中央では初の3歳ダート重賞となるユニコーンステークス!
現在5年連続して勝馬が、その後ダートG1を制覇するという、まさにダート馬の登竜門。
今年は、ずば抜けた存在の馬はおらず、実力拮抗した難解なレースになっています。
そんな難解なレースを、ダート競馬得意なキサラギがズバリ予想しちゃいます。
5分程度で読み終える記事になりますので、最後まで読んで、ユニコーンステークスでがっぽり稼いじゃってください。
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日程 | 2023年01月29日 |
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情報名 | ミラクルレポート |
目次
1:ユニコーンステークスについて
東京競馬場1,600mダートコースで行われる、中央競馬でデビューしたダート馬にとっての初の重賞になります。
夏までの重賞はこのユニコーンステークスしかないので、ダート馬のダービーと呼んでも過言はないでしょう。
最近の5年間は特に勝馬のレベルが高いです。
引用元:日経新聞
開催年 | 馬名 | G1実績 |
---|---|---|
2015年 | ノンコノユメ | フェブラリーステークス制覇 |
2016年 | ゴールドドリーム | G15勝 |
2017年 | サンライズノヴァ | 南部杯制覇 |
2018年 | ルヴァンスレーヴ | G14勝 |
2019年 | ワイドファラオ | かしわ記念制覇 |
2020年 | カフェファラオ | フェブラリーステークス制覇 |
この流れを見ると、今年の勝ち馬が来年のフェブラリーの有力候補となる可能性が高いですね。ルヴァンやゴールドのような怪物がペールを脱いだのも、このユニコーンステークスから、今年のレースにも期待がかかります!
2:ユニコーンステークス【2021年】の出走馬とオッズ
6月18日 22時時点現在の予想オッズ
ルーチェドーロ | 牡3 | 56.0 | 戸崎圭 | 2.6 | 1人気 |
ゲンパチフォルツア | 牡3 | 56.0 | 木幡巧 | 4.2 | 2人気 |
ラペルーズ | 牡3 | 56.0 | ルメール | 4.5 | 3人気 |
ピンクカメハメハ | 牡3 | 56.0 | 北村宏 | 8.4 | 4人気 |
クリーンスレイト | 牡3 | 56.0 | 田辺 | 13.1 | 5人気 |
カレンロマンチェコ | 牡3 | 56.0 | 松若 | 15・6 | 6人気 |
スマッシャー | 牡3 | 56.0 | 坂井 | 19.6 | 7人気 |
ケイアイロベージ | 牡3 | 56.0 | 三浦 | 24.1 | 8人気 |
サンライズウルス | 牡3 | 56.0 | 藤井勘 | 24.8 | 9人気 |
ローウェル | 牡3 | 56.0 | 団野 | 24.1 | 10人気 |
プロバーディオ | 牡3 | 56.0 | デムーロ | 42.1 | 11人気 |
ティアップリオン | 牡3 | 56.0 | 内田博 | 62.8 | 12人気 |
ブラックアーメット | 牡3 | 56.0 | 津村 | 65.3 | 13人気 |
ヴィゴーレ | 牡3 | 56.0 | 丸山 | 66.1 | 14人気 |
サヴァ | 牡3 | 56.0 | 石川 | 117.3 | 15人気 |
イグナイター | 牡3 | 56.0 | 武藤 | 129.3 | 16人気 |
3:過去10年の傾向から見る2021年ユニコーンステークスの5つの傾向
・スピード能力の絶対値が高い馬が勝つ
・前走は最低でも掲示板内
・前走は兵庫チャンピオンシップ組が好成績だが
・東西対決は西の圧勝
3-1:人気上位同士の決着
ダート競馬は芝レースよりも荒れる要素が少ないです。
雨が降っても不良にならない限りは、スピード能力が高い馬が有利になりますし、テンのスピードがそれほど早くないので、1角のコース取りが激しくなり過ぎてオーバーペースになることも少ないです。
ユニコーンステークスも、毎年安定して上位馬が入着しており、荒れる要素が少ない重賞の1つとして挙げることができます。
過去10年で万馬券はゼロ。1番人気の連対率が60%、2番人気の連対率が50%ですから、穴党の方はこのレースをスルーした方がいいかもしれません。
3-2:スピード能力の絶対値が高い馬が勝つ
直線の長い東京競馬場ですが、ユニコーンステークスではスピードで押し切る先行タイプが断然の安定感があります。
最終コーナーで3番手以内の馬の連対率が50%近くですから、どんなに切れる脚を持っていても、最後方からのごぼう抜きといった展開は期待できなさそうです。
追い込み馬で勝ったのは、この10年で4角15番手から突っ込んできたノンコノユメだけでした。
3-3:前走は最低でも掲示板内
前走勝利している馬よりも、前走2着以下に負けている馬の方が勝率が高いという面白いデータがありますが、大敗した馬はさすがに用無し。最低でも掲示板内の着順が必須条件となります。
ちなみに、カフェファラオ、ゴールドドリーム、ルヴァンスレーヴといった、ここでダートの怪物としての一歩を踏み出した馬達も、ユニコーンステークスの前走では負けているというデータがあります。
3-4:前走は兵庫チャンピオンシップ組が好成績だが
