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【CBC賞2024 予想公開!】展開予想/過去の傾向から的中を狙う

更新日:
CBC賞

夏競馬のスプリント重賞で、サマースプリントシリーズ第2戦(2024年は第4戦)として位置づけられているハンデG3・CBC賞。

京都競馬場改修による調整のため、2020年は阪神芝1200m、2021年、2022年は小倉芝1200mで行われていましたが、2023年からは従来の中京1200mに戻っています。

また、2024年の当レースは、阪神競馬場の改修に伴い、普段8月中旬に行われる北九州記念と開催時期が逆となっています。

高松宮記念と同コースである当レースは、ハンデ戦であることから平穏に決まることはほぼありませんが、最近は4年連続で逃げ馬が勝利しているため、逃げ馬には注意が必要です。

出走する馬は、実績上位のアグリ、サマースプリント制覇を狙う3歳牝馬ピューロマジックの2頭が人気となりそうです。

過去は、2016年1着のレッドファルクスや2021年2着のピクシーナイトは、当レースの勝利をきっかけにスプリンターズSを制覇。

さらに、2021年1着のファストフォースは、後に高松宮記念を制するなど、近年はG1馬も多く輩出しています。

今年は一体どんなレースになるのでしょうか


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CBC賞2024の予想(本命・対抗・単穴・連下)

CBC賞の予想印

◎アグリ
◯グランテスト
▲ジャスティンスカイ
△レッドヒルシューズ
△スズハローム
△アネゴハダ

◎はアグリ
前走こそ海外で6着でしたが、去年阪急杯を圧勝し、セントウルS2着、阪神C3着という実績があります。

ハンデは58.5kgと見込まれた形となりましたが、この相手であれば圧勝まであると考えられます。

このレースは、もともと逃げ馬と軽量馬が強いというデータもあり、それに反する本命ではあります。

ただ、今回逃げそうなのは、新人の吉村騎手騎乗のグレイトゲイナー。

当レースは、今村聖奈騎手が勝つくらい新人や若手騎手も勝てるレースではありますが、揃って共通しているのは軽ハンデであることです。

グレイトゲイナーの斤量は56.5kgで、かなり見込まれた形です。

そのため、今年のCBC賞は、逃げ馬の連続勝利記録がストップするのではないかと考えます。

そうなると、来るのは確実に末脚を使う馬です。

元々CBC賞は、レッドファルクスやシャイニングレイのように、切れ味鋭い脚を使う馬が強いレースでした。

アグリの末脚はG3ではレベル上位で、西村騎手が普通に乗れば、まず勝てるでしょう。

◯はグランテスト
坂井瑠星騎手、ロードカナロア産駒、軽量の52kg、牝馬、先行可能と、来る要素が揃っています。

ただ、気になるのは北九州記念14着後に坂井騎手が言った

「レースの前から後ろ向きな面が出ていました」

というセリフ。

その精神状態が続いているのであれば苦しいですが、力を出し切れば有力な1頭です。

▲はジャスティンスカイ
短距離適性は高いと思われ、函館SS10着が案外ですが、去年のジャスパークローネも函館SS最下位から巻き返しました。

CBC賞において、洋芝が合わなかった馬が巻き返すという図式が続く可能性もあります。

さらに、2番手につけそうな軽量牝馬のレッドヒルシューズ、京王杯SC3着のスズハローム、一昨年3歳牝馬で3着となったアネゴハダに△をつけています。

CBC賞2024の買い目

馬連軸1頭流し16-5、6、7、14、18(5点)
3連複軸1頭流し16-5、6、7、14、18(10点)

出馬表

馬名斤量騎手
11ドロップオブライト牝554
2キタノエクスプレス牡655国分優
23バースクライ牝454横山和
4スコールユニバンス牝551藤懸
35グランテスト牝452坂井
6スズハローム牡456鮫島駿
47ジャスティンスカイ牡557.5北村友
8サウンドビバーチェ牝556永島
59ブーケファロス牡455和田竜
10ヤクシマ牡455西塚
611グレイトゲイナー牡756.5吉村
12カンチェンジュンガ牡455斎藤
713ショウナンハクラク牡556小沢
14レッドヒルシューズ牝453団野
15メイショウソラフネ牡556酒井
816アグリ牡558.5西村淳
17カリボール牡856杉原
18アネゴハダ牝553角田和

