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【朝日杯フューチュリティステークス2024 予想】出走予定馬・過去の傾向を公開

更新日:
朝日杯フューチュリティステークス

朝日杯フューチュリティステークスは、2歳馬のマイル王を決めるG1レースです。

今年は阪神競馬場リフレッシュ工事のため、京都芝1600mで行われます。

過去の朝日杯フューチュリティステークスで印象的だったレースといえば、2017年のダノンプレミアムが勝った年。

【動画】2017年 朝日杯フューチュリティステークス

楽々先行したダノンプレミアムは、川田騎手が少し仕掛けただけで、後にマイルCSを制すステルヴィオを3馬身半突き放したのです。

朝日杯の中でも、最もインパクトのある勝ち方でした。

今年は、新潟2歳Sを制したトータルクラリティ、サウジアラビアロイヤルカップで全頭をごぼう抜きしたアルテヴェローチェ、京王杯2歳S勝利のパンジャタワーなど、面白いメンバーが揃いそうです。

毎年熱いレースが繰り広げられる当レース。

今年は一体どんなレースになるのでしょうか。


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朝日杯フューチュリティステークス2024年の想定馬・想定騎手

想定出走馬、想定騎手に加え、一言ずつ解説していきます。

トータルクラリティ

競走馬情報

牡2 父:バゴ
想定騎手:北村友 前走:新潟2歳S1着

新潟2歳ステークスは、完全にコートアリシアンの勝ちレースだったにもかかわらず、競りかけられてまた突き放すという、異次元の強さを披露しました。

バゴ産駒でこの競馬ができる馬は、非常に強いです。

今年は京都ですが、同じバゴ産駒のステラヴェローチェも朝日杯で2着しており、舞台に問題は一切ないでしょう。

アルテヴェローチェ

競走馬情報

牡2 父:モーリス
想定騎手:武豊 前走:サウジRC1着

サウジアラビアロイヤルカップでは、ほぼ最後方から全ての馬を差し切るという競馬を見せました。

ただ、同レースは2023年のコンバデカーブースもやっていたレース。

京都の追い込みは最強クラスの武豊騎手は怖いですが、勝ち方に惑わされない方が良い気もします。

加えて、モーリス産駒はこの舞台は非常に危険です。

2023年のシュトラウスを見る限り、積極的に買える馬ではありません。

アルレッキーノ

競走馬情報

牡2 父:ブリックスアンドモルタル
想定騎手:未定 前走:サウジRC5着

新馬戦で負けたクロワデュノールが東スポ杯で強い勝ち方を見せましたが、この馬はサウジアラビアロイヤルカップで5着。

ブリックスアンドモルタル産駒というのも大舞台では期待できず、もしルメール騎手が乗ったとしてもかなり厳しい戦いが待っていそうです。

パンジャタワー

競走馬情報

牡2 父:タワーオブロンドン
想定騎手:松山 前走:京王杯2歳S1着

距離延長となりますが、前走も距離延長で勝利。

タワーオブロンドン産駒の距離適性はおそらく短距離と考えられますが、データがないためなんとも言えません。

京王杯2歳ステークスも、そこまでレベルが高かったとは思えず、来ても2~3着でしょうか。

朝日杯フューチュリティステークス2024の基本情報

ホープフルステークスができ、その存在価値が脅かされている朝日杯フューチュリティステークス。

2023年は、デイリー杯2歳ステークスを勝利し当レースに臨んだジャンタルマンタルが、川田騎手らしい先行競馬で1馬身半をつけ優勝。

同じような競馬でNHKマイルカップも優勝し、マイルでは同年代に敵なしという姿を見せました。

この朝日杯フューチュリティステークスは、長年「ダービーには繋がらないレース」とされていました。

しかし、2021年に勝利したドウデュースは、2022年のダービーを勝利。

三冠馬・ナリタブライアン以来となる、朝日杯馬のダービー制覇を果たしたのです。

そんなドウデュースは、先日、天皇賞・秋を勝利し、G1・4勝馬となりました。

ドウデュースは、ナリタブライアンやミホノブルボンにも負けないくらいの朝日杯馬として、今後名を残していくことでしょう。

朝日杯フューチュリティステークスってどんなレース?

朝日杯フューチュリティステークスの前身レースは、1949年に創設された牡馬混合の阪神3歳ステークスです。

当初は中山芝1100m、1200mで行われていましたが、1962年より中山芝1600mとなり、長年2歳チャンピオンを決める戦いとして施行されてきました。

1991年に阪神ジュベナイルフィリーズができたため、1991年~2003年までは牡馬・せん馬限定レースでしたが、2004年からは牝馬にも開放されます。

ただ、「中山マイルでは紛れが多すぎる」ことと、「ホープフルS新設」という理由で、2014年より阪神競馬場に場所が移されることとなりました。

そして、2017年から中山芝2000mの2歳戦・ホープフルステークスがG1昇格を果たし、朝日杯の存在意義が問われる事態となります。

しかし、それ以降の朝日杯勝ち馬は、ダービー馬のドウデュースを筆頭に、香港G1勝利のアドマイヤマーズ、皐月賞・ダービー2着のサリオス、阪神C制覇のグレナディアガーズ、NHKマイルカップ馬のジャンタルマンタルなど、ドルチェモア以外は強い馬を輩出し続けています。

