カペラステークスの2023予想を無料公開！2強対決本命はタガノクリステル

2023年12月10日中山競馬場ではG3カペラステークスが開催されます。
昨年はリメイクとリュウノユキナで決着。リメイクはその後、ダートスプリント路線ではトップクラス。リュウノユキナも地方交流重賞で1勝2着2回3着2回の好走を続けています。
今年の3歳黄金世代が次々と重賞を制覇する中、このレースはオープンまで時間がかかった晩成馬が勝つ傾向が高いレース。

キサラギが期待するのは、タガノクリステル。

1勝クラス突破までは時間がかかりましたが、一気にオープンまでたどり着いた力のある馬。層が厚いダートレースで、条件下を連勝して上がってきた馬は本当に強い。

実績があるリュウノユキナは善臣先生の記録もかかっているので応援したいですが、牝4歳で成長著しいタガノクリステルから手堅く勝負するレース。

以上のポイントがわかるようになっています！5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください！

カペラステークスとは

中山競馬場ダート1200ｍで開催されるG3重賞です。
ダート短距離戦の充実をはかるために、2008年に創設。

優勝馬には翌年サウジアラビアで開催されるリヤドダートスプリントへの優先出走権が与えられます。コパノキッキングや昨年の勝馬リメイクのように、このレースを勝った後に、地方交流重賞や海外レースで活躍する馬が多い出世レースとなっています。

中山ダート1200ｍコースの特徴

芝スタートなので、芝コースを長く走れる外側の馬が先手を取れるため有利。
中山競馬場はゴール前に急坂はあるものの、直線が短く、コースのほとんどが下り坂でスピードが緩まない流れになるので、そのまま先行馬がスピードで押し切るケースが多い。
差し、追い込みが届くにはハイペースで先行馬がスタミナ切れといった展開の助けが必要。

2022年のカペラステークスプレイバック

ハコダテブショウとジャスティンがレースを引っ張りそのまま直線へ
後続とは少し差が開いたものの、1頭次元の違う脚色で追い込んできたリメイクが一気に交わして圧勝。2着はしぶとく最後に脚を伸ばしたリュウノユキナ。

このレースを見たら、今後のスプリント路線の中心はリメイクになると誰もが思ったでしょう。

キサラギの予想※12/8更新

カペラステークス2023の予想

• ◎タガノクリステル
• 〇オメガレインボー
• ▲リュウノユキナ
• △メタマックス
• △テイエムトッキュウ

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出走予定馬と想定オッズ

2023年12月8日12時時点の出走予定馬

馬名	性齢	斤量	騎手	単勝オッズ	人気
オールアットワンス	牝5	56.0	石川	34.7	13人気
オメガレインボー	牡7	57.0	横山和	13.2	8人気
カイザーメランジェ	牡8	57.0	江田照	92.9	16人気
タガノクリステル	牝4	55.0	戸崎圭	5.1	1人気
メタマックス	牡3	56.0	菅原明	6.6	3人気
ベルダーイメル	牡6	57.0	吉田豊	15.5	9人気
テイエムトッキュウ	牡5	57.0	津村	7.5	4人気
リュウノユキナ	牡8	58.0	柴田善	6.0	2人気
ピンシャン	牡6	57.0	石橋脩	60.8	15人気
カイザーメランジェ	牡8	55.0	江田照	92.9	16人気
スズカコテキタイ	牡4	57.0	岩田康	10.6	5人気
アティード	牡5	57.0	田辺	32.3	12人気
ラプタス	セ7	58.0	幸	56.9	14人気
オーロラテソーロ	牡6	57.0	佐々木	17.0	10人気
チェイスザドリーム	牝4	55.0	藤岡佑	12.9	6人気
アイスリアン	牝5	55.0	亀田	19.6	11人気
デュアリスト	牡5	57.0	三浦	13.0	7人気

過去10年の傾向をデータ分析

万馬券は500倍の大波乱が1度あるが他の年は順当！大穴狙いは厳しい

【過去10年の馬券配当傾向】

馬連平均配当	3連複平均配当	3連単平均配当	馬連最高配当	3連単最高配当
8,100円	31,760円	201,800円	51,150円	1,654,200円

過去10年で万馬券は1回。
2014年の12番人気ダノンレジェンドと7番人気のサトノタイガーで決まった年です。
500倍を超える大波乱となっていますが、他の年を見るとそれほど波乱が多いレースではありません。

10倍以下の配当は1度しかありませんが、10～20倍の配当が多く狙うのは大穴馬券ではなく、20倍前後の中穴馬券！

1番人気の連対率は30％と低いが人気上位で決まるケースが多い

【カペラステークス飛んだ1番人気馬】

年度	馬名	性齢	斤量	騎手	前走
2021年	モズスーパーフレア	牝6	56.0 ㎏	松若	JBCスプリント（金沢）　3着
2019年	ゴールドクイーン	牝4	55.0㎏	古川吉	JBCレディースクラシック（浦和）　2着
2017年	ブルミラコロ	牡5	56.0㎏	秋山真	室町ステークス（京都）　1着
2016年	コーリンベリー	牝5	56.0㎏	松山	JBCスプリント（川崎）　3着
2015年	エイシンヴァラー	牡4	56.0㎏	石川	西陣ステークス（京都）　1着
2014年	ダッシャーワン	牡6	56.0㎏	北村宏	室町ステークス（京都）　1着
2013年	スイートジュエリー	牝4	54.0㎏	北村友	藤森ステークス（京都）　1着

飛んだ1番人気馬は過去10年で7頭。連対率は30％と全く信頼できないレース。
しかし、平均配当が低めなのは1番人気が飛んでも、2番人気、3番人気の連対率が高いからです。

