複勝についてご存知でしょうか。
馬券を購入したことのある方やちょっと勉強したという方なら既にご存知だと思いますが、ほとんど競馬について知らない方もいらっしゃると思います。
そういう風に思っている方もいらっしゃいますよね。
この記事はそんな方々に複勝とは何か?そして複勝で稼いだり生活したりは可能なのか?
という情報をあなた様に丁寧に分かりやすくご提供する記事になります。
5分で読める内容となっていいますので最後までご覧ください。
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目次
競馬予想における複勝とは
複勝とは、レースで3着までに入る馬を当てる馬券のことを言います。
数ある馬券の中で最も当てやすいので、競馬初心者にもおすすめの馬券です。
出走頭数別の複勝の当たる確率は以下の通り。
- 18頭立て:16.6%
- 15頭立て:20.0%
- 12頭立て:25.0%
- 10頭立て:30.0%
- 8頭立て:37.5%
複勝の次に当たりやすいのが馬券が単勝ですが、例えば10頭立ての場合単勝の当たる確率は10.0%です。
わかりやすく言うと、複勝は単勝の3倍の確率で的中するということですね。
この当たりやすいという特性を活用して、中には複勝でコツコツ生活費を稼いでいる人もいます。
複勝のメリットやデメリット、さらに稼ぐためのコツを紹介していきます。
ぜひ、馬券を購入するときの参考にしてみてください。
複勝の的中率は約18.75%
複勝の的中率はなんと18.75%と、当たりやすい馬券です。
複勝は選んだ馬が3着以内に入れば的中します。
複勝は3着までが的中となるので、1~3着まで3つの複勝が当たり馬券となります。
3つの当たり馬券のうち1つを選ぶことは難しいことではないので、初心者でも当たりやすい馬券と言えるのです。
複勝の平均オッズは約3.3倍
複勝のオッズは、他の馬券のオッズと少し仕組みが異なります。
単勝のオッズなどは2.5倍など明確に表記されていますが、複勝オッズは1.2倍-1.5倍と幅があるような表記になっています。
その理由として、的中馬券が3通りあり、3着までが的中となるので的中馬券は3つ存在します。
払い戻し金額は、競馬法施行規則によって定められた計算式により算出されています。
複勝は的中が3通りあるため、どの馬が3着以内に入ったかによって払戻金も変わってくるのです。
3着以内に入った馬が、3頭とも人気薄の馬なら複勝オッズは上がります。
そうなると高配当も期待できるので、複勝もそれなりの配当が狙える馬券です。逆に3着以内が全て人気上位の馬だと、幅のあるオッズの一番低い数字になることもあります。
多点買いをしていると、トリガミになってしまうことも珍しくありません。
複勝オッズは3着以内の馬が確定して、はじめて払い戻しがわかる馬券なのです。
複勝の配当は約350円
複勝オッズの平均配当は、350円前後です。
複勝オッズは、2倍未満となるイメージが強い人もいるのではないでしょうか。
穴馬が上位に来ると、複勝馬券でもそれなりの配当が期待できます。
3着には、穴馬が飛び込んでくることも珍しくはありません。
平均配当350円前後というのは、複勝圏内に穴馬がきているという結果です。
複勝馬券を買うときに人気馬ばかり買ってしまう人もいますが、穴馬を買うメリットも十分あると言えます。
次に、複勝の最高配当ですが、払戻金ランキング1位は2010年6月26日に福島2Rで飛び出した16,110円です。
複勝で万馬券となったため、多くの競馬ファンが驚いたレースでした。
このレースでは1着と2着はそれぞれ5番人気、2番人気とそこまで荒れていません。
しかし、3着に16番人気の馬が入って高配当が飛び出しました。
複勝100円買っていただけでも1万円以上になっているので、複勝でもそれなりの配当が期待できます。
3連単やWIN5ほどではありませんが、複勝でも満足できるほどの配当が狙えるので積極的に活用したい馬券です。
複勝の回収率の考え方
複勝馬券を買うときに気になるのは、回収率です。
回収率は購入した馬券の金額に対して、どれだけの金額を回収できたかを表す指標です。
回収率が100%を超えていれば、プラス収支を達成していることになります。
複勝は的中しても配当が低いので、回収率が一気に上がることはありません。
地道に的中を繰り返して、回収率を高めていく必要があります。
複勝の配当は、人気サイドなら110~200円ほどになることがほとんどです。
