秋競馬の始まりを告げるスプリント重賞で、サマースプリントシリーズの最終戦として位置づけられているG2・セントウルステークス。
今年の当レースは、阪神競馬場のリフレッシュ工事のため、中京芝1200mで行われます。
当レースは、スプリントの強豪が集まることから。1番人気が強く、平穏に決まることが多いレースです。
ただ、去年は単勝14番人気のテイエムスパーダが逃げ切り、3連単978,840円と大荒れでした。
今年の出走馬は、CBC賞を回避してこちらに回ってきた3歳牝馬ピューロマジック、去年のスプリンターズステークス覇者ママコチャ、単勝200倍台でヴィクトリアマイルを勝利したテンハッピーローズ、スプリント重賞3勝トウシンマカオ、スプリント挑戦2戦目のウインカーネリアンなど、圧倒的1番人気はいないと考えられます。
1番人気が強いとはいえ、スプリント最強馬のロードカナロアも2年連続で2着に敗れている当レース。
今年は一体どんなレースになるのでしょうか。
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目次
セントウルステークス2024の予想(本命・対抗・単穴・連下)
◎モズメイメイ
◯トウシンマカオ
▲トゥラヴェスーラ
△アサカラキング
△ストーンリッジ
△ママコチャ
◎はモズメイメイ
長い低迷に陥っていたような感覚を受けますが、実はまだ4歳で重賞3勝の立派な高実績馬です。
この馬は調子次第な面が強く、アイビスSDを制した勢いがあれば、セントウルステークスで通用してもおかしくありません。
また、サマースプリント女王も懸かっており、本番を捨ててでもここを勝つための仕上げを施してくると考えられます。
◯はトウシンマカオ
左回りにあまり実績がないのが気になりますが、中京で負けたレースは1400mだったりG1だったりトップハンデだったりと、全てに明らかな敗因がありました。
重賞ならば明らかな実績上位のこの馬。
このメンバーであれば格の違いを見せつけてもおかしくありません。
▲はトゥラヴェスーラ
9歳馬ですが、まだ終わっていないと考えます。
8歳で高松宮記念を3着し、今年は振るいませんが、永島まなみ騎手が上手く乗れていない印象を受けました。
藤岡佑介騎手への乗り替わりが、当馬をいい方向に導く可能性は高いです。
そして、ピューロマジックと逃げ争いを演じそうなアサカラキング、1年ぶりで松山騎手を乗せてきたクロウキャニオン一族の良血ストーンリッジ、G1馬のママコチャに△をつけました。
セントウルステークス2024の買い目
単勝 | 1(1点) |
---|---|
馬連流し | 1-4、11、15、17、18(5点) |
3連複軸1頭流し | 1-4、11、15、17、18(10点) |
■注目の重賞レース記事
出馬表
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | モズメイメイ | 牝4 | 55 | 国分恭 |
2 | アネゴハダ | 牝5 | 55 | 角田和 | |
2 | 3 | グレイトゲイナー | 牡7 | 57 | 池添 |
4 | ストーンリッジ | 牡7 | 57 | 松山 | |
3 | 5 | サウザンサニー | 牡4 | 57 | 菱田 |
6 | ジョウショーホープ | 牡4 | 57 | 西村淳 | |
4 | 7 | ヨシノイースター | 牡6 | 57 | 丸山 |
8 | キミワクイーン | 牝5 | 55 | 岩田望 | |
5 | 9 | ミッキーハーモニー | 牝5 | 55 | 浜中 |
10 | テイエムスパーダ | 牝5 | 56 | 酒井 | |
6 | 11 | トゥラヴェスーラ | 牡9 | 57 | 藤岡佑 |
12 | テンハッピーローズ | 牝6 | 56 | 津村 | |
7 | 13 | ピューロマジック | 牝3 | 53 | 横山和 |
14 | ダノンスコーピオン | 牡5 | 58 | 戸崎圭 | |
15 | アサカラキング | 牡4 | 57 | 斎藤 | |
8 | 16 | カリボール | 牡8 | 57 | 杉原 |
17 | トウシンマカオ | 牡5 | 57 | 菅原明 | |
18 | ママコチャ | 牝5 | 57 | 鮫島駿 |
展開予想
逃げるのは3歳牝馬のピューロマジックで間違いないでしょう。
軽量を活かして逃げ切れるかがポイントです。
それに続くのが、アサカラキング、テイエムスパーダ、グレイトゲイナーあたりでしょうか。
人気となりそうなママコチャが、この先行馬群の後ろにつける形となりそうです。
セントウルステークス2024年の想定馬・想定騎手
2024年、中京芝1200mで行われるセントウルステークスは、ピューロマジック、モズメイメイ、ウインカーネリアン、トウシンマカオ、ママコチャ、テンハッピーローズなど、例年以上にバラエティに富んだ
メンバーが揃いそうです。
想定出走馬、想定騎手に加え、一言ずつ解説していきます。
ピューロマジック
牝3 父:アジアエクスプレス
想定騎手:横山和 前走:北九州記念1着
CBC賞を斤量問題で回避した当馬。
