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目次
1:競馬のパドックってなに?
競馬の予想では様々な要素が重要になってきますが、その中でもレース予想に大きな影響を与えるのがパドックです。
初心者の方は、パドックの重要性がわからないという方もいるのではないでしょうか。
パドックとは次のレースを走る馬が、観客席から見えるように周回することです。
競走馬を観客に見せることで、予想の参考にしてもらうのが目的となっています。
また、競走馬を落ち着かせるという役割もあり、馬にとってもパドックは重要です。
パドックには競馬予想において重要な要素が詰まっていますが、初心者の場合はどこを見るべきなのかわからないかもしれません。
そこで、競馬のパドックにおいて、押さえるべき7つの減点ポイントと12の見方を紹介します。
パドック予想で押さえるべき点を理解して、万馬券的中を狙ってみてください。
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2:パドック映像からできる7つの減点予想
パドックは、必ずしも現地で見る必要はありません。
競馬中継ではパドック映像が見られるので、映像でパドックの様子を確認することができます。
そこで、映像からでも確認できるパドックの7つの減点要素を紹介します。
パドックで減点となる要素をしっかりと理解していれば、人気馬を消すのにも役立つかもしれません。
自分の本命馬が本当に信頼できるのか、パドック映像から信頼度を予想することもできます。
これから紹介する7つの減点要素を理解して、的中率をアップを目指してください。
2-1:立蹄とベタ蹄
まず最初にパドックで確認したいのが、蹄の状態です。
蹄と一言に言っても馬それぞれの個性があり、蹄の状態によって向いている馬場と向いていない馬場があるのです。
馬の蹄を種類には大きく分けると2つあります。
それは、立蹄とベタ蹄です。
その違いは、名前のとおり蹄が立っているのか、ベタっと地面についているのかという違いになります。
立蹄の場合は芝レースの重馬場で力を発揮する傾向があり、逆にダートでは良馬場が向いています。
ベタ蹄の場合は立蹄と逆で、芝レースの良馬場とダートレースの重馬場が向いています。
この蹄の違いを理解しておくと、競馬予想でどの馬を中心にするのかも見えてくるでしょう。
2-2:レースに適した繋ぎか
パドックでは、出走馬の繋ぎを見るのも重要です。
繋ぎとは、馬の蹄から球節の間の部分のことです。
レースに関係ないと思っている競馬ファンも多いですが、実は繋ぎはレースに大きな影響を与えています。
繋ぎのどの部分をみるのかというと、角度と長さです。
角度については寝ている状態だと、芝の中長距離の良馬場に適性があります。
逆に立っている状態だと、芝の重馬場、短距離、坂のあるコースに適性があります。
繋ぎが長い場合には芝の中長距離に適性があり、短い場合には短距離、ダート、重馬場に適性がある点も覚えておいてください。
2-3:踏み込みの深さ
パドックでは歩く状態が見られるので、踏み込みの深さにも注目してください。
踏み込みが浅い場合には推進力が欠けている可能性があり、レースでもスピードを出すことができません。
パドックで踏み込みが浅い場合には、減点して予想をするのが賢明です。
2-4:気性
パドックは、気性を判断するのにも良い場所となります。
パドックで入れ込みをしている馬や落ち着きのない馬も珍しくありません。
気性に問題があると、実力があってもその実力を発揮できずに終わってしまいます。
競走馬の実力も重要ですが、気性も競馬予想において重要な要素の一つです。
パドックの映像から、競走馬の気性を判断して競馬予想に反映させてください。
2-5:口の出血
パドックの映像を見ていると、落ち着いて見えても実は入れ込んでいるというケースがあります。
そのようなケースでも入れ込みを判断できるのが、口の状況です。
落ち着いて見えていても実は口から出血していることがあり、その馬は冷静な状態ではありません。
レースになると暴れてしまって、体力を消耗して終ってしまいます。
落ち着いたように見えた馬でも、必ず口からの出血がないかを確認してみましょう。
2-6:馬具
パドックにおいては、馬具に注目するのも大切です。
馬具には気性を矯正する役割のものがあり、気性が悪い馬が馬具の装着によって激変するケースがあります。
前回まで馬具をつけていなかったのに、急に馬具をつけてきた場合には注意が必要です。
シャドーロールやブリンカーを装着することによって実力が発揮でき、前走で大敗していても急に1着となるケースもあるのです。
そのため、前回と比較して、馬具がついていないかもチェックしてください。
2-7:馬体重
競馬予想では馬体重も、重要な予想ファクターの一つになってきます。
馬体重が大幅に増減していると、何かしらの理由があると考えた方が良いです。
夏に馬体重が減っていると、夏バテや輸送によるストレスが考えられます。
逆に冬などは体重が増えやすいため、大幅に馬体重が増えてしまって実力を発揮できないこともあります。
ただし、馬体重だけでは全てを知ることはできません。
体重が増えていても、成長した分の体重増加であることも考えられるからです。
そのあたりは、パドックの映像を見ながら判断するのが賢明です。
パドックの映像と馬体重を比較して、調子に良し悪しを判断してください。
3:生でパドックを見る時は蹄鉄に注目!
