今回は2024年4月13日(土)阪神11Rに開催されるアーリントンCのデータや傾向から予想を行います。
・アーリントンCはどんなレースなのか知りたい。
・過去のデータや追い切り情報から好走しそうな馬を調べたい。
・今すぐ予想が欲しい!
1つでも当てはまる人は、ぜひこの記事を読んで予想の参考にして下さい。
また、週末には追いきり情報も追加して、最終予想を更新中です。
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目次
アーリントンC2024
- 2024年4月13日(土)阪神11R
- アーリントンC(GⅢ)3歳オープン(馬齢)
- 芝1600m
1992年、阪神競馬場がアーリントンパーク競馬場と提携を結んだのを記念して、ペガサスSを改称し、誕生しました。
アーリントンパークは、かつてアーリントンミリオンが行われていましたが、所有するチャーチルダウンズ社が売却を決定し、2021年9月に廃止され、その名は日本の重賞競走に残ることとなりました。
NHKマイルCトライアルとして2018年から4月に移設され、関西の有力馬が集う一戦となりました。
アーリントンCコース情報
「総合力必須!マイラー資質を問われる」阪神芝1600m
向正面のやや2コーナー寄りに設置されたゲートからスタート。3コーナーまでは400m超。先行争いが激しくなることは少ないものの、その分、ポジション争いは厳しく、3コーナー手前でゴチャつく場面もみられます。
ペースが緩めば、折り合いを欠くこともあり、ここでの消耗が最後の急坂で響きます。最後の直線はBコースで476.3m。横に広がった競り合いから抜け出す馬はどの馬か。急坂で一変する攻防は見ごたえたっぷりです。
アーリントンC出走馬の情報
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 厩舎 |
---|---|---|---|---|---|
1枠 | 1 | ポッドテオ | 牡3 | 北村宏 | 美浦畠山 |
1枠 | 2 | アレンジャー | 牡3 | 横山典 | 栗東昆 |
2枠 | 3 | ディスペランツァ | 牡3 | モレイラ | 栗東吉岡 |
2枠 | 4 | シンドリームシン | 牡3 | 浜中 | 栗東武幸 |
3枠 | 5 | シヴァース | 牡3 | 川田 | 栗東友道 |
3枠 | 6 | グローリーアテイン | 牡3 | 松山 | 美浦金成 |
4枠 | 7 | チャンネルトンネル | 牡3 | 坂井 | 栗東福永 |
4枠 | 8 | タイキヴァンクール | 牡3 | 幸 | 栗東中尾 |
5枠 | 9 | ワールズエンド | 牡3 | ムルザバエ | 栗東池添 |
5枠 | 10 | トップオブザロック | 牡3 | Mデムーロ | 栗東石坂 |
6枠 | 11 | セレスト | 牡3 | 川端 | 栗東羽月 |
6枠 | 12 | アスクワンタイム | 牡3 | 松若 | 栗東梅田 |
7枠 | 13 | ジュンヴァンケット | 牡3 | 岩田望 | 栗東友道 |
7枠 | 14 | ケイケイ | セ3 | 岩田康 | 美浦杉浦 |
8枠 | 15 | オフトレイル | 牡3 | 武豊 | 栗東吉村 |
8枠 | 16 | タガノデュード | 牡3 | 古川吉 | 栗東宮 |
重賞善戦馬は、きさらぎ賞3着シヴァースが目立つぐらい。今年は1、2勝目をあげたばかりの昇級馬が目立つ組み合わせになります。
各馬、GⅠ出走に必要な賞金と出走権を獲得しなければならず、例年以上に激戦必至です。
■注目の重賞レース記事
過去10年の傾向とデータ分析
次にアーリントンCの過去10年間のデータと傾向を紹介します。
アーリントンC人気別成績
人気 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 4 | 0 | 0 | 2 | 66.7% | 66.7% | 66.7% |
2番人気 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
3番人気 | 0 | 1 | 0 | 5 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
4番人気 | 0 | 2 | 2 | 2 | 0.0% | 33.3% | 66.7% |
5番人気 | 1 | 0 | 1 | 4 | 16.7% | 16.7% | 33.3% |
6番人気 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
7番人気 | 0 | 2 | 1 | 3 | 0.0% | 33.3% | 50.0% |
8番人気 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
9番人気 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
10番人気以下 | 1 | 1 | 1 | 40 | 2.3% | 4.7% | 7.0% |
1番人気が6回中4回を勝ちました。ただし、前走朝日杯FS3着以内2勝、同3着で共同通信杯7着ダノンスコーピオンなど、2歳GⅠで好走した馬たちがほとんどです。
今年は朝日杯FS上位組がマイル路線に向かわず、若干、人気通りとはいかない予感がします。
アーリントンC過去三連単の配当
年度 | 三連単 | 配当金 |
---|---|---|
2019年 | ⑨→⑩→⑪ | 1,361,140円 |
2020年 | ⑥→⑩→⑨ | 8,210円 |
2021年 | ⑨→⑩→⑫ | 215,700円 |
2022年 | ⑩→⑭→① | 22,540円 |