当レースで3歳、逃げ馬で来る馬は人気のない馬ばかりです。
当レースでは実績豊富な先行馬が揃うため、逃げ切れたならば相当に強い馬だということが証明されます。
モズメイメイ
牝4 父:リアルインパクト
想定騎手:国分恭 前走:アイビスSD1着
長い低迷から完全復活を果たしました。
重賞3勝と、印象よりも実績豊富な当馬。
この勢いが本物ならば、ここでやれてもおかしくありません。
ママコチャ
牝5 父:クロフネ
想定騎手:未定 前走:高松宮記念8着
去年のスプリンターズステークス覇者でソダシの全妹。
去年のデキであれば通用するはずですが、高松宮記念であまりにあっけなく負けてしまったため、すでに低迷期に入ってしまった可能性も否定できません。
テンハッピーローズ
牝5 父:エピファネイア
想定騎手:津村 前走:ヴィクトリアマイル1着
ヴィクトリアマイルでは、全競馬ファンをあっと言わせました。
スプリント戦はデビュー戦以来ですが、エピファネイア産駒の短距離適性は気がかりです。
なぜ府中牝馬Sではなかったのでしょうか…。
【有力】ウインカーネリアン
牡7 父:スクリーンヒーロー
想定騎手:三浦 前走:安田記念14着
当レースと同舞台の高松宮記念でスプリント初挑戦ながら、4着と良い競馬を見せました。
安田記念は惨敗でしたが、ウイングレイテストのスプリント転向が成功しているように、父スクリーンヒーロ産駒は意外にもスプリント適性がありそうです。
この馬の適距離も短くなっている可能性は強く、三浦騎手も2020年、同舞台の当レースを勝利していることから、チャンスは大きそうです。
トウシンマカオ
牡5 父:ビッグアーサー
想定騎手:菅原 前走:京王杯SC6着
今年もオーシャンSを圧勝しているように、スプリントの実力馬です。
ただ、重賞勝利は全て右回りで、左回りに全く良績がないのは気がかりです。
阪神芝1200mなら有力でしたが…。
セントウルステークス2024年の基本情報
秋の戦いの始まりを告げる、阪神芝1200mで行われるセントウルステークス。
スプリンターズステークスのトライアル戦で、上位2頭に優先出走権が与えられるレースです。
また、今年のセントウルステークスは阪神競馬場のリフレッシュ工事による日程変更のため、中京芝1200mで行われます。
2023年は、今村聖奈騎手でCBC賞制覇後低迷が続いていたテイエムスパーダが、富田騎手の手綱で見事逃げ切り、単勝万馬券での勝利を収めました
当レースは、スプリンターズステークスのトライアルレース及びサマースプリントシリーズ最終戦でもあることから、出走馬の思惑は様々です。
スプリント最強馬であるロードカナロアも、叩きとはいえ、ハクサンムーンの2着に敗れたことも記憶に新しいところです。
セントウルステークスってどんなレース?
セントウルステークスは、9月2週目ごろに阪神競馬場芝1200mで行われるG2レースです。
当レースの創設は1987年で、当初は1400mのG3レースでした。
2000年より芝内回り1200mに変更され、2006年からG2格上げとなり、より重要度の高いレースとなっています。
2006年以降、サマースプリントシリーズの最終戦として開催されており、サマースプリントシリーズチャンピオンを決めるうえで重要なレースでもあります。
当レースを勝利してサマー2000シリーズのチャンピオンになった馬は、シーイズトウショウ、サンアディユ、カノヤザクラ、エーシンヴァーゴウ、ハクサンムーン、リトルゲルダ、タワーオブロンドンなどがいます。
また、当レースの勝ち馬は、本番のスプリンターズステークスで苦戦するというデータもありましたが、2018年のファインニードル、2019年のタワーオブロンドンが連勝しました。
しかし、再び当レースの勝ち馬が本番で負けるパターンに戻っています。
セントウルステークス2024年予想に必要なデータ
ここでは、セントウルステークスの過去の傾向など、予想に必要なデータを紹介します。
中京芝1200mの傾向
高松宮記念の舞台となっている中京芝1200m。
今年のセントウルステークスは、この舞台で開催されます。
当舞台は急勾配の坂が多く、スピードだけでなくスタミナも要求される舞台です。
2020~2022年も同舞台で行われていますが、3つのレースで強い馬が強いレースをして勝利しました。
セントウルステークス 過去10年の結果
2020~2022年は中京芝1200m、他すべて阪神芝1200m
年 | 着 | 馬名 | 齢 | 騎手 | 人 | 血統 |
---|---|---|---|---|---|---|
23良 | 1 | テイエムスパーダ | 牝4 | 冨田暁 | 14 | レッドスパーダ |
2 | アグリ | 牡4 | 横山典弘 | 2 | Caravaggio | |
3 | スマートクラージュ | 牡6 | 岩田望来 | 5 | ディープインパクト | |
22良 | 1 | メイケイエール | 牝4 | 池添謙一 | 1 | ミッキーアイル |
2 | ファストフォース | 牡6 | 団野大成 | 6 | ロードカナロア | |
3 | サンライズオネスト | 牡5 | 横山典弘 | 4 | ダイワメジャー | |
