中京競馬場のレース傾向や特徴!有利な枠順や脚質・血統は?

1:中京競馬場の特徴とレース傾向

中京競馬 レース

競馬予想では、競馬場の特性を理解することが大切です。
競馬場によってレース傾向も異なっていて、どの競馬場も同じ予想方法では的中率も上がってきません。

中京競馬場で開催されるレースでは、中京競馬場ならではの特徴を理解しておく必要があります。

中京競馬場は高松宮記念やチャンピオンズカップなどのG1が行われていて、2010年~2012年にかけて大幅な改修工事がありました。
改修前は小回りで直線が短く、平坦なコースでした。

改修後はゴール前に坂ができ、直線距離も412.5mへと伸びています。
これにより、改修前とはレース傾向も大きく変わりました。

中京競馬場は左回りで開催されるので、左回りを得意としているかも予想において重要になります。
ゴール前の急坂は2.0%の登り勾配であり、これは中山競馬場に次ぐレベルです。

そのため、以前とは違って、パワーが必要とされる傾向にあります。
今回は、中京競馬場のレース傾向や有利な枠順・脚質・血統などについて紹介していきます。

2:中京競馬場で有利な枠順や脚質

中京競馬 ゴール

同じに見える競馬場でも、最後の直線距離や坂の勾配が違うので有利となる条件も変わってきます。
中京競馬場ではどのような枠順や脚質が有利なのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。

そこで、中京競馬場で有利な枠順や脚質について調べてみました。
中京競馬場では、高松宮記念やチャンピオンズカップといったG1レースが開催されます。

中京競馬場でのレース予想に役立ててくださいね。

2-1:短距離は内枠有利

中京競馬 パドック

中京競馬場では、短距離のときに内枠が有利となる傾向が見られます。
改修後の2012年~2019年までの過去8年の高松宮記念では、勝ち馬8頭中5頭が馬番1~6番までとなっていました。

特に馬番4~6番の馬が好成績を残していて、勝率16.7%、連対率25.0%は他の馬番に比べて優秀な数字です。

2012年~2019年の高松宮記念において、馬番13番より外側の馬は一度も勝利していません。

高松宮記念は1200mという短距離戦であり、その傾向から中京競馬場の短距離レースでは内枠が有利であることがわかります。

中京競馬場は改修されたことにより最後の直線が伸びましたが、ゴール前に急坂が設置されました。
短距離戦はハイペースとなる傾向があるので、最後の直線でいかにスタミナを温存しているかが重要です。

内ラチ沿いをロスなく立ち回りスタミナを温存している馬が、最後の直線でもバテずに走り切れています。

それが、短距離戦では内枠有利になる傾向に繋がっています。

高松宮記念など、中京競馬場で行われる短距離戦では内枠の評価を上げて予想をしてみてください。

2-2:脚質は差し馬有利

競馬場 雪

中京競馬場では、差しや追い込みといった脚質が有利な傾向にあります。
以前の中京競馬場は平坦で直線も短かったため、逃げや先行馬が有利でした。

中京巧者と言われるような馬もいて、器用に立ち回る馬が上位に来ていました。

改修後は最後の直線も伸び、急坂ができたことによって有利な脚質も大きく変わっています。

最後の直線は412.5mと差し馬にとって十分な距離であり、前の馬を捕まえるのに問題ありません。
カーブが緩やかになったことで、外枠からの差しも決まります。

また向こう正面にも坂があり、逃げ・先行馬にとってタフなコースとなっています。
前半で飛ばしすぎると、後半でバテてしまうので逃げ馬にとっては厳しいコースと言えるかもしれません。

通常なら人気薄の逃げ馬は積極的に狙いたいところですが、中京競馬場でのレース傾向から中京競馬場では積極的に狙う必要はないと考えられます。

極力逃げ馬は避けるようにして、差しや追い込み馬の穴馬を狙うようにしてください。

2-3:ダート戦では逃げ・先行有利

競馬 ゴール

中京競馬場のダートでの最後の直線距離は、東京競馬場に次ぐ長さです。
そのため、差しや追い込み馬が有利だと考える人も多いかもしれません。

ところが、中京競馬場のダート戦では、逃げや先行馬が好成績を残しています。

これは、中京競馬場の向こう正面に坂があり、一息入れることでペースが緩む傾向にあるからです。

過去のレース傾向を見てもペースが上がらないため、逃げ・先行馬が粘り切るということが多く見られました。
ダートは芝レースほどスピードが出ないため、差しや追い込みは決まりにくいというのが常識です。

