ブルーバードカップの予想を無料公開！本命はアンモシエラ

2024年1月17日船橋競馬場ではJPN3重賞ブルーバードカップが開催されます。
2024年ダートレース改変で、今年から中央、地方を統合してダートクラシック三冠馬を目指す優駿たち。2024年最初に行われるのが、ブルーバードカップです。

JRA馬が参戦する地方交流重賞となり、今までのデータがどこまで通用するのか？

2歳戦で好成績を残した地方馬も出走するものの、やはりJRA馬とは差があるのは事実。
しかし、3着なら人気薄の地方馬が滑り込む可能性はあり得ます。

キサラギの本命は中央からのアンモシエラ。
鞍上坂井瑠星騎手とともに、最初にダートクラシック獲りに名乗りを上げるのはこの馬！

以上のポイントがわかるようになっています！5分程度で読み終える記事になりますので、是非馬券検討の参考にしてください！

ブルーバードカップとは

浦和競馬場で開催される地方重賞競走。
2024年からのダートレース体系改変のため、昨年は開催されていません。

今年からJRA所属馬も出走可能となり、過去のレースとは一変することは確実です。
今年から距離も延長され、ダート1800mに変更。クラシック第一弾の羽田盃と同じ距離になったこのレースを制すれば、賞金加算でほぼ羽田盃は出走可能となります。

ブルーバードカップ概要

開催日時	2024年1月17日　船橋11レース
開催競馬場	船橋競馬場
コース	ダート1800メートル
レースグレード	JPN3
出走条件	3歳
負担重量	別定戦
賞金	1着2000万円

船橋競馬場1800mコース

引用：Keiba.co.jp

船橋競馬場を1周するダート1800mは、地方競馬にしては長距離の部類に入ります。スタートからコーナーまでは十分に直線の距離があること、ほとんどの馬が経験したことのない距離を走るので、ペースはスローになりがちで逃げ先行馬がかなり有利になるコースです。

ブルーバードカップ近5年の優勝馬

開催年	馬名	斤量	騎手	単勝オッズ	人気
2022年	ロマンスグレー	57.0㎏	左海	1.8	1人気
2021年	オークハンプトン	55.0㎏	森泰斗	10.7	5人気
2020年	デスティネ	56.0㎏	森泰斗	4.4	2人気
2019年	レオズハウライト	56.0㎏	本田	3.8	2人気
2018年	デイジーカーニバル	55.0㎏	石崎駿	1.4	1人気

2022年のブルーバードカップ

着順	馬名	騎手	人気
1着	ロマンスグレー	左海	1人気
2着	ランディスシティ	笹川翼	2人気
3着	フレッシュグリーン	矢野	9人気

キサラギの予想※1/16更新

ブルーバードカップ2024の予想

• ◎アンモシエラ
• 〇バロンドール
• ▲バハマフレイバー
• △エコロガイア
• △カプセル
• △ブラックバトラー

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出走予定馬と想定オッズ

2024年1月16日12時時点の出走予定馬

馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	所属	単勝オッズ	人気
1	アンモシエラ	牝3	55.0kg	坂井瑠星	JRA	2.8	2人気
2	ブラックバトラー	牡3	57.0kg	矢野貴之	門別	４.5	3人気
3	バロンドール	牡3	57.0kg	横山典弘	JRA	2.2	1人気
4	エコロガイア	牡3	57.0kg	笹川翼	JRA	10.6	4人気
5	ソレナ	セ3	57.0kg	澤田龍哉	船橋	76.1	8人気
6	キタノヒーロー	牡3	56.0kg	張田昂	船橋	131.0	9人気
7	カプセル	牡3	57.0kg	落合玄太	門別	35.2	7人気
8	バハマフレイバー	牡3	57.0kg	森泰斗	船橋	17.0	5人気
9	ウルトラノホシ	牡3	57.0kg	石川倭	佐賀	22.0	6人気

過去10年の傾向をデータ分析

馬連平均配当11倍台の固いレースがJRA馬参戦でさらに固くなる

【ブルーバードカップ過去10年の馬券配当傾向】

馬連平均配当	3連複平均配当	3連単平均配当	馬連最高配当	3連単最高配当
1,140円	3,090円	14,480円	2,900円	41,470円

過去10年の馬連最高配当が20倍台で、平均11倍と地方重賞の中でも特に固いレース。
今年からはJRA馬が参加する地方交流重賞になっており、さらに固いレースになると予想しています。