映像ではなく、競馬場でパドックが見られるときには蹄鉄にも注目してください。
蹄鉄は、陸上選手のスパイクのような存在で、推進力に大きく影響を与えます。
レース中に蹄鉄が外れる落鉄によって実力を発揮できないこともあり、蹄鉄に異常がないかを見極めることも大切です。
生でパドックを見ることができる環境なら、蹄鉄に異常がないかを確認することも大切です。
4:パドック予想はTwitterのハッシュタグ「#パドック予想」をチェック
パドックでの状態を一人で判断するのは、とても難しいことです。
特に初心者の場合は、パドックでの判断ができないケースもあります。
そこで、Twitterを活用して、他人のパドック予想を参考にする方法もあります。
Twitterでは現地でパドックを見ている人もいて、生の情報を手に入れることができます。
パドック予想は、Twitterのハッシュタグ「#パドック予想」をチェックが可能です。
気になる方は、ハッシュタグ「#パドック予想」で検索してみてください。
葵ステークス パドック予想⑦アウィルアウェイ⑦⑪⑥⑨⑭#葵ステークス#パドック予想
— hr. (@Hr1105) May 25, 2019
5:パドック予想が見られるサイト4選
自分で予想するのではなく、パドック予想を他人に任せてしまう方法もあります。
そこで、パドック予想が見られる4つのおすすめサイトを紹介します。
5-1:ウマニティ
パドック予想が気になる方は、競馬予想SNS「ウマニティ」がおすすめです。
ウマニティでは様々な予想方法が公開されていますが、予想方法別でランキングをチェックすることができます。
パドック予想でのランキングをチェックすれば、信頼のできるパドック予想を知ることできます。
直前の状態をチェックする達人の予想を知ることができるので、ウマニティを活用してみてください。
5-2:パドック競馬予想のススメ~バカによく見えるこの馬~
パドック予想を中心としたサイトとしておすすめなのが、「パドック競馬予想のススメ~バカによく見えるこの馬~」です。
こちらはとにかくパドックを重要な予想ファクターだと考えて、パドックを細かく分析しているサイトとなっています。
良く見える馬から順番に重い印を打っているので、参考にして自分の予想に取り込んでみるのも良いかもしれません。
パドックの見方がわからないという初心者の方にもおすすめです。
5-3:パドックから最終決断するOL競馬予想
メインレース以外の注目馬を見たいのなら、「パドックから最終決断するOL競馬予想」がおすすめです。
こちらのサイトではメインレースに限らず、パドックで良く見えた注目の馬を紹介しています。
推奨理由や妙味度なども掲載されていて、予想の参考にしやすいサイトの一つです。
5-4:競馬チェック
パドックでの直前情報が知りたい方には、「競馬チェック」がおすすめです。
こちらのサイトではパドック直前情報として、1番人気のパドック診断が行われています。
1番人気のパドック情報を知ることで、取捨選択に役立ちます。
荒れるかどうかの判断にもなるので、穴党にとっても嬉しい情報です。
6:パドックの基本的な12つの見方
パドックは競馬予想において重要な要素ですが、見方がわからないという競馬ファンも珍しくありません。
そこで、パドックの基本的な12の見方について紹介します。
6-1:毛艶
パドックは競走馬の調子を見極める場所で、調子は毛艶からも判断できます。
調子が悪い馬は毛艶が悪く、カッコ悪く見えてしまうことがあります。
そのため、毛艶が良いかをパドックで確認することが重要です。
6-2:体型
パドックでは、馬の体型を見ることも重要です。
馬体重にあまり変化がなくても、重たそうな体型になっていることがあります。
馬体重だけでなく、パドックで体型をチェックすることも大切です。
6-3:繋ぎ
競走馬の推進力に繋がるのが繋ぎです。
