競馬 血統 初心者

競馬において、血統を知れば初心者の競馬は変わる!

1:競馬を長くやるなら血統は避けて通れない!

競馬初心者のみなさん!みなさんは予想をする際に、血統を気にして予想をしたことがあるでしょうか?
血統と聞くと「理解するのが難しいんじゃないの?」と思ってしまう初心者も少なくないはず。
ですが血統は強い馬を見分けるのに重要な要素のひとつなのです。
今回は血統のイロハも知らない初心者のために、わかりやすく、かつ詳しく解説していきます!

2:競走馬の能力を見る指標のひとつ、それが血統

競馬 血統 初心者

競馬はよくブラッドスポーツと呼ばれます。
競馬を始めるうえで、非常に重要な要素が「血統」であるため、このように言われることが多いのです。
細かく解説すると長くなってしまうので、血統について簡単に、ひとことで言うなら

レースで優秀な成績を上げた馬同士の交配を繰り返すことにより、競走馬としてより優秀な遺伝子を残していくこと。

実際に、2004年~2006年に活躍したディープインパクトなどは、その強さに納得のいく優秀な血統を持つ馬です。
もちろん、血統のみではなく、脚の強さやスタミナなど、後天的に備わる様々な要素も強さに関係しますが、初心者は競馬をやるうえで血統を知っておいて損は無いはず。
競走馬の才能は一つではありませんが、予想においても大きなファクターになることは間違いありません。

3:競馬初心者はまずここから!血統の基礎知識

競馬 血統 基礎知識

初心者が血統を勉強しようとした時に起こるのが「なんのことを言っているのかわからない・・・」という現象ではないかと。
初心者は血統について知識をつける前に、まずそもそも用語の意味を理解する必要があります。
ここでは頻出する用語で、代表的なものをご紹介していきます!

3-1:牡馬

種牡馬(しゅぼば)とは繁殖用の牡馬(オス)で、別称でサイアーとよく呼ばれています。
仔馬の能力に影響を色濃く残すのがこの種牡馬で、父の現役時代の特徴を引き継ぐ仔馬もよく見られます。
それゆえ、基本的には現役時代に実績を残した競走馬でない限り、種牡馬になることはほとんどありません。
日本でいえば、ディープインパクトが種牡馬の絶対王者として君臨しています。

3-2:繁殖牝馬

競馬 血統 繁殖牝馬

繁殖牝馬(はんしょくひんば)とは繁殖用の牝馬(メス)で、別称、肌馬(はだうま)とも呼ばれています。
種牡馬は1年に何頭も種付けを行いますが、繁殖牝馬は1年に1頭しか仔馬を産めないので、現役時代の成績に関係なく繁殖に入ります。
優秀な血統を持った繁殖牝馬には優秀な血統の種牡馬が後輩されることが多く、これにより名馬の血が受け継がれていくのです。

3-3:母父

母父(ははちち)とは繁殖牝馬(お母さん)の父親(おじいちゃん)のことで、別称ブルードメア・サイアーとも呼ばれます。
前述のとおり、仔馬の特徴には種牡馬(お父さん)が一番影響を与えることが多いですが、種牡馬よりも母父の影響が強く出る馬もいます。

3-4:インブリード

競馬 血統 インブリード

インブリードとは父系と母系に同じ祖先がいる近親交配のことです。
別名クロスとも呼ばれ、祖先の馬の特徴が強く出やすいと言われています。

3-5:アウトブリード

アウトブリードとは同じ祖先が居いない異種交配のことです。
インブリードに比べて健康で丈夫な仔馬が生まれやすいと言われています。

4:競馬初心者はこの4血統を覚えておけば大丈夫!

ここまでで初心者に必要な血統の基礎知用語は解説したので、ここからは5つの主流系統について解説していきます。
現在、競馬では血統をこの5つの系統でくくられることが多く、おそらく初心者はこれだけ知っておけば十分かと。
掘り下げるとかなりややこしいので、あくまで競馬初心者向け、簡単に解説します!(笑)

4-1:日本競馬の主流、サンデーサイレンス系

競馬 血統 サンデーサイレンス

競馬ファンなら誰でも聞いたことがあるのではないか、というレベルで有名な馬、サンデーサイレンスからの血統です。
サンデーサイレンスは1988年にアメリカでデビュー、翌年にはアメリカ三冠レースのうちケンタッキーダービー・プリークネスステークスを制した名馬です。
現在日本の主流血統になっており、サンデーサイレンス系の馬は圧倒的なスピードを瞬発力を備えている傾向があります。

4-2:スタミナとパワーが持ち味、ノーザンダンサー系

競馬 血統 ノーザンダンサー

ノーザンダンサーは1960年代にヨーロッパで生まれ、一流の成績を残した競走馬ですが、それ以上に世界に名を知らしめたのは、種牡馬になってからでした。
「ノーザンダンサーの血の一滴は、ワンカラットのダイヤより価値がある」とまで言われたこともあります。
ノーザンダンサー系の主な特徴はスタミナとパワーが抜群に優れているというところです。
こちらも競馬ファンなら名前は聞いたことがあるのでは?

