ソールオリエンス次走はG2中山記念！古馬から本領発揮なるか

ソールオリエンスは、4歳馬の中でも実力はトップクラス。
期待された、前走の有馬記念では8着と敗れてしまいました。

そんなソールオリエンスの次走はG2中山記念に決定。

今回の記事はソールオリエンスの次走に期待することやこれまでの戦績、ソールオリエンスの基本情報について解説、考察していきます。

ソールオリエンスの次走はG2中山記念

ソールオリエンスの次走はG2中山記念です。

皐月賞馬ソールオリエンスは、その後、ダービーではタスティエーラをつかまえられず、2着に敗れました。秋はセントライト記念2着、菊花賞は3着と勝ち星に恵まれていません。しかし、三冠すべてに出走し、1、2、3着と崩れなかったのは、世代最上位クラスの証でもあります。

しかし有馬記念の壁は高かった。

有馬記念では8着となってしまいましたが、まだまだこれから古馬になってから活躍する見込みはあるでしょう。

そんなソールオリエンスの次走はG2の中山記念です。

有馬記念騎手はテン乗りの川田将雅騎手が騎乗

ソールオリエンスに騎乗するのは川田将雅騎手です。

皐月賞を勝ち、菊花賞までコンビを組んできた横山武史騎手がジャスティンパレスに騎乗し、今回、川田将雅騎手へ乗り替わりとなりました。

川田騎手は今回が初コンビです。とはいえ、12月3日時点でリーディング2位142勝の名手。
乗り替わりがマイナスに働くということは一切ありません。

むしろ、馬を動かす技術に長けた川田騎手なら、ソールオリエンスの新味を引き出してくれる可能性が高いでしょう。

関西の騎手のため、関東の手塚貴久厩舎の馬に騎乗する機会は多くはありませんが、複勝率50%を超えており、信頼関係はしっかり築けています。

有馬記念では振るわぬ結果となってしまいましたが、次走でもし乗り替わりが起こらないなら注目するのもありでしょう。

有馬記念での川田騎手からのコメント

有馬記念で騎乗した川田騎手のコメントを紹介します。

「リズム良く運べて直線も頑張ってくれたと思います。これもいい経験になってくれたと思います」

ただ、競馬は思惑通りとはいかなったものの、折り合いなどは問題なく、レース運びには手応えもありました。次走は得意の中山が舞台です。期待していいでしょう。

古馬のもまれたレースとしてソールオリエンスとしても、経験値的な面で見るとかなり重要なレースだったでしょう。
このレースの経験を生かして今後が期待できます。

ソールオリエンスの過去レース成績

ここではソールオリエンスの活躍をまとめ、特に目立ったレースを取りあげます。

これまで6戦3勝ですが、3着以下はなく、崩れたことはありません。新馬戦以外はすべて重賞ですから、能力の高さを感じます。

タスティエーラ、徹底マークでクビ差敗れた日本ダービー

世代の頂点を決するダービーは皐月賞馬ソールオリエンスが1番人気に支持されました。二冠の可能性がある唯一の馬ですし、当然の評価ですね。

スタートで先行型のドゥラエレーデが落馬してしまうアクシデントもあり、前半1000m通過1.00.4のスローペースになりました。昨年が59.0ですから、1秒4も遅い流れでした。

皐月賞で後方一気を決めたソールオリエンスですが、良馬場のダービーとなれば、後ろからレースを進めては厳しいとみられていました。そこはさすが横山武史騎手です。スタートで積極的に位置をとり、結果的にタスティエーラの背後の外という絶好のポジションに収まりました。目の前にライバルを置き、徹底的にマークする形は、勝てると思わせました。

しかし、スローペースでタスティエーラも末脚を十分に残しており、併せられそうで、できませんでした。直線が長い東京だと皐月賞ほどの末脚を使えないともとれます。であれば、なおさら中山に替わる今回は期待したくなります。

