東京開催の安田記念が終わると、ついに夏競馬のシーズンに突入です。
東京だけ開催が1週長いですが、6月12日から札幌競馬場が開幕!西は中京競馬場でのレースがスタートしています。
夏競馬と言うのは競馬界においてオフシーズン扱いとなります。
馬はそもそも暑い環境に適さない動物であり、この季節は放牧して秋に向けてリフレッシュする期間に当てることが多いです。
ただ、本格的にオフシーズンになるのは有名馬達で、夏競馬は新しい馬や新人のジョッキーと出会えるチャンスにもなります。
この記事では夏競馬で勝つために重要な5つのポイントについて解説していますので、最後まで読んで夏競馬だけの傾向と対策をしっかり身に着けてください!
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目次
夏競馬の5つの特徴
「6月までは当たってたのに、夏競馬になってから全く馬券がカスリもしなくなった」
「夏競馬は当たらないので、9月まで競馬はお休みします」
競馬好きな人の中でも夏競馬を苦手にしている人って結構多いです!
実際、私も競馬をやり始めた頃は、夏の回収率はボロボロでした。
その理由は、同じ中央競馬でも夏の開催と、通常の開催では、馬券の決め手となる重要ポイントが全く違うからです。
地方競馬と中央競馬で同じ買い方をしていたら絶対に当たらないのと同様、夏競馬の攻略ポイントをしっかり押さえておかないと、秋から始まるG1シーズンには、馬券購入費が乏しくなってしまいますよ!
それでは、夏競馬で気を付けるべきポイントを5つ紹介します。
夏競馬だけの特徴①:荒れやすい
夏競馬=荒れやすいってイメージを持っている人は多いのではないでしょうか?
G1ならば、ある程度上位人気馬を買っていれば当たったけれども、夏競馬では上位人気馬総崩れで、結構な配当が出るケースが多いです。
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重賞は荒れ気味
夏競馬=荒れるというイメージを象徴するのが7月に行われるG3函館記念でしょう。
昨年は馬連10万馬券という大荒れの結果で終わり、過去10年で1番人気が勝ったのは1度だけという難解なレース。
春開催まで、1番人気を軸に馬連かワイドを買っていれば、配当は低くても当たることが多かったのに、このレースでは1番人気から購入していると全くカスリもしない結果になります。
夏競馬の重賞で、実績上位の馬達が出てくるのは札幌記念からになります。そこまでは
上位人気と言えども、ずば抜けた存在の馬がおらず、人気が割れるので、どの馬を軸にしても、高配当を狙えるのが夏競馬の重賞の特徴になりますね。
新馬戦は固い決着が多い
重賞は荒れるイメージが強いですが、逆に夏競馬の時期から始まる新馬戦は固い決着が多いです。7月8月の新馬戦での1番人気馬の勝率、1,2番人気の連対率とも、春までの未勝利戦や条件戦と比べると非常に高いので、重賞とは逆に固い決着が多くなります。
夏競馬が難しいと言われるのは、荒れるレースと固いレースが混在していて、狙いが絞りにくいというのが一番の理由になりますね。
夏競馬だけの特徴②:キャンペーン
春までのG1シーズンと比べると、どうしても夏競馬は地味なイメージになります。
そんな夏競馬を盛り上げるために、JRAでは様々なキャンペーンを行っています。
2024年の夏競馬で開催のキャンペーンを紹介します。
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参照元:JRA
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夏競馬だけの特徴③:実績上位馬が休養中
夏競馬は荒れる傾向があると前述したときにも少し触れましたが、札幌記念まではほぼ抜けた存在の1人気馬が出ない可能性が高いです。
では、夏競馬ではどのような馬に注目すべきなのでしょうか?2つのポイントを挙げておきます。
夏競馬が得意な高齢馬
東の夏競馬「北海道開催」は3ヵ月かけて、函館競馬場→札幌競馬場と回ってきます。この二つの競馬場の芝は、本州の芝と違い「洋芝」と呼ばれる、通常よりも長い芝になります。
東京競馬場や中山競馬場の芝は丈が短く、軽い走りに向いたスピードが出るタイプになりますが、洋芝はヨーロッパの芝と同様、丈が長いので走るのにはパワーが必要になります。そのため同じ芝でも、札幌や函館では勝てない馬が出てくるのです。
比較的、夏は涼しい北海道ですが、それでも7月8月は炎天下の中でレースが行われます。
どんなに力がある馬でも、暑さが苦手な馬は、途中でバテたり、走る気を失くしてしまう可能性が高いです。
そこで信頼できるのが、毎年この時期に走っている古馬達。特に7歳8歳の高齢馬は、この開催で今年は最後になる馬も多いので、函館や札幌を目標に仕上げていることも多いです。
重賞でも7歳・8歳のベテラン競走馬の好走が目立ちますので、冬~春にかけては成績が悪かった高齢馬も、昨年の夏開催の結果を見直してみることが重要なポイントになります。
クラシック路線に乗れなかった3歳馬
ダービーやオークスの上位馬や、重賞勝利経験があって秋競馬でリベンジを狙う3歳馬は
この時期に休養していますが、クラシックレースで着外だった馬は、条件戦からの再スタートになります。
この馬達をどのように扱うかが非常に難しい!