展開予想

確実に逃げると思われていたピューロマジックが回避したため、先行争いは熾烈を極めそうです。

逃げそうなのは新人の吉村騎手騎乗のグレイトゲイナーか、去年当レースをジャスパークローネで勝利した団野騎手騎乗のレッドヒルシューズです。

吉村騎手は新人であることから、陣営から「思い切って行け」と言われる可能性もあるため、この馬が逃げるでしょうか。

そして、レッドヒルシューズが2番手追走し、サウンドビバーチェ、グランテスト、キタノエクスプレス辺りが先行しそうです。

他は流動的になりそうですが、このメンバーであれば、1番人気が予想されるアグリも中段くらいに構えるのではないでしょうか。

CBC賞2024年の想定馬・想定騎手

2024年、中京芝1200mで行われるCBC賞は、実績上位のアグリと3歳牝馬のピューロマジックが人気を集めそうです。

想定出走馬、想定騎手に加え、一言ずつ解説していきます。

【有力】アグリ

競走馬情報

牡5 父:カラヴァッジオ
想定騎手:西村 前走:1351ターフ6着

去年阪急杯を圧勝し、セントウルS2着、阪神C3着、今年もシルクロードS2着と、ここでは明らかに格上の存在です。

重賞は1勝のみで、重くても斤量58kgと思われるため、むやみに嫌うわけにもいかず、人気でも外せない存在でしょう。

ピューロマジック

競走馬情報

牝3 父:アジアエクスプレス
想定騎手:横山和 前走:北九州記念1着

3歳牝馬で北九州記念を逃げ切って勝利しました。

ただ、これまで来た3歳牝馬と違い、すでに重賞を2勝しているため、ラブカンプーやテイエムスパーダのような軽い斤量は期待できません。

逃げ馬、3歳牝馬、サマースプリントシリーズ優勝のためのメイチ仕上げと、来る要素は揃っていますが、人気にもなりそうで、盲信は禁物です。

ヨシノイースター

競走馬情報

牡6 父:ルーラーシップ
想定騎手:丸山 前走:北九州記念2着

北九州記念の2着馬。

今年の戦績は安定しており、人気があまりなければ狙う価値はありそうです。

キタノエクスプレス

競走馬情報

牡6 父:アジアエクスプレス
想定騎手:国分優 前走:バーデンバーデンC1着

上がり馬の6歳馬ですが、当レースは6歳馬も頻繁に来るため、心配ありません。

ただ、このメンバーで力が足りるかは疑問です。

【穴】ジャスティンスカイ

競走馬情報

牡5 父:キタサンブラック
想定騎手:北村友 前走:函館SS10着

前走は案外でしたが、去年のジャスパークローネも函館SS最下位から巻き返しています。

洋芝が全く合わなかった可能性もありそうで、前走で見限る必要はないかもしれません。

ディヴィナシオン

競走馬情報

牡7 父:ヴィクトワールピサ
想定騎手:未定 前走:アイビスSD4着

アイビスSDで4着。

ヴィクトワールピサの産駒が短距離重賞を勝てるかというと、少し疑問が残ります。

【穴】レッドヒルシューズ

競走馬情報

牝4 父:ハーツクライ
想定騎手:未定 前走:佐世保S(3勝)1着

4歳牝馬の上がり馬で、軽量が期待できます。

また、逃げることもできる馬で、ピューロマジックが逃げられなかった場合、この馬がハナを切るかもしれません。

そうなると、軽量馬の逃げ馬ということで、最近のトレンドと合致します。

短距離イメージのないハーツクライ産駒というのが気になりますが…。

CBC賞2024年の基本情報

高松宮記念と同じ中京芝1200mで行われるCBC賞。

冒頭でもお伝えした通り、2024年は開催時期が北九州記念と逆になっています。

2023年は、函館SSで最下位だったジャスパークローネが逃げ切り、7番人気で勝利。

その後、北九州記念も連続で勝利し、夏のスプリント王となりました。

1番人気は、今年の高松宮記念を制したマッドクールでしたが、体調の問題で9着に敗れています。

近年で印象深いレースは、何と言っても今村聖奈騎手の女性騎手初の重賞初騎乗初制覇です。

今村騎手騎乗のテイエムスパーダは、48キロという超軽量もあり、楽に先手を取った結果、1:05:8というとんでもないレコードで勝利しました。

最近4年は、軽い斤量の馬の逃げ切りが目立っており、中京1200mに戻った去年も逃げたジャスパークローネが勝利しています。

ただ、元々の当レースは、レッドファルクス、シャイニングレイ、ウリウリのように、後方からの追い込みが強いレースでもありました。

CBC賞ってどんなレース?

