競馬の追切りタイムを無料で見れるサイトを紹介

競馬予想の重要なポイントとなる「追切りタイム」ですが
競馬初心者にとってはどうやって馬券に生かしたらいいかわかりませんよね？

追切りについての知識がなくても馬券は取れますが、調教を知ることで思わぬ穴馬などを見つけ出すこともできます！

競馬新聞を買わなくても、無料でネットで追切りタイムを見ることもできるので、是非予想の参考にしてください。

今回の記事では、無料で追切タイムを見れるサイトを紹介！調教を馬券に生かす方法についても詳しく解説しています。

1.競馬の追切りとは

競馬の追切りとは、レース直前に行う調教のことです。普段の調教よりも早いタイムで走らせることが多く、競走馬がレースで能力を発揮できるかどうかの判断材料になります。

1-1.調教は中間調教と最終追切りがある

調教には中間調教と最終追切があり、一定間隔でレースに出走している場合は最終追切りのタイムや状態を見て、馬の状況を判断することが多いですが、休養明けなどで間隔が開いた場合や、新馬の場合は、中間調教でも早いタイムで追いきることがあるのでそこもチェックが必要です。

1-2.追切りに使うコースは4種類

追切に使うコースは4つあります。正確に言えばさらに外回り内回りなどのコースの違いもありますが、基本的な知識としては4つのコースの種類だけ覚えていればいいでしょう。

ダートコース

通常の調教で行われる砂が敷き詰められたダートのコースです。芝コースよりも脚への負担は少ないです。

芝コース

芝コースを走る馬にとってはレースへの実戦的な感覚を養うことができます。脚への負担が大きいため、通常の調教で選択されることは少ないです。

坂路コース

緩やかな坂を駆け上る調教です。平坦コースを走るよりも馬への負担が大きいです。坂を上がるにはパワーが必要なので、中山競馬場など坂のあるコースへの適正も調教である程度見極めることもできます。

ウッドチップ

コースに敷き詰めたウッドチップの上を走らせます。ウッドチップと同様に最近ではポリトラックコースも利用されています。脚への負担は最も少なく、天候によって馬場状況が変化することもありません。

1-3.単走よりも併走の方が勝負気配あり？

最終追切りは1頭で走らせる「単走」か2頭以上で競い合わせる「併走」の二つの方法で行われます。

単走よりも併走の方が実戦に近い状態で調教を行うことができます、また馬の競走能力を引き出すので、単走よりも追切りタイムは早くなるのが一般的です。

普段は単走を行っているのに、最終追切りで併走を行った場合は勝負気配がかなりあると思い期待していいでしょう！

2.追切りタイムの見方

追切りタイムは追切表でチェックすることができます。
数多くの数字が羅列されており、初心者の方には書いてあることがわからないと思います。ここでは追切のタイム表のチェックの仕方を解説いたします。

2-1.走破タイムをチェック

1ハロンごとの走破タイムと合計の走破タイムが記載されています。一番右に記載されているのが最後の1ハロンを走るのにかかったタイムです。

全体の走破タイムも重要ですが、最も重視したいのは最後の1ハロンの走破タイムです。ラストで騎手が一杯に追ったり、気合をつけたりしているので最後の1ハロンで力を出し切れているかどうかの参考になります。

追いの強さは　一杯＞＞G強め＞＞仕掛け＞＞馬なりの順になります。

一杯は実戦のレースと同様にムチを入れて最後の直線を追いきる形、強めはムチをいれずに強く追う形ですね。
馬なりは最後馬の走る気に任せてGまでの1ハロンを流す感じです。

レース間隔が短い場合は馬の疲労を防ぐため最後の1ハロンを馬なりで追う事が多いですが、中間調教も最終追切りも全て馬なり調教で強い追いをしていない場合は、どこか体調が悪い可能性があります。

馬体重が減り過ぎているときも、強い調教は行わない傾向があるので、通常は前走で体重が大幅に減っている馬には強い調教は行いことが多いですが、それでも強い調教でタイムを出している場合は注意が必要になります。

2-2.併走の着差をチェック

併走の場合は、相手に先着したか遅れたかもポイントになりますが、相手のレベルや最後の追い方にもよるので、一概に遅れたからといって調教の状態が悪いとは言い切れません。
例えば、未勝利馬が馬なりで、2勝クラスの馬と併せて遅れても、次走戦うのは未勝利メンバーなので、ここでは着差や勝ち負けは問題になりません。

逆に相手が格上で一杯に追っているのに馬なりで着差があまりない場合は、未勝利戦ではかなり力が上と思っていいでしょう。

2-3.トラックマンが見た馬の状態をチェック

タイム以外にも馬の走る気配や折り合いなどをトラックマンがチェックしています。その状況をＡ～Ｄランクで表示しており、Ａランクの馬は気配が最高だということになります。
馬の状態はＢランク以上ならば期待できることが多いですが、その馬がいつも調教での気配がいい場合は判断材料からは外した方がいいです。

