前走有馬記念では、惜しくも4着に敗れてしまったジャスティンパレス。
一番人気の期待に応えることができずに、有馬記念を後にしました。
損期待されていたジャスティンパレスですが次走は現在未定のようです。
再び重賞を制覇する姿を見たいですね。
今回はそんなジャスティンパレスについて解説します。
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目次
ジャスティンパレスの次走は現在未定
ジャスティンパレスの次走は現在未定です。
2023年は阪神大賞典から始動し、3000m以上を連勝。天皇賞（春）でGⅠタイトルを奪取しました。続く宝塚記念3着、天皇賞（秋）2着、有馬記念4着です。
2023年はこれまで馬券圏内を外してこなかったですが、有馬記念でその壁の高さにぶつかりました。
前走有馬記念では、1番人気であったことから期待されていましたが、落胆する声が聞こえてくるレースとなってしまいます。
前走に続き、横山武史騎手が騎乗
ジャスティンパレスに騎乗するのは横山武史騎手です。
天皇賞（秋）で初騎乗ながら2着に導いた横山武史騎手が今回も騎乗します。武史騎手と言えば、2年前、有馬記念エフフォーリア、ホープフルSキラーアビリティと暮れの中山でGⅠを連勝したのを思い出します。
今年も12/3まででJRA118勝で、関東リーディングトップの座を守っています。今年はソールオリエンスで皐月賞も制し、好調です。中山でGⅠ4勝と、相性の良さも光ります。
横山武史騎手からのコメント
横山武史騎手からの直近の有馬記念コメントを紹介します。
「返し馬から前走よりあきらかに具合が良くなっていると感じていましたし、落ち着きもあったので、これならゲートも大丈夫かなと思いました。
ただ、ゲートで後ろにモタれて何度も立ち上がるようなところがありました。出ていればプランも選べましたが、腹を括る形でいきました。
ドウデュースが相手だと思って、上手くマークができましたが、コーナリングでギアがスムーズに上がっていかず、ついていけなかった分でしょうか。1番人気に応えられず申し訳なかったです」
なかなかうまくいかないレースになってしまったコメントを残していました。
しかし、最後方から直線で4着まで上り詰めたのは実力はあることは明確でしょう。
次走に期待です。
■注目の重賞レース記事
ジャスティンパレスの過去レース成績
ここではジャスティンパレスの活躍をまとめ、特に目立ったレースを取りあげます。
今年は阪神大賞典から有馬記念まで4戦して4着以下が1度だけでした。
イクイノックスに迫った天皇賞（秋）
この秋は前哨戦を使わず、天皇賞（秋）で戦列に復帰しました。レース数を絞ったローテーションは有馬記念に照準を合わせたものでしょう。
中距離2000m戦への出走は皐月賞以来、東京競馬場はダービー以来でした。どちらも9着に敗れており、2000m以上に出走するようになって結果を残したため、6番人気と人気を落としていました。
レースはジャックドールが1000m通過57.7と速めの流れを演出するなか、イクイノックスが3番手につけ、展開されました。好位にいた最強馬が直線、あっという間に抜け出したため、先行勢もマークした組も苦しくなり、後方で直線に賭けたジャスティンパレスとプログノーシスが追いかける形になりました。
イクイノックスが1.55.2のスーパーレコードを叩き出し、ジャスティンパレスは2着。着差は開いていましたが、残り100m付近での脚色は目立っていましたね。強い馬が強い競馬をしたとき、最後はスタミナ比べになり、長距離に強い馬が顔を出すのは、よくあることです。2000mは短くても、流れ次第でやれることを証明した一戦でした。
待望の初GⅠ制覇！伝統の天皇賞（春）で実力証明！
阪神の菊花賞3着、阪神大賞典1着で3000m以上の適性を示したジャスティンパレスは前年覇者タイトルホルダーに次ぐ2番人気に支持されました。