中央での3歳初ダート重賞になりますが、地方では全日本二歳優駿をはじめとして、ダート重賞が開催されているので、地方競馬で重賞を経験している馬達の出走も多いです。
前走で一番好走しているのは、5月に園田競馬場で行われる兵庫チャンピオンシップ組。
今年は中央競馬のリプレーザとゴッドセレクションのワンツー決着でしたが、リプレーザはジャパンダートダービーへ直行、ゴッドセレクションはまだ出走未定のため、兵庫CS組の出走はないかもしれません。
その次に好走しているのが、3歳ダートオープンの昇竜ステークス、青竜ステークス組なので、今年はこの2レースの出走馬をチェックするのがいいでしょう。
3-5:東西対決は西の圧勝
東京競馬場で行われるレースですが、まさに西高東低の結果となっており、西の7勝、東は3勝と西の馬が圧勝しています。
西の馬にルメール、川田といったリーディング上位が乗ると、人気が集中しますがこの結果を見ると西の人気の馬には逆らう事はできなさそうです。
4:過去10年からわかる2021年ユニコーンステークスの注目馬3頭
・ゲンパチフォルツァ
・ルーチェドーロ
4-1:2021年ユニコーンステークスの注目馬1頭目:ラペルーズ
引用元:スポニチ
単勝1.8倍で圧勝すると思われた前走青竜ステークスで、まさかの出遅れ11着。鞍上はルメール騎手が決定しており、2戦連続して負けるとは思えません。
休み明けの藤沢厩舎は勝負に出ないと言われていることから、前走は度外視してもいい?今週の最終追切を見ての判断になりますが、同じ東京のヒアシンスステークスを圧勝しているので、やはりここでは頭1つ抜けた存在と言えるでしょう。
前走 | 青竜ステークス(東京) 11着 |
---|---|
人気 | 1人気 |
騎手 | ルメール |
脚質 | 差し |
東京経験 | 2戦1勝 |
4-2:2021年ユニコーンステークスの注目馬2頭目:ゲンパチフォルツア
引用元:報知新聞
前走の青竜ステークスでは6番人気の伏兵でしたが、見事な差し脚でOP勝ちをあげたゲンパチフォルツア。
ユニコーンステークスに出走する、ラペルーズやブラックアーメットにも勝っているので、ここでは1番人気かと思いましたが、勝負したことのないルーチェドーロの方が人気は上のようです。
人気の差は馬の差ではなく、木幡巧と戸崎の差でしょう。ダートでは信頼度抜群のヘニーヒューズ産駒ですから、木幡巧騎手の重賞3勝目をプレゼントしてくれる馬になる可能性は非常に高いです。
前走 | 青竜ステークス(東京)1着 |
---|---|
人気 | 2人気 |
騎手 | 木幡巧 |
脚質 | 先行 |
東京経験 | 3戦1勝 |
4-3:2021年ユニコーンステークスの注目馬3頭目:ルーチェドーロ
引用元:スポーツ報知
前走端午ステークスを快勝したルーチェドーロ。過去10年のデータから見ても、連対する可能性が非常に高い馬です。
問題は前走から1ハロン延びる距離に対応できるか?ということですが、昨年冬の全日本2歳優駿では3着に入っていることからギリギリこなせる距離ではないか?と思っています。
2歳夏に函館2歳ステークスで2着に入っていることから、スピード能力は出走メンバーの中でも断然上位。スタートから先行して持前のスピードを活かせるか?ってとこですね。
前走 | 端午ステークス(阪神)1着 |
---|---|
2人気 | 2人気 |
騎手 | 戸崎圭 |
脚質 | 先行 |
東京経験 | 初出走 |
5:データではわからないキサラギによる2021年ユニコーンステークスの展望
・全日本2歳優駿の出走経験は大きい
・1800m以上の勝ちが欲しい
5-1:馬格のある馬を狙う
勝ち馬の半数以上が体重500㎏前後の馬でした。一番小さいのがノンコノユメの440㎏。やはり、大型馬でパワーがあるタイプじゃないと、東京コースの1600を勝ち切るのは難しいのかもしれません。
ノンコのような小さい馬でも、後方から一気の末脚で勝つことはできますが、追い込みが決まりにくいレースなので、先行タイプで馬格のある馬を狙いたいです。
5-2:全日本2歳優駿の出走経験は大きい
前年の冬、門別で行われる2歳のG1「全日本2歳優駿」は中央、地方からダートが得意な馬達が集まる、レベルの高いレースです。
このレースに勝てなくても、レースの厳しい流れを経験したことが2歳馬にとって大きいのです。昨年は、ルーチェドーロが出走して3着に入賞しています。
5-3:1800m以上の勝ちが欲しい
馬格のところでも触れましたが、スピードだけではなく、パワーとスタミナも必要される東京1600のコースなので、できれば1800mを勝てるスタミナが欲しいところ。
伏竜ステークスの勝ち馬ゴッドセレクションが出走できなそうなので、1800オープンを勝っているのはゲンパチフォルツア1頭になります。
6:2021年ユニコーンステークスの予想
〇ゲンパチフォルツァ
▲ラペルーズ
△ケイアイロベージ
△サンライズウルス
7:キサラギによる2021年ユニコーンステークスの展望
今年はゴッドセレクションで決まりと思っていたのですが、出走しないようなので、本当に混戦!何が勝ってもおかしくないというレースになりそうです。
その中でも勝つ可能性が高いのは、距離には不安があるものの、鞍上戸崎騎手のルーチェドーロでしょう。対抗は迷いましたが、レディバグが出走しないので、対抗はゲンパチフォルツア。
前走の大敗から、立て直してくるラペルーズとケイアイロベージ、ダート得意な藤井騎手のサンライズウルスまで流します。