調教が悪くても実戦で力を出すタイプもいるので、ランクはあくまでも前走との比較に使うことがおすすめです。

2-4.前走からの変わり身をチェック

追切りタイムは今週の調教だけではなく、過去の調教についても確認できます。
前走では、タイムが出ていなかったのに今回の調教では抜群にタイムを縮めていたり、気配のランクが上がっているかどうかをチェックします。

3.追切タイム重視の馬券術

追切りタイムを馬券購入に生かすならどこをチェックすればいいのでしょうか？レース別に重要ポイントについて解説します。

3-1.新馬戦ならばタイムと最後1ハロンをチェック

新馬戦は前走のデータがないので、追切りタイムと血統背景のみが馬券購入の基準になることが多いです。

やはり全体のスピードは重要です。新馬戦はその後の重賞馬と未勝利で終わる馬が一緒に走るレースなので、絶対的なスピード能力に差が出ます。

最後の1ハロンはタイムよりも、騎手の支持に反応できるかどうかが重要になります。
一杯や強めで追って、その前のハロンよりもタイムが出ている場合は、騎手の支持に機敏に反応できる馬だということです。

最後馬なりで11秒台で走ったなんて馬が断トツの1番人気になるケースも多いですが、確かにスピードはあるものの、馬なりで追っても、一杯で追ってもタイムがさほど違わない場合があるので過信は禁物です。

3-2.未勝利戦ならば前走からの変わり身をチェック

未勝利戦で重要なのは、当週の追切りだけでなく、前走の調教とどこか違う点があるかどうかです。タイムが早くなっているか？トラックマンの評価が上がっているか？などを見て、前走と明らかに変化していることがわかれば、人気薄でも馬券対象になります。

3-3.重賞ならば普段の能力が発揮できるかどうかが重要

G1などの重賞の場合、2歳戦や3歳戦は別として既に完成している馬が多いため、前走からの変わり身はそれほど期待できません。

追切りを見るポイントは、出走馬が能力を発揮できる状態にあるかどうかが重要なポイントになります。普段の調教では強めに追っているのに、今回は馬なりで流した調教を行っているとか、好調時よりも明らかにタイムが悪い場合などは消しの対象になります。

4.無料で追切りタイムが見れるおススメサイト

無料で調教タイムを見ることができるサイトを3つ紹介します。

4-1.ネット競馬ドットコム

ネット競馬ドットコムは日本最大の競馬サイトです。各レースごとに出馬表が掲載されており、各馬の追切りタイムや調教師コメントを見ることができます。

4-2.調教タイム理論

調教タイム理論は毎週の最終追切りタイムを掲載して、無料で見ることができます。追切りのタイムだけではなく、今週の最終追切と前走、前々走の調教ラップタイムをグラフ化して表示しているので初心者の方でも調教の状態の変化が一目でわかるおススメサイトです。

4-3.競馬ブックWEB版

競馬専門紙を発行している競馬ブックのWEB版でも最終の追切りタイムを確認することができます。過去の追切が一覧表示されており、今回の最終追切りとの比較に向いています。

■おすすめ競馬予想情報

競馬で勝つ方法はシンプルで単純。
勝っている人の予想で勝負すればいいのです。

競馬予想サイト「うまれぼ」では、超高精度のプロ馬券師予想が受け取れます。

会員制のサービスですが、登録も年会費も完全無料。
会員であれば、毎日公開される無料予想を何度でも受け取れます。

競馬の知識が浅い初心者でも、平均月収ぐらいは安定して稼げています。
競馬で勝ちたい人、プロの予想で勝負したい人は、「うまれぼ」の利用を強くおすすめします。

6.競馬の追切りタイムまとめ

前走の成績を重視して馬券を購入する人が多いので、前走で好成績を残した馬から馬券を買うとどうしても人気サイドの馬券になってしまいます。

競馬で大事なのは回収率！勝つためには人気サイドの馬だけ買っていては勝てません！

追切りタイムによって馬券を購入する方法は、人気の盲点となる馬をあぶり出すことができるので、高配当を狙うひとにはおすすめの馬券術です。

最初はトラックマンの調教評価を参考にして、慣れてきたら自分で調教動画を見て馬の状態を判断できるようになれば、完全

追切りタイムからの馬券購入を自分のものにするためには、少し時間がかかるかもしれないので、すぐに馬券で稼ぎたい場合は、当サイトでおススメしている競馬予想サイトの馬券の買い目を参考にしてみてください。