「中京競馬場はどんな競馬場?」
「中京競馬場で馬券を購入する時のポイントを知りたい」
高松宮記念とチャンピオンズCの、2つのG1が開催される中京競馬場は、愛知県にあるパワーと持久力が求められる競馬場です。
予想には競馬場の特徴を織り込んだほうが断然精度が上がりますが、初心者の人や中京競馬場は、滅多に購入しないという人は「どこに注目して良いのか分からない」となるでしょう。
本記事では中京競馬場の特徴を詳しく紹介し、予想に役立つポイントを解説していきます。
中京競馬場の特徴が理解できると予想の幅が広がり、回収率や的中率が良くなる可能性が高いです。
特徴が掴めていないという人や、復習しておきたいという人は、ぜひご覧ください!
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11/9 | G3 武蔵野テークス | 210,840円 |
11/3 | G2 アルゼンチン共和国杯 | 925,080円 |
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目次
中京競馬場の特徴
周回方向 | 左回り |
---|---|
芝1周の距離 | 1,705.9m |
直線の長さ | 412.5m |
幅員 | 最大30m |
東京競馬場の次の大きさがある中京競馬場ですが、ローカル場には違いありませんので、主要4場に比べると下級レースが多いことは否めません。
大きな特徴は、ホーム・バックともに直線が長いためレーススピードが速くなります。直線の入口まで下り坂のため差し・追い込み馬はスタミナを温存したまま距離を詰めることができ、最後の直線はきつい勾配のあるため、逃げ・先行馬のスタミナは削られ差し・追い込み馬に有利な展開になりやすいです。
地方競馬全15場の特徴については、別記事で詳しく紹介していますので、こちらをご覧ください。
芝・ダート共に高低差がある
高低差は3.5m(ダートは3.4m)と中央競馬全10場の中でも屈指の起伏となっているため、スタミナに自信のある馬でなければ、最後まで良い走りは出来ずに敗退してしまうでしょう。
特に最後の直線で顕著に差が現れるため、一瞬の瞬発力のある末脚よりも持続性のある末脚を持っている馬が活躍しやすいです。
3~4コーナーのスパイラルカーブに注目
スパイラルカーブとは、入り口から出口に向けて半径が小さくなる、複合曲線で構成されているカーブのことです。
3コーナー進入時はスピードを落とさずに進入しやすいですが、徐々にコーナーがきつくなるため、4コーナーに差し掛かるにつれて外に膨らみやすく、馬群がバラけやすくなります。
特に短距離のレースでは勝負どことなることが多い注目のポイントです。
荒れる傾向が強い
馬券は荒れ決着が多いため穴党の人におすすめの競馬場です。単勝・馬連・馬単・三連複・三連単など、ほぼすべての券種において全国平均より、1.5倍から3倍近く平均配当が高くなっています。
特に三連単は大荒れするイメージが強いですので、購入点数を絞って資金をぶっこむよりも、手広く馬券を購入して荒れ待ちする方が良いかもしれません。
■注目の重賞レース記事
【コース図付き】中京競馬場「芝コース」の特徴
全体的な馬券難易度が高い中京競馬場ですが、芝の距離が短いコースでは、競馬のセオリー通り1着になる馬は逃げ・先行が有利という結果になっています。
全体的なおおまかなイメージとしては、距離が伸びたり・ダートになるにつれ、徐々に差し・追い込み馬の出番も増えてくる、という感じで捉えておけばいいかも知れません。
1,200mコースの特徴
開催される重賞レース
差し・追い込み馬の台頭が期待される中京競馬場ですが、1,200mの芝では先行馬の特に逃げ馬の勝率が高いです。
枠は内枠が有利な傾向がみられ、スタートからポジション争いまで、優位に進めそのままスパイラルカーブへなだれ込みます。
芝コース全体にいえることですが、最後の直線は約412mと長く取られていて、直線の半ばで2mの急坂そして最後の240mはほぼ平坦という形態です。
勝率 | 逃げ | 先行 | 差し | 追い込み | マクリ | 1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝率 | 27.1% | 10.4% | 3.8% | 2.2% | 0.0% | 11.9% | 8.7% | 7.8% | 8.5% | 6.4% | 4.5% | 1.3% | 4.5% |
複勝率 | 45.8% | 26.5% | 18.8% | 7.4% | 0.0% | 19.8% | 26.9% | 19.4% | 27.4% | 22.0% | 15.5% | 11.8% | 14.0% |
中京競馬場芝1200mの予想ポイントをピックアップします。
