川崎マイラーズの予想を無料公開！本命はギャルダル

2024年1月3日川崎競馬場ではS3重賞、川崎マイラーズが開催されます。
昨年は最年少の4歳馬アイウォールと最高齢の8歳馬スワーヴアラミスで決着！
1番人気のデュードヴァンが連を外したものの、馬連18倍とそこそこ固い決着でした。

人気サイドが強い川崎マイラーズでは、上位馬の人気が割れるため、どの馬から流してもそこそこの配当が期待できますが、逆に大荒れの万馬券はあまり期待できない！

今年も固めの決着を予想してキサラギの本命はギャルダル
2024年最初の南関東は手堅く稼いで年明け初勝利を決めましょう！

川崎マイラーズとは

創設は2009年と比較的新しい川崎競馬場のG3グレードレース。
正式名称は「東京スポーツ賞 川崎マイラーズ」で東京スポーツが提供しているレースです。

昨年までは5月の川崎競馬場でレースが行われていましたが、2024年からは1月開催に移動となり、南関東2024年最初の重賞となっています。

地元川崎所属の馬がなかなか勝てなかったレースですが、2022年本田騎手騎乗のファルコンピークが創設以来13年目で初優勝を成し遂げています。

川崎マイラーズ概要

開催日時	2024年1月3日　川崎11レース
開催競馬場	川崎競馬場
コース	ダート1600メートル
レースグレード	S3
出走条件	南関東所属の3歳以上
負担重量	別定戦
賞金	1着1400万円

川崎マイラーズ過去5年の優勝馬

近5年の川崎マイラーズの優勝馬を紹介します。

年度	馬名	性齢	所属	騎手	人気
2023年	アイウォール	牝4	浦和	森泰斗	5人気
2022年	ファルコンピーク	牡5	川崎	本田	4人気
2021年	モジアナフレイバー	牡6	大井	真島	1人気
2020年	グレンツェント	牡7	大井	森泰斗	8人気
2019年	キャプテンキング	牡5	大井	坂井	1人気

川崎マイラーズのコース紹介

・コースの特徴
川崎1600コースはスタートから最初のコーナーまで400ｍの直線があり
激しい先行争いをしなくても、ポジションを取れるので、序盤の入りは緩め。
コーナーが南関東で1番のきついカーブとなっているので、ここでまくりを仕掛けると
最終コーナーで外に膨らむリスクが非常に高く、このコーナーで先行馬を捉えるのは至難の業。
最終直線は短いのでそのまま逃げ先行馬が押し切るケースが多いです。
左回りコースなので、船橋や浦和大井の右回りコースで不振だった馬が一変するケースもあり。

2023年の川崎マイラーズプレイバック

着順	馬名	騎手	人気
1着	アイウォール	森泰斗	5人気
2着	スワーヴアラミス	今野	3人気
3着	デュードヴァン	御神本	1人気

キサラギの予想※1/2
更新

川崎マイラーズ2023の予想

• ◎ギャルダル
• 〇デュードヴァン
• ▲フォーヴィズム
• △アランバローズ
• △アルサトワ

◎のイチ推し理由はこれ

最終予想は枠順確定後に公開いたします！

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川崎マイラーズ出走予定馬と想定オッズ

2024年1月2日12時時点の出走予定馬

馬名	性齢	斤量	騎手名	オッズ	人気
デュードヴァン	牡7	57kg	御神本訓	6.6	3人気
フォーヴィスム	牡6	55kg	吉原寛人	5.6	2人気
ギャルダル	牡6	57kg	矢野貴之	2.3	1人気
ヨハン	牡8	57kg	張田昂	111.6	14人気
アマネラクーン	牡7	57kg	本田正重	11	4人気
アランバローズ	牡6	57kg	笹川翼	13.3	5人気
ディアセオリー	牡7	57kg	山崎誠士	31.4	11人気
アトミックフォース	牡8	57kg	落合玄太	47.8	13人気
アルサトワ	牡7	57kg	森泰斗	33.4	12人気
アイウォール	牡5	57kg	和田譲治	26.4	9人気
エアアルマス	牡9	57kg	桑村真明	29.5	10人気
ブラックパンサー	牡6	57kg	本橋孝太	19.7	8人気
ルーチェドーロ	牡6	57kg	町田直希	17.6	7人気
カジノフォンテン	牡8	57kg	澤田龍哉	15.7	6人気

