愛知杯の予想を無料公開！本命はミッキーゴージャス

2024年1月13日小倉競馬場では牝馬重賞G3愛知杯が開催されます。

過去10年で万馬券が3回！3連単では400万馬券が出ている大波乱レース。
今年は阪神競馬場の改装のため、中京→小倉競馬場へ開催地が移動。

荒れる重賞がさらに大波乱になる予感！

その中でキサラギが本命にするのはミッキーゴージャス！

条件下を卒業したばかりですが、デビューから6戦4勝。
小倉競馬場での成績は（1-0-0-1）ですが、向こう正面からまくってくるスタイルは
小倉競馬場に合ってると見ています。

川田騎手の継続が決まったので断然の人気になっていますが、初重賞でもここで3着以下になることは考えにくい。1番人気が信頼できず、波乱の多い愛知杯でもこの馬の軸は仕方ないかと予想しています。

紐は人気薄に広く薄く流す馬単勝負！

愛知杯とは

1963年の創設当初は、内国産種牡馬の奨励と保護の策の一環として
内国産馬限定のハンデ戦として開催されていました。

2004年から、牝馬競走体系整備のため牝馬限定戦に出走条件を変更。
各地で行われる年度最初の牝馬限定重賞です。

2024年は阪神競馬場のリフレッシュ工事により、中京競馬場→小倉競馬場で代替開催が行われる予定です。

愛知杯概要

開催日時	2024年1月13日　小倉11レース
開催競馬場	小倉競馬場
コース	芝2000メートル
レースグレード	G3
出走条件	牝馬4歳以上
負担重量	ハンデ戦
賞金	1着3800万円

愛知杯過去5年の優勝馬

年度	馬名	性齢	騎手名	人気
2023年	アートハウス	牝4	川田	2人気
2022年	ルビーカサブランカ	牝5	武豊	4人気
2021年	マジックキャッスル	牝4	戸崎圭	1人気
2020年	デンコウアンジュ	牝7	柴田善	8人気
2019年	ワンブレスアウェイ	牝6	津村	8人気

愛知杯のコース紹介

引用：JRA（小倉競馬場コース）

・コースの特徴
最初のコーナーまでの直線が400mと長いので、先行争いはそれほど激しくならないものの、直線が長い分オーバーペースになる馬も出てくるケースが多い。直線でペースが上がった後は、下り坂になるのでここでさらにペースが上がってしまった場合、後半に失速する可能性が高い。

3コーナー付近に坂があり、ここが勝負のポイント。下り坂でペースを上げて先団との距離を縮めることができなければ短い直線で差し馬が届くのは至難の業。

・主な小倉2000のレース

レース名	勝馬	2023年タイム
小倉記念	エヒト	1:57:8

小倉2000ｍで行われるのはG3の小倉記念のみです。
2023年の小倉記念は、スタートから淡々とした澱みないペースでレースがすすみ。
逃げたテーオーシリウスが2着、最終コーナー2番手のエヒトが1着で完全に前残り決着でした。

