競馬 税金 PAT

競馬で馬券を買うのに便利なPATを使うと、税金を払うのは必須?

競馬で馬券を購入する方法のひとつ、PAT。
その名前を聞いたことがある人は多いかもしれませんが、実際に使ったことがある人はどのくらいいるのでしょうか?
昔からの競馬ファンは、今でも競馬場や場外馬券場(WINS)で馬券を購入する人が多いようですが、今ではインターネットやスマートフォンを使い、PATで馬券を購入する人も増えているようです。

そもそもPATとはどうやって使うのか、どんな種類があるのか。
そしてPATを使ったとき、税金はどうするべきなのか。
今回は競馬でPATを使ったときのメリット、デメリット、的中時の税金について詳しく解説していきます。

1:競馬で馬券を買う方法のひとつ、PAT

競馬 PAT

まず最初にPATというものがどんなものなのかを説明します。

一言で説明するなら、PATとはインターネットや電話で投票(馬券購入)できるサービスです。
PATの誕生により、競馬場でなくても馬券が買えるようになり、競馬を楽しめる人口が増えたことは言うまでもありませんね。

PATにはいくつか種類があり、下記の4種類となっています。

  • 即PAT → ネット投票限定、手数料無し、JRA指定口座より決済
  • A-PAT → インターネットもしくは電話投票、申込から利用まで2~4ヶ月かかる
  • JRAダイレクト → ネット投票限定、クレカ払い対応、手数料1回100円
  • オッズパーク → 地方競馬と競艇、競輪などを扱うネット投票サービス
  • 種別によって投票の方法がネットだったり、電話だったり、また手数料がかかったりと内容は様々ですが、この中で一番多く利用されているのは即PATではないでしょうか?

    1-2:即PATの使い方

    競馬 即PAT

    競馬ファンに即PATが多く利用されている理由として、パソコンだけでなく、スマートフォンや携帯電話からでも馬券を購入できるという点があります。
    また、申し込んでから実際に使えるようになるまで時間がかからず、その日のうちに利用できるようになる、土日でもATMから入金できる、という点も大きいでしょう。

    即PATはインターネット環境と、以下のいずれかの銀行口座があれば、基本的には即日利用できます。

    ジャパンネット銀行
    三井住友銀行(SMBCダイレクト)
    楽天銀行
    三菱東京UFJ銀行
    住信SBIネット銀行
    ゆうちょ銀行

    ※申し込みは馬券発売時間内に行う必要があります

    基本的な券種はどれでも購入可能となっており、即PATで買えるのは以下の9種類です。
    単勝・複勝・枠連・馬連・ワイド・馬単・3連複・3連単・WIN5

    また、馬券を買える時間については、土曜のレースなら金曜18:30~各レース発走時刻1分前、日曜のレースなら土曜19:30~各レース発走時刻1分前となっています。

    2:PATを使うメリット

    競馬 PAT メリット

    前の項目でも触れましたが、PATを使うメリットとして一番大きいのは、「競馬場に行かずとも手軽に馬券が買える」というところでしょう。
    もちろん、競馬の魅力やレースのおもしろさを十二分に味わうためには、競馬場に行き、実際の馬券を買って、目の前でレースを見るというのが一番なのですが、それには労力も時間も必要です。
    また、近くに競馬場、場外馬券場が無い人は、PATが普及するまでは馬券を買うこともできず、興味はあったがあきらめていた人も少なくないはずです。
    誰でも、気軽に、どこででも、というのがPATのメリットでしょうね。

    3:PATを使うデメリット

    競馬 PAT デメリット

    ここまではPATのメリットや使いやすさに注目してご紹介をしてきましたが、注意しなければならない点もあります。
    それは「的中があった時の配当金が銀行や国に把握されてしまう」ということです。
    (大前提として税金はきちんと申請し、支払わないといけませんが)

    例えば競馬場で馬券を買って当たっても、その場で払い戻しを行われ、そのお金は手渡しです。
    この場合、誰が、いくらの配当を、いつ得て、その税金はどのくらいか、ということは本人以外が知ることはほぼ不可能でしょう。

    しかしPATを利用した場合は違います。
    誰が、いつ、どのレースで、いくら獲得したかが記録として残ってしまうのです。
    これによって、国が高額配当を得た人を調査することができます。

    4:PATを使ったとき、税金を申告する必要はあるのか

    PAT 税金 申告

    競馬での利益は一時所得になるため、基本的に税金を納める必要があります。

    ※一時所得にかかる税金の説明については下記の記事をご覧ください。

    競馬で儲けた時、その税金はどうやって計算すればいいのか

    ちなみに一時所得では、年間利益が20万円を超えると税金を払う義務が発生します。
    そこまで高額配当ではない場合、例えば数万円の的中が数回あったくらいでは国税局も動きませんし、税金を気にする必要はないでしょう。

    5:高額的中をしたのに税金を納めなかったとき、バレてしまう確率は

    競馬 税金 バレる

    競馬で高額配当を得て税金を納めなかったとき、国税局にバレてしまう確率は、それほど高くありません。
    というのも、高額とはいえ、100万円くらいの的中では、調査対象の目に留まりにくいからです。

    ですが、100%安心というワケではありませんし、そもそも税金は納めないといけないものなので、年間で20万円以上の的中があった人は、きちんと申告することをおすすめします。
    また、有名人などメディアに露出の多い人や、1回の獲得配当はそれほど大きくはないものの、何度も的中を出して累計での獲得配当が多い人は調査が入りやすいようです。

    滅多にないことですが、過去には累計数億円を競馬で稼ぎ、その利益の課税分類と、税金の額について裁判になったケースもあります。

    「外れ馬券経費」裁判で原告勝訴に「当たり前だろ!」の声!社会通念皆無の国税局に「所詮は公務員」と嘲笑の嵐

    上記のようなケースは完全に稼ぎすぎてを目つけられ、所得の区分も一時所得ではなく雑所得扱いになった珍しい例です。
    ただ、ここまで大きな稼ぎではなくとも、累計的に大きな利益になると裁判に、という事態も考えられるので、高額的中があった場合は、やはり正直に申告し、きちんと税金を納めることをおすすめします。

    5-1:三連単、WIN5を買う場合は特に注意が必要

    三連単 WIN5 注意

    上記の高額的中の件と関連した内容ですが、三連単、WIN5といった馬券を日常的に購入している人は注意が必要です。
    三連単、WIN5という券種は的中が出にくい分、当たった時には多くの場合、高配当になることが多いです。
    競馬の利益は一時所得、ハズレ馬券は経費にならないので、高配当をしばしば的中させる人は、年間の総払戻金が20万円を超えることはよくあるので、これまでにいくら稼いだかをきちんとメモしておく方がいいでしょう。

    まとめ

    今回は競馬でPATを使い、馬券を購入した時の税金についてご説明しました。
    PATを使う以上、利益を隠すことは不可能なので、納税をふまえたうえでの競馬が必須になるでしょう。
    大事なのは「競馬で利益が出た時は税金を払う必要がある」という認識です。
    税金を払わず、儲けたお金を使ってしまいたいという気持ちもよくわかりますが、バレた時にはかなり苦しい結果になることは間違いありません。
    PATはとても便利なものなので、高額的中があったときには税金をしっかり計算し、ストレスなく競馬を楽しめるようにしましょう。