・レースの波乱傾向「中」
・差し・追込み馬有利
・内枠特に2枠有利
1,400mコースの特徴
開催される重賞レース
逃げ・先行が有利ですが、差し馬の連対率が他の競馬場に比べると良いですので、逃げ・先行馬だけに注目していると危険です。
コーナーに差し掛かるまでの距離が短いため、ポジション取りは難しいですが、1,200mよりは距離があるため少し余裕はあります。
スタート直後から上り坂が多いため、序盤のタフさが求められ、3~4コーナーはスパイラルカーブで下り坂です。
勝率 | 逃げ | 先行 | 差し | 追い込み | マクリ | 1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝率 | 10.9% | 10.6% | 6.4% | 2.0% | 0.0% | 6.0% | 5.1% | 9.3% | 6.5% | 7.6% | 6.8% | 5.5% | 5.2% |
複勝率 | 33.7% | 25.8% | 20.5% | 8.8% | 0.0% | 18.5% | 20.9% | 18.6% | 26.0% | 14.5% | 18.1% | 17.0% | 20.8% |
中京競馬場芝1400mの予想ポイントをピックアップします。
・レースの波乱傾向「中」
・逃げ・先行馬有利
・枠順の有利不利はないものの強いてあげるなら1枠・8枠の成績が良い
1,600mコースの特徴
開催される重賞レース
逃げ馬より先行馬の方が勝率が良く、差し・追い込み馬も悪くありませんので、馬の脚質には捉われない予想が良いかもしれません。
スタート直後から1,100m付近まで上り坂で、その後最後の直線まで下り坂と起伏の激しいコースとなっています。
福永騎手と川田騎手の勝率が高く得意としていますので、出走している場合はチェックしましょう。
勝率 | 逃げ | 先行 | 差し | 追い込み | マクリ | 1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝率 | 9.5% | 11.6% | 6.0% | 5.2% | 11.1% | 8.3% | 6.6% | 10.1% | 6.3% | 4.3% | 7.6% | 8.0% | 8.0% |
複勝率 | 32.4% | 31.9% | 21.3% | 12.4% | 44.4% | 22.9% | 23.8% | 25.8% | 17.6% | 20.4% | 22.7% | 20.7% | 24.1% |
中京競馬場芝1600mの予想ポイントをピックアップします。
・レースの波乱傾向「中」
・差し・追込馬有利
・枠順の有利不利はないものの強いてあげるなら4枠の成績が良い
2,000mコースの特徴
開催される重賞レース
3つの重賞レースが行われる中京競馬場を代表するコース。基本は逃げ・先行馬が有利ですが、差し馬の勝率・連対率も高いことは頭に入れておきましょう。
スタート位置がスタンド前の急坂からとなっているため、序盤のポジション争いから脚を使ってしまう形態のためタフさが求められます。
枠による優劣は見られないため、フラットに考えて問題なさそうです。
勝率 | 逃げ | 先行 | 差し | 追い込み | マクリ | 1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝率 | 11.0% | 12.6% | 6.4% | 2.4% | 0.0% | 8.3% | 10.2% | 5.1% | 6.5% | 7.3% | 5.6% | 5.7% | 7.7% |
複勝率 | 37.3% | 34.1% | 19.9% | 7.4% | 21.4% | 21.8% | 20.5% | 19.2% | 23.7% | 25.5% | 17.7% | 18.9% | 20.6% |
中京競馬場芝2000mの予想ポイントをピックアップします。
・レースの波乱傾向「高」
・逃げ・先行馬有利
・枠順の有利不利はなし
2,200mコースの特徴
開催される重賞レース
逃げ馬有利で先行馬よりは差し馬の勝率が良いコースです。
スタート地点が4コーナーのポケット地点に設けられているため、2mの急坂を2回超える必要があるタフなコース。
福永騎手が得意としていますが、藤岡康太騎手も好成績を収めているため、人気を落としている場合は狙ってみると面白いかも知れません。
勝率 | 逃げ | 先行 | 差し | 追い込み | マクリ | 1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝率 | 14.3% | 9.1% | 8.9% | 1.6% | 16.7% | 1.6% | 7.5% | 4.4% | 5.6% | 5.0% | 9.6% | 9.9% | 11.3% |