繋ぎを見ることによって、長距離向きなのか短距離向きなのかを判断できます。
繋ぎが寝ている馬は芝の中長距離向きで、立っている馬は芝の短距離が得意です。
繋ぎを見て、競走馬の適性を見極めてください。
6-4:蹄
馬の蹄も、パドックで確認する必要があります。
蹄が立蹄なのか、ベタ蹄なのかでも適性を判断することができます。
ベタ蹄なら、芝の良馬場とダートの重馬場に向いています。
当日の馬場状況と出走馬の蹄を見て、馬券を組み立てるのも良い方法です。
6-5:歩様
パドックでは、歩様をチェックするのも大切です。
歩様が乱れていると、脚に不安を抱えているなどのケースが考えられます。
脚元に違和感がないか、歩様をチェックしながら判断するのも大事です。
6-6:踏み込み
パドックで周回をしている馬の踏み込みに注目するのもおすすめです。
踏み込みが浅い馬は推進力が欠けていて、スピード負けしてしまうことがあるからです。
踏み込みが深いと調子が良い証拠にもなってくるので、踏む込みの深さにも注目してください。
6-7:コズミの有無
パドックではコズミの有無をチェックするのも重要で、コズミとは筋炎や筋肉痛の俗称です。
人間でも筋肉痛があると、本来の実力を発揮できません。
それは、競走馬でも同じです。
コズミがあると歩様がスムーズでなく、ぎこちない歩き方になります。
コズミの有無を確認して、競馬予想をするのも大切です。
6-8:目
馬の目というのも、競馬予想において重要な予想ファクターになります。
「目は口ほどに物を言う」ということわざがありますが、競走馬の目を見ればやる気や落ち着きがあるかがわかります。
目が充血して真っ赤になっている馬は入れ込んでいることが多く、パドックの時点でスタミナを消耗しているのです。
目の充血ややる気の有無を判断できるので、パドックでは馬の目を見てみるのも良いでしょう。
6-9:耳
馬の耳を見るのもパドックでのポイントで、耳がキョロキョロとしているときには集中できていません。
特に臆病な馬は耳が激しく動いているので、レースでも集中できないことが多いです。
そのため、耳がしっかりと前を向いている馬を馬券の中心にしたいところです。
6-10:口
入れ込みを判断するのに重要なのは、馬の口です。
口に泡がついていたり、血がついていると入れ込んでいる可能性が高くなります。
パドックでスタミナを消耗しているので、特に長距離線では危険な馬ということになります。
6-11:便
パドックで便をする馬も多くいますが、便の状態も大事な予想ファクターです。
下痢をしている場合には体調が悪く、本来の力を発揮できません。
出走馬が便をしたときには、下痢をしていないかもチェックしてください。
6-12:馬装具
パドックで、馬装具をチェックする良い機会でもあります。
特にブリンカーやシャドーロールなどを装着した場合に、一気に変わり身が期待できるケースもあります。
気性が原因で力を発揮できていないときには、馬装具により実力を発揮できるようになることもあります。
前回と馬装具が変わっていないかをパドックでチェックするのも大切です。
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パドックの良し悪しで予想するのは難しい
パドックは、競馬予想において重要な要素の一つです。
ただし、パドックで全てを把握するのは困難です。
一流ジョッキーでもパドックを見て予想をするのは難しく、ベテランの競馬ファンもパドック予想に苦戦しています。
パドックの良し悪しを予想にするのは素人では困難ですが、自分なりのポイントを作ることによってパドック予想を簡素化することができます。
どのあたりをパドックで確認するのか、事前に決めておくことが大切です。
自分なりのパドックでのポイントを見出して、馬券の組み立てに役立ててください。