唯一の救いは3連単の配当が少しだけ高いこと。3着に人気薄というのは地方交流ではよくあることなので、このレースで一番重要なのは3着の人気馬を的中させることでしょう。

JRA馬が3頭出ていますが、この3頭では決まらないとは思っています。
もし、これで決まれば3連複は2倍台になりそう・・・・

1番人気連対率は90％！JRA馬の上位人気はまず崩れない

【ブルーバードカップ過去10年で飛んだ1番人気馬】

開催年	着順	馬名	騎手	単勝オッズ	前走
2020年	4着	ドイテー	御神本	1.8	京浜盃（大井）11着

過去10年で飛んだ1番人気馬は1頭。
2020年のドイテーが単勝1.8倍で4着に沈んでいます。
この年は、天候が悪くドイテーはデビューから6戦中5戦が稍重以上の馬場でした。
当日も不良馬場となっていたので、重との相性も考慮してこれだけ抜けた1番人気になっていました。

開催時期が京浜盃の後で、レベルの高いクラシック前哨戦で大敗しても、メンバー落ちの中で力は上位と見られていました。

今年はJRA馬が参戦するので、1、2番人気はJRA馬になるでしょう。
過去10年で1番人気の連対率が90％と本当に固いレースなので、ここは1番人気のJRA馬を軸にするのがいいと思っています。

3連単の3着に5～8番人気の馬を流しておくのがポイント

【過去10年のブルーバードカップ穴馬】

開催年	人気	着順	馬名	所属	斤量	騎手
2022	9人気	3着	フレッシュグリーン	川崎	57	矢野貴
2021	8人気	3着	パラダイムチェンジ	川崎	55	左海誠
2017	7人気	3着	キャンドルグラス	船橋	55	笹川翼
2016	7人気	2着	ワールドプリンス	浦和	56	笹川翼

3着人気薄の穴実績は7～8番人気の馬が多いです。
笹川騎手が過去10年で2頭穴馬を上位に持ってきているので今年も注目。
JRA馬の中では人気薄になると予想されるので3着の穴候補には向いているのではないかと見ています。

騎手別実績では森泰斗騎手が断然トップ！今年も騎乗馬には注目

【ブルーバードカップ騎手別勝利数】

順位	騎手名	ポイント
1位	森泰斗	70pt
2位	矢野貴	52pt
3位	御神本	48pt
4位	笹川翼	40pt

過去10年のブルーバードカップでの勝利数、連対数、複勝数を数値化して、上位騎手をランキングにしてみました。1位の森泰斗騎手は圧倒的な実績で抜けた1位。

勝利数2回、3着以内5回の安定感。3着以内率5割なので、このレースでも出走してくれば軽視はできない騎手。

2位の矢野騎手よりも御神本騎手の方が勝利数は多いですが、連対数と近年の成績を加味して矢野騎手を上位にしております。

地元船橋所属馬が他を寄せ付けない単独トップ！今年は3着に船橋を入れる3連単が面白い

【ブルーバードカップ所属別連対数】

所属	1着	2着
船橋	8回	7回
大井	2回	2回
大井	2回	2回
浦和	0回	1回

過去10年の結果では勝利数、連対数ともに地元船橋が圧倒的な実績。
2位の大井を大きく離しています。浦和所属馬は2着が1回、川崎所属馬は過去10年で連対したことは1度もありません。

今年からJRA馬が出走してくるので勢力図は大きく変わる可能性はありますが、地元船橋の馬が3着以内に入る可能性は非常に高いのではないかと思っています。

ブルーバードカップ2024の注目馬3頭

• バロンドール
• アンモシエラ
• バハマフレイバー

注目馬1頭目：バロンドール

前走	2歳1勝クラス（阪神）　1着
人気	2人気
騎手	横山典
脚質	差し

アンモシエラと同様に芝への適正を試したエリカ賞では7着と大敗。ダート路線へ戻し、クラシックを狙います。力的にはアンモシエラとほぼ変わらないと思いますが、先行力があるのはアンモシエラの方なので、末脚がいかせる展開にならなければ、船橋競馬場ではやはりあちらの方が有利かと思います。

2頭とも未勝利を勝ち上がったときの2着はルディック、バロンドールは2着に1.0秒差をつけて勝利しましたが、アンモシエラはさらに着差をつけた1.2秒差。牡牝の差でこの時期では牝馬の方が2㎏軽いということもあり、アンモシエラの対抗でいきます。

