然の結果ですね。
現在、3年連続でJBCクラシック組が連対。あとは南部杯とみやこステークス。
JBCと南部杯は負けた馬の巻き返しがあるので、テーオーケインズとメイショウハリオは出てきたら押さえなければなりませんね。
チャンピオンズカップ2023の注目馬3頭
- アイコンテーラー
- テーオーケインズ
- ドゥラエレーデ
注目馬1頭目:ミックファイア
前走 | JBCレディースクラシック(大井) 1着 |
---|---|
人気 | 3人気 |
騎手 | モレイラ |
脚質 | 先行 |
今年の夏にダート路線へ変更後、初戦のBSN賞で快勝。続くダート重賞初挑戦のシリウスステークスではハギノアレグリアスの2着に敗れましたが、ほぼ差のない競馬。
JBCレディースクラシックでは初の1番人気に支持されてグランブリッジやアーテルアストレア、先日クイーン賞を快勝したライアットガールを下しています。
チャンピオンズカップは牝馬の実績はありませんが、それは牝馬が出走していないことが多いからです。この5年で出走した牝馬は2頭だけ、2021年のソダシと2018年のアンジュデジール。
牝馬で優勝したのは2015年に12番人気の人気薄で優勝したサンビスタ以来になりますが、今年は鞍上モレイラで十分チャンスあり!キサラギの本命馬です!
注目馬2頭目:テーオーケインズ
前走 | JBCクラシック(大井) 3着 |
---|---|
人気 | 3人気 |
騎手 | 松山 |
脚質 | 先行 |
JBCクラシックでは直線で一度交わしたノットゥルノに差し返されての3着。
この負け方が嫌ですが、もともとムラのある馬なので前走とは全く違う走りをする可能性もあります。
6歳ということもあり、ピークは過ぎている感はありますが
6歳勢が強いチャンピオンズカップならば巻き返しのチャンスは十分あり。
ダートトップのウシュバテソーロが海外に行ってるので、ここは古馬のプライドに賭けても3歳には負けられないところ。
注目馬3頭目:レモンポップ
前走 | マイルチャンピオンシップ南部杯(盛岡) 1着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | 坂井瑠 |
脚質 | 先行 |
南部杯ではスピードの違いを見せつけての圧勝!
2番手のイグナイターに大差をつけてますから、今はまさに絶好調でしょう。
南部杯では距離がギリギリと見ていましたがマイルであの走りができるなら、1800も十分持ちそう。ただし過去10年逃げ切り勝ちは1頭もいないので、前に馬がいた方が走りやすいでしょうね。
パンサラッサとの駆け引きがどうなるのか?
展開的にはちょっと怖いかな。
過去データではわからないキサラギの分析
危険な人気馬:セラフィックコール
現在、1番人気。みやこステークスでは鋭い末脚で古馬を一蹴。デビューから無敗の5連勝なので、実力は底知れません。このレースでも圧勝する可能性はありますが、ぺリエール、ミトノオー、ヒーローコールなど世代上位の馬たちが、まだ古馬との戦いで勝てていないのは不安。
ここまで人気になったら軸にするのは危険だとみて、今回は△までにします。
キサラギの特注穴馬指名:ノットゥルノ
前走はJBCクラシック2着。この馬は東京大賞典で本命にしたかったのですが、今回の調教をみるとここで買っておかないと後悔しそう。
チャンピオンズカップ最終追切情報
11月29日、30日に行われた最終追切。人気馬3頭の調子落ちをチェック。
栗東CW 良
今回 95.5-65.5-51.1-36.4-12.1(G仕掛け)7ハロン
前走 82.9-68.5-52.8-36.9-11.5(G仕掛け)
栗東CW 良
今回 86.7-69.7-53.9-38.5-11.6(馬なり)
前走 81.9-66.0-51.5-37.3-11.7(強め)
美浦南W 良
今回 81.6-66.5-51.8-36.9-11.4(馬なり)
前走 82.8-67.3-52.6-38.5-12.2(馬なり)
上位3頭の追切タイム。
アイコンテーラーは前走よりも長めに追っており、最後もしっかりと伸びていて調子落ちはなし!前走よりも状態は上向きなのは間違いありません。同様にレモンポップも前走よりも状態は上向きと見ていいでしょう。
問題はセラフィックコール、追切のタイム自体は悪くないですが、前走が完全な仕上げだったのに対し、今回は緩めに追っているのは致し方ないですが、やはり前走と比べるとデキ落ちもあるのかなと思っています。
追切が抜群によかった1頭も挙げておきます!
栗東坂路 良
今回 57.1-37.2-12.1(馬なり)
前走 51.2-37.3-12.2(一杯)
最終追切は前走と同じ坂路で行っています。
全体的なタイムは前走一杯で追っているので、今回の馬なりの方がかかっているのは当然。
しかし、全体タイムでの差は0.9秒、ラスト1Fは馬なりの今回の方が早いというのは調子が上がっている証拠。
東京大賞典の本命にする予定でしたが、今回もこの調教を見ると上位に来ても全くおかしくありません。
2023年チャンピオンズカップまとめ
3歳馬の代表としてセラフィックコールが出てきます。
1番人気で初の57㎏は不安要素。
春の3歳ダートでトップクラスの馬達が次々と古馬の壁に打ちひしがれている中、やはりここで1番人気は怖い。
古馬がプライドを守るレースだと見ています。
最終予想は枠順確定後に公開いたします。