競馬の不良馬場で馬券を的中させるコツ!不良馬場に強い血統は?

1:不良馬場とは

中山競馬 不良馬場

競馬は、天気がいい日だけで行われるわけではありません。
雨の日にも開催されるので、芝やダートの状態が悪いことがあります。

日本における競馬では、良、稍重、重、不良の4段階で馬場状態を示していています。
最も馬場状態の悪いときが、不良馬場です。

「良」を基本状態として含水率で、馬場状態を判断していきます。
不良馬場は、最も水分を含んでいる状態ということになります。

不良馬場になる確率でいうと、そこまで高いものではありません。

2003~2005年の中央競馬の馬場出現率では、芝のレースでの不良馬場が2.1%、ダートレースでの不良馬場が7.9%と少なくなっています。
よほどの雨にならないと、不良馬場とはなりません。

あまりに酷い場合は「田んぼ」などと揶揄されることもあり、予想がより難しく感じてしまうかもしれません。

今回は、不良馬場のレースでも馬券を的中させるために、不良馬場での予想ポイントや狙いたい種牡馬を紹介します。
不良馬場は予想が難しいからこそ高配当も期待できるので、当記事を参考にして万馬券的中に役立ててくださいね。

2:不良馬場の3つの予想ポイント

不良馬場 リプレイ

競馬では、馬場状態を考慮した馬券の買い方が大切です。
馬場状態によって、上位に来やすい馬とそうでない馬が変わってくるからです。

良馬場のときと同じように馬券を買っていても、回収率は上がってきません。

そこで、不良馬場で押さえておくべき3つの予想ポイントを紹介します。

2-1:馬体重の重い馬が不利

園田競馬 不良馬場

不良馬場においては、馬体重の重い馬が不利だという傾向があります。
不良馬場は馬場が渋ってスピードよりもパワーが求められるため、馬体重の重い馬を狙いたいところではないでしょうか。

ところが、馬体重の重い馬、すなわち身体の大きい馬は跳びが大きいため、不良馬場を苦手とします

不良馬場は脚が滑りやすく踏ん張りがきかない状態で、跳びが大きいと前のめりになってしまい力を発揮できません。

そのため、不良馬場においては、馬体重の重い馬を信頼することは避けたいところです。

これは、芝とダートレースの両方に言えることです。
ただし、より滑りやすいのは芝なので、芝のレースでは特に注意が必要です。

ダートレースの場合は稍重や重馬場では、馬体重が重い馬でもあまり不利はありません。

不良馬場になったときのみ、評価を見直すようにしてください。

2-2:内枠先行馬が有利

大井競馬 雨

不良馬場で積極的に狙いたいのは、内枠の先行馬です。
不良馬場のように馬場が酷い状態となると、枠順の有利不利がなくなります。

なぜなら、どこの馬場も荒れているので、どこを通っても同じだからです。

枠順による有利不利がなくなると、内枠有利という競馬の基本に立ち返る必要があります。
内枠でロスなく走るのが、好走のポイントになるのです。

特に、馬場状態が悪い不良馬場では、消耗戦となります。
スタミナをいかに温存するかが、上位に来るための条件となってくるのです。

さらに、内ラチ沿いをロスなく回るためには、前にいる必要があります。
差しや追い込みだと、前にいる馬を抜き去るために、外を回らされるケースが多いからです。

そのため、不良馬場のときは、ロスなく回ることができる逃げ・先行馬を狙いたいところです。

特に逃げ馬は前に馬がいないので泥を被ることがなく、精神的にも有利です。
天候が悪いときには、スタミナだけでなく、精神力の勝負にもなります。

馬によってはやる気を失ってしまい、最後まで本気を出さずに終わることもあります。
不良馬場では、スタミナ面と精神面で有利な内枠先行馬を狙ってみてください。

2-3:穴馬の活躍が目立つ

札幌競馬 雨 パドック

不良馬場は、やはり荒れる傾向にあるというのは間違いありません。
これは、多くの人が頭で理解していることだと思います。

しかし、その理由まではあまり考えたことがないのではないでしょうか。

不良馬場で穴馬が上位に来やすいのは、タイムが遅くなるからです。

例えば、2000mで1分58秒0がベストタイムだという馬がいたとします。
もう一頭、2000mで1分59秒8がベストタイムだという馬がいたとして、速く走れるのは間違いなく前者です。