ハイペースとならなければ、後方から差し切ることができません。

逃げ・先行馬に少しでも余力が残っていれば、鋭い追い込みを見せても届かないというケースが多く見られます。
ペースが緩むことで、先行勢は比較的有利に競馬を進めることができるのです。

芝レースでは差し・追い込み馬、ダートレースでは逃げ・先行馬に注目してください。

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3:中京競馬場に強い種牡馬

競馬 スタート

競馬予想においては、血統も重要なファクターです。
各競馬場に強い血統が存在するので、血統という面からの予想も効果的です。

そこで、中京競馬場で好成績を残している種牡馬を紹介します。
種牡馬の産駒傾向も予想に取り入れて、高配当を狙ってみてくださいね。

3-1:ジャスタウェイ

ジャスタウェイ 種牡馬

中京競馬場で産駒が活躍しているのが、ジャスタウェイです。
ジャスタウェイは2019年のサイアーランキング18位で、ハーツクライの後継種牡馬として期待されています。

ジャスタウェイは現役時代にドバイデューティーフリーで6馬身差の圧勝劇を演じ、世界1位となるレーティングを獲得したことがあります。
中距離で活躍し、そのスピードの高さが産駒にも良い影響を与えています。

また、ジャスタウェイ自身もそうでしたが、突然の本格化に要注意です。
3歳後半に大きな成長を見せるので、それまでの成績が不振でも無視できません。

ジャスタウェイ産駒は直線の長い競馬場が向くタイプで、新潟競馬場で最も良い成績を残しています。
直線が長くなった中京競馬場でも好成績を残していて、2017~2019年における競馬場別成績では中京競馬場の芝コースで連対率25.8%、3着内率35.5%と好成績となっています。

ジャスタウェイのスピードの高さが産駒にも遺伝していて、短距離でも結果を残している点に注目です。

ジャスタウェイは2015年に種牡馬入りをしたばかりなので、今後の産駒の活躍に期待が高まっています。
中京競馬場のレースでは、ジャスタウェイ産駒の評価を上げるようにしてください。

3-2:パイロ

パイロ 種牡馬

中京競馬場のダート戦において、チェックしておきたい種牡馬がパイロです。
パイロはダート戦で活躍する馬を多く輩出していて、中京競馬場で産駒が良い成績を残しています。

パイロは地方競馬でコンスタントに活躍馬を輩出し、堅実にサイアーランクを上昇させてきました。

自身はケンタッキーダービーにも出走したことがあり、高いダート適性が魅力の種牡馬です。

2017~2019年の競馬場別成績を調べると、パイロ産駒は中京ダートにおいて連対率19.2%、3着内率22.3%と良い成績を残していました。
パイロ産駒はパワーに優れていて、中京競馬場の坂を物ともしません。

タフな中京競馬場のダート戦では、堅実な走りを見せています。

馬場は不問で、良馬場でも重馬場でも問題はありません。
勝ち鞍のほとんどがダート戦であることから、ダートレースにおいては無視できない種牡馬です。

距離は短距離から中距離まで、万遍なくこなしています。
ただし、長距離では苦戦しているので、割り引きが必要です。

ダートの2000mまでの距離では活躍馬が多いので、2000m以下の距離で積極的に狙いたいところです。

中京競馬場のダート戦はチャンピオンズカップなどのG1も行われるので、パイロ産駒をチェックして高配当を狙ってみてください。

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まとめ

中京競馬場は改修前は、小回りで平坦なコースとして有名でした。
中京巧者と言われるような馬もいて、器用な馬が実力差を埋めるケースが多々ありました。

改修後は直線の距離も伸びて、ゴール前に急坂が設けられました。
その勾配は中山競馬場に次ぐもので、スタミナが要求されるタフなコースです。

芝の短距離においては内枠が有利な傾向があり、高松宮記念でも内よりの馬が好成績を残していました。
芝レースでは差し・追い込みが決まりやすく、ダートレースでは逃げ・先行馬が有利と言えるコースです。

また、中京競馬場での芝ではジャスタウェイ産駒が、ダートではパイロ産駒が良い成績を残しています。
中京競馬場ではこの2頭の種牡馬をチェックしておくと、回収率アップに繋がるかもしれません。

血統も重要な予想ファクターの一つなので、出馬表では種牡馬も確認しておきたいところです。

中京競馬場でのレース傾向や特徴などを理解して、得意条件に当てはまっている馬を狙ってみてくださいね。