過去10年の傾向をデータ分析

過去10年で万馬券はゼロだが3連単100万円馬券が出ている！

【川崎マイラーズ過去10年の配当傾向】

総合波乱度　★★☆☆☆
近年波乱傾向★★★☆☆
万馬券出現率　0％
馬連10倍以下　30％

馬連平均配当	3連複平均配当	3連単平均配当	馬連最高配当	3連単最高配当
3,200円	20,500円	142,200円	9,870円	1,076,210円

過去10年で万馬券はありませんが、2017年5番人気のリアライズリンクスと8番人気のトロヴァオの馬連は98倍とほぼ万馬券！3着に13番人気のポイントプラスが入り、3連単配当は100万円を超える大波乱となりました。

万馬券は出ていませんが、10倍以下の決着も3回しかないので、10～30倍の中穴馬券が十分狙えるレース。

1番人気連対率は50％！マイル戦で負けた馬や別距離からの馬は危険

【川崎マイラーズ飛んだ1番人気馬】

年度	馬名	騎手	単勝オッズ	前走
2023年	デュードヴァン	御神本	3.6倍	ブリリアントカップ（大井）　4着
2022年	モジアナフレイバー	真島	2.8倍	京成盃グランドマイラーズ（船橋）　4着
2020年	カジノフォンテン	張田	1.7倍	スパーキングナイト（川崎）　1着
2017年	セイスコーピオン	本田	3.3倍	師走オープン（大井）　2着
2016年	ブルーチッパー	岩田康	1.8倍	マリーンカップ（船橋）　2着

過去10年の1番人気連対率は50％。
1番人気で勝利した馬は前走もマイル競走に出走しており
勝利していますが、飛んだ馬は前走のマイル戦で負けているか
別距離のレースを勝利した馬です。

人気薄の前走勝利馬が穴候補！リーディング上位騎手に注意

【川崎マイラーズ5番人気以下の連対実績】

年度	馬名	性齢	騎手	人気	前走
2023年	アイウォール	牡4	森泰斗	5人気	スパーキングマイラーズ（川崎）　1着
2022年	ゴールドホイヤー	牡5	山崎	6人気	京成盃グランドマイラーズ（船橋）　1着
2020年	リッカルド	セ9	矢野貴	5人気	チバテレビ杯（船橋）　2着
2020年	グレンツェント	牡7	森泰斗	8人気	柏の葉オープン（船橋）　5着
2018年	トロヴァオ	牡6	矢野貴	8人気	フジノウェーブ記念（大井）　10着
2017年	リアライズリンクス	牡7	矢野貴	5人気	隅田川オープン（大井）　3着
2017年	トロヴァオ	牡4	吉原	8人気	名古屋大賞典（名古屋）　9着
2015年	ファイヤープリンス	牡4	的場	7人気	黒船賞（高知）　11着

過去10年のデータでは、他競馬場との交流戦レベルの重賞を大敗した馬が
ここで巻き返しに成功し穴馬になるケースが多かったようですが、近走を見ると
重賞大敗馬ではなく、川崎や船橋などの特別戦で勝利しているのに、5番人気以下になっている馬が穴となる傾向になっています。

森騎手2回、矢野騎手2回と、いつもは人気上位に支持される騎手が穴馬を連対させるケースが多いので、リーディング上位ジョッキーの騎乗馬には注意。

内枠有利！4枠以内の勝率8割！

【川崎マイラーズ枠順別成績】

枠順	勝数
1枠	2勝
2枠	2勝
3枠	1勝
4枠	3勝
5枠	0勝
6枠	1勝
7枠	0勝
8枠	1勝

きついコーナーをイン側で回れる内枠馬が
やはり有利ですね。

4枠以内の内枠発走馬が8勝を挙げています。
脚質にかかわらず、内目の枠が有利なので軸馬を選ぶときは
4枠以内がおすすめです。

2020年から3年連続で大井所属馬は3着以内！軸は大井馬から

【川崎マイラーズ所属別成績】

所属	勝利数	連対率
大井	4勝	29.4％
浦和	4勝	19.2%
船橋	1勝	11.5%
川崎	4.9	12.2%

所属別でみると
大井所属馬と浦和所属馬が4勝づつを上げており、過去10年のうち8割を占めています。
大井競馬場の方が連対率が高く、複勝率は44％と非常に信頼できる数値を残しているので、軸にするなら大井所属馬ですね。