競馬新聞などにもよく使われるスピード指数も前者の方が高くなり、人気をすることになります。

ところが、これはベストタイムなのでほぼ間違いなく良馬場での成績です。
なぜなら、良馬場が圧倒的に早いタイムが出やすいからです。

これが不良馬場になってくると、走破タイムも当てになりません。
スピードが出なくなってしまうので、後者の1分59秒8がベストタイムだという馬が逆転する可能性もあるのです。

このように、不良馬場ではタイムが遅くなるので、ベストタイムの遅かった馬にもチャンスが生まれます。
過去のレースでのタイムが遅いからといって、無視はできません。

不良馬場では穴馬も上位に来る可能性が高くなるので、高配当的中を狙いたいところです。

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3:不良馬場で狙いたい種牡馬

馬 顔

不良馬場では過去のデータでの予想が難しくなるため、血統面からアプローチすることも重要です。
特に種牡馬の産駒傾向を掴んでおくことで、馬場が得意かどうかの予想をすることができます。

そこで、不良馬場で積極的に狙いたい種牡馬について紹介していきます。

3-1:ルーラーシップ

ルーラーシップ パドック

芝レースの不良馬場において産駒成績が良いのが、ルーラーシップです。
ルーラーシップは父キングカメハメハ、母エアグルーヴという良血で、日本のG1は勝てませんでしたが海外G1のクイーンエリザベスⅡ世Cを制し種牡馬入りしました。

2019年まで7年連続で200頭以上の種付けをしている人気種牡馬で、菊花賞馬キセキを筆頭に多くの活躍馬を輩出しています。

ルーラーシップ産駒は芝の不良馬場で好成績を残していて、2017~2019年の馬場状態別成績を調べると、芝の不良馬場において連対率20.0%、3着内率36.7%と非常に優秀な成績です。

良馬場でも成績は残しているので、芝レースについては馬場不問と言えるかもしれません。

ルーラーシップの父であるキングカメハメハの産駒も、不良馬場の巧者が多いというデータもあります。
不良馬場では、キングカメハメハから連なる血統に注目です。

ルーラーシップ産駒を中心に、キングカメハメハが血統表に載っている馬に注目してください。

3-2:サウスヴィグラス

サウスヴィグラス パドック

ダートレースの不良馬場において注目したい種牡馬が、サウスヴィグラスです。
サウスヴィグラスは、「砂の短距離馬」として活躍したダート馬でした。

JBCスプリントや根岸Sなどの重賞レースを勝利したことがあります。

自身と同じようにダートの短距離戦での活躍馬を多く輩出していて、ダートレースでは無視できない種牡馬です。

サウスヴィグラス産駒はダートの不良馬場で好成績を残していて、2017~2019年の馬場状態別成績を調べると、ダートの不良馬場において連対率170.%、3着内率29.2%となっていました。

良馬場のときよりも良い成績なので、馬場状態が悪化したダートレースではさらに注目度が増します。
稍重や重馬場でも好成績を残しているので、ダートレースにおいては馬場状態を気にすることはありません。

距離適性の傾向として、自身と同じように1300m以下のレースで活躍する産駒が多くなっています。
1300m以下のダートレースで、馬場状態が悪いときにはさらに信頼度を上げてもいいかもしれません。

また、上位人気に指名された馬が、馬券に絡みやすいという傾向にあります。
軸としての信頼度が高いので、3連複や3連単での軸として押さえておきたいところです。

ダートレースでの不良馬場では、サウスヴィグラスを積極的に狙ってみてください。

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まとめ

競馬は雨や雪の日でも行われますが、馬場の水分含有量が増えると良、稍重、重、不良の4段階で馬場状態が変化します。
最も水分を含んでいる状態というのが、不良馬場です。

不良馬場では馬体重の重い馬、すなわり身体の大きい馬が苦戦する傾向にあります。
身体の大きい馬は跳びも大きいので、馬場状態が悪いと滑ってしまい上手く力を発揮することができません。

特に芝レースの場合が滑りやすく、馬体重の重い馬は苦戦しています。

また、不良馬場になると、馬場のどこを通っても同じになります。
それぐらい馬場が悪いので、内枠と外枠で言えばロスなく回れる内枠が有利です。

内ラチ沿いを走れる逃げ・先行馬は、さらに期待度が上がります。

芝の不良馬場でにおける注目の種牡馬がルーラーシップで、ダートの不良馬場の注目種牡馬がサウスヴィグラスです。
不良馬場でのレースで的中させるためには、このあたりの種牡馬の産駒を押さえておきたいところです。

不良馬場のレースでは穴馬が上位に絡むことも珍しくないので、高配当的中を狙った馬券で一攫千金を目指してくださいね。