CBC賞は、7月初頭に中京競馬場芝1200mで行われるハンデG3レースです。

当レースの歴史は古く、創設は1965年で、当時はダート1800mでしたが、1970年より芝1800mに。

その後、芝1400mに変更された後、1981年からは現在の芝1200mとなっています。

また、当レースは一時期G2だったこともありましたが、2006年よりG3格下げとなった珍しいレースでもあります。

そのためG2時代は、アグネスワールド、トロットスター、サニングデールといった一流スプリンターも出走し、勝利しています。

2006年以降夏のハンデ戦となり、荒れることが多くなり、特に最近は夏競馬らしく若手騎手の勝利が目立ちます。

また、当レースをきっかけに飛躍した馬も多く、レッドファルクス、ピクシーナイト、ファストフォースが該当します。

CBC賞2024年予想に必要なデータ

ここでは、CBC賞の過去の傾向など、予想に必要なデータを紹介します。

CBC賞 過去10年の結果

※2022年、2021年は小倉芝1200m。2020年は阪神芝1200m。それ以外は中京芝1200m。

馬名騎手血統
23良1ジャスパークローネ牡4団野7Frosted
2サンキューユウガ牡7松山8ロードカナロア
3スマートクラージュ牡6岩田望4ディープインパクト
22良1テイエムスパーダ牝3今村2レッドスパーダ
2タイセイビジョン牡5川田3タートルボウル
3アネゴハダ牝3藤懸1キズナ
21良1ファストフォース牡5鮫島駿8ロードカナロア
2ピクシーナイト牡3福永2モーリス
3アウィルアウェイ牝5松山6ジャスタウェイ
20稍1ラブカンプー牝5斎藤13ショウナンカンプ
2アンヴァル牝5北村友11ロードカナロア
3レッドアンシェル牡6福永3マンハッタンカフェ
19不1レッドアンシェル牡5福永1マンハッタンカフェ
2アレスバローズ牡7川田7ディープインパクト
3セイウンコウセイ牡62アドマイヤムーン
18良1アレスバローズ牡6川田4ディープインパクト
2ナガラフラワー牝6高倉9ダンスインザダーク
3セカンドテーブル牡6水口8トワイニング
17良1シャイニングレイ牡5北村友2ディープインパクト
2セカンドテーブル牡5水口13トワイニング
3アクティブミノル牡5酒井8スタチューオブリバティ
16良1レッドファルクス牡5M.デム3スウェプトオーヴァーボード
2ラヴァーズポイント牝6松若7マイネルラヴ
3ベルカント牡5藤岡康2サクラバクシンオー
15重1ウリウリ牝5岩田康2ディープインパクト
2ダンスディレクター牡5浜中1アルデバラン2
3サドンストーム牡6国分優3ストーミングホーム
14稍1トーホウアマポーラ牝5福永4フジキセキ
2エピセアローム牝5浜中3ダイワメジャー
3ニンジャ牡5酒井10グラスワンダー

CBC賞 過去の傾向

中京芝1200mのハンデ戦であることから、近年は軽い斤量の馬の活躍が目立っています。

CBC賞の過去10年の傾向を見ていきましょう。

逃げ馬が4連勝中

逃げ馬が4連勝しているという事実だけで、”逃げ馬が強い”レースであるといえます。

当レースは逃げ馬の勝率が40%、複勝率は70%です。

そのため、データを重視するならば、逃げ馬だけは確実に抑えておかなければなりません。

過去10年で6度の3連単10万超え

スプリントのハンデ戦であるため、当レースは荒れる傾向にあります。

そのため、過去10年で6度も3連単10万円超えの配当が出ています。

1番人気も過去10年で1度しか勝っておらず、去年のマッドクールは1.8倍の支持を受けましたが、あっさりと期待を裏切っています。

そのため、逃げ馬でも追い込み馬でもない人気馬を盲信することは危険です。

内枠が壊滅的

内枠が全く来ておらず、1枠の連対率は0%で、1枠1番については複勝率も0%です。

そのため、内枠に入った馬は軽視が必要でしょう。

騎手買いが難しい

最近の4年間は逃げ馬が4連勝していることは説明しましたが、そのいずれも若手騎手です。

特定の騎手が強いという事象もあまりなく、騎手買いは危険といえるでしょう。

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