2023年 | ⑥→④→① | 42,710円 |
過去5年の平均配当は330,060円です。19年136万馬券が平均を大きく押し上げています。それでも三連単4ケタは1度にとどまり、どの年も人気通りとはいきません。今年も波乱への期待値は高く、できるだけ手広く攻めたいですね。
アーリントンCキャリア別成績
キャリア | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2戦以下 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
3戦 | 1 | 0 | 2 | 12 | 6.7% | 6.7% | 20.0% |
4戦 | 2 | 3 | 1 | 13 | 10.5% | 26.3% | 31.6% |
5戦 | 3 | 1 | 2 | 17 | 13.0% | 17.4% | 26.1% |
6戦 | 0 | 1 | 1 | 9 | 0.0% | 9.1% | 18.2% |
7戦以上 | 0 | 1 | 0 | 18 | 0.0% | 5.3% | 5.3% |
キャリアは4、5戦の勝率が高く出ています。最少キャリアでここまで運んでくる馬より、経験をそれなりに積んできた馬が優勢です。
新馬で敗れ、未勝利に回っても、すぐに勝ち上がり、その後、1勝クラスや重賞で揉まれ、身につけた逞しさがトライアルで活きるといったイメージです。
アーリントンC枠番別成績
枠番 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 0 | 1 | 2 | 7 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
2枠 | 0 | 1 | 0 | 9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
3枠 | 1 | 0 | 0 | 9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
4枠 | 0 | 0 | 0 | 11 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
5枠 | 5 | 2 | 0 | 5 | 41.7% | 58.3% | 58.3% |
6枠 | 0 | 0 | 2 | 10 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
7枠 | 0 | 2 | 2 | 12 | 0.0% | 12.5% | 25.0% |
8枠 | 0 | 0 | 0 | 16 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
枠番別では5枠が6回中5勝とかなり強力です。このうち1番人気4頭ですが、12番人気イベリスも含まれています。
2着は7番人気カテドラル、10番人気リッケンバッカーと人気薄の上位進出もあり、注目です。
多頭数の競馬では、内枠や外枠といった極端な枠だと不利やロスが大きくなる傾向があるため、最終的には真ん中がいいということはよくあります。
内外の出方をみながら、不利を受けにくい位置をとれる利点が混戦で活きるようです。
アーリントンC脚質別成績
位置取り | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 1 | 0 | 0 | 5 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
先行 | 1 | 3 | 4 | 19 | 3.7% | 14.8% | 29.6% |
中団 | 2 | 2 | 1 | 30 | 5.7% | 11.4% | 14.3% |
後方 | 2 | 1 | 1 | 25 | 6.9% | 10.3% | 13.8% |
位置取りをみると、好位勢が勝ち切れず、中団、後方が優勢で差しが決まります。
トライアルレースでは、出走権を巡る争いのなかで、思わぬオーバーペースも発生するため、外回りと急坂を味方に差し馬台頭のシーンがあります。
逃げ切りは12番人気イベリスのみ。このときは前後半800m47.4-46.8のスローペース。
上がり34.4でまとめました。上位人気がそろって好位、中団で伸びきれず、そのスキをついたものでした。
2、3着は後方待機馬なので、これこそ展開のアヤというものでした。
アーリントンCの重要な予想ポイント
アーリントンCの予想をする前に重要なポイントを押さえておきましょう!
ポイント① キャリア5戦、GⅠ、GⅡ
キャリア別で紹介した好走ゾーンのなかでも、5戦に注目しましょう。単勝回収値が184と高く、イベリスもこのゾーンでした。
キャリア5戦のなかでも前走重賞だった馬は3-0-0-7。GⅢ0-0-0-6を引き、GⅡ、GⅠに限ると3-0-0-1です。
- アスクワンタイム
ポイント② 条件戦より重賞
前走成績では条件戦0-3-4-51に対し、重賞は6-3-2-21。やはりトライアルで結果を残すためには重賞経験は大切です。
前走重賞3着以内は2-1-2-6。重賞好走は大きなアドバンテージでしょう。
- シヴァース
ポイント③ 前走条件戦は距離が大事
前走条件戦のうち、前走がマイル戦だと0-2-1-30。このうち関西圏のマイル戦は0-2-1-9。
関東圏と中京が0-0-0-21。前走条件戦、関西圏のマイル戦1着は0-2-1-6です。
- オフトレイル
- ジュンヴァンケット
- ディスペランツァ
- ワールズエンド
アーリントンC追い切りベスト3
アーリントンCの追い切りベスト3をご紹介します!