ダービーやオークス、皐月賞といったG1に出走してはいますが、あくまでも世代間での対決、この夏競馬から上の世代のメンバーとの対決になります。
現在のクラシック世代のレベルが高いか低いか、実際、この夏競馬での3歳世代の成績を見なければわからないので、重賞に出ているからという理由だけで購入したら痛い目を見る可能性がありますので注意してください!
夏競馬だけの特徴④:若手ジョッキーに注目
春までのジョッキーの勢力図が一変する可能性があるのが、夏競馬。ローカル競馬場での若手ジョッキーのリーディング争いや、毎年北海道開催で調子を上げてくるジョッキーには要注意ですね。
北海道遠征が得意なジョッキーを狙え
引用元:日刊スポーツ
函館・札幌競馬場の開催では、クラシックを狙った有力な2歳馬がデビューします。2歳のデビューに合わせて、東西のリーディングジョッキーが北海道に遠征に来るので、毎年、この時期に爆発的に勝利を積み上げる騎手に注目しましょう。
函館開催で注目のジョッキーは池添謙一!
2020年の函館リーディングジョッキーは横山武志騎手、2019年は、藤岡佑介騎手、2018年はルメール騎手と毎年リーディングは入れ替わっていますが、確実に2位、3位と上位ランキングをキープしているジョッキーがいます。
それが北海道遠征を大得意としている池添謙一騎手ですね。
G1に強いというのはわかっていますが、函館競馬場でも連対率25%以上、複勝率30%以上の成績を毎年上げています。
この時期は、ルメール騎手が夏休みで騎乗していないという要因もありますが、函館競馬場のレースでは是非池添騎手に注目してみてください。
新潟競馬場は新人ジョッキーの登竜門
引用元:東京スポーツ
函館や札幌にリーディング上位の騎手が集まるので、重賞開催のない新潟競馬場や小倉競馬場は、新人ジョッキーがしのぎを削る場所となっています。
開催年 | リーディング | 勝利数 |
2019年 | 藤田菜七子 | 20勝 |
2020年 | 岩田望来 | 19勝 |
2021年 | 菅原明良 | 15勝 |
2019年の藤田菜七子騎手はデビュー3年目、2020年の岩田望来騎手はデビュー2年目で新潟リーディングに輝いています。今年の新潟競馬場夏開催はこれからですが、現在はデビュー3年目の菅原騎手が断トツのリーディング、今年も熱い若手ジョッキーの対決が始まります。
他の競馬場にはない、直線1000mというコースでは、コーナリングの駆け引きなどが、他のレースに比べて重要度が低くなり、勢いのある若手が台頭するケースが多いので、アイビスサマーダッシュを狙った馬が出走する条件戦でも若手は注目すべきですね。
リーディング上位ジョッキーと比べると、オッズが高くなる傾向があるので、馬券的にも美味しい存在です。
夏競馬だけの特徴⑤:2歳のデビュー戦開始
来年のクラシックを目指して、続々と2歳馬がデビューしています。
この中から来年のダービー馬が出るかもと考えると、馬券を購入しなくてもレースを見るのが楽しみになります。
この時期の新馬戦の狙い方について教えましょう。
良血馬に人気が集まる
競馬はブラッドスポーツと言われるので、血統は重要ですが、夏競馬の2歳戦は良血馬や、セリで高額がついた馬が単勝1倍台になるなど、極端に人気が集中する傾向があります。
当然、5馬身、6馬身の差をつけてデビュー戦を圧勝する馬もいますが、単勝1倍台の馬が飛んで、思わぬ高配当の馬券が出るのもこの時期の新馬戦の特徴です。
母が重賞勝ち馬といった馬や、兄弟が重賞勝ち馬というだけで人気になるような馬は、追切の状況や、当日のパドック、返し馬の状況を見てから購入することをおすすめします。
狙い目は早熟血統の馬
夏競馬の新馬戦で狙いたいのは、良血馬ではなく早熟傾向のある血統の馬です。