複勝率 | 32.7% | 28.7% | 27.1% | 6.5% | 33.3% | 17.5% | 25.4% | 11.8% | 16.7% | 22.5% | 26.5% | 24.8% | 26.4% |
中京競馬場芝2200mの予想ポイントをピックアップします。
・レースの波乱傾向「低」
・差し馬有利
・外枠が圧倒的に有利
【コース図付き】中京競馬場「ダートコース」の特徴
芝コースの内側に設けられているため、全体的な特徴は芝コースと同じです。ただし、ただでさえスタミナを必要とするダートにおいて、中京競馬場の最後の直線の長さと急な勾配は、競走馬にとっては過酷な環境です。
1,200mコースの特徴
開催される重賞レース
逃げ馬がかなり有利なコースで、特に差し・追い込み馬にとっては厳しい結果が現れています。
短い距離の中でもアップダウンの激しいコース、最後の直線は410mあり東京競馬場の次に長いです。
枠番的には内側が有利ですので、内枠の逃げ馬には注目しましょう。
勝率 | 逃げ | 先行 | 差し | 追い込み | マクリ | 1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝率 | 22.8% | 13.3% | 4.3% | 0.8% | 0.0% | 7.0% | 6.1% | 6.1% | 6.5% | 6.0% | 3.5% | 8.5% | 7.5% |
複勝率 | 49.5% | 37.4% | 15.5% | 4.8% | 0.0% | 25.4% | 21.3% | 20.3% | 19.1% | 12.4% | 13.0% | 19.9% | 22.5% |
中京競馬場ダート1200mの予想ポイントをピックアップします。
・レースの波乱傾向「低」
・逃げ・先行馬有利
・枠順の有利不利はないものの強いてあげるなら1枠・7枠・8枠の成績が良い
1,400mコースの特徴
開催される重賞レース
逃げ馬が有利ですけど、1,200mよりは先行馬の勝率も上がっています。差し・追い込み馬は変わらず苦しい競馬となるでしょう。
スタート時は芝コースが長く200mほど走るため、加速がついた状態でダートへと進入します。
勝率 | 逃げ | 先行 | 差し | 追い込み | マクリ | 1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝率 | 21.3% | 12.0% | 4.6% | 1.6% | 0.0% | 7.5% | 7.5% | 4.2% | 7.1% | 4.5% | 8.2% | 7.0% | 5.9% |
複勝率 | 41.9% | 33.1% | 19.1% | 5.3% | 0.0% | 25.3% | 18.6% | 18.4% | 20.3% | 16.4% | 18.2% | 18.1% | 20.7% |
中京競馬場ダート1400mの予想ポイントをピックアップします。
・レースの波乱傾向「中」
・逃げ・先行馬有利
・内枠有利
1,800mコースの特徴
開催される重賞レース
1,800mでも逃げ・先行馬が有利なコースですが、内枠が有利なため逃げ・先行馬が外枠に組まれている場合は、差し馬や追い込み馬にも注目しましょう。
比較的に人気馬で決着しているレースが多いですので、馬券の購入は評判の高い馬を中心に組み立てた方が良さそうです。
勝率 | 逃げ | 先行 | 差し | 追い込み | マクリ | 1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝率 | 20.5% | 14.7% | 3.7% | 1.6% | 7.4% | 10.2% | 6.7% | 9.2% | 7.2% | 5.7% | 6.3% | 6.3% | 5.4% |
複勝率 | 44.6% | 42.5% | 15.3% | 4.5% | 51.9% | 24.4% | 27.4% | 20.2% | 20.7% | 20.1% | 20.2% | 19.8% | 17.0% |
中京競馬場ダート1800mの予想ポイントをピックアップします。
・レースの波乱傾向「低」
・逃げ・先行馬有利
・内枠有利
1,900mコースの特徴
開催される重賞レース
前で競馬をする馬が有利ですが、ダートコースの中で比較すると、差しや追い込みも勝率が高いです。
スタートしてから最初のコーナーまでの距離も短く、ポジション争いは熾烈ですが、100m長いですので1,800mよりは楽と言えます。
1番人気の馬の1着率が高く、1着に関しては力のある馬から狙う予想の方が、良いかもしれません。