第3位 チャンネルトンネル
- 栗東坂路 53.5-38.5-15.6-12.9
前走後、転厩し、栗東福永祐一厩舎へ。そのまま在厩でリフレッシュさせ、速い時計は1週前から。
坂路52.4、ラスト2ハロン12.4-12.3としっかり動かして息を作りました。
最終追い切りは古馬1勝クラスと坂路で併せ馬を敢行。2馬身半追走から馬なりで併入へ持ち込んでいます。
3ハロンすべて12秒台でまとめるなど素軽さを感じる走りはマイルでの変わり身に期待できます。
第2位 アスクワンタイム
- 栗東坂路 54.6-38.0-24.6-11.8
GⅠ大敗後は放牧休養。3月初めに帰厩後、坂路でしっかり体力を鍛えられてきました。
2週前はウッドで5ハロン67.6、ラスト2ハロン12.1-11.6と末脚強化を図りました。
1週前は坂路へ戻し、50.8と非常に速い時計を叩き出し、スタミナ強化の成果を感じさせました。
今週も一杯に追われ、54.6、ラスト11.8とまとめており、休み明けですが、動ける状態にあります。
第1位 オフトレイル
- 栗東坂路 53.3-38.8-25.3-12.5
前走後は約1カ月放牧に出て、3月下旬に帰厩。坂路主体に乗られ、2週前は53.0、ラスト2ハロン12.4-12.3と我慢強い走りをみせました。
1週前はウッドで武豊騎手が騎乗し、折り合いと末脚強化に重点を置き、5ハロン64.6、ラスト2ハロン11.5-11.3と切れ味を感じる走りを披露しました。
最終追い切りは坂路で終い重点ながら53.3とこの馬としては速い時計を出しました。
先週のウッドから今週の坂路へのつながりのよさは魅力です。
アーリントンCの有力馬
いよいよレース目前!
データ分析を行った結果から、アーリントンC2024の有力馬をご紹介します。
ディスペランツァ
ひとつ上の兄は共同通信杯を勝ち、皐月賞3着ファントムシーフ。
血統から中距離デビューするも、京都2歳S6着、ホープフルS9着と重賞の壁にはね返されました。
そこで休養明けは思い切ってマイルへシフトチェンジ。これが功を奏し、いきなり2勝をあげ、オープン入りを果たしました。
その前走平場戦は前後半800m47.3-46.1、ラスト600m34.2の上がり勝負。
これを4コーナー11番手から上がり33.1で差し切り勝ちと、スケールを感じさせる内容でした。
中距離で使えなかった決め手を繰り出したことで、マイラーとしての確信を得た感もあります。
同舞台のここなら、もはや重賞の壁はありません。
シヴァース
秋の京都新馬戦は1.38.0と時計が遅く、続くきさらぎ賞では8番人気と伏兵評価でしたが、3着と反発しました。
前半1000m通過1.00.2とペースが緩まなかったことを考えると、一旦先頭から3着に粘った脚力は評価できます。
距離短縮でよりスピードを活かす形になれば、最後の踏ん張りも違うはずです。
母ヴィブロス。ハルーワスウィート牝系は成長遅めで、まだまだこれから強くなる可能性が高く、伸びしろを感じます。
ジュンヴァンケット
シヴァースと同じ友道厩舎期待の一頭です。デビューが遅れ、既走馬相手の未勝利戦で初陣を迎えました。
3番人気と人気を背負っていましたが、スタートで遅れ、位置取りは中団後ろ。
スローペースで絶体絶命かと思われましたが、上がり最速33.4の決め手を繰り出し、5馬身差圧勝を飾りました。
次位との差は0秒8もあり、明らかに素質が抜けていました。さて、重賞即通用となるでしょうか。
楚木の激推し穴馬
アーリントンCの穴馬になるであろう注目馬をご紹介いたします。
高配当を狙うためにも、ぜひチェックして下さい。
グローリーアテイン
11月の東京で新馬勝ち。つづく京成杯14着で中距離を諦め、マイル戦へ。
中山の平場3着と距離短縮で再浮上のきっかけをつかみました。
ディスペランツァと同じパターンですが、地味な内容だけに人気にはなりません。
しかし、その前走の勝ち馬はニュージーランドT3着ユキノロイヤル。決して低レベルではありません。
瞬発力にかける馬が多い組み合わせなので、先行力で展開を味方につけられる可能性が高く、侮れません。
母アンナミルトは短距離で5勝をあげたスピード型。強気に先行して、後続の脚を削りにいければ、チャンスありです。
アーリントンC2024最終予想
アーリントンC2024最終予想はこちらです。
◎オフトレイル
〇ディスペランツァ
▲チャンネルトンネル
△アスクワンタイム
△グローリーアテイン
△ジュンヴァンケット
以上がアーリントンC2024の予想となります。
ぜひ、参考にしていただき、アーリントンCを勝ち切りましょう!
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■最近の的中情報
- 12月08日 中山04R 1,088,680円的中
- 12月01日 京都07R 908,050円的中
- 11月24日 東京03R 827,650円的中
- 11月17日 東京10R 977,280円的中
- 11月10日 京都10R 621,520円的中
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