1レース目で複勝オッズ1.5倍の馬の複勝を1000円購入して、仮に的中したら払い戻しは1500円となります。
この時点での回収率は150%です。
2レース目でまた複勝を1000円購入し、この馬券が外れてしまうと回収率は75%まで一気に下がってしまいます。
3レース目で複勝1000円を購入し1500円の払い戻しがあって、やっと回収率は100%に戻ります。
3レース中2レースを的中させたのに、回収率は100%で収支はプラスマイナスゼロです。
このように、複勝馬券で回収率を上げるためには、高い的中率を維持する必要があります。
回収率を上げるためには、的中率を上げるのが一番手っ取り早い方法です。
無理に穴馬を狙おうとすると、的中率も下がるので回収率も悪くなってしまいます。
具体的な回収率をイメージしながら、どれぐらいの的中率になれば目標を達成できるかを意識するようにしてください。
複勝予想の馬選びのコツと応用的な買い方
競馬初心者はオッズもある程度つくように馬を選ぶことが大切になります。
ここで当メディアがオススメする馬の選び方は以下の順番です。
人気の薄い馬→人気馬→人気の薄い馬or人気馬
競馬において人気馬は1~3着までに絡んで来ることが多いですが、人気馬だけで買い目を決めると配当がつかない。
そのため、入賞しそうな人気の薄い馬を1着に選び、人気馬を2着以下に選ぶことで複勝的中時のオッズも高くなります。
ここで役に立つのが予想できる力です。
予想できる力を身につけるために、複勝で活用できる応用的な買い方について紹介していきます。
複勝転がし
複勝転がしとは、複勝馬券を使って当たった金額を次のレースで全額注ぎ込む方法のことです。
「転がし」自体は複勝以外でも行われることが多く、的中した金額を次のレースに全額賭けるのでハイリターンが期待できる買い方となっています。
複勝は配当は低いものの的中率が高いため、この「転がし」に向いているとされています。
何度も的中を繰り返し転がしていけば、最終的には大きな利益も期待できるからです。
複勝転がしのメリット
複勝転がしのメリットは、的中が続けば高配当が期待できるという点です。
例えば、1レース目に1,000円を賭けて、2,000円の払い戻しがあったとします。
複勝転がしの場合は的中した金額を全て賭けるので、2レース目に賭ける金額は2,000円です。
2レース目も的中し、オッズが2.0倍なら払い戻しは4,000円になります。
このように的中を繰り返していけば、大きく利益を出すことも夢ではありません。
長く競馬を楽しむという点でも効果があり、徐々に払い戻しが増えていくのが快感です。
複勝転がしのデメリット
複勝転がしのデメリットとして一番に挙げられるのが、的中を繰り返さなければ意味がないという点です。
的中した金額をそのまま次のレースへと賭けるやり方なので、まずは的中しなければ転がしもできません。
さらに、外れたときにはこれまでの勝ち分を一気に失ってしまうというデメリットがあります。
1レースから3レースまで的中していたとしても、4レース目で外れてしまったら収支は一気にマイナスとなってしまうのです。
これは、「転がし」の性質によるもので、常に払い戻し金の全額を賭けていれば外れたときのデメリットが大きくなってしまいます。
複勝×マーチンゲール法
投資競馬に用いる賭け方として覚えておきたいのが、マーチンゲール法です。
マーチンゲール法はカジノの攻略法として有名なベッティングシステムで、様々なギャンブルにおいて応用されています。
マーチンゲール法は「理論上は必ず勝つ」と言われている賭け方で、カジノゲームの中でも勝率50%、配当が2倍のものによく使われています。
まずは適当に最初の金額を賭けるのですが、負けた場合にはその賭けた金額の倍の金額を次にベットします。
さらに負ければ倍の金額を賭けるというやり方で、2倍の配当であれば最終的に的中したときに必ず利益が出るのです。
これを競馬でも応用することができ、配当が2.0倍以上の馬に対してマーチンゲール法を行うことができます。
つまり、オッズが低くなりがちな複勝において相性がいいです。
オッズ2.0倍以上の馬を常に狙うようにして、外れた場合は次のレースで倍の金額を賭けていきます。
そうすると、的中した際に負け分を全て取り戻し、プラス収支となるマーチンゲール法が成立するのです。
マーチンゲール法は的中すれば利益が出る仕組みなので、わかりやすい賭け方として人気になっています。
複勝×マーチンゲール法の致命的なデメリット
資金が倍々と増えていき、最終的に予定の金額を賭けられなくなるケースがあります。
