今回は三連複フォーメーションについて詳しく解説していきます。
三連複フォーメーションでは、「的中率重視」「回収率重視」「馬券代を抑えた買い方」など目的に合わせた組合せが可能です。
この記事にたどり着いた読者は、
「結局、三連複フォーメーションの最強の買い方ってどれ?」
そんな風に思っている人が多いはず。
この記事では、三連複フォーメーションの基礎から「最強の買い方」まで詳しく紹介します。
本記事の買い方を実践すれば、的中率UP間違いなしです。ぜひ、最後までご覧ください。
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目次
三連複フォーメーションとは?わかりやすく解説
まずは、三連複フォーメーションとはどんな馬券なのか?これについてわかりやすく解説します。
三連複フォーメーションとは、1列目・2列目・3列目に異なる馬を自由に配置して、3着以内に入る馬を組み合わせて予想する馬券の買い方です。
柔軟に組み合わせを選べるため、少ない点数で的中率を高めつつ、高配当も狙えるのが特徴です。
【フォーメーション】組合せ 9通り | ||
---|---|---|
1=2=3 | 1=2=4 | 1=2=5 |
1=2=6 | 1=3=4 | 1=3=5 |
1=3=6 | 1=4=5 | 1=4=6 |
上記は①を軸馬とした三連複フォーメーションです。組み合わせは9通り。
パッと見ると三連複軸1頭流しと同じように思えますが、実は違います。
①を軸に②~⑥への流しで三連複を購入した場合、以下の通り10通りの組合せになります。
【流し】組合せ 10通り | ||
---|---|---|
1=2=3 | 1=2=4 | 1=2=5 |
1=2=6 | 1=3=4 | 1=3=5 |
1=3=6 | 1=4=5 | 1=4=6 |
1=5=6 |
このように、フォーメーションは組合せを厳選することが可能。
この、厳選して馬券点数を絞れるという点が三連複フォーメーション最大のメリットです。
無駄な馬券を削れば、それだけ的中した際の回収率は必ず上がります。
少ない軍資金で、効率的に勝負できる三連複フォーメーションを、実例をまじえて次章でわかりやすく解説します。
▶【レース別】三連複フォーメーション最強の買い方 の説明にジャンプ
三連複フォーメーションの点数計算方法
三連複フォーメーションの点数計算方法はかなり複雑なので、JRAホームページにある「フォーメーション組合せ数計算」を使って点数を確認すると便利です。
点数計算を簡単にできる「馬券計算アプリ」(iOS)、「馬券計算アプリ」(Android)などをスマホにインストールしておくのもおすすめ。
三連複フォーメーションのメリット・デメリット
メリット
- より少ない点数で効率的に馬券が買える
- 馬連や馬単よりも高配当が狙える
・デメリット
- 点数を絞るので理論上の当たる確率は下がる
- 点数計算がややこしい
- 瞬時に当たったのか判断しづらい
三連複フォーメーション、最大のメリットは点数を抑えられることです。
可能な限り無駄馬券を買わないことが、競馬で勝つための秘訣。
そういう意味では、フォーメーションは最適な買い方と言えます。
一方で、複雑な買い方なので選んだ馬がが3着以内となっていても、必ずしも的中となるわけではありません。
自分が買った馬券が当たっているのか、判断しづらい点はフォーメーションのデメリットです。
■注目の重賞レース記事
【レース別】三連複フォーメーション 最強の買い方
ここでは、三連複フォーメーションのレース別最強の買い方を紹介します。
レースの特性に合わせて、ぜひご活用ください。
本命馬が絞れていて堅いレースは「1-2-6」(11点)
1頭目 | ◎ |
---|---|
2頭目 | ◯▲ |
3頭目 | ▲△△△△△ |
馬券内は確実と思える本命馬(◎)、対抗馬(◯)がいる場合、「1-2-6」のフォーメーションで三連複購入がおすすめです。
単穴(▲)、連下(△)の馬をある程度広めに拾えるので、信頼度の高い馬がいる場合は「1-2-6」で買ってみましょう。