4-3:ダート競争ならこの系統、ミスタープロスペクター系

競馬 血統 ミスタープロスペクター

このあたりから初心者には少し馴染みがない名前かもしれません(汗)
ミスタープロスペクターは1970年代にアメリカで生まれ、競争成績はあまりパッとした馬ではありませんでした。
しかし種牡馬として大成功、今なおアメリカでは、日本のサンデー系並みの支配力があります。
ミスタープロスペクター系の特徴は、ダートに強くスプリントを得意とするスピードを有していることです。
この系統で初心者も知っているであろう馬に、キングカメハメハがいます。

4-4:競馬初心者には馴染み薄?ナスルーラ系

競馬 血統 ナスルーラ

ナスルーラは1950年代にヨーロッパとアメリカで種牡馬として活躍、その子孫も次々に成功を収め、70年代まで世界の競馬で最も反映していた系統です。
多岐に派生していて特徴を絞るのが難しいのですが、本質はスピードに特化した系統と言えるでしょう。
競馬会で最近は勢いを失っており、そのため他の系統に比べ、初心者はあまりその名前を耳にすることは無いかもしれません・・・
初心者でも聞いたことのある馬と言えば、サクラバクシンオーがナスルーラ系の代表格かと。

5:血統表の見方を分かりやすく解説

競馬では競走馬ごとに血統表というものがあります。
初心者のみなさんはあまり目にしたことがない人もいるのでは?
一見分かりにくそうな表ですが、血統表の見方を解説していきます。

今回は2018年の有馬記念王者、ブラストワンピースの血統表を参考に見ていきましょう。

競馬 血統 ブラストワンピース

この血統表の青背景は種牡馬、ピンクの背景が繁殖牝馬です。
この表は左から右に向かって世代が古くなっていきます。
一番左に書かれている馬がお父さん、お母さんになるので、ブラストワンピースの場合はハービンジャーがお父さん、ツルマルワンピースがお母さん、ということになりますね。

5-1:血統表を見て、その馬が秘めている力を把握する

パッと見るとややこしく感じるこの表ですが、競走馬が秘めている力を分析する分かりやすい見方をご説明します。
ここで生きてくるのが基礎知識でご紹介したことです。
血統において、基本的に影響が出やすいのは父、母父です。
それを踏まえたうえで血統表を見れば、競馬初心者でも分かりやすいかと。

ブラストワンピースの場合、主に影響を受ける可能性が高いのは

競馬 血統 ブラストワンピース

・父のハービンジャー
・母父(おじいちゃん)のキングカメハメハ

の2頭です。
さらに母系の種牡馬から影響を受ける可能性もあります。
それを踏まえたうえで、血統からの能力の見方はこちらです。

基本的に血統表は左上から右下へ、お父さんを辿って見ていく感じになります。
さらにその血統に、どの系統の馬が含まれているかを見ていく感じですね。

競馬 血統 ブラストワンピース

お父さんのハービンジャーはノーザンダンサー系
母父のツルマルワンピースもノーザンダンサー系
母母父のフジキセキはサンデーサイレンス系
母母母父のEl Gran Senorはノーザンダンサー系

ノーザンダンサーの系統がかなり強く、サンデーサイレンスの系統も含まれている、ということは、ブラストワンピースはパワーとスタミナに溢れ、スピードと瞬発力にも期待ができる馬だということが分かります。
競馬初心者がこの血統だけで予想を立てるのは難しいかもしれませんが、この情報に加え、過去の戦績から得意なコースや距離を割り出せば、その馬が勝ちやすいレースはかなり絞ることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
できるだけ簡単に解説しましたが、初心者のみなさんが一気に血統のことを覚えるには少し難しい部分もあるかもしれません。
ただし、競馬において血統は昔から重要視されてきた要素で、優秀な血統を持つ馬が好成績を残していることも事実です。
血統が優れていなくとも、競馬で優秀な結果を残す馬もいますが、血統から馬を絞り、予想をすることで勝てる競馬に近づく可能性もあります。
初心者は競馬と血統の歴史に興味を持ってみるのもおもしろいかもしれません、そこから別の楽しみ方を見つけられるかもしれませんね。