例えば、マーチンゲール法を1000円からスタートした場合に、5回連続で外れたときに6レース目で賭ける金額は32000円に膨れ上がります。
6レース目までに外れた金額も含めると、63000円を出費していることになります。
6レース目も外れてしまうとさらに64000円を賭けないといけないので、資金が持たないという人もほとんどなのではないでしょうか。
そのため、マーチンゲール法をする際には、最初の金額を少ない金額からスタートするのが大切です。
100円からマーチンゲール法をスタートさせれば、軍資金がパンクする前に的中をさせやすくなります。
その分利益も少なくなってしまいますが、リスクを減らしで複勝でコツコツと稼ぐことができます。
複勝予想の4つの必勝法を元競馬記者が解説
複勝は的中率が高い馬券ですが、配当も低くなりがちです。
そのため、複勝で稼ぐためには、それなりに的中率を上げる必要があります。
そこで、複勝で稼ぐためのうまい買い方について紹介していきます。
的中率アップを目指して、是非参考にしてください。
基本は1点買い
複勝で稼ぐために1番心掛けたいのが、1点買いをする点です。
的中率を意識して点数を増やす人も見かけますが、複勝は配当が低いためおすすめしません。
3連単のように配当が大きく的中率の低い馬券では多点買いも必要になってきますが、複勝には向いていません。
複勝で点数を多くする大きなデメリットは、1つが的中してももう1つが外れてしまったときにトリガミとなってしまうことがある点です。
仮に収支がプラスになったとしても、もう1つの外れた馬券の金額分、利益が減ってしまいます。
両方当たれば問題はありませんが、そう上手くいかないのか競馬です。
理想は1点買いであり、潔く1レース1点買いで勝負するほうが長期的にみて良い方法です。
複勝は、1点買いでも十分に当てることができる馬券と言えますので、多点買いをする3連単や3連複といった券種よりも的中率は高いと言えるので、自信を持って1点買いをしてみましょう。
複勝オッズ2.0倍以上の馬を狙う
複勝で稼ぐためには、複勝オッズ2.0倍以上の馬を狙うのがおすすめです。
通常1番人気の馬の場合は、複勝オッズが1.2倍前後になることも珍しくありません。
つまり、100円を賭けて的中したとしても、払い戻しはわずか120円です。
1度的中させると20円の利益が出ますが、次のレースで外れてしまうと一気にマイナス収支になってしまいます。
100円ずつ賭けたとして、5レース連続で的中させてやっと資金は倍になります。
ほぼ1レースも外せないような状況が続いてしまうので、複勝で1番人気の馬に賭けるのは長期的に見て厳しいと言えるかもしれません。
しかし、複勝オッズ2.0倍以上の馬に賭けた場合には、1度的中させれば資金は2倍以上になります。そのため、1番人気の馬に賭けたときよりも、的中率が下がってもプラス収支になりやすい状況になります。
現実的な的中率でプラス収支が目指せるので、複勝オッズ2.0倍以上の馬がおすすめです。
複勝は3着以内までが的中となり、複勝オッズ2.0倍以上の馬が3着以内に入ることも珍しくありません。
競馬で稼ぐために、積極的に複勝オッズ2.0倍以上の馬を狙ってみてください。
勝負レースを選ぶ
勝負レースをしっかりと選ぶことが重要で、賭けるレースを絞る必要があります。
勝負レースを決めていたとしても、ついつい他のレースも賭けてしまうという方も多いのではないでしょうか。
長期的にプラス収支にするためには、勝負レースだけに絞って賭ける我慢が必要です。
勝負レースの選び方も大切で、的中率が少しでも上がるようなレースを選ぶようにします。
天候が荒れて馬場状態が悪いような場合は、レースを見送っても問題ありません。
混戦模様で予想ができないようなときも、賭けるのを止めたほうがいいでしょう。
レース展開を読む
複勝でプラス収支を目指すなら、的中率を上げる必要があります。
的中率を上げるためには、レース展開を読むことが重要になってきます。
競馬で勝敗を決めるのは馬の実力だけでなく、レース展開です。
逃げた穴馬がスローペースで楽なレース展開となれば、3着以内に入って穴を開けることがあります。
逆に逃げ馬が多くハイペースとなれば、最後方にいた人気薄の追い込み馬が上位に絡むこともあります。
レース展開を読むことで人気馬の抽出や危険な人気馬を知ることができるのです。
レース展開を読むためには、まず出走馬の過去の戦法を把握する必要があります。どのような戦法を得意としているかを把握して、レースで何番手に付ける可能性が高いかを予想します。