21良 | 1 | レシステンシア | 牝4 | C.ルメール | 1 | ダイワメジャー |
2 | ピクシーナイト | 牡3 | 福永祐一 | 2 | モーリス | |
3 | クリノガウディー | 牡5 | 岩田康誠 | 4 | スクリーンヒーロー | |
20良 | 1 | ダノンスマッシュ | 牡5 | 三浦皇成 | 1 | ロードカナロア |
2 | メイショウグロッケ | 牝6 | 浜中俊 | 12 | メイショウサムソン | |
3 | ミスターメロディ | 牡5 | 北村友一 | 2 | ScatDaddy | |
19良 | 1 | タワーオブロンドン | 牡4 | C.ルメール | 1 | Raven’s Pass |
2 | ファンタジスト | 牡3 | 和田竜二 | 7 | ロードカナロア | |
3 | イベリス | 牝3 | 浜中俊 | 3 | ロードカナロア | |
18重 | 1 | ファインニードル | 牡5 | 川田将雅 | 1 | アドマイヤムーン |
2 | ラブカンプー | 牝3 | M.デムーロ | 2 | ショウナンカンプ | |
3 | グレイトチャーター | 牡6 | 幸英明 | 7 | サクラバクシンオー | |
17良 | 1 | ファインニードル | 牡4 | M.デムーロ | 1 | アドマイヤムーン |
2 | ラインミーティア | 牡7 | 西田雄一郎 | 6 | メイショウボーラー | |
3 | ダンスディレクター | 牡7 | 浜中俊 | 4 | アルデバラン2 | |
16良 | 1 | ビッグアーサー | 牡5 | 福永祐一 | 1 | サクラバクシンオー |
2 | ネロ | 牡5 | 内田博幸 | 2 | ヨハネスブルグ | |
3 | ラヴァーズポイント | 牝6 | 川須栄彦 | 9 | マイネルラヴ | |
15良 | 1 | アクティブミノル | 牡3 | 藤岡康太 | 10 | スタチューオブリバティ |
2 | ウリウリ | 牝5 | 岩田康誠 | 1 | ディープインパクト | |
3 | バーバラ | 牝6 | 武豊 | 5 | ディープインパクト | |
14良 | 1 | リトルゲルダ | 牝5 | 丸田恭介 | 4 | Closing Argument |
2 | ハクサンムーン | 牡5 | 戸崎圭太 | 1 | アドマイヤムーン | |
3 | エピセアローム | 牝5 | 浜中俊 | 2 | ダイワメジャー |
セントウルステークス 過去の傾向
去年は異例の荒れ方をしましたが、基本的には平穏なレースが多い当レース。
セントウルステークスの過去10年の傾向を見ていきましょう。
1番人気が圧倒的に強い
過去10年で、1番人気馬は7勝2着2回です。
当レースにおける1番人気の強さは圧倒的で、嘘でもいいから1番人気は抑えるべきです。
去年こそ、1番人気のビッグシーザーが敗れていますが。セントウルステークスでは珍しい3歳馬の押し出されたような1番人気だったため、例外と言っていいでしょう。
基本的に当レースは、 重賞勝利馬やG1好走経験のある強い馬が出てくる傾向があり、その強い馬があっさり勝つことがほとんどです。
そのため、去年のような大波乱は基本的にないと考えていいでしょう。
人気薄の逃げ馬に注意
当レースは過去10年で二桁人気の馬が2回勝利していますが、両方とも逃げ馬です。
そして、2015年のアクティブミノルも 2023年のテイエムスパーダも、人気のない逃げ馬でした。
また、2018年2着のラブカンプーも人気のない逃げ馬であり、平穏に決まることの多い当レースで穴を開けるとするならば、逃げ馬の可能性が強いです。
差し追い込みは不利
当レースにおいては差し追い込み馬は非常に不利で、去年のアグリのように10番手以下の後方から来ることは滅多にありません。
当レースは、強い馬が王道の競馬をして勝つことが非常に多く、人気のない追い込み馬にとっては、絶望的な舞台であると言えるでしょう。
もし人気のない馬を狙いたいならば、先述したように逃げ馬のほうが良いです。
前走非重賞馬・重賞未経験馬は圧倒的不利
当レースは、スプリントの強豪が一堂に会することが多く、重賞未経験馬にとっては非常に不利な舞台です。
過去10年でも、前走3勝クラスやオープンの馬の連対率は0%です。
素直に実力を見て購入するのが良いでしょう。
近年の中京芝1200mセントウルステークスの傾向
2020〜2022年のセントウルステークスは、京都競馬場改修のため、今年と同じ中京芝1200mの舞台で行われました。
2020年は、後にG1を2勝するダノンスマッシュが、貫禄の勝利を見せました。
2021年は、G1馬のレシステンシアが、 ヴィクトリアマイルからの参戦で圧勝しました。
2022年は、重賞6勝馬のメイケイエールが、レコードタイムで勝利しました。
このように、近年中京芝1200mで行われたセントウルステークスでは、圧倒的1番人気の馬がすべて勝利しています。
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