ハーパー次走は大阪杯！前走有馬記念では唯一の3歳牝馬で大健闘

これまでG1レースで1着がないハーパーですが、次走は大阪杯に出走予定となっています。

前走有馬記念では9着となりましたが、唯一の3歳牝馬で健闘したでしょう。

しかしハーパーはこれまでも国内最強牝馬リバティアイランドの後ろに着くなど実力は本物です。

今回はハーパーの次走やハーパーという馬について解説してきます。

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ハーパーの次走は大阪杯

ハーパーの次走は大阪杯です。

今年の3歳牝馬といえば、リバティアイランドの三冠ですね。その三冠で4、2、3着と健闘したのがハーパーです。牝馬三冠馬はジャパンCで世界ナンバー1イクイノックスの2着に入りました。ハイレベルな戦いで揉まれた経験がハーパーにはあります。

マイルの桜花賞以外で3着以内、特に2400mのオークス2着と距離が延びた方がいいタイプです。エリザベス女王杯も3着なので、古馬との力関係も決して下とはいえません。牡馬のトップどころとは斤量差4キロ。今後のレースの波乱の使者となるでしょうか。

有馬記念で騎乗したのは若手注目株の岩田望来

ハーパーに騎乗したのは岩田望来騎手です。

三冠はすべてC.ルメール騎手が手綱をとり、エリザベス女王杯は川田将雅騎手が騎乗しましたが、有馬記念はは二人ともそれぞれスターズオンアース、ソールオリエンスとタッグを組むため、前走では乗り替わりとなります。

今後のレースで乗り替わりが発生する可能性があるため、今後の騎手に関する情報が分かり次第更新いたします。

有馬記念後岩田望来騎手からのコメント

豪華メンバーの中、出走した有馬記念岩田望来騎手からのレース後コメントについて紹介します。

「いいポジションがとれて、やりたい競馬はできました。まだ３歳牝馬ですし、これから成長してくれると思います」

唯一の山菜牝馬であることを踏まえるとこの位置でも十分に良いレースだったように思えます。
今後のハーパーの活躍に期待できる良いレースに見えました。

ハーパーの過去レース成績

ここではハーパーの活躍をまとめ、特に目立ったレースを取りあげます。

古馬牝馬とも互角だったエリザベス女王杯

牝馬三冠ではリバティアイランドに敗れはしましたが、安定した成績を残したハーパーは3歳代表としてエリザベス女王杯に挑みました。

1番人気は秋華賞をパスした同世代のブレイディヴェーグなので、3番人気ハーパーも通用の可能性は十分ありました。

内枠から好位をとったハーパー。アートハウスが3番手以下を離しながらも、ゆったりとしたペースを作り、1000m通過1.01.1。先行優位の競馬になりました。

京都の下り坂から11.8-11.6-11.5-12.0とじわじわペースアップする展開のなか、ハーパーは結果的にはブレイディヴェーグにマークされ、自身が4コーナーで外へ出ていったところ、内をすくわれてしまいました。

追われる立場ゆえの敗戦だったといえるでしょう。不運な負けではありますが、収穫もありました。距離も舞台も関係なく、先行できる自在性は強みですし、折り合いがつき、上手に競馬を運べるようになりました。

リバティアイランドに果敢に挑んだオークス

オークスはハーパーの能力を発揮したレースのひとつです。二冠がかかるリバティアイランドが桜花賞とは一転、先行集団にとりつくなか、ハーパーはその背後をとりました。相手はリバティアイランド一頭だけ。そんな絞りに絞った競馬は印象的でした。

リバティアイランドの動きに合わせるように外からスパートをかけましたが、並ぶまでには至らず。オークス時点での力差は歴然でした。ただし、オークスで1秒あった着差も秋華賞では0.5まで縮めており、ハーパー自身も着実に力をつけているといっていいでしょう。

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これまでハーパーの過去レースについて分析しました。

この結果を踏まえてハーパーが次走でどのような結果になるのか楽しみですね。

しかし馬券購入をするとなったらハーパーを応援しつつ的中させたいところです。

こちらの章で紹介するサイトを参考にしてみてください！

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名前の由来

ハーパーの馬名由来について解説します。

ハーパーとはハープを弾く人という意味があります。これは母セレスタ（鍵盤つきの鉄琴）からの連想ですね。

ハーパーの血統

母セレスタはアルゼンチン2歳GⅠの勝ち馬です。ノーザンファームはディープインパクトをはじめサンデー系の種牡馬に対し、海外の名牝の血を求めました。なかでも注目を集めたのは南米アルゼンチン産の牝馬です。

欧州に比べると、スピードがあり、スタミナもある馬が多く、サンデー系との相性のよさが買われました。セレスタもその一頭です。父はエーピーインディ系、母はミスタープロスペクターとロベルトの血が入っており、日本の競馬で活躍できる下地がありました。

日本に輸入されたセレスタはハーツクライとの交配が多く行われ、ハーパーが誕生しました。牡馬はダノンセレスタ、ミッキーセレスタとセレクトセールで高額取引されましたが、そこまで活躍できませんでした。

しかし、ドゥラメンテの間に生まれた牝馬ヴァレーデラルナは2022年、今回ハーパーに騎乗する岩田望来騎手と盛岡のJBCレディースクラシックを勝ちました。

ハーツクライに戻ったハーパーも活躍しており、セレスタは牝馬が走る傾向にあるかもしれません。ちなみにハーパーはセレクトセール当歳セッションにて8600万円（税抜き）で取引されました。

ネット民の反応は

こちらの章では、ネット掲示板やＳＮＳでのハーパーの反応をまとめます。

有馬記念出走決定時のネット民の反応はこちら

友道厩舎3頭出しに対するコメントも目立っていました。中長距離に強い友道厩舎は今回、ドウデュース、ヒートオンビート、ハーパーと3頭を出走させる予定です。暮れの大一番にこれだけ手駒を出走させるのは、さすがタレント揃いの栗東トップステーブルですね。

まとめ

今回はハーパーの次走ついて解説しました。
次走は大阪杯の予定になっています。初のG1制覇を目指した気合が入っているレースだと思うので注目してみてみましょう。

また前走有馬記念では馬券圏内に入ることはかないませんでしたが、今後の活躍が期待できる内容だったと思います。

父ハーツクライは05年ディープインパクトを破り、有馬記念を勝ちました。産駒では19年優勝リスグラシューがいます。ハーツクライ産駒は一般的に同馬のように古馬になって本格化し、圧倒的な強さを見せるタイプが多いとされています。クラシック惜敗続きのハーパーも、ここにきて調教内容がワンランク上がっており、本格化する気配が漂っています。来年、さらに飛躍するでしょう。

若い頃は不器用なタイプが多いハーツクライ産駒ですが、ハーパーは好位で流れに乗れる機動性を感じます。展開に左右されない強みを有馬記念で発揮できるか、注目しましょう。

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