馬場と展開を味方につけた皐月賞

牝馬クラシックはリバティアイランドという確固たる主役がいましたが、牡馬は一転して混戦模様。さらに開催中に春雷と激しい雨に見舞われ、馬場発表は重馬場でした。重の皐月賞はハイセイコーが勝った50年前以来のこと（1989年ドクタースパートが勝ったときは不良馬場）。数字の大きな記録がついて回るこの世代の牡馬クラシックはここからはじまりました。

大混戦に重馬場と難解な一戦は1000m通過58.5の超ハイペースになり、後方で脚を溜めていたソールオリエンスの末脚が光りました。連続開催最終週の重馬場という特殊な状況とハイペースを味方につけたとはいえ、先に抜け出したタスティエーラをつかまえる末脚には迫力を感じました。大外一気はインパクトが大きく、上がり600mは2位より0秒9も速い記録でした。

ソールオリエンスの基本的な能力値の高さを証明した一戦でもありましたね。

ソールオリエンス能力分析済み！予想おすすめサイトえーあい

これまでソールオリエンスの過去レースについて分析しました。

この結果を踏まえてソールオリエンスが次走でどのような結果になるのか楽しみですね。

しかし馬券購入をするとなったらソールオリエンスを応援しつつ的中させたいところです。

こちらの章で紹介するサイトを参考にしてみてください！

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名前の由来や血統

ソールオリエンスの馬名由来について解説します。

ソールオリエンスとはラテン語で朝日を意味します。母スキアはギリシャ語で影や日陰という意味です。

兄弟には同馬主のフォティノース（ギリシャ語で光輝）、セリノーフォス（ギリシャ語で月光）とギリシャ語由来が目立ちますが、ソールオリエンスはラテン語です。しかし、いずれも母の「影」とは対照的な「光」を意識した馬名ばかり。有馬記念は時期的に太陽が沈みゆく時間帯ですが、ソールオリエンスが勝てば、競馬場を一段と明るく照らしてくれるような気がします。

ソールオリエンスの血統

父キタサンブラックは現役時代、GⅠを7勝しましたが、有馬記念は不思議と縁がなく、3、2着と2年連続で取りこぼしました。ですが、三度目の正直だった引退レースで勝利を飾ったのはさすがですね。

産駒は昨年、イクイノックスも勝っており、血統の不安はありません。父と母からスタミナと底力を受け継いだソールオリエンスはその秘めたる力を古馬になってから発揮することでしょう。

ネット民の反応は

こちらの章では、インターネット上のソールオリエンス、有馬記念後についての反応をまとめました。

ネット民のコメント

有馬記念ではソールオリエンスに対するコメントよりも、川田騎手に対するコメントが多く見られます。

今回のレースや作戦がなんともマッチしな勝ったことが原因なのでしょうか。

まとめ

今回はソールオリエンスについて解説しました。

次走は中山記念ですがここを勝ち抜き再び中距離での距離適性を見せてほしいものです。

近年、皐月賞、ダービーと春二冠を戦った馬たちが菊花賞に向かうケースが減り、三冠皆勤は昔と比べると、貴重な存在になりつつあります。今年はひとつ年上にイクイノックスという世界一のチャンピオンがいたこともあり、3歳馬は天皇賞（秋）ではなく、菊花賞へ回りました。皐月賞馬とダービー馬が三冠皆勤だったのは最近では珍しく、セイウンスカイとスペシャルウィークの1998年クラシック世代など懐かしい名前が出てくるほどです。

1986年以降、二冠、三冠馬を除き、皐月賞馬でその年の有馬記念を勝ったのは2021年エフフォーリア、2010年ヴィクトワールピサがいますが、三冠皆勤に絞ると、該当馬がいません。ソールオリエンスは偉業を達成できるでしょうか。春二冠1、2着はエフフォーリアと同じです。

有馬記念はダービーと菊花賞で敗れたタスティエーラはもちろん、ドウデュース、タイトルホルダー、スターズオンアース、スルーセブンシーズ、ジャスティンパレスと豪華メンバーが顔をそろえます。
そんなレースでは結果は8着となってしまいました。

今後の競馬界を牽引する一頭に古馬からの動きやレースに注目しましょう。

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