このように、朝日杯フューチュリティステークスは、ホープフルステークスができた後も、今後の競馬界を占う上で非常に重要なレースとなっているのです。

朝日杯フューチュリティステークス2024年予想に必要なデータ

ここでは、朝日杯フューチュリティステークスの過去の傾向など、予想に必要なデータを紹介します。

朝日杯フューチュリティステークス 過去10年の結果

すべて阪神芝1600m

馬名騎手血統
23良1ジャンタルマンタル牡2川田将雅1Palace Malice
2エコロヴァルツ牡2武豊4ブラックタイド
3タガノエルピーダ牝2団野大成5キズナ
22良1ドルチェモア牡2坂井瑠星1ルーラーシップ
2ダノンタッチダウン牡2川田将雅2ロードカナロア
3レイべリング牡2横山武史3Frankel
21良1ドウデュース牡2武豊3ハーツクライ
2セリフォス牡2C.デムーロ1ダイワメジャー
3ダノンスコーピオン牡2松山弘平4ロードカナロア
20良1グレナディアガーズ牡2川田将雅7Frankel
2ステラヴェローチェ牡2横山典弘2バゴ
3レッドベルオーブ牡2福永祐一1ディープインパクト
19良1サリオス牡2R.ムーア1ハーツクライ
2タイセイビジョン牡2武豊2タートルボウル
3グランレイ牡2池添謙一14ルーラーシップ
18良1アドマイヤマーズ牡2M.デムーロ2ダイワメジャー
2クリノガウディー牡2藤岡佑介9スクリーンヒーロー
3グランアレグリア牝2C.ルメール1ディープインパクト
17良1ダノンプレミアム牡2川田将雅1ディープインパクト
2ステルヴィオ牡2C.デムーロ3ロードカナロア
3タワーオブロンドン牡2C.ルメール2Raven’sPass
16良1サトノアレス牡2四位洋文6ディープインパクト
2モンドキャンノ牡2M.バルザローナ7キンシャサノキセキ
3ボンセルヴィーソ牡2松山弘平12ダイワメジャー
15良1リオンディーズ牡2M.デムーロ2キングカメハメハ
2エアスピネル牡2武豊1キングカメハメハ
3シャドウアプローチ牡2中谷雄太11ジャングルポケット
14稍1ダノンプラチナ牡2蛯名正義1ディープインパクト
2アルマワイオリ牡2勝浦正樹14マツリダゴッホ
3クラリティスカイ牡2岩田康誠3クロフネ

朝日杯フューチュリティステークス 過去の傾向

朝日杯フューチュリティステークスの過去10年の傾向を見ていきましょう。

1番人気はイメージ以上に来やすい

1番人気は5-2-2-1と、連対率70%、複勝率90%と、1番人気は極めてよく来ます。

そのため、1番人気になっている馬は、無条件で買い目に入れなくてはなりません。

極論を言えば、あのドルチェモアですら1番人気で当レースを勝利しています。

そのことからも、1番人気になった時点で印は絶対につけなくてはなりません。

逃げはめったに来ない

朝日杯フューチュリティステークスで逃げが馬券になったのは、2016年のボンセルヴィーソのみ。

他は連対すらありません。

2歳戦であるため、ここで変に逃げ、おかしな癖がつくのを避ける騎手が多いのが原因でしょう。

そのため、逃げ宣言をしている陣営の馬は、軽視するのがおすすめです。

前走サウジRC、ベゴニア賞組が強いが、不気味な前走新馬組

朝日杯フューチュリティステークスでは、サウジRCを経由した馬の成績が非常に良いです。

成績は、3-2-1-5で、複勝率は50%を超えています。

また、ジャパンカップ当時に行われる、1勝クラスの東京マイル戦・ベゴニア賞は、ダノンプラチナ、サトノアレスと勝ち馬を2頭輩出しています。

そもそも、ベゴニア賞から当レースは中2週となるため、出走させてくる陣営は相当自信をもって出してくるのでしょう。

そして、不気味なのは前走新馬組です。

新馬から当レースを勝利したのは、エピファネイアの弟であるリオンディーズのみですが、最近は2022年3着のレイベリング、2023年3着のタガノエルピーダと、2年連続で馬券に絡んでいます。

そのため、新馬から出走してくる馬は、勝ち方をちゃんと見て判断する必要があります。

キャリア5戦以上の馬は無条件で消し

朝日杯フューチュリティステークスでは、当レースまでに5戦以上走った馬の3着以内はありません。

キャリア2~3戦以内の馬が当然多いですが、阪神JFと違い、4戦の馬も何度か馬券になっています。

ただ、5戦以上だと25頭中馬券内はゼロであるため、予想の時短としてこのデータを用いることをおすすめします。

勝ち馬は前走1着馬のみ!

当レースの勝ち馬は、前走1着になった馬のみです。

前走2着以下に負けた馬は、過去10年で頭で来たことはありません。

そのため、単勝や3連単の頭固定を買う場合は、前走1着馬から軸を絞ることをおすすめします。

1枠がやたら強い

当レースは、1枠が4勝を挙げており、明らかな内有利となっています。

そのため、外枠に行くにつれて成績が悪くなるのですが、8枠に関しては、なぜか2勝を挙げています。

ただ、その2勝以外は馬券に絡んでもおらず、完全にピンかパーです。

ちなみに、その2頭はリオンディーズとサトノアレスで、両方最後に差してきた馬です。

そのため、末脚自慢が8枠に入ったならば、決め打ちで狙うのもありかもしれません。

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