注目馬2頭目：アンモシエラ

前走	ホープフルステークス（中山）　15着
人気	1人気
騎手	坂井瑠
脚質	先行

前走は芝G1ホープフルステークスに果敢にチャレンジしましたが、結果は15着。藤田菜七子騎手が鞍上ということで話題になりましたが、やはり芝よりもダートの方が適正が高そう。

それでも最終コーナーまでは2番手追走と流れに乗ることができて、スピードに関しては相当期待できる馬です。デビュー以来ダート1800では連を外したこともないので、距離適性も十分。

現在、1番人気に支持されていますが、敵となるのはバロンドールくらいだと思うので、ここはキサラギの◎本命にします！

注目馬3頭目：バハマフレイバー

前走	ホープフルステークス（中山）15着
人気	1人気
騎手	ルメール
脚質	先行

平和賞では2人気に支持されましたが10着と大敗。スタートで後手を踏んだので走る気を失くした感じです。自走のチバテレビ盃では2着に1.0秒差をつける圧勝で、先行すればやはり強さを発揮できる馬と再認識しました。

今回は外枠発走なので、やはり鍵となるのはスタート。すんなりスタートが切れれば先行して粘りこみパターンも狙えます。JRA馬3頭のうち笹川騎手のエコロガイアは、距離に不安があるので、こちらの方を船橋一番手として重視します！鞍上の森騎手がまた絡んできそう！

ブルーバードカップ注目の騎手ピックアップ

注目騎手1人目：笹川翼騎手

名前	笹川翼
所属	船橋
年齢	29歳
2023年度成績	314勝（全国リーディング2位）
2023年主な獲得タイトル	JBCスプリント　さきたま杯　クイーン賞

2023年はリーディングも射程圏内にありましたが、最後は吉村騎手に24勝差をつけられて2位に終わりました。

2020年からベスト5らへんをウロウロしていましたが、ようやく突き抜けた感があります。今年はグレードレースを3つ獲得。さきたま杯、JBCスプリントを優勝したイグナイターとの出会いが大きかったのではないかと思います。

2022年のブルーバードカップは2着と惜しい成績でしたが、今年はJRA所属馬に騎乗決定。上位人気が予想されますが、地元船橋競馬場を熟知しているのでアドバンテージは大きいです。

注目騎手2人目：落合玄太騎手

名前	落合玄太
所属	門別
年齢	25歳
2023年度成績	164勝（全国リーディング14位）
2023年主な獲得タイトル	金沢スプリントカップ　瑞穂賞　ジュニアグランプリ

2018年デビュー。

2年目からは門別競馬リーディングの上位成績を収めている期待の若手騎手。
昨年2023年はデビュー5年目で通算500勝達成。ベテラン騎手を押さえて北海道リーディングに輝いています。

南関東や他地方へも積極的に遠征し、勝利を積み重ねており、連対率20％超えは石川倭騎手と並んで北海道所属では2人だけ。

冬季は門別競馬場が閉鎖となるため、南関東での騎乗がメインになりますが、人気上位の馬ならば信頼できる騎手として馬券の軸にするには最適でしょう。

過去データではわからないキサラギの分析

2024ブルーバードカップの危険な人気馬：エコロガイア

2強の一騎打ちムードの中で3番手に支持されています。やはり1200戦しか勝利がないのは不安材料。父のSpeightstownはマテラスカイや、モズスーパーフレアとスプリントを得意とする産駒が多いので、ここで1800m戦はかなり不安。

船橋所属の笹川騎手がどんな乗り方をするか注目ですが、印は△までで

キサラギの特注穴馬指名：ブラックバトラー

JBC2歳優駿では3着とはいうものの、2着からは8馬身差。やはりJRA馬との力の違いはありますが、地方馬同士の中では実力は屈指。今回は船橋のバハマフレイバーとともに、3着狙いで△をつけます。

2024年ブルーバードカップまとめ

今年から大きく変わるブルーバードカップ。過去10年のデータではJRA所属馬が出走していないため、あまり参考にならないかもしれませんが、地元の船橋所属馬が地方馬では最先鋒であることは今年も変わらなそう。

アンモシエラとバロンドールの一騎打ちの可能性が高いので、この2頭の馬連はがっちり押さえて、3着に△を入れた3連単馬券で勝負します！

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