2019年は1着～3着を大井競馬場所属馬が占領！
2020年以降は必ず3着以内に大井馬が入っているので、かなり信頼度は高いです。

川崎マイラーズ2024の注目馬3頭

• ギャルダル
• カジノフォンテン
• アランバローズ

注目馬1頭目：ギャルダル

前走	ビオラ賞競争（大井）　1着
人気	1人気
騎手	未定
脚質	先行

2021年の東京ダービー2着馬。
ダービー後、好走はするものの重賞では勝つことができないレースが続きましたが
秋のフジノウェーブ記念で優勝し初のグレードレース制覇。

2023年の出走レースは少ないですが、4戦4勝。
現在4連勝中の勢いがあります。

大井コースの砂替え後の実績もあり、今回は大チャンス。
人気にはなっても、キサラギはギャルダルを本命にします！

注目馬2頭目：カジノフォンテン

前走	勝島王冠（川崎）　15着
人気	7人気
騎手	未定
脚質	逃げ

実績ではナンバー１でも
近走の状況が悪く、人気ないですね～

しかし、久しぶりのマイル戦。
前走の勝島王冠は休み明けということを考えたら
マイルで逃げることができれば、逃げ切りもあり得ないことではない。

実際、休み前は大井記念で逃げ切っているので
今まで戦ってきたメンバーから数段落ちるメンバー構成で
あっさりと逃げ切る可能性もあり。

注目馬3頭目：アランバローズ

前走	マイルグランプリ（大井）7着
人気	6人気
騎手	未定
脚質	先行

2021年の東京ダービー馬。
ダービー2着だったギャルダル同様、不振がつづいていましたが
大井の砂替えで一変する可能性もあり。

ギャルダルから流すなら、相手には入れておきたい馬です。

川崎マイラーズ2024の注目騎手2人

川崎マイラーズに出走する注目の騎手を2人紹介します。

注目騎手1人目：矢野貴之

名前	矢野貴之
所属	大井
年齢	39歳
2023年度成績	203勝（全国リーディング5位）
主な獲得タイトル	2018年東京ダービー　2020年JBCスプリント

2002年デビューで22年目。
南関東のトップジョッキーの1人です。
出身は群馬県で、デビューは高崎競馬場でしたが、高崎競馬廃止に伴い南関東へ移籍。

数多くの重賞制覇、そして2022年には通算2000勝を達成！
今年は落馬による骨折で戦線離脱があったため、昨年度から大きく勝利数を落としていますが
それでも200勝キープ。

骨折がなければリーディング争いに加われていた可能性が非常に高いので残念です。

注目騎手2人目：山崎誠士騎手

名前	山崎誠士
所属	川崎
年齢	39歳
2023年度成績	118勝（全国リーディング34位）
主な獲得タイトル	2006年　かきつばた記念　2010年　浦和記念　2019年　東京ダービー

2003年にデビュー、翌年にはNARグランプリ最優秀新人賞。
3年目の2006年にはロッキーアピールで交流重賞かきつばた記念を優勝する期待の若手でした。

2019年にはヒカリオーソで東京ダービーを制覇、町田騎手と並んで川崎競馬場の2枚看板の一人となっています。2013年に川崎リーディングを獲得してからは、2人の熾烈なリーディング争いが続いています。2023年は最終日を残して7勝差で首位をキープ。11年連続の川崎リーディングはほぼ確定でしょう。

過去データではわからないキサラギの分析

川崎マイラーズ危険な人気馬：アランバローズ

2021年の東京ダービー馬。

体質が弱くダービー後は、あまり活躍できず。一昨年の秋に復帰し大井のサンタニアトロフィで2着と好走しましたが、順調にレースを使うことができていません。

川崎での実績がほぼゼロ。2桁着順に沈んでいるので、コース適正も微妙。今回はギャルダル軸なので、一応東京ダービーワンツーということで押さえますが、期待はそれほどできないと思います。

川崎マイラーズ特注穴馬指名：アルサトワ

芝でJRAのオープンクラスまで進んだ馬。ダート転向後地方交流戦の名古屋大賞典で4着の成績を残しましたが、それ以降は大敗続き。盛岡で負けているから南関東のレベルでは無理というのが定石ですが、実績ある馬なのでコース替わりで復活する可能性はあります。

鞍上が森騎手というのが非常に不気味な存在。ギャルダルからならワイドで押さえるのもあり。

2024年川崎マイラーズまとめ

年明け初戦重賞は固い決着。

ギャルダル、フォーヴィズム、デュードヴァンの力は抜けているので、この3頭で決まる可能性大。

固いレースか波乱のレースか両極端なので、波乱が起きると見るならばこの3頭を外して穴狙いでしょう。

キサラギは3頭の馬単ボックスと3連単で手堅くスタートを切ります。