舞台はこの春リニューアルした京都競馬場。3コーナーにある丘を2度越えるコースは急坂の阪神に負けず劣らず、タフな舞台です。1周目の坂はゆっくり上り、落ち着いて下らないと折り合いを欠きますし、2周目は下り坂を利用して行き脚をつけないと、勝負圏内に入れません。巧みなギアチェンジによってアップダウンをクリアするという人馬の呼吸が試される舞台です。
アフリカンゴールドが先手をとり、タイトルホルダー、アイアンバローズが先行する競馬は最初の1000m通過59.7と突っ込んで入り、アフリカンゴールドが中盤で脱落。タイトルホルダーが中盤でスローペースに落とすも、2度目の丘越えでアクシデント発生。そんな厳しい競馬を制したのがジャスティンパレスでした。
中団から競馬を進め、2度目の下り坂でじわじわとポジションを押し上げ、最後の直線で抜け出しました。若い頃からみせていた操縦性の高さとスタミナが見事にこの舞台でハマりましたね。4コーナー4番手から上がり最速を記録したとなれば、完勝です。
ジャスティンパレス能力分析済み！予想おすすめサイトえーあい
これまでジャスティンパレスの過去レースについて分析しました。
この結果を踏まえてジャスティンパレスが次走でどのような結果になるのか楽しみですね。
しかし馬券購入をするとなったらジャスティンパレスを応援しつつ的中させたいところです。
こちらの章で紹介するサイトを参考にしてみてください！
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名前の由来
ジャスティンパレスの馬名由来について解説します。
ジャスティンは馬主の三木正浩氏の冠名です。三木氏はABCマートの創業者ですね。所有馬の一部にはジャスティンがつかない馬もいますが、基本は牡馬にはこの冠がつきます。牝馬の冠名はエリカです。
パレスは母パレスルーマーの一部ですから、【冠名＋母名の一部】になります。
ジャスティンパレスの血統
ジャスティンパレスは父ディープインパクト、母パレスルーマーの間に生まれました。
父ディープインパクトにとって最後から2番目の世代にあたります。ひとつ下の最終世代には英国ダービー馬オーギュストロダンがいますが、同世代だとキラーアビリティ、アスクビクターモアとGⅠ馬は3頭います。すべて2番人気での勝利というのも不思議ですね。
母パレスルーマーの産駒といえば、米国産に2013年ベルモントSを勝ったパレスマリスがいます。輸入後はオルフェーヴル産駒アイアンバローズを出しました。有馬記念は兄との競演になりますね。
パレスルーマーはシアトリカルからヌレイエフ、レッドランサムからロベルトの血を注がれています。ジャスティンパレスは母系から持続力とスタミナを、父から日本競馬に欠かせない瞬発力を受け継いでいます。長距離適性が高いのも納得ですね。
ネット民の反応は
こちらの章では、ネット掲示板やＳＮＳでのジャスティンパレスへの反応をまとめます。
天皇賞（秋）2着直後には距離適性を見直す意見も多く、上がり最速だったことに驚きの声もみられました。レース前は低くかった評価も一気に覆されたようです。やはりイクイノックスの2着はインパクトが大きいですね。
まとめ
今回はジャスティンパレスについて解説しました。
今年GⅡ以上で3着以下がないというのは、かなりハイレベルであり、充実期といっていいでしょう。得意とはいえない東京芝2000mでの2着はその証です。有馬記念まで中7週と間隔をとっていることからも、本気度合いがうかがえます。2500mへの距離延長も強調材料でしかなく、4、5番人気評価であれば、むしろおいしいと思うべきではないでしょうか。
有馬記念の舞台はペース次第で適性が大きく変わる舞台だと紹介しましたが、タイトルホルダーやアイアンバローズが顔をそろえる今回、スキのない流れになり、ステイヤーが台頭する可能性は非常に高いと考えられます。たとえスローペースであっても、好位で流れに乗れる器用さがあるので、上手に立ち回れるでしょう。
昨年の有馬記念は7着と見せ場を作れませんでしたが、本格化前のものですから、参考外とした方が筋が通りますね。
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