レース展開の予想が難しいという場合には、レース展開を予想してくれる競馬ソフトを活用するのもおすすめです。
初心者の場合はレース展開を読むことも難しいので、ソフトを活用しながら予想をしてみてください。
複勝予想の買い方で注意するべき点は2つ
複勝は、当たりやすく工夫もしやすいため人気のある券種です。
しかし、複勝の買い方には注意するべきこともあります。
これらの内容を理解して着実に収支をプラスに持っていけるように努力することが大事です。
7頭立て以下での複勝は避けるべき
複勝は7頭立て以下のレースでは的中が2着までとなるので、7頭立てのレースは避けた方が良いかもしれません。
2着までなのか3着までなのかには大きな違いがあり、2着までに入る馬を予想できるのなら他の馬券を選んだ方が高配当が期待できます。
3着まで的中という複勝の大きなメリットが無くなるので、7頭立て以下のレースは避けるのが賢明です。
また、7頭立て以下のレースでは複勝を的中させても、配当は低くなってしまいます。
例えば2020年3月1日に阪神競馬場で開催されたすみれステークスでは、5頭立てという少頭数でのレースになりました。
複勝は2着までが的中となり、このレースでの複勝の配当は120円と130円です。
つまり、1000円を賭けていたとしても、200円や300円の利益しかありません。
少頭数のときの傾向と複勝の買い方
少頭数のレースの場合は、人気馬が上位に来やすい傾向があります。
なぜなら、頭数が少ないと前が壁になったり、大外に膨らんでしまったりする可能性が低いからです。
そのため、上位人気の馬が実力を発揮して、そのまま人気通りの決着となることも珍しくありません。
また、少頭数でのレースは、展開にあまり左右されない傾向もあります。
頭数が少ないとほぼ団子状態となるので、位置取りの有利不利が少なくなるのです。
そのため、上位人気馬が好走しやすいので、堅い決着となりやすいです。
少頭数のレースでは、上位人気馬から複勝を選ぶのが良い方法と言えます。
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情報名 | スパイダーウェブ | |
日程 | 2024/04/29 | 2024/04/23 |
レース名 | 船橋4R | 金沢4R |
点数 | 3連単16点 | 3連単48点 |
払戻金額 | 1,243,260円 | 1,824,000円 |
合計払戻金額:3,067,260円 |
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情報名 | アルティメット | |
日程 | 2024/04/28 | 2024/04/29 |
レース名 | 新潟8R | 新潟9R |
点数 | 3連単4点 | 3連単4点 |
払戻金額 | 1,067,220円 | 1,680,480円 |
合計払戻金額:2,747,700円 |
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情報名 | トワイライト・マジック | |
日程 | 2024/04/26 | 2024/04/28 |
レース名 | 佐賀9R | 佐賀5R |
点数 | 3連単4点 | 3連単24点 |
払戻金額 | 879,600円 | 278,800円 |
合計払戻金額:1,158,400円 |
まとめ
競馬には様々な券種があり、3連単のように高配当を狙う馬券もあれば、複勝のようにオッズは低くても的中が高いという馬券もあります。
買い方は人それぞれで、その人の個性が出る部分と言えるかもしれません。
複勝はオッズが低いものの、的中率が高い点が魅力の馬券です。
競馬初心者の方でも的中させることがあり、初心者でも楽しめる馬券となっています。
複勝で稼ぐためには、必ず1点買いをすることが重要です。
複数点買いをすると、オッズが低いので的中してもトリガミとなってしまうことがあります。
1点買いでも十分的中率が高いので、潔く1点買いをするのがおすすめです。
また、オッズも2.0倍を下回ってしまうと、回収が難しくなってきます。
2.0倍以上の馬が狙い目で、1着はないけど2~3着ならあり得るという穴馬を探し出すことが大切です。
複勝を上手に活用して、年間トータルでのプラス収支目指して頑張ってください。
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