本命・対抗のどちらかは馬券外も考えられるレースは「2-2-7」(19点)
1頭目 | ◎◯ |
---|---|
2頭目 | ◯▲ |
3頭目 | ▲△△△△△△ |
本命(◎)と対抗(◯)、どちらかは馬券外も考えられる場合は、「2-2-7」のフォーメーションで三連複購入がおすすめです。
本命、対抗どちらかは確実に馬券内に入ってくると思えるレースでの実践してみましょう。
混戦模様で絞りきれないレース「3-3-7」(34点)
1頭目 | ◎◯▲ |
---|---|
2頭目 | ◯▲△ |
3頭目 | ▲△△△△△△ |
予想印は打っているものの、信頼性が低く絞りきれない場合は「3-5-7」のフォーメーションで三連複購入がおすすめです。
本命、対抗が馬券外になっても的中の可能性が残ります。
馬券を絞りつつ、手広く買いたい時は「3-3-7」でのフォーメーション買いを実践してみましょう。
「三連複フォーメーションが最強」と言われる3つの秘密
競馬ファンの間で「三連複フォーメーションが最強」と言われています。
ここでは、三連複フォーメーションが「最強」な理由を詳しく見ていきましょう。
①無駄な馬券を一切排除できる
フォーメーション買いによって、無駄な馬券を一切排除できます。
三連複は当たる確率が低い分、多点買いが基本。
しかし、選ぶ馬が1頭増えるだけで馬券点数はどんどん加算されてしまいます。
例えば三連複ボックスの場合、6頭で20点、7頭で35点、8頭で56点。
これでは、馬券代だけで大きな負担となってしまいます。
フォーメーション「1-2-6」(◎-◯▲-▲△△△△△)で買えば、8頭選んでいるにも関わらず11点で収まります。
可能な限り無駄な馬券を一切排除して馬券が買える点が、「最強」と言われる理由です。
②穴馬を馬券に含めやすい
フォーメーションは馬券点数を絞れるからこそ、3頭目を手広く買うことができます。
例えば、出走頭数15頭で(◎-◯▲-全頭)という買い方をしても点数は25点。
下位人気が馬券に絡めば、余裕で回収できます。
「ボックス」や「流し」の場合、フォーメーションほど点数が削れないので手広く買うには最適とは言えません。
大穴を拾いたいなら、フォーメーションが最強の買い方と言えます。
三連複フォーメーションで狙いたいおすすめレース
三連複フォーメーションは、どんなレースでも活用できる買い方です。
そんな中でも、特に狙いたいおすすめレースを紹介します。
情報量の少ない「新馬戦」
新馬戦は、前走データや適正距離、適正馬場などの情報が一切ないので難しいレースとされています。
そんな難解なレースこそ、あえて三連複フォーメーションをおすすめします。
新馬は成長の早い馬と、遅い馬の差が大きいので軸馬の選定が案外簡単という特徴があります。
また、セレクトセールで高額落札された競走馬を軸馬にするのもいいでしょう。
その上で「3-3-7」(◎◯▲-◯▲△-▲△△△△△△)34点で手広く三連複フォーメーションを買えば、人気の薄い馬を拾って高額配当を手にできるチャンスがあります。
実力馬が集う「重賞レース」
重賞レースでは、実績十分の競走馬が集います。
過去の実績を十分に馬券に反映できるからこそ、あえて三連複フォーメーションをおすすめします。
重賞での実績や、近走成績の良い本命馬から「1-2-6」(◎-◯▲-▲△△△△△)11点で馬券を絞って的中を狙います。
三連複フォーメーションのまとめ
三連複フォーメーションは三連複馬券の買い方の1つで、無駄な馬券を最大限減らすことができます。
予想印をそのまま馬券に反映することができ、買い方の自由度がかなり高いのが特徴です。
三連複フォーメーションが「最強」とも言われており、その理由が以下の通り。
- 無駄な馬券を一切排除できる
- 穴馬を馬券に含めやすい
人気の薄い穴馬を馬券に入れつつ、点数を減らすにはフォーメーション1択です。
穴馬で的中すれば、10万円を超えるような払戻金も十分可能。
三連複フォーメーションで高配当を狙ってみましょう。