毎年函館や札幌でレコードを更新する馬が出現しますが、その馬が翌年のクラシックを制覇するのはレアケースなんです。
早熟な馬は2歳のこの時期から冬までがピークになるので、母や兄弟が早熟で陣営も2歳戦が得意な厩舎を狙っていきたいところですね。
■注目の重賞レース記事
夏競馬で儲ける4つの必勝テクニック
夏競馬は当たらないという風潮がありますが、実際はそんなことはありません。
むしろ勝ち方さえ分かれば、他のシーズンよりも回収率は抜群に良くなります。
ここでは、夏競馬を勝つためのコツを解説致します。
競馬場の特徴を掴む
函館競馬場や、新潟競馬場で行われるレースはあまり馴染みがないかもしれません。
新潟競馬場であれば、直線1000mが有利になります。
普通のレースは内側が有利が常識ですが、この特徴は抑えておいて損はありません。
函館競馬場は洋芝を使っており、普通の会場よりも葉丈が長く力強さが必要になります。
その為、会場の適正が顕著に現れるので、馬券の馬が本当に会場適正が合っているのか、確認するようにしましょう。
夏に強い騎手を追い続ける
夏競馬になると、騎手のランキングが一気に変わります。
普段から活躍している騎手を安易に選ぶのではなく、夏の成績を意識した騎手を狙いましょう。
また、地元の騎手を狙うのもひとつの手段です。
地元開催レースに決まって好成績を残す騎手もいるので、ぜひチェックしてみてください。
馬券の購入はボックスがオススメ
春や秋のG1シーズンならば、能力が突出した有名馬を軸に予想立てしますが夏競馬はそうもいきません。
ここで登場する馬は、はっきりした実力差がないことが多いです。
逆に考えると、人気が割れるので比較的配当が高い傾向にあります。
その為、自分の予想+1番人気馬のボックスという買い方でも、トリガミになる可能性は本当に少ないでしょう。
牝馬(メス)の成績が上がる
基本的には牡馬(オス)の方が成績が良いとされており、全体のレースデータを見ても間違いありません。
ただ、牡馬が成績が下がってくるのに対して、牝馬は夏の暑さに強く、反対に全体的な数値が右上がりになります。
夏は牝馬が強いという考えは正解です。
夏競馬の予想で知っておきたい注意点
夏競馬は稼げる反面、意外な落とし穴も潜んでいます。
これから夏競馬を楽しむ前に、その注意点を解説致します。
新馬戦には楽しむ程度に
新馬戦は固い決着が多い反面、新人騎手や会場適正の相性などで大きく順位を落とすことも珍しくありません。
新馬戦を楽しむのであれば、今後活躍する馬を検証したり応援したい馬を見つける機会にすることをおすすめします。
良血馬でもあっさり負ける
競馬はブラッドスポーツと言われるので、血統は重要ですが、夏競馬の2歳戦は良血馬や、セリで高額がついた馬が単勝1倍台になるなど、極端に人気が集中する傾向があります。
当然、5馬身、6馬身の差をつけてデビュー戦を圧勝する馬もいますが、単勝1倍台の馬が飛んで、思わぬ高配当の馬券が出るのもこの時期の新馬戦の特徴です。
母が重賞勝ち馬といった馬や、兄弟が重賞勝ち馬というだけで人気になるような馬は、追切の状況や、当日のパドック、返し馬の状況を見てから購入することをおすすめします。
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- 12月08日 中山04R 1,088,680円的中
- 12月01日 京都07R 908,050円的中
- 11月24日 東京03R 827,650円的中
- 11月17日 東京10R 977,280円的中
- 11月10日 京都10R 621,520円的中
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