内枠の先行馬が1、2着というセオリー通りの結果。今年も超ハイペースにならなければ、内の先行馬が有利なのは間違いないでしょう。

ただし、タイムが1分57秒台とかなり早い決着だったので、持ちタイムがない馬は厳しいかもしれません。

最低でも1分58秒台の持ちタイムは必須かと思います。

2020年の愛知杯プレイバック

京都で開催された3年前のレースプレイバック動画です。

着順	馬名	性齢	騎手	人気
1着	アートハウス	牝4	川田	1人気
2着	アイコンテーラー	牝5	菱田	7人気
3着	マリアエレーナ	牝5	松山	2人気

キサラギの予想※1/12更新

愛知杯2023の予想

• ◎ミッキーゴージャス
• 〇ルージュスティリア
• ▲ウインピクシス
• △エリカヴィータ
• △セントカメリア

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愛知杯出走予定馬と想定オッズ

2024年1月12日12時時点の出走予定馬

馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	単勝オッズ（人気）
1	グランスラムアスク	牝5	53	丸山	53.5 (12人気)
2	コスタボニータ	牝5	55	鮫島駿	8.4 (2人気)
3	タガノパッション	牝6	53	菱田	25.5 (8人気)
4	ウインピクシス	牝5	55	松岡	11.8 (4人気)
5	アレグロモデラート	牝5	51	富田	23.6 (6人気)
6	ミスフィガロ	牝6	52	藤岡康	37.7 (11人気)
7	ルージュスティリア	牝5	54	モリス	12.4 (5人気)
8	ローゼライト	牝6	53	幸	25.5 (9人気)
9	エニシノウタ	牝6	51	永島	79.3 (13人気)
10	エリカヴィータ	牝5	55	佐々木	30.3 (10人気)
11	セントカメリア	牝5	54	西村淳	8.8 (3人気)
12	ミッキーゴージャス	牝4	54	川田	1.7 (1人気)
13	フラーズダルム	牝6	54	斎藤	24.6 (7人気)
14	テリオスマナ	牝6	49	藤懸	79.9 (14人気)

過去10年の傾向をデータ分析

過去10年で万馬券3回！馬連平均配当が100倍超のレース

【愛知杯過去10年の配当傾向】

馬連平均配当	3連複平均配当	3連単平均配当	馬連最高配当	3連単最高配当
12,590円	93,180円	589,430円	58,120円	4,712,080円

過去10年で万馬券が3回！その中でも2013年は12人気→14人気→13人気で決着し、3連単は400万円を超える特大の波乱になっています。

馬連10倍以下の決着が1度もないレースなので、愛知杯では最低でも馬連50倍以上じゃないと当たった気がしませんね。

重賞実績がない1番人気馬は危険

【愛知杯で連対した1番人気馬】

年度	馬名	騎手	単勝オッズ	前走
2022年	アンドヴァラナウト	松山	2.9倍	秋華賞（阪神）　3着
2021年	センテュリオ	ルメール	4.0倍	エリザベス女王杯（京都）　5着
2020年	センテュリオ	ルメール	2.9倍	エリザベス女王杯（京都）　4着
2018年	マキシムドパリ	藤岡佑	2.9倍	中日新聞杯（中京）　5着
2016年	シュンドルボン	大野	4.0倍	エリザベス女王杯（京都）　7着
2013年	スマートレイアー	武豊	2.5倍	秋華賞（京都）　2着

1番人気の連対率40％

飛んだ1番人気6頭のうち5頭が前走で秋華賞、エリザベス女王杯に出走した馬。
2013年のスマートレイアーは秋華賞2着という実績があるのに、ここでは沈んでいます。

1番人気で連対した馬も前走でG1を走った馬が多いですが、決定的な違いは、G1レース出走の前に重賞を勝った経験があるかどうかですね。

飛んだ1番人気馬6頭中4頭が重賞制覇の経験がない馬。1番人気で連対を果たした馬は重賞制覇の実績があるので、そこが見極めのポイントになるのではと思います。

人気薄の関東馬に注目！前走重賞で大敗している馬の巻き返し狙い

【愛知杯7番人気以下の連対実績】

年度	馬名	騎手	人気	前走
2023年	アイコンテーラー	菱田	7人気	中日新聞杯（中京）　7着
2022年	ルビーカサブランカ	武豊	7人気	オリオンステークス（阪神）　1着
2020年	デンコウアンジュ	柴田善	9人気	ターコイズステークス（中山）　6着
2019年	ワンブレスアウェイ	津村	8人気	エリザベス女王杯（京都）　11着
2018年	レイホーロマンス	岩崎	11人気	尾張特別（中京）　1着
2017年	サンソヴール	津村	10人気	ターコイズステークス（中山）　10着
2016年	バウンスシャッセ	田辺	8人気	マーメイドステークス（阪神）　15着
2013年	フーラブライド	酒井	12人気	4歳以上1000万下（京都）　1着
2013年	キャトルフィーユ	横山和	14人気	修学院ステークス（京都）　1着

愛知杯で7番人気以下の人気薄が連対したのは7回。
人気薄が連対していないのは2014年と2021年の2回しかありません。

ここは7番人気以下の人気薄をメインに馬券を組み立てるべき。
7頭中4頭が関東馬なので、人気薄の馬を選ぶなら東の馬に注目するのがいいでしょう。

特別戦や条件戦を勝利した馬か、重賞を大敗した馬が穴馬となっているので、エリザベス女王杯や秋華賞だけでなく、ターコイズステークスのようなG3で掲示板外になった馬の巻き返しに注意したいです。