2番人気と3番人気の連対率はどちらも40％。こういう形のレースは1番人気を抑えにまわし、2、3番人気のどちらかを軸にするのがおすすめ。

2019年からの4年間は全て4番人気以内で決着している！

【5番人気以下で連対した4頭】

年度	馬名	性齢	斤量	騎手	人気	前走
2018年	サイタスリーレッド	牡5	56.0 ㎏	津村	11人気	NST賞（新潟）　1着
2017年	スノードラゴン	牡9	58.0 ㎏	大野	8人気	JBCスプリント（大井）　7着
2014年	ダノンレジェンド	牡4	56.0 ㎏	大野	12番人気	オータムリーフ（京都）　4着
2014年	サトノタイガー	牡6	56.0㎏	秋山真	7番人気	アルデバランテークス（京都）　13着
2013年	スノードラゴン	牡5	56.0㎏	大野	7番人気	オータムリーフ（京都）　6着
2013年	サトノタイガー	牡6	56.0㎏	御神本	7番人気	アルデバランテークス（京都）　13着

4番人気までの上位人気馬で決まることが多いカペラステークス、波乱が起きるときは5番人気以下の馬が連対したとき！

過去10年で6頭の人気薄が連対していますが、2019年以降の4年間は全て4番人気以内で決まっています。

前走、京都で走っている馬が4頭と好走していますが、近年は人気サイドで決着しているので、穴馬を選ぶとしても1～2頭で十分。

内枠が圧倒的に有利！1枠の勝率40％！3枠位にの勝率70％と断然！

【枠番別勝利数】

枠番	勝利数
1枠	4勝
2枠	1勝
3枠	1勝
4枠	1勝
5枠	0勝
6枠	0勝
7枠	2勝
8枠	1勝

圧倒的に内枠有利！
過去10年で4枠より内の勝率が70％。
中山ダート1200は外枠が有利というデータがありますが
やはり先行して押し切る形が強いです！

7枠8枠の差しが決まったのはハイペースで内枠の先行が崩れたときでした。
基本的には内枠の先行馬が有利なので、軸にするなら内枠からです。

JBCスプリント組が連続連対中！今年はリュウノユキナ1頭だけ

【ローテーション別勝利数】

ランク	前走レース	勝利数
A	JBCスプリント	2勝
A	オータムリーフ	2勝
B	霜月ステークス	1勝
B	京都オータム	1勝
B	テレ玉杯オーバルスプリント	1勝
B	武蔵野ステークス	1勝
B	西陣ステークス	1勝
B	京葉ステークス	1勝

ローテーションはバラバラですが、2019年以降はJBCスプリントからの出走馬が連続して連対しているので、最重視するのはJBCスプリント組でいいと思いますが、連対した馬はJBCスプリントで大敗している馬も連対していることに注意。

カペラステークス2023の注目馬3頭

• リュウノユキナ
• パウオレ
• タガノクリステル

注目馬1頭目：リュウノユキナ

前走	JBCスプリント（大井）　3着
人気	1人気
騎手	横山武
脚質	差し

8歳ながらも全く衰えは見せず元気いっぱい！
今年は年初に海外遠征があり、その後国内戦では3着以下なしの堅実さ。
クラスター→JCB→カペラステークスは昨年と同じローテですが、今年はクラスターの後に東京盃に出走しているので、昨年よりも1レース多い。

夏以降休みなしで、遠征とレースを繰り返しているので心配なのは疲れがどのくらいあるかということ。

昨年はリメイクに先着を許しましたが、今年はリメイクがいないので、この馬がそう簡単に崩れることはないと思うが、連を外すならここかも。

注目馬2頭目：パウオレ

前走	ながつきステークス（中山）　2着
人気	2人気
騎手	横山武
脚質	先行

新馬戦では負けたものの、未勝利戦突破から現在まで3着以下なし。
1勝クラスでは3着2回と足踏みしましたが、その後は3連勝で一気にオープン入りしています。

ダートの3勝クラス、OPレースは層が非常に厚いので、ここはタガノクリステルの2着に終わりましたが、重賞初挑戦とはいえ、前走のながつきステークスと同じメンバーが数多く揃うこのレース。

2戦目でオープン勝利はかなり可能性が高いでしょう。

注目馬3頭目：タガノクリステル

前走	藤森ステークス（京都）　7着
人気	3人気
騎手	未定
脚質	先行

オープン入りしてから4戦。2戦目は交流重賞のスパーキングレディースカップで3着と好走しています。その次にながつきステークスを初勝利。

オープンの流れに慣れてきているのは確実、人気になった前走の大敗は道中のアクシデントが大きく影響したため、これは無視してもいいでしょう。

牝馬で斤量の恩恵があるので、重馬場で足抜きがよくなれば、大楽勝もあり。

キサラギの本命馬です！

過去データではわからないキサラギの分析

危険な人気馬：リュウノユキナ

昨年と同じローテーションで走りは安定しているが、やはり8歳という高齢馬。秋3戦目というのはかなり疲労も出てくるのではないか？3着以下になることはないと思いますが、連を外す可能性はあり。

キサラギの特注穴馬指名：オメガレインボー

オープンに上がってから1400のレースが続き、前走はスプリント戦の流れについていけず惨敗。今回はスプリント2戦目、横山和騎手で7枠はかなり期待大。

2023年カペラステークスまとめ

本命候補のパウオレが除外のため、ほぼ2強の争いかなと思っています。

タガノクリステルとリュウノユキナですが、まだ4歳で伸び盛り、枠もいいところに入ったタガノクリステルを本命にします。

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