勝率 | 逃げ | 先行 | 差し | 追い込み | マクリ | 1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝率 | 17.7% | 15.3% | 5.5% | 0.8% | 9.1% | 6.4% | 6.0% | 8.0% | 7.2% | 8.0% | 8.5% | 10.0% | 4.6% |
複勝率 | 46.8% | 43.4% | 15.2% | 6.3% | 36.4% | 20.5% | 26.5% | 18.2% | 21.6% | 27.0% | 21.7% | 21.8% | 19.3% |
中京競馬場ダート1900mの予想ポイントをピックアップします。
・レースの波乱傾向「低」
・逃げ・先行馬有利
・枠順の有利不利はなし
中京競馬場のレース傾向から見る3つの予想のコツ
同じに見える競馬場でも、最後の直線距離や坂の勾配が違うので有利となる条件も変わってきます。
中京競馬場ではどのような枠順や脚質が有利なのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで、中京競馬場で有利な枠順や脚質について調べてみました。
中京競馬場では、高松宮記念やチャンピオンズカップといったG1レースが開催されます。
中京競馬場でのレース予想に役立ててくださいね。
短距離は内枠が有利
中京競馬場では、短距離のときに内枠が有利となる傾向が見られます。
改修後の2012年~2019年までの過去8年の高松宮記念では、勝ち馬8頭中5頭が馬番1~6番までとなっていました。
特に馬番4~6番の馬が好成績を残していて、勝率16.7%、連対率25.0%は他の馬番に比べて優秀な数字です。
2012年~2019年の高松宮記念において、馬番13番より外側の馬は一度も勝利していません。
高松宮記念は1200mという短距離戦であり、その傾向から中京競馬場の短距離レースでは内枠が有利であることがわかります。
中京競馬場は改修されたことにより最後の直線が伸びましたが、ゴール前に急坂が設置されました。
短距離戦はハイペースとなる傾向があるので、最後の直線でいかにスタミナを温存しているかが重要です。
内ラチ沿いをロスなく立ち回りスタミナを温存している馬が、最後の直線でもバテずに走り切れています。
それが、短距離戦では内枠有利になる傾向に繋がっています。
高松宮記念など、中京競馬場で行われる短距離戦では内枠の評価を上げて予想をしてみてください。
脚質は差し馬が有利
中京競馬場では、差しや追い込みといった脚質が有利な傾向にあります。
以前の中京競馬場は平坦で直線も短かったため、逃げや先行馬が有利でした。
中京巧者と言われるような馬もいて、器用に立ち回る馬が上位に来ていました。
改修後は最後の直線も伸び、急坂ができたことによって有利な脚質も大きく変わっています。
最後の直線は412.5mと差し馬にとって十分な距離であり、前の馬を捕まえるのに問題ありません。
カーブが緩やかになったことで、外枠からの差しも決まります。
また向こう正面にも坂があり、逃げ・先行馬にとってタフなコースとなっています。
前半で飛ばしすぎると、後半でバテてしまうので逃げ馬にとっては厳しいコースと言えるかもしれません。
通常なら人気薄の逃げ馬は積極的に狙いたいところですが、中京競馬場でのレース傾向から中京競馬場では積極的に狙う必要はないと考えられます。
極力逃げ馬は避けるようにして、差しや追い込み馬の穴馬を狙うようにしてください。
ダート戦では逃げ・先行有利
中京競馬場のダートでの最後の直線距離は、東京競馬場に次ぐ長さです。
そのため、差しや追い込み馬が有利だと考える人も多いかもしれません。
ところが、中京競馬場のダート戦では、逃げや先行馬が好成績を残しています。
これは、中京競馬場の向こう正面に坂があり、一息入れることでペースが緩む傾向にあるからです。
過去のレース傾向を見てもペースが上がらないため、逃げ・先行馬が粘り切るということが多く見られました。
ダートは芝レースほどスピードが出ないため、差しや追い込みは決まりにくいというのが常識です。
ハイペースとならなければ、後方から差し切ることができません。
逃げ・先行馬に少しでも余力が残っていれば、鋭い追い込みを見せても届かないというケースが多く見られます。
ペースが緩むことで、先行勢は比較的有利に競馬を進めることができるのです。
芝レースでは差し・追い込み馬、ダートレースでは逃げ・先行馬に注目してください。
中京競馬場での勝率が高い騎手TOP3
順位 | 騎手名 | 1着回数 | 勝率 | 連対率 |
【1位】 | 川田 将雅 | 35回 | 32% | 46% |
【2位】 | 松山 弘平 | 27回 | 14% | 22% |
【3位】 | 岩田 望来 | 25回 | 13% | 23% |