急坂が苦手で中山で負けた馬は、ここで巻き返す可能性は非常に高い！

前走は条件戦か牝馬限定戦の2択でOK

愛知杯の勝馬の前走りはこの2パターンしかありません。
前走で牝馬限定以外の重賞を使った馬の勝ちは1度もなし。

ほとんどの出走馬が牝馬重賞からの挑戦になると思いますが
それに加えるのは、他の重賞やオープンで好走した馬ではなく
条件戦の勝馬が人気的にも面白い！

4歳、5歳世代が抜けた実績！現在3年連続4、5歳馬の連対で決着

【愛知杯世代別成績】

年齢		勝率		連対率
4歳	4.8%	11.9%
5歳	6.5%	14.0%
6歳	1.8%	5.4%
7歳以上	0.0%	0.0%

勝率、連対率ともに5歳馬、4歳馬が優勢。
6歳以上の馬は人気薄でのみ押さえる感じでいいでしょう。

2020年～2023年までは3年連続で4歳馬、5歳馬で決着しているので
その流れは今年も続きそう。

愛知杯2024の注目馬3頭

• ミッキーゴージャス
• コスタボニータ
• ルージュスティリア

注目馬1頭目：ミッキーゴージャス

前走	修学院ステークス（京都）　1着
人気	1人気
騎手	川田
脚質	差し

昨年はオークスに出走しましたが、さすがに力の違いを見せつけられました。しかし、その後の成長は凄い！条件戦を2連勝してオープン入り、前走の京都では稍重で1分59秒台の好タイム！

初重賞挑戦でハンデが54㎏は見込まれ過ぎたかな？とも思いますが、それだけ強いという意味でいいでしょう。鞍上が川田騎手ということもあり、単勝人気は2倍台前半になる可能性もありますが、ここは難なく突破して古馬牝馬のトップクラスに踊りでると予想します。

キサラギの本命馬です！

注目馬2頭目：コスタボニータ

前走	ディセンバーステークス（中山）　2着
人気	2人気
騎手	鮫島駿
脚質	先行

前走は中山のディセンバーステークスで2着。勝馬とは末脚のレベルが違いましたが、前目のポジションから上り2位の末脚は立派。中山の坂を苦にしないタイプなので、中山では絶対に狙いたい。

しかし、小回りの小倉ではどうか？3歳時にマイル戦を3連勝して条件クラスを突破した馬。昨年のクイーンステークスでは3着の実績はありますが、初距離の2000m戦というのは不安材料。

注目馬3頭目：ルージュスティリア

前走	ターコイズステークス（中山）9着
人気	7人気
騎手	モリス
脚質	差し

前走りはターコイズステークスで9着。それほど差のない競馬でしたが、中山の急坂ではこの脚が限界かもしれません。今回は平坦な小倉競馬場でどれだけ切れる脚を出せるか？スローペースの瞬発力勝負ならば勝機あり。

今回は東の馬が穴馬候補ですが、その中でも鞍上への期待を含めてこの馬を上位に考えています！

過去データではわからないキサラギの分析

愛知杯危険な人気馬：コスタボニータ

2枠という絶好枠もこの馬にとってはマイナス要素が強い感じ。冬のタフな小倉はスタミナを消耗するので初の2000mは厳しい。上りがかかる傾向なので、切れ味が抑え込まれる可能性大。

愛知杯特注穴馬指名：ルージュスティリア

東の馬が穴候補。

ルージュスティリア、ウインピクシス、エリカヴィータその中で騎手変更が一番プラスになると見て、ルージュスティリアを〇にしています。先行策を取りそうなモリス騎手は小倉にぴったり、頭は厳しいと思いますが、ミッキーゴージャスの相手1番手はこの馬。

2024年愛知杯まとめ

重賞初挑戦ながら、ミッキーゴージャスのレベルが違う。

波乱含みのレースなので紐は人気薄で高配当狙い。東から遠征している馬に注意！

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