※2022年(8月終了時点)
2021年もこの3名がリーディングベスト4に入っていますので、現在の中央競馬巧者3名だと捉えて問題ありません。
この3名が出走しているレースでは、予想の時に注目しておいた方が良いでしょう。特に川田騎手と松山騎手はここ数年の中京競馬場での活躍は目を見張るものがあります。
中京競馬場で注目の種牡馬
競馬予想においては、血統も重要なファクターです。
各競馬場に強い血統が存在するので、血統という面からの予想も効果的です。
そこで、中京競馬場で好成績を残している種牡馬を紹介します。
種牡馬の産駒傾向も予想に取り入れて、高配当を狙ってみてくださいね。
ジャスタウェイ
中京競馬場で産駒が活躍しているのが、ジャスタウェイです。
ジャスタウェイは2019年のサイアーランキング18位で、ハーツクライの後継種牡馬として期待されています。
ジャスタウェイは現役時代にドバイデューティーフリーで6馬身差の圧勝劇を演じ、世界1位となるレーティングを獲得したことがあります。
中距離で活躍し、そのスピードの高さが産駒にも良い影響を与えています。
また、ジャスタウェイ自身もそうでしたが、突然の本格化に要注意です。
3歳後半に大きな成長を見せるので、それまでの成績が不振でも無視できません。
ジャスタウェイ産駒は直線の長い競馬場が向くタイプで、新潟競馬場で最も良い成績を残しています。
直線が長くなった中京競馬場でも好成績を残していて、2017~2019年における競馬場別成績では中京競馬場の芝コースで連対率25.8%、3着内率35.5%と好成績となっています。
ジャスタウェイのスピードの高さが産駒にも遺伝していて、短距離でも結果を残している点に注目です。
ジャスタウェイは2015年に種牡馬入りをしたばかりなので、今後の産駒の活躍に期待が高まっています。
中京競馬場のレースでは、ジャスタウェイ産駒の評価を上げるようにしてください。
パイロ
中京競馬場のダート戦において、チェックしておきたい種牡馬がパイロです。
パイロはダート戦で活躍する馬を多く輩出していて、中京競馬場で産駒が良い成績を残しています。
パイロは地方競馬でコンスタントに活躍馬を輩出し、堅実にサイアーランクを上昇させてきました。
自身はケンタッキーダービーにも出走したことがあり、高いダート適性が魅力の種牡馬です。
2017~2019年の競馬場別成績を調べると、パイロ産駒は中京ダートにおいて連対率19.2%、3着内率22.3%と良い成績を残していました。
パイロ産駒はパワーに優れていて、中京競馬場の坂を物ともしません。
タフな中京競馬場のダート戦では、堅実な走りを見せています。
馬場は不問で、良馬場でも重馬場でも問題はありません。
勝ち鞍のほとんどがダート戦であることから、ダートレースにおいては無視できない種牡馬です。
距離は短距離から中距離まで、万遍なくこなしています。
ただし、長距離では苦戦しているので、割り引きが必要です。
ダートの2000mまでの距離では活躍馬が多いので、2000m以下の距離で積極的に狙いたいところです。
中京競馬場のダート戦はチャンピオンズカップなどのG1も行われるので、パイロ産駒をチェックして高配当を狙ってみてください。
競馬で勝つ方法はシンプルで単純。
勝っている人の予想で勝負すればいいのです。
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■最近の的中情報
- 11月17日 東京10R 977,280円的中
- 11月10日 京都10R 621,520円的中
- 11月03日 東京11R 925,080円的中
- 10月27日 京都02R 1,109,040円的中
- 10月22日 浦和07R 809,800円的中
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まとめ
今回は中京競馬場について詳しく解説してきました。
中京競馬場は東京競馬場に次ぐ広さのある競馬場で、高低差があることで有名です。最後の直線は約412mと長く、途中まで2mの上り坂を駆け上がった後に、ゴールまでまだ残り240mある平坦なコースを、駆け抜ける必要があるためスタミナが必要とされます。
全体的に見ると荒れるレースが多く、3連単や馬連などどの券種でもJRAの平均より、かなり高い平均配当になっています。
基本的には競馬のセオリー通り逃げ・先行馬が有利ですが、他の競馬場より差し馬または追い込み馬の勝率や複勝率が高くなっています。またコースによっては枠に有利不利も出てきますので、気を付けて見た方が良いかもしれません。
中京競馬場の攻略は一筋縄ではいきませんが、その分詳しくなった時の見返りは大きいです。競馬場の特徴にも注目